JPH10502581A - 改良された一体式の中ぐり及びねじ切り工具及び方法 - Google Patents

改良された一体式の中ぐり及びねじ切り工具及び方法

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Abstract

(57)【要約】 工具を交換する必要なく、面取り部及びカウンターボアを有する種々のねじが切られたボアを形成するための単体ボア形成及びねじ切り工具である。改良された工具は、所定の軸の長さを有し、基端部及び末端部を有するシャフトを有し、基端部に隣接して配置されるシャンクを有し、末端部に隣接して配置される穴形成要素を有し、ビットとシャンクとの間に軸方向に配置されるねじフライス部分を有する。穴形成要素は更に面取り形成面及び端部切削面を含む。開示された工具及び方法によって、工具を交換せずに異なる工具経路に沿って工作物に工具を連続的に軸方向に送り込むことによって、選択的に決定された異なる直径のボア部分を形成し、これによって面取り部、カウンタボア及びねじが切られたボアのような種々のボアの形成が可能になる。所望されれば、ねじフライスを用いてこのねじフライスを選択的に決定された螺旋状又は非螺旋状経路に沿って移動させることによって、一つ以上のボア部分がねじ切りされる。

Description

【発明の詳細な説明】 改良された一体式の中ぐり及びねじ切り工具及び方法 同時係属出願参考 本発明は1994年9月6日に出願された先願の同時係属出願第08/301 ,329号の一部継続出願である。 技術分野 本発明は中ぐり(ボーリング)及びねじ切り(スレッディング)用の切削工具 (切削バイト)(cutting tool)に関し、更に詳細には一体式工具、及び工具を用 いて異なる形状、サイズ及び特性の様々な面取り部(食付き部、チャンファ)、 カウンタボア(深座ぐり)及びねじが切られるボアを有する穴を、所望されるよ うに工具を変えずに生成する方法に関する。 背景 ねじが切られた穴及びボアは最も多くは多数の工具を用いて作成され、典型的 には、次の工具の中心を構成し、第1面取り部を作成するためのセンター又はス ポットドリルと、コアホール(心穴)又はボアを作成するためのドリル、カウン タボア形成工具、及び穴をねじ切るためのタップ(ねじ切り工具)を含む。最初 の3つの工具を連結して、複数の直径を工具の研削に組み入れることにより面取 り部、カウンタボア及び穴を作成する特別なドリルは公知である。しかし、この ような工具の形状は複雑であり、一般的に製造及び再研削コストが高い。カウン タボア及び面取り部の直径が工具にはめ込まれるので、それらは広範に使用する ことはできない。同様にボアの部分の相対長さ及び工作物中に作成される穴の長 さも工具の予め決められた対応する部分の長さに依存する。 ドリル溝部中にはめ込まれるねじフライスを有する他の工具は公知であり、穴 及び面取り部を掘削後、ねじ部を同じ工具を用いてフライス削りすることができ る。しかしながら、これらの工具は、作成された物理的工具の単数又は複数の断 面からの長さ、直径又はねじピッチの変更部分を有する穴を作成することができ ない。さらに、その工具の面取り形成部分はアセンブリの背面に配置され、面取 り部が形成される前に全深のボアを必要とするために、穴は予め決められた深さ に限定され、また面取り部は予め決められた直径に限定される。 更に、延性材料を掘削する場合、破壊しづらい連続的なチップが形成されるこ とがよくある。このような長いチップは固まり、他のチップとからみ合い、及び /又は工具に巻きつくことがあり、これらは次に処理が困難な「鳥の巣」を作成 し得る。従って、工具の寸法的な限界とは識別され、チップの処理問題を減少す る長さ、特性、及び直径が変わる穴を作成できる改良された単体の中ぐり及びね じを切る工具に対する要求が存在して得る。 発明の概要 本発明の目的は上記記述した問題、及び長さ、直径、形状及びねじ切りが変わ る穴を単一工具を用いて作成することの欠点を取り除くことである。 また、本発明の目的は工具交換の必要なく、様々なボア、カウンタボア、及び 面取り部を選択的に提供できる単体工具を提供することである。 本発明の別の目的は、単に工具パスを変更することにより、直径、深さ、及び 形状が広い範囲にわたるカウンタボア及び面取り部を有する穴を作成しねじを切 ることができる単体回転工具及び方法を提供することである。 本発明の更に別の目的は、組合せ中ぐり工具(バイト)を使用してねじが切ら れた穴を作成するための簡便な設計を提供することであり、それによりその工具 は容易で、製造及び再研削コストが安価となり、また工具交換を繰り返さずに組 合せマシン動作が可能になる。 本発明の更なる目的は以前から産業界で知られているチップ処理問題を無くす ことである。 本発明の更に別の目的は、ボア特性の順序および相対サイズの選択的な変更が 可能になる単体工具を提供することである。 また、本発明の目的はピッチが変わる雌ねじ又は雄ねじを作成するために使用 される組合せ中ぐりツーツのための簡便な設計を提供することである。 更に本発明の目的は、角度が変わる面取り部を有する穴を作成しねじを切るこ とができる単体回転工具及び方法を提供することである。 本発明の一態様によれば、改良中ぐり及びねじ切り工具が提供され、その工具 が予め定められた軸方向長さのシャフトと基端部及び末端部を有し、末端部は穴 形成要素を具備している。穴形成要素は、好ましくは、末端部と隣接する面取り 形成面、その面取り形成面の軸方向に後ろのカウンタボア形成面、及びカウンタ ボア形成面と基端部との間に配置されたねじフライスとを具備する。面取り形成 面は、角度が変わる面取り部を形成できるように好ましくは形状が凸状である。 ねじフライスは好ましくは、軸方向に位置合わせされた一列以上の歯を具備する 。カウンタボア形成面は、ねじフライスの有効外径よりも実質的に大きいかそれ と同じ有効外径を有する。 他の実施の形態は、ねじフライスの有効外径よりも僅かに小さい(例えば、0 .001インチ)カウンタボア形成面を有してもよい。 改良された中ぐり及びねじ切り工具を使用して、工作物中にねじが切られる又 はねじが切られないボアを製造することができるので、別個の直径及び深さを有 する少なくとも2つの穴部分がある。例えば、得られたねじが切らるたボアは、 所望されるように、工具の交換の必要なく別個の深さ、中心軸及び直径の面取り 部及びカウンタボアを有し得る。本発明は、好ましくは三軸制御で数値制御マシ ンで実施され得る。選択的に決定された直径及び中心軸を有する第1ボア部分は 、穴形成ビットを用いて工作物中に、ビットを工作物中に軸方向に送り、ビット を数値制御マシン工具により選択された第1半径を有する選択的に決定された第 1工具パスに進めることにより、作成される。非円形ボアが望ましい場合、第1 工具パスを適切に変更してそのようなボアを作成してもよい。 第2ボア部分は、第1ボア部分の直径と異なる直径及び中心軸を用いて工作物 中に作成され得る。同様に、第2ボア部分は穴形成ビットを用いて、ビットを軸 方向に工作物中に送り、ビットを数値制御マシン工具を用いて選択的に調整され た第2半径を有する選択的に決定された第2工具パスに進めることにより、作成 される。 