JPH0742485B2 - 粉末合金の押出し成形法 - Google Patents

粉末合金の押出し成形法

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JPH0742485B2
JPH0742485B2 JP61214818A JP21481886A JPH0742485B2 JP H0742485 B2 JPH0742485 B2 JP H0742485B2 JP 61214818 A JP61214818 A JP 61214818A JP 21481886 A JP21481886 A JP 21481886A JP H0742485 B2 JPH0742485 B2 JP H0742485B2
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JP
Japan
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powder alloy
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extrusion molding
powder
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正男 丸山
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C23/00Extruding metal; Impact extrusion
    • B21C23/02Making uncoated products
    • B21C23/04Making uncoated products by direct extrusion
    • B21C23/14Making other products
    • B21C23/147Making drill blanks

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、粉末合金の押出し成形法に関するものであ
る。
[従来の技術および発明が解決しようとする問題点] 粉末合金から製造されるものとしては、たとえば超合金
が知られている。超硬合金の用途としては、各種ドリル
等の切削工具や耐摩擦部品などが知られている。
ツイストドリルを粉末合金から製造する場合には、一般
に粉末合金を押出し加工などにより丸棒状に成形し、こ
れを焼結した後、ねじれた溝を削り出して製造してい
る。第5図に、このような従来の方法で製造されたツイ
ストドリルの一例を示す。第5図において、6はツイス
トドリル全体、7,8はねじれた溝として削り出されたフ
ルート、9,9a,9bは給油孔を示す。また、第6図は、第
5図のツイストドリルの先端を示す正面図である。
第5図に示されるように、給油孔9は、その先端部付近
で2つの給油孔9a,9bに分岐し、ドリルの先端部に通じ
ている。これらの給油孔も、フルートと同様に、丸棒状
の焼結体を機械的に切削加工することにより形成されて
いるものである。
切削加工中、給油孔9の中を通り、切削油が供給され、
この切削油は、先端部近傍の給油孔9a,9bから流れ出
る。この切削油によって、切削加工中に生じた切り屑が
ドリルの外側を通って排除される。また、切削油は、刃
先の温度を冷却する効果ももたらす。このように、切削
油の供給は切削加工に有用であるため、大量の切削油が
供給可能なように給油孔の断面積の大きいことが望まし
い。
しかしながら、給油孔は機械的加工で真直ぐに形成され
ているため、ドリルの先端に至るまでの途中の給油孔
(第5図の給油孔9に相当する部分)はドリルの軸中心
部に形成する必要があり、軸中心部付近はフルートが形
成されていることから、給油孔の断面の大きさには限界
があった。
ところで、直線状に形成された給油孔ではなく、第3図
に示す給油孔10,11のようなねじれた給油孔を形成する
ことができるとすれば、肉厚の周囲部分に給油孔を形成
することができるので、給油孔の断面を大きくし、さら
に先端までの途中の給油孔の数を複数にすることが可能
になる。
この発明の目的は、たとえば上述の捩じれた孔のように
成形体の長手方向の形状を変化させて成形加工すること
が可能な粉末合金の押出し成形法を提供することであ
る。
[問題点を解決するための手段および作用] この発明に従った粉末合金の押出し成形法は、ダイス型
を有する容器内に粉末合金を入れ、ダイス型から押出す
ことにより、ダイス型に対応した断面形状に粉末合金を
成形加工する粉末合金の押出し成形法において、ダイス
型から押出された粉末合金成形体を、その成形体の断面
の中心を軸にして回転させることによって押出し方向に
沿って螺旋状に成形することを特徴とする。
この発明の成形法では、粉末合金成形体の長手方向の形
状を螺旋状に変化させることができるので、最終製品に
近い形状で成形することができ、また切削加工や熱間加
工では付与することのできない複雑な形状を付与するこ
とができる。
[実施例] 第1図は、この発明の方法の一実施例を示す断面図であ
り、粉末合金成形体を押出し方向に沿って螺旋状に成形
する一例を示すものである。第1図において、ダイス型
2有した容器1内には、粉末合金4が入れられ、この粉
末合金4は容器1内に嵌め合わされたシリンダ3により