このプロセスを望ましい回数だけ繰り返し、可変ボア輪郭、有効内径、深さ、 及び位置合わせとボアとのほとんど無限の組合せを作成することができる。同様 に、ローブカウンタボア等のような非円形ボアもまた、適切な工具パス修正によ り工具の軸方向送りを用いても用いなくても形成することができる。ねじ部は、 数値制御マシン工具を用いて適切なねじ半径に沿って選択的に決定された螺旋状 パス中に工具を移動することにより、ねじフライスを用いてあらゆるボア部分の 壁内に生成され得る。複数の食付きねじ部(リードインスレッド)を、それぞれ の数の食付きねじ部が形成されるように1つ置きに歯又は複数の歯が除去された ねじフライスを用いて生成することができる。例えば、1つ置きに軸方向ねじ切 り歯が取り除かれる場合、2つの食付きねじ部を有するねじが切られるボアを形 成できる。歯が2つ置きに除去される場合、3つの食付きねじ部を有するねじが 切られるボアを形成することができる。 本発明の更に他の態様によれば、ねじフライスが少なくとも1つのねじ切り歯 を有する改良された中ぐり及びねじ切り工具が提供される。ねじフライスが1つ 以上の歯を有する場合、ピッチが変わるねじを形成できるように全部の歯はねじ フライスの同じ軸方向位置に配置されなければならない。この実施の形態もまた 穴形成要素を有し、面取り形成面及びカウンタボア形成面を具備してもよい。カ ウンタボア形成面は好ましくはねじフライスの有効外径よりも実質的に小さい有 効外径を有する。この実施の形態は概して、ねじ部を有するボア部分が1つの動 作で形成されること以外は上記記述した方法と同じ方法で用いられる。例えば、 ねじが切られるボア部分は概して、ねじフライスを工作物中に軸方向に送り込む ことにより形成される。この動作は、ボアとボア部分内の一連のラフなねじ切り の両方を行う。その理由は、ねじフライスの有効外径が穴形成要素、面取り形成 面、及びカウンタボア形成面の有効外径よりも大きいからである。次に、ねじ部 は、工具を、工具が入ったのと同じパスに沿ってねじが切られるボアから引き戻 すことにより仕上げられる。ピッチが変わるねじ部は、工具の送り速度を単に変 更することでこの工具により形成される。 雄ねじも、工具を工作物の中心軸に対して所与のねじ切り外径を有する螺旋状 のラフなねじ切りパスに沿って送ることにより工作物に本発明の工具を用いて形 成され得る。ねじ部は、螺旋状のラフなねじ切りパスを逆に引き戻すことで任意 に仕上げられる。同様に、ピッチを変更するねじは、単に工具の送り速度を変更 することによりこの工具で形成され得る。 図面の簡単な説明 本明細書は本発明を特に指摘し明確に請求する請求の範囲によって完結するが 、添付図面に関連して行われる以下の記述からもより理解されるであろう。 図1Aは、本発明に従って形成された改良された中ぐり及びねじ切り工具の断 側面図である。 図1Bは、本発明の改良された中ぐり及びねじ切り工具の別の実施の形態を例 示し、図1Aに示されたものに類似するが、修正された凹形穴形成要素を示す。 図1Cは、本発明の改良された中ぐり及びねじ切り工具のまた別の実施の形態 を示し、凸形穴形成要素を例示する。 図1Dは、本発明の改良された工具の更に別の実施の形態を示し、凸形に湾曲 した食付き形成面とカウンタボア形成面との組み合わせを例示する。 図1Eは、本発明の別の実施の形態を示し、修正された穴形成要素を例示する 。 図1Fは、本発明の改良された工具の別の実施の形態を例示し、食付き形成面 は部分的に凸形に湾曲した形状である。 図1Gは、本発明の改良された工具の更に別の実施の形態を示し、カウンタボ ア形成面はねじフライスの有効外径よりも小さい有効外径を有し、ねじフライス は同じ軸位置に配置された二つのねじ切り歯を有する。 図1Hは、本発明の改良された工具のまた別の実施の形態を例示し、ねじフラ イスの軸方向の列の歯は複数の食付きねじ切りのために一つ置きに除去されてい る。 図2A−Eは、ねじが切られたボアを形成する図1Aの改良された工具の種々 の処理ステップを例示する一連の概略図である。 図2Fは、図1Fの改良された工具を使用して形成されためねじの概略図を例 示する。 図2Gは、図1Fの改良された工具を使用して食付き部及びカウンタボアを同 時に形成することを例示した概略図である。 図3A−Jは、本発明の工具及び方法によって形成される例示的なねじが切ら れていないボアの概略側面図を示す。 図4Aは、工具が穴形成ビットの直径に等しい直径を有するボアを形成する場 合にx−y平面に形成される典型的な工具経路の平面図である。 図4Bは、工具が穴形成ビットの直径よりも大きな直径を有するボアを形成す る場合にx−y平面に形成される典型的な工具経路を例示した平面図である。 図4Cは、ボアにねじを形成する工具の典型的な工具経路を示した平面図であ る。 図4Dは、特注の形状のボアを形成する工具の例示的な非円形工具経路を示す 平面図である。 発明の詳細な記述 同一番号は一貫して同じ要素を示す図面を詳細に参照すると、図1A−Hは、 本発明の改良された中ぐり工具及びねじ切り工具10の例示的な好適な実施の形 態の概略例を示す。工具10はシャフト15を有し、該シャフトは基端部(例え ば20)及び末端部(例えば30)を有する所定の軸方向の長さを有する。基端 部20は、中ぐり装置又は他の工作機械のクランプジョー又はチャックに挿入す るためのシャンク40を有する。シャンク40に隣接し且つ該シャンクの軸方向 前方にあり、更に末端部30の後方にあるのはねじフライス部分50であり、こ の部分は軸方向に列状に並んだ一つ以上のねじ形成歯60を有する。しかし、図 2F及び2Gの実施の形態に関して示されるように、本発明の工具には単一の歯 が設けられてもよく、この歯によって単一の工具による種々のねじのピッチの形 成が可能になる。本発明に従って形成された幾つかの工具では、工具10にはね じフライス部分50にねじ形成歯が形成されない。これはあまり好ましくないが 、ボアはねじフライス歯が工具に設けられるか否かに関わらずねじを伴って又は ねじなしで形成され、適合性を最大にするためには一つ以上の歯が好ましい。 穴形成要素70は、ねじフライス50に隣接し且つ該ねじフライスの軸方向前 方の工具10の末端部30に配置されることが好ましい。穴形成要素70はセン ターカットを行うことが好ましい端部切削面(end cutting surface)80を有す る。全ての端部切削面80には特に小半径の穴をフライス削りしたりドリルした りする場合のチップ処分のための適切なチップガレット(図示せず)が設けられ ることが好ましい。また、穴形成要素70は、端部切削面80に隣接し且つ該端 部切削面の軸方向に後方に配置される面取り形成面100及び面取り形成面10 0に隣接し且つ該面取り形成面の軸方向に後方に配置されるカウンタボア形成面 110を含み、所望の面取り部及びカウンタボア部分を形成する。 理解されるように、図1Aの工具のほぼ平坦な端部切削面80は穴の使用可能 なねじの深さを最大化させる。図1Bに示される別の実施の形態は凹形の端部切 削面80を有し、この面は、特に工具の外径にほぼ対応する半径を有する実質的 に螺旋状の工具経路でフライス削りする際に、工具10の撓みを最少化させる。 図1C−1Fは工具10の別の実施の形態を例示し、延性材料を切削する際に優 れたチップコントロールを提供する凸形表面切削面80を有する。理解されるよ うに、凸形表面は湾曲した表面(例えば、図1D、F及びH)、明確に角度が付 けられた表面(図1C、E及びG)又は種々の表面構成又はその組み合わせを有 し得る。 図1A−Hは、端部切削面80に隣接し且つ該端部切削面の軸方向に後方に配 置されることが好ましい工具10の面取り形成面100を示す。図1D及び1F は工具10の別の実施の形態を例示し、この実施の形態では種々の角度の面取り 部の補間を可能にするために凸形に湾曲された面取り形成面100を有する。特 に、このような構造によって、種々の構造及びサイズの面取り部を提供し、機械 の経路制御能力によってのみ制限される面取り形成面が提供される。しかし、形 成される表面は幾らかスカラップ形であるため、図1Dの実施の形態の螺旋回転 当たりの軸方向の送り込み速度は面取りされた面の輪郭トレランスによって制限 される。図1Eは工具10の別の実施の形態を例示し、この工具は一体化した面 取り形成面(例えば、100)を含む端部切削面80を有し、可能な限りで最大 の送り込み速度を提供するが、この端部切削面80は穴の最大深さ、使用可能な ねじ又はチップ形成の問題のような仕様のために適切ではない。 従って、工具10の利点は、図1D及び1Fに示されるように、面取り部の形 状が予め設定されないことである。例えば、単一の又は複数の面取り部は単一の 角度、複数の角度又はカーブした角度を有するように形成される。また、面取リ 部は例えばほぼ円形、長円形又はトリローブ(trilobed:三葉)のような明確な 形状で形成され得る。工具10が単一の面取り角を形成するために使用される場 合、面取り形成ランド100を特定の角度だけ再研磨することによって、面取り 部形成プロセス中に工具経路に沿った回転当たりの最大軸方向送り込みが可能に なる。工具が特定のアプリケーションのために専用で使用されることが想定され る場合、(図1A−C、E及びG)に例示されるように)所定の面取り形成角を 有するビット70を形成することが好ましい。 図1A−Hは本発明の改良された切削工具10を示し、この切削工具は面取り 形成面100に隣接し且つ該面取り形成面の軸方向後方に配置されるカウンタボ ア形成面110を有する。理解されるように、カウンタボア形成面110の軸方 向の長さ(1)によって工具を用いてカウンタボア又は穴を形成する場合の螺旋 回転当たりの軸方向の送り込みが有効的に制限される。カウンタボア形成面10 0の軸方向の長さが長くなるとそれに対応して送り込みの最大速度も増大するた め、説明されるようにねじ切り過程中に仕上げられたねじが切られたボアの底部 に形成されるアンダーカット又はリリーフの軸方向の長さ(例えば、図2Eに示 される長さu)も増大する。好ましくは、(例えば、図1A及びBに例示される ように)ねじフライスの軸方向の長さMは、ボアが形成されるために所望される 使用可能なねじの最大深さに等しいかそれよりも長くなければならない。ねじフ ライス50は軸方向に列状に並んだ一つ以上の歯60を含むことが好ましい。図 1Gに最も良く示されるように、別の実施の形態では、軸方向の列に沿った歯6 0は除去されて複数の食付きねじ部が形成されることが想定される。好ましくは 、(図1Cに例示されるように)シャンク40の直径Dは、工具の全体的な材料 コストを最少化し工具の使用適合性を最大化するためにねじフライス50の直径 に等しいかそれより小さい。しかし、カウンタボアの深さが考慮され、工具10 の長さ対直径の比が(強度及び剛性のために)所望されないものである場合、シ ャンク40の直径Dは適切に拡大される。図1A〜1Fに最も良く示されるよう に、工具10はカウンタボアの外径d1を有し、これはねじフライスの外径d2よ りも大きいか又はほぼ等しい。 図1Gに例示される工具10は、ねじフライス50及びカウンタボア形成面1 00を有し、この表面はねじフライス部分の外径d2よりも小さな外径d1を有す る。また、この実施の形態は少なくとも一つのねじ切削歯60を含み、工具上の 同じ軸方向の位置に配置される二つのねじ形成歯を有するものとして例示される 。ねじフライスが一つ以上の歯を有する場合、全ての歯はピッチが変化するねじ が形成され得るように、ねじフライスの同じ軸方向の位置に配置されなければな らない。図面には例示されないが別の実施の形態は、少なくとも二つのねじ切り 歯を有するねじフライスを有し、第1の歯はカウンタボア形成面に隣接し第2 の歯は第1歯の軸方向後方にある。第1歯の輪郭がやや小さい(約0.05イン チ)場合、ピッチは小さなサイズの1/2だけ変化し得る(例えば、0.05イ ンチのサイズは0.025のねじのピッチの偏差を許容する)。次にねじフライ スは螺旋パターンで工作物に軸方向に送り込まれ、ボア壁部の所望の部分に沿っ てねじを形成することができる。ボアをねじ切りするこの実施の形態の使用によ って時間はかなり消費されるが、ねじ山の角度(例えば、60°)は同じである ため、一つの工具で別個のピッチを形成する。従って、単に軸方向の送り込み速 度を変化させることによって、この別の実施の形態を用いて同じ工具で異なるピ ッチが形成され得る。 本発明の工具10は全てのタイプのボア(即ち、スルーボア、ブラインドホー ル等)を形成するために使用されるが、図2A−Fは、図1Aに関して例示され 述べられたような工具10で工作物に面取り部、カウンタボア及びねじが切られ たボアを有する例示的なブラインドボア又はホール形成するために使用されるス テップを例示する。工具10の動作を制御する適切な手段は当該技術分野の技術 者によって選択され得るが、好ましくは三軸数値制御マシーン(図示せず)が使 用される。数値制御マシーンは幾つかの所定の工具経路及びコントローラに保存 された操作プログラムを有するようにプログラミングされるか、或いは人間によ る制御が使用されて機械加工動作前又は動作中に品質制御データを入力する。適 切な制御装置は当該技術分野の技術者によって決定されて使用され、手で握る中 ぐり装置の人の手による動作を含む。更に、工具10は当該技術分野の技術者に よって選択されたクイックチェンジ工作機械で使用される。このようなクイック チェンジ工作機械によって、より大きな機械加工動作の一部としてマルチタスク 中ぐり動作が可能になる。動作中に工具の取替えが殆ど必要されないため、実質 的なコスト削減は工具10のマルチタスク機能の結果である。 図2Aに示されるように、例えば、第1ボア部分又は面取り部120は面取り 形成ランド100によって形成され、工具10を長手方向の軸Lを中心に回転さ せ、面取り部中心線Cを中心とする半径r1を有する経路に沿って工具を工作物 に向かって軸方向に送り込むことによって形成される。面取り部120の深さ及 び直径は制御手段によって選択的に制御され得る。図2Bに示されるように、カ ウンタボア130は、カウンタボア形成ランド110を経路に沿って軸方向に送 り込むことによって形成され、この経路は面取り部120を形成するために使用 される半径r1と異なる半径r2を有する。カウンタボア130の深さは選択的に 決定され、好ましくは数値制御マシーンによって制御される。 当該技術分野の技術者に容易に理解されるように、非円形ボア及び面取り部も 工具10を利用してこの工具を工具の軸に垂直な非円形工具経路に移動させるこ とによって形成される。種々の深さの非円形ボアは工具を工作物に軸方向にイン デックスすることによって形成される。例えば、この方法は楕円形ボア、トリロ ーブボア又はキー溝が付いたボアを形成するために使用される。トリローブボア 又はカウンタボアを形成するために利用される例示的な非円形工具経路は図4D に例示される。更に、図3Jに示されるように、少なくとも一つの非同軸ボアは 工具10によって形成される。 図2Cに示されるように、ボア140は、同じ工具10を用いてこの工具10 を工具経路の所望の深さまで軸方向に送り込むことによって形成され、この工具 経路は面取り部120及びカウンタボア130を形成するために使用される工具 経路の半径(例えば、r1及びr2)とは異なる半径r3を有する。半径r3がr2 と同じ場合、カウンタボア130及びボア140は明らかに同じ直径を有する。 図2Dに例示されるように、ボア140の少なくとも一部は、工具10をボア1 40から所望のねじのピッチの約1.5倍だけ中に入れることによって同じ工具 10でねじが切られる(ねじが切られたボア150)。工具経路の所望の螺旋状 経路及び半径(r4)は所望のねじ(例えば、長手方向の長さ、ピッチ、深さ等 )を形成するように選択され、ねじフライス50は、軸1を中心に工具10の少 なくとも1回転分及び好ましくは約1〜1.5回転分だけボア140の螺旋 状経路に送り込まれる。図2Eは単体工具10によって述べられた方法で形成さ れた完成したねじが切られたボアを示す。一つ以上の食付き(又はスタートイン )ねじ部が所望される場合、工具10はボア部分の中心軸を中心に割り出され、 食付きねじ部はボア部分の内径に対して等しく割り出される。例えば、二つの食 付きねじ部が所望される場合、工具10はボア部分の中心軸に対して180°割 り出され、上記に述べられた螺旋状ねじ形成ステップは一度繰り返されるため、 二つの食付きねじ部が形成される。或いは、図1Gに例示される工具10の実施 の形態は、本明細書中で述べたように、追加の食付きねじ部が所望される毎に工 具10を割り出す必要なく、少なくとも二つの食付きねじ部(図示せず)が単一 のねじフライス動作で形成されるように置き換えられる。当該技術分野の技術者 に理解されるように、工具10は単一のねじ形成歯又は複数のねじ形成歯のどち らを有するかに関わらず、このように複数の食付きねじ部を形成するために使用 され得る。処理ステップの正確な順序は幾らか変化され得ることに注目されたい 。例えば、ボア140、カウンタボア130及び食付き部120を形成する順序 は所望されるように再構成される。 図2F−Gに最も良く例示されるように、図1Gに例示されたような工具10 の好適な実施の形態はボア内にねじを形成するためにも使用される。ボア140 及び仕上げねじ部150は工具10を工具経路に所望の深さだけ螺旋状に送り込 むことによって形成され、この工具経路は、面取り部120及びカウンタボア1 30を形成するために使用される工具経路の半径(例えば、r1及びr2)とは異 なる半径r3を有する。カウンタボア形成面110の最も大きな有効外径(例え ば、d1)はねじフライス50の最も大きな有効外径(例えば、d2)よりも小さ いため、カウンタボア130の深さはカウンタボア形成面110の高さhによっ て制限される。歯60は穴形成要素70よりも直径が大きいため、図1Gの工具 10を螺旋状に送り込む動作によって、仕上げねじ部150のボア及び荒いねじ 部の両方を同時にフライス削りする。工具10を送り込んだ経路と同じ経路に沿 って引き出すことによって、歯60は仕上げねじ部150を形成する ための”仕上げパス”を提供する。 面取り部120及びカウンタボア130は、ボア140のフライス削りの前又 は後に単独で又は同時に形成される。図2Gは工具10を利用して面取り部12 0及びカウンタボア130を同時に形成することを例示する。面取り部120及 びカウンタボア130は円形又は非円形であり、これらのボアが形成された工具 経路によってのみ制限される。工具10のこの実施の形態及びねじフライス及び ボアフライスを組み合わせた方法は、所望のピッチ及び外径のねじを形成するた めに工具10を工作物の軸を中心に螺旋状に移動させることによって、スタッド 又はボス(図示せず)のような工作物におねじを形成するために使用される。或 いは、工具10の螺旋状送り込み速度がねじのピッチと同期しており、工具10 は所望のねじのピッチの長さの約1.5倍だけ軸方向に送り込まれる場合、図1 Aから1Hに例示されるような工具10の実施の形態は、工作物におねじを形成 するためにも使用され得る。 図3A−3Jの例は、以下に実施されるボア特徴の順序及び組み合わせの実質 的に制限されないバリエーションの例として意図される。本発明の工具の別の主 要な利点は、ねじフライス構造50の正面に穴形成要素70を含み、この要素に 隣接して面取り形成面100を配置することである。この構造によって、工具1 0は工具を変えずにマルチ機能ボアを形成するために使用されることができ、従 来通りの基部に取り付けられた面取り形成構造に接近するために十分な深さを有 するボアがなくても異なるサイズ及び形状の面取り部が設けられる。好適な実施 の形態では、前方に配置された端部切削面80、面取り形成面100及びカウン タボア形成面100(例えば、図1A−1H参照)の組み合わせは、本発明の工 具及び方法に対する実質的に制限のない適合性及び適用性を提供する。 図3A−Jは単に本発明の方法を使用して単体工具10で形成される例示的な 種々のブラインドホールを示す。各ボアは三つ全ての特徴、即ち、面取り部、カ ウンタボア及びねじが切られたボアを有する必要はなく、このような特徴の配置 の順序は工具を変える必要なく変化し得る。同様に、各特徴は同じボアで複数回 起こり得る。従ってボアが要求されるアプリケーションに応じて多くの組み合わ せが生成され得る。理解されるように、ボアのアンダーカット端部uは対称的に は見えない。これは、ねじフライスが約1.5回転で螺旋状経路を回転する好適 な実施の形態のねじ切り方法による。 図3Aは、面取り部120a、カウンタボア130、食付き面取り部120b 及びねじが切られたボア140を有するねじが切られたボア140を開示する。 この組み合わせは、図2A−2Eに関して上記に述べられたものである。図3B はカウンタボア130、それに引き続いて食付き面取り部120B及びねじが切 られたボア140を示す。図3Cは面取り部120a、カウンタボア130及び 食付き面取り部120bを有するねじが切られたボア140を例示し、ねじが切 られたボア140の有効外径bはボアの他の部分(例えば、カウンタボア130 )の外径Bよりもやや小さい。図3Dは面取り部120a、カウンタボア130 及び食付き面取り部120bを有する大きな直径のねじが切られたボア140を 示す。図3Fは面取り部120a、カウンタボア130及び食付き面取り部12 0bを有するねじが切られたボア140を開示し、カウンタボアの軸方向の長さ Nは前の例に示されたものよりも比較的長い。図3Gは面取り部120a、カウ ンタボア130及び食付き面取り部120bを有するねじが切られていないボア 140を示し、カウンタボアの直径Bはボアの直径bよりも大きい。このボアに はねじは所望されないため、上記に述べられた図2Eの例のようにアンダーカッ ト部分がない。図3Hは第1面取り部120a、第2面取り部120c、カウン タボア130及び食付き又は第3面取り部120bを有するねじが切られたボア 140を示す。 図3Jは、選択的に決定されたボアの中心線又は中心軸Cを有するカウンタボ ア130を示し、この線はボアのねじ切り部分140の別の中心線又は中心軸P とは異なりややオフセットされている。この例は単体コンビネーション工具10 の別の利点を例示しており、その利点とはボア部分、特にカウンタボア130を 形成するための工具経路は、互いに同軸でない所望の特注非円形(即ち、長円形 又はトリローブ)のボアを形成するためにオフセットされている。例えば、航空 機の部品のような幾つかのアプリケーションでは、ストレス制御又は部品整合の ために特注のボア及び穴を提供することが必須である。本発明の単体工具10で 実施され得る実質的に自由な形態のオンザフライ制御によって、本明細書中に述 べられたあらゆるボア特徴に偏心及びオフセットが形成される。図3Jはこのよ うなオフセット又は偏心カウンタボア130を例示する。 特定のボア特徴を形成するために要求される工具経路は形成されるボア部分に 応じて異なることが理解される。例えば、図4Aは、工具10の直径よりも大き な直径を有する穴を形成する場合に工具10によって形成される工具経路160 の平面図を示す。実質的には、工具10は中心軸Lを中心に回転され、螺旋状に 工作物に送り込まれる。図4Bは、工具10の半径よりも大きな半径(例えば、 r1)を有する穴を形成する場合に工具10によって形成される円錐形の工具経 路160の平面図である。例えば、図4Bに例示される工具経路に沿って送り込 まれる凸形に湾曲した食付き形成面を有する工具は、工具10の軸方向の送り込 み率が軸方向送り込み中に連続的に変化し、一方固定したインボリュート変化率 を維持する場合に、凸形又は凹形の半径の食付き部を形成する。軸方向切り込み 率及びインボリュート変化率が両方とも固定される場合、一定の食付き角度を有 する円錐形表面が形成される。或いは、軸方向の送り込み中に、軸方向の送り込 み率又はインボリュート変化率のいずれかが変化することによって、第1食付き 角度に隣接して第2の一定の食付き角が形成される。食付き角及び形状のほぼ無 限の組み合わせは一つ以上のボア部分に隣接して形成される。図4Cは、工具1 0が穴にねじを形成する場合の工具10の螺旋状工具経路160の平面図を示す 。工具10は長手方向の軸Lを中心に回転し、工作物に送り込まれ、半径方向外 側に移動してねじを形成するため、直径が増大するスパイラル工具経路が形成さ れ る。図4Dは円形でなく、トリローブボアを提供するように一つ以上の平面を有 する工具経路を示す。このような工具経路は軸方向の送り込みがあってもなくて も実施される。 工具20は工具10が実行するアプリケーションのタイプに応じて多くの適切 な材料から形成される。一般的に、最も好適な材料はカーバイド及び高速度スチ ールを含む。更に、本発明に従って形成された工具の性能は、アプリケーション に応じて種々の外部コーティング、例えば、チタンカーバイド、窒化チタン、炭 窒化チタン、窒化チタンアルミニウム、ダイヤモンド又は立方窒化珪素によって 増大する。更に、工具20の過熱は、当該技術分野では公知であるように、工具 (図示せず)の冷却液オープニングに冷却液を通過させることによって低減する 。同様に、当該技術分野では公知であるが、成形動作中にボアに適切な煙道及び /又は切削/冷却流体を施すことによってチップ除去も容易になる。 本発明の好適な実施の形態を示し且つ述べることによって、本明細書中に示さ れ述べられた穴開け工具及び方法の更なる適合は本明細書中の範囲から逸脱しな い限り当該技術分野の技術者による適切な修正によって達成され得る。これらの 幾つかの修正は既に述べられており、他は当該技術分野の技術者には公知である 。従って、本明細書中の範囲は以下の請求の範囲によって定められるべきであり 、明細書及び図面に示され述べられた構造及び動作の詳細には制限されないこと が理解される。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年11月12日 【補正内容】 背景 ねじが切られた穴及びボアは最も多くは多数の工具を用いて作成され、典型的 には、次の工具の中心を構成し、第1面取り部を作成するためのセンター又はス ポットドリルと、コアホール(心穴)又はボアを作成するためのドリル、カウン タボア形成工具、及び穴をねじ切るためのタップ(ねじ切り工具)を含む。最初 の3つの工具を連結して、複数の直径を工具の研削に組み入れることにより面取 り部、カウンタボア及び穴を作成する特別なドリルは公知である。しかし、この ような工具の形状は複雑であり、一般的に製造及び再研削コストが高い。カウン タボア及び面取り部の直径が工具にはめ込まれるので、それらは広範に使用する ことはできない。同様にボアの部分の相対長さ及び工作物中に作成される穴の長 さも工具の予め決められた対応する部分の長さに依存する。 従来より、シャンクに沿って穴形成要素及びねじフライスを具備するEP−A −0−334002(ゲイスラー(Gaissler))に記述されたような、工具が提供 されていた。このような工具は、先ずボア穴を掘削し、次に、所望の穴深さに達 した後、工具が横方向にオフセットされるか又は横方向に外側に向かって移動さ れて、次に円形パスに移動され、同時に持ち上げられてボア穴の壁中にねじ切り を行う。一度、ねじ部が形成されると、工具はボア穴からの引き戻しのために再 び中心に置かれなければならないので、穴形成要素は切削しない。そうでない場 合にはねじ部を損傷してしまう。このステップのシーケンスは、穴形成要素(例 えば、端面切削面(end cutting surface)、面取り形成面、及びカウンタボア形 成面)がねじフライス部分よびも大きな有効外径を有するために、論理的に必要 とされる。仕上げパスを平滑にするか、その他の方法でねじ部を仕上げるために は、工具サイクル時間に加えられる別の工具を挿入しなくてはならい。更に、穴 形成要素及びねじフライス部分の相対サイズにより、これらの工具は、形状、長 さ、直径又はねじピッチが変わる部分を有する穴を作成することができない。 ドリル溝部中にはめ込まれるねじフライスを有する他の工具は公知であり、穴 及び面取り部を掘削後、ねじ部を同じ工具を用いてフライス削りすることができ る。しかしながら、これらの工具は、作成された物理的工具の単数又は複数の断 面からの長さ、直径又はねじピッチの変更部分を有する穴を作成することができ ない。さらに、その工具の面取り形成部分はアセンブリの背面に配置され、面取 り部が形成される前に全深のボアを必要とするために、穴は予め決められた深さ に限定され、また面取り部は予め決められた直径に限定される。 更に、延性材料を掘削する場合、破壊しづらい連続的なチップが形成されるこ とがよくある。このような長いチップは固まり、他のチップとからみ合い、及び /又は工具に巻きつくことがあり、これらは次に処理が困難な「鳥の巣」を作成 し得る。従って、工具の寸法的な限界とは識別され、チップの処理問題を減少す る長さ、特性、及び直径が変わる穴を作成できる改良された単体の中ぐり及びね じを切る工具に対する要求が存在して得る。 発明の概要 本発明の目的は上記記述した問題、及び長さ、直径、形状及びねじ切りが変わ る穴を単一工具を用いて作成することの欠点を取り除くことである。 また、本発明の目的は工具交換の必要なく、様々なボア、カウンタボア、及び 面取り部を選択的に提供できる単体工具を提供することである。 請求の範囲 1. ボアを選択的に形成しねじ切るための改良された一体式回転可能工具であ って、 所定の軸方向長さで基端部と末端部を有するシャフトと、前記基端部に隣接し て配置され、前記末端部に隣接して配置される端面切削面を組合せることにより 特徴つけられるシャンクと、前記端面切削面と隣接する面取り形成面と、前記面 取り形成面の軸方向に後ろに配置されるカウンタボア形成面と、前記カウンタボ ア形成面と前記シャンクとの間に配設されるねじフライス部分とを、含み、前記 ネジフライス部分及び前記カウンタボア形成面の各々は所定の有効外径を有し、 前記カウンタボア形成面の有効外径が前記ねじフライス部分の前記有効外径より も小さい、一体式回転可能工具。 2. 前記面取り形成面と前記端面切削面との各々が所定の有効外径を有し、前 記ねじフライス部分の前記有効外径が前記面取り形成面の前記有効外径か又は前 記端面切削面の有効外径のどちらかよりも大きい、請求項1に記載の一体式回転 可能工具。 3. 前記ねじフライス部分が少なくとも1つのねじ切歯又は軸方向に離間され た複数のねじ切歯を含む請求項1に記載の一体式回転可能工具。 4. ボアを選択的に形成及びねじ切るための改良された一体式回転可能工具で あって、 所定の軸方向長さで、基端部と末端部を有するシャフトと、前記基端部に隣接 して配置され、前記末端部に隣接する穴形成要素を組合せることにより特徴付け られるシャンクと、前記穴形成要素と前記シャンクとの間に配設されるねじフラ イス部分と、を含み、前記ねじフライス部分が軸方向に離間された複数のねじ切 り歯を含んで多数の食付きねじ部を形成する一体式回転可能工具。 5. ボアを選択的に形成しねじ切るための改良された一体式回転可能工具であ って、 所定の軸方向長さで基端部と末端部を有するシャフトと、前記基端部に隣接し て配置され、前記末端部に近接する面取り形成面を組合せることにより特徴付け られるシャンクと、前記面取り形成面の軸方向に後ろに配置されるカウンタボア 形成面と、前記カウンタボア形成面と前記シャンクとの間に配設されるねじフラ イス部分とを、含み、前記面取り形成面が凸面を含んで角度が変わる面取り部を 選択的に形成する、一体式回転可能工具。 6. 前記凸状面取り形成面が湾曲面を含む請求項5に記載の一体式回転可能工 具 7. 前記面取り形成面と前記カウンタボア形成面を連結して前記工具に実質的 に切れ目のない面を形成する請求項5に記載の一体式回転可能工具。 8. 前記工具が前記末端部に隣接する端面切削面を含み、前記端面切削面が、 前記カウンタボア形成面と前記面取り形成面とにより実質的に画定される請求項 5に記載の一体式回転可能工具。 9. 工作物中にねじが切られるボアを形成するための改良方法であって、 (A) 所定の軸方向長さ、基端部、末端部、前記基端部に隣接して配置される シャンク、前記末端部に隣接して配置される穴形成要素、及び前記穴形成要素と 前記シャンクとの間に配設されるねじフライス部分を有するシャフトを有する単 体回転可能組合せボア形成及びねじ切り工具を提供するステップと、 (B) 前記工具のボア形成運動を三縦座標系の3本の相互に直交する軸で制御 するステップと、 (C) 前記ねじフライス部分と前記穴形成要素とを用いねじが切られるボア部 分を生成するステップで、前記ねじが切られるボア部分が選択的に決定される中 心軸、選択的に決定されるボア深さ、及び選択的に決定されるボア半径を有し、 前記ねじが切られるボア部分が、前記工具をその軸方向長さに対して回転させて 、前記工具を工作物中に螺旋状に送り込み、前記工具を前記ボア深さ及びボア半 径に関して選択的に決定されるボア形成工具パスに進めるステップと、 を含む、ねじが切られるボアを形成する方法。 10.(A) 前記穴形成要素がカウンタボア形成面を含み、前記カウタボア面 と前記ねじフライス部分の各々が所定の有効外径を有し、前記ねじフライス部分 の前記有効外径が前記カウンタボア形成面の前記有効外径よりも大きく、また前 記ねじフライス部分が軸方向の列に位置合わせされた複数の歯を有する、単体工 具を提供するステップと、 (B) 前記ねじフライス部分を、前記中心軸に対して選択的に決定されたねじ 半径を有する螺旋状パスに軸方向に送り込むステップと、 を含む、請求項9に記載のねじが切られるボアを形成する方法。 11. 前記工具を用いて前記工作物に複数のボア部分を生成するステップを更 に含む、請求項9に記載のねじが切られるボアを形成する方法。 12. 生成された少なくとも1つのボア部分が、少なくとも1つの他のボア部 分に隣接する面取り部を含み、前記工具を前記シャフトの前記軸方向長さと直交 する面取り形成工具パスに進ませることにより前記面取り部が形成される、請求 項11に記載のねじが切られるボアを形成する方法。 13. 前記ボア部分の少なくとも1つが、前記工具を前記カウンタボア形成面 と直交する選択的に決定されたカウンタボア形成工具パスに進めることで前記カ ウンタボア面により形成されるカウンタボアを含む、請求項11に記載のねじが 切られるボアを形成する方法。 14. 前記面取り形成工具パスが非円形である請求項12に記載のねじが切ら れるボアを形成する方法。 15. 前記カウンタボア形成工具パスが非円形である請求項13に記載のねじ が切られるボアを形成する方法。 16. 工作物にねじが切られるボアを形成するための改良方法であって、 (A) 所定の軸方向長さ、基端部、末端部及び前記基端部に隣接して配置され るシャンク、前記末端部に隣接して配置される穴形成要素、及び前記穴形成要素 と前記シャンクとの間に配設されるねじフライス部分を、有するシャフトを有し 、、前記ねじフライス部分が軸方向に離間された複数のねじ切り歯を有し、少な くとも2つの食付きねじ部を形成する単体回転可能組合せボア形成及びねじ切り 工具を提供するステップと、 (B) 前記工具のボア形成運動を三縦座標系の3本の相互に直交する軸で制御 するステップと、 (C) 前記ねじフライス部分と前記穴形成要素とを用いてねじが切られるボア 部分を生成するステップで、前記ねじが切られるボア部分が、選択的に決定され る中心軸、選択的に決定されるボア深さ、及び選択的に決定されるボア半径を有 し、前記ねじが切られるア部分が前記工具をその軸方向長さに対して回転させて 、前記工具を工作物中に軸方向に送り込み、前記工具を前記ボア深さ及びボア半 径に関して選択的に決定されるボア工具パスに進めるステップと、 を含む、工作物中にねじが切られるボアを形成するための方法。 17. 工作物にねじが切られるボアを形成するための改良方法であって、 (A) 所定の軸方向長さ、基端部、末端部及び前記基端部に隣接して配置され るシャンク、前記末端部に隣接して配置される穴形成要素、及び前記穴形成要素 と前記シャンクとの間に配設されるねじフライス部分を有するシャフトを有する 単体回転可能組合せボア形成及びねじ切り工具を提供するステップと、 (B) 前記工具のボア形成運動を三縦座標系の3本の相互に直交する軸で制御 するステップと、 (C) 前記ねじフライス部分と前記穴形成要素とを用いてねじが切られるボア 部分を生成するステップで、前記ねじが切られるボア部分が選択的に決定される 中心軸、選択的に決定されるボア深さ、及び選択的に決定されるボア半径を有し 、前記が切られるボア部分が前記工具をその軸方向長さに対して回転させて、前 記工具を工作物中に軸方向に送り込み、前記工具を前記ボア深さ及びボア半径に 関して選択的に決定されるボア工具パスに進めるステップと、 を含み、 前記ねじ生成ステップが前記ねじが切られるボア部分に多数の食付きねじ部を 形成するために、 前記ねじフライスを前記ボア部分から、所望のねじピッチの長さと少なくとも 等しい長さだけ軸方向に引き戻すステップと、 前記工具を前記ねじが切られるボア部分の中心軸に対して割り出すので、前記 多数の食付きねじ部がそれに対してほぼ等しく離間されるステップと、 前記ねじフライス部分を、前記中心軸に対して選択的に決定されたねじ半径を 有する螺旋状パスに軸方向に送り込むステップと、 前記工具を前記パスに沿って、前記選択的に決定されたねじ半径に沿って少な くとも1回転移動するステップと、 前記多数の食付きねじ部を作成するのに必要なだけこれらのステップを繰り返 すステップと、 を更に含む、 工作物中にねじが切られるボアを形成するための方法。 18. 工作物にねじが切られるボアを形成するための改良方法であって、 (A) 所定の軸方向長さ、基端部、末端部、前記基端部に隣接して配置される シャンク、前記末端部に隣接して配置される穴形成要素を、有するシャフトを有 し、前記穴形成要素がカウンタボア形成面と、前記穴形成要素と前記シャンクと の間に配設されるねじフライス部分とを有し、前記ねじフライス部分が少なくと も1つのねじ切り歯を有しピッチが変わるねじを形成し、前記ねじフライス部分 が少なくとも1つのねじ切り歯を有してピッチが変わるねじを形成し、前記カウ ンタボア形成面と前記ねじフライスの各々が所定の有効外径を有し、前記カウン タボア形成面の前記有効外径が前記ねじフライスの前記有効外径よりも小さい、 単体回転可能組合せボア形成及びねじ切り工具を提供するステップと、 (B) 前記工具のボア形成運動を三縦座標系の3本の相互に直交する軸で制御 するステップと、 (C) 前記ねじフライス部分と前記穴形成要素とを用いてねじが切られるボア 部分を生成するステップで、前記ねじが切られるボア部分が選択的に決定される 中心軸、選択的に決定されるボア深さ、及び選択的に決定されるボア半径を有し 、前記ねじが切られるボア部分が前記工具をその軸方向長さに対して回転させて 、前記工具を工作物中に螺旋状に送り込み、前記工具を前記ボア深さ及びボア半 径に関して選択的に決定されるボア工具パスに進めるステップと、 (D) 前記工具を前記工作物に前記中心軸に対して選択的に決定されたねじ半 径及びピッチに沿って送り込むことにより同時にねじ部を生成するステップと、 を含む、工作物中にねじが切られるボアを形成するための方法。 19. 前記ねじフライス部分を前記ねじが切られるボア部分から螺旋状に引き 戻すことにより前記ボア部分中に前記ねじ部を仕上げるステップを更に含む、請 求項18に記載の工作物中にねじが切られるボアを形成するための方法。 20. 少なくとも2つのボア部分の前記選択的に決定された中心軸が同軸でな 請求項9に記載のねじが切られるボアを形成するための方法。 【手続補正書】 【提出日】1997年6月30日 【補正内容】 (1)請求の範囲を別紙の通り補正する。 (2)明細書第10頁第3行目〜第4行目、同第20行目〜第21行目、および 第14頁下から第5行目〜第4行目に記載の「カウンタボア形成面100」をそ れぞれ「カウンタボア形成面110」に補正する。 (3)同第12頁下から第2行目に記載の「軸1」を「軸L」に補正する。 (4)同第17頁第4行目、同第9行目に記載の「工具20」をそれぞれ「工具 10」に補正する。 請求の範囲 1.所定の軸方向長さで基端部と末端部を有するシャフトと、前記基端部に隣接 して配置されるシャンクとを備え、工作物に ボアを選択的に形成しねじ切るため の改良された一体式回転可能工具であって、前記末端部に隣接して配置される端 切削面と、前記端面切削面と隣接する面取り形成面と、前記面取り形成面の軸 方向後ろに配置されるカウンタボア形成面と、前記カウンタボア形成面と前記シ ャンクとの間に配設されるねじフライス部分とを組合せた工具において、前記ネ ジフライス部分及び前記カウンタボア形成面の各々は所定の有効外径を有し、前 記カウンタボア形成面の有効外径が前記ねじフライス部分の前記有効外径よりも 小さいことを特長とする一体式回転可能工具。 2. 前記面取り形成面と前記端面切削面との各々が所定の有効外径を有し、前 記ねじフライス部分の前記有効外径が前記面取り形成面の前記有効外径か又は前 記端面切削面の有効外径のどちらかよりも大きい、請求項1に記載の一体式回転 可能工具。 3. 前記ねじフライス部分が少なくとも1つのねじ切歯又は軸方向に離間され た複数のねじ切歯を含む請求項1に記載の一体式回転可能工具。 4.所定の軸方向長さで基端部と末端部を有するシャフトと、前記基端部に隣接 して配置されるシャンクとを備え、工作物に ボアを選択的に形成及びねじ切るた めの改良された一体式回転可能工具であって、前記末端部に隣接する穴形成要 、前記穴形成要素と前記シャンクとの間に配設されるねじフライス部分とを み合わせた工具において 、前記ねじフライス部分が軸方向に離間された複数のね じ切り歯を含んで多数の食付きねじ部を形成することを特長とする一体式回転可 能工具。 5.所定の軸方向長さで基端部と末端部を有するシャフトと、前記基端部に隣接 して配置されるシャンクとを備え、工作物に ボアを選択的に形成しねじ切るため の改良された一体式回転可能工具であって、前記末端部に近接する面取り形成面 と、前記面取り形成面の軸方向後ろに配置されるカウンタボア形成面と、前記カ ウンタボア形成面と前記シャンクとの間に配設されるねじフライス部分とを組み 合わせた工具において 、前記面取り形成面が凸面を含んで角度が変わる面取り部 を選択的に形成することを特長とする一体式回転可能工具。 6. 前記凸状面取り形成面が湾曲面を含む請求項5に記載の一体式回転可能工 具 7. 前記面取り形成面と前記カウンタボア形成面を連結して前記工具に実質的 に切れ目のない面を形成する請求項5に記載の一体式回転可能工具。 8. 前記工具が前記末端部に隣接する端面切削面を含み、前記端面切削面が、 前記カウンタボア形成面と前記面取り形成面とにより実質的に画定される請求項 5に記載の一体式回転可能工具。 9. 工作物中にねじが切られるボアを形成するための改良方法であって、 (A) 所定の軸方向長さ、基端部、末端部、前記基端部に隣接して配置される シャンク、前記末端部に隣接して配置される穴形成要素、及び前記穴形成要素と 前記シャンクとの間に配設されるねじフライス部分を有するシャフトを有する単 体回転可能組合せボア形成及びねじ切り工具を提供するステップと、 (B) 前記工具のボア形成運動を三縦座標系の3本の相互に直交する軸で制御 するステップと、 (C) 前記ねじフライス部分と前記穴形成要素とを用いねじが切られるボア部 分を生成するステップで、前記ねじが切られるボア部分が選択的に決定される中 心軸、選択的に決定されるボア深さ、及び選択的に決定されるボア半径を有し、 前記ねじが切られるボア部分を形成するように、前記工具をその軸方向長さに対 して回転させて、前記工具を工作物中に螺旋状に送り込み、前記工具を前記ボア 深さ及びボア半径に関して選択的に決定されるボア形成工具パスに進めるステッ プと、 を含む、ねじが切られるボアを形成する方法。 10.(A) 前記穴形成要素がカウンタボア形成面を含み、前記カウンタボア 形成面 と前記ねじフライス部分の各々が所定の有効外径を有し、前記ねじフライ ス部分の前記有効外径が前記カウンタボア形成面の前記有効外径よりも大きく、 また前記ねじフライス部分が軸方向の列に位置合わせされた複数の歯を有する、 単体工具を提供するステップと、 (B) 前記ねじフライス部分を、前記中心軸に対して選択的に決定されたねじ 半径を有する螺旋状パスに軸方向に送り込むステップと、 を含む、請求項9に記載のねじが切られるボアを形成する方法。 11. 前記工具を用いて前記工作物に複数のボア部分を生成するステップを更 に含む、請求項9に記載のねじが切られるボアを形成する方法。 12. 生成された少なくとも1つのボア部分が、少なくとも1つの他のボア部 分に隣接する面取り部を含み、前記工具を前記シャフトの前記軸方向長さと直交 する面取り形成工具パスに進ませることにより前記面取り部が形成される、請求 項11に記載のねじが切られるボアを形成する方法。 13. 前記ボア部分の少なくとも1つが、前記工具を前記カウンタボア形成面 と直交する選択的に決定されたカウンタボア形成工具パスに進めることで前記カ ウンタボア面により形成されるカウンタボアを含む、請求項11に記載のねじが 切られるボアを形成する方法。 14. 前記面取り形成工具パスが非円形である請求項12に記載のねじが切ら れるボアを形成する方法。 15. 前記カウンタボア形成工具パスが非円形である請求項13に記載のねじ が切られるボアを形成する方法。 16. 工作物にねじが切られるボアを形成するための改良方法であって、 (A) 所定の軸方向長さ、基端部、末端部及び前記基端部に隣接して配置され るシャンク、前記末端部に隣接して配置される穴形成要素、及び前記穴形成要素 と前記シャンクとの間に配設されるねじフライス部分を、有するシャフトを有し 、、前記ねじフライス部分が軸方向に離間された複数のねじ切り歯を有し、少な くとも2つの食付きねじ部を形成する単体回転可能組合せボア形成及びねじ切り 工具を提供するステップと、 (B) 前記工具のボア形成運動を三縦座標系の3本の相互に直交する軸で制御 するステップと、 (C) 前記ねじフライス部分と前記穴形成要素とを用いてねじが切られるボア 部分を生成するステップで、前記ねじが切られるボア部分が、選択的に決定され る中心軸、選択的に決定されるボア深さ、及び選択的に決定されるボア半径を有 し、前記ねじが切られるボア部分が形成されるように、前記工具をその軸方向長 さに対して回転させて、前記工具を工作物中に軸方向に送り込み、前記工具を前 記ボア深さ及びボア半径に関して選択的に決定されるボア工具パスに進めるステ ップと、 を含む、工作物中にねじが切られるボアを形成するための方法。 17. 工作物にねじが切られるボアを形成するための改良方法であって、 (A) 所定の軸方向長さ、基端部、末端部及び前記基端部に隣接して配置され るシャンク、前記末端部に隣接して配置される穴形成要素、及び前記穴形成要素 と前記シャンクとの間に配設されるねじフライス部分を有するシャフトを有する 単体回転可能組合せボア形成及びねじ切り工具を提供するステップと、 (B) 前記工具のボア形成運動を三縦座標系の3本の相互に直交する軸で制御 するステップと、 (C) 前記ねじフライス部分と前記穴形成要素とを用いてねじが切られるボア 部分を生成するステップで、前記ねじが切られるボア部分が選択的に決定される 中心軸、選択的に決定されるボア深さ、及び選択的に決定されるボア半径を有し 、前記ねじが切られるボア部分が形成されるように、前記工具をその軸方向長さ に対して回転させて、前記工具を工作物中に軸方向に送り込み、前記工具を前記 ボア深さ及びボア半径に関して選択的に決定されるボア工具パスに進めるステッ プと、 を含み、 前記ねじ生成ステップが前記ねじが切られるボア部分に多数の食付きねじ部を 形成するために、 前記ねじフライスを前記ボア部分から、所望のねじピッチの長さと少なくとも 等しい長さだけ軸方向に引き戻すステップと、 前記工具を前記ねじが切られるボア部分の中心軸に対して割り出して、前記多 数の食付きねじ部がそれに対してほぼ等しく離間されるステップと、 前記ねじフライス部分を、前記中心軸に対して選択的に決定されたねじ半径を 有する螺旋状パスに軸方向に送り込むステップと、 前記工具を前記パスに沿って、前記選択的に決定されたねじ半径に沿って少な くとも1回転移動するステップと、 前記多数の食付きねじ部を作成するのに必要なだけこれらのステップを繰り返 すステップと、 を更に含む、 工作物中にねじが切られるボアを形成するための方法。 18. 工作物にねじが切られるボアを形成するための改良方法であって、 (A) 所定の軸方向長さ、基端部、末端部、前記基端部に隣接して配置される シャンク、前記末端部に隣接して配置される穴形成要素を、有するシャフトを有 し、前記穴形成要素がカウンタボア形成面と、前記穴形成要素と前記シャンクと の間に配設されるねじフライス部分とを有し、前記ねじフライス部分が少なくと も1つのねじ切り歯を有しピッチが変わるねじを形成し、前記ねじフライス部分 が少なくとも1つのねじ切り歯を有してピッチが変わるねじを形成し、前記カウ ンタボア形成面と前記ねじフライスの各々が所定の有効外径を有し、前記カウン タボア形成面の前記有効外径が前記ねじフライスの前記有効外径よりも小さい、 単体回転可能組合せボア形成及びねじ切り工具を提供するステップと、 (B) 前記工具のボア形成運動を三縦座標系の3本の相互に直交する軸で制御 するステップと、 (C) 前記ねじフライス部分と前記穴形成要素とを用いてねじが切られるボア 部分を生成するステップで、前記ねじが切られるボア部分が選択的に決定される 中心軸、選択的に決定されるボア深さ、及び選択的に決定されるボア半径を有し 、前記ねじが切られるボア部分が形成されるように、前記工具をその軸方向長さ に対して回転させて、前記工具を工作物中に螺旋状に送り込み、前記工具を前記 ボア深さ及びボア半径に関して選択的に決定されるボア工具パスに進めるステッ プと、