押付けられている。押付けられた粉末合金4は、ダイス
型2内の孔を通り外部に押出される。外部に押出された
粉末合金成形体5は、その断面の中心を軸に回転させな
がら押出される。
ここで、ダイス型について説明するため第2図を示す。
第2図は、第1図の実施例に用いられるダイス型を示す
正面図である。ダイス2には、突出部2cおよび2dが形成
されており、この突出部2c,2dにより、フルートに相当
する溝が粉末合金成形体に形成される。また、ダイス2
の中央に形成された孔の中には、丸棒2aおよび2bの一端
が配置されている。この丸棒2a,2bの他端は、ダイス型
または容器などに固定されている。この丸棒2a,2bによ
り、給油孔に相当する孔が粉末合金形成体に形成され
る。
ここで、再び第1図に戻りこの発明の成形法の実施例に
ついて説明する。以上説明したダイス型2の孔を通り押
出された粉末合金成形体5には、ダイス型の突出部2c,2
dに相当するフルートと、丸棒2a,2bの一端に相当する給
油孔がそれぞれ螺旋状にねじれて形成される。なお、こ
のような粉末合金成形体の移動量および移動方向は、NC
制御などによって制御することが好ましい。フルートお
よびねじれた孔の形成された粉末合金成形体を焼結し、
ツイストドリルに仕上げた状態を第3図に示す。
第3図において、6はツイストドリル全体、7,8はフル
ート、10,11は給油孔を示す。第4図は、第3図のツイ
ストドリルの先端を示す正面図である。第3図に示され
るように、給油孔10,11はフルート7およびフルート8
の間の陸部分に沿ってその中を貫通するよう螺旋状に形
成されている。給油孔10,11は、このように肉厚の陸部
分の中を貫通するように形成されているため、その断面
を大きくすることができる。また、先端に至るまでの途
中の部分をそれぞれ独立して形成させることができる。
このように。給油孔の断面を大きくし、しかも給油孔の
数を増やすことができるので、多量の切削油を供給する
ことが可能になる。
以上説明したように、この発明の成形法によれば、従来
の成形法では不可能な複雑な形状の孔を形成させること
ができる。また、粉末合金成形体の回転を所定の間隔で
行なうことにより、1つの成形体中にねじれた孔と直線
状の孔とを連続して形成することもできる。さらに、移
動量に対する回転速度を変化させることにより、フルー
トのねじれ角が部分的に変化した形状のツイストドリル
を成形することもできる。
なお、以上の説明ではツイストドリルを例示してこの発
明の押出し成形法を説明したが、この発明の押出し成形
法はドリルを製造するための成形法に限定されるもので
ないことは言うまでもない。
[発明の効果] この発明の粉末合金の押出し成形法によれば、粉末合金
成形体の長手方向の形状を螺旋状に変化させることがで
きる。したがって、実施例で示したねじれた孔などのよ
うに、焼結後の切削加工では付与することが不可能な複
雑な形状に成形加工することができる。
また、この発明の押出し成形法によれば、最終製品に近
い形状で成形加工することができる。したがって、この
発明によれば、材料のロスを少なくし、工程を短縮化す
ることができるため、従来に比べ製造コストを著しく低
減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す断面図である。第
2図は、第1図の実施例に用いられるダイス型を示す正
面図である。第3図は、第1図の実施例により製造され
たツイストドリルを示す斜視図である。第4図は、第3
図のツイストドリルの先端を示す正面図である。第5図
は、軸中心部に給油孔の形成された従来のツイストドリ
ルの一例を示す斜視図である。第6図は、第5図のツイ
ストドリルの先端を示す正面図である。 図において、1は容器、2はダイス型、3はシリンダ、
4は粉末合金、5は粉末合金成形体、10,11は給油孔を
示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイス型を有する容器内に粉末合金を入
    れ、ダイス型から押出すことにより、ダイス型に対応し
    た断面形状に粉末合金を成形加工する粉末合金の押出し
    成形法において、 前記ダイス型から押出された粉末合金成形体を、その成
    形体の断面の中心を軸にして回転させることによって押
    出し方向に沿って螺旋状に成形することを特徴とする、
    粉末合金の押出し成形法。
JP61214818A 1986-09-10 1986-09-10 粉末合金の押出し成形法 Expired - Lifetime JPH0742485B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6369904A JPS6369904A (ja) 1988-03-30
JPH0742485B2 true JPH0742485B2 (ja) 1995-05-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB8302951D0 (en) * 1983-02-03 1983-03-09 Metal Box Plc Continuous extrusion of metals

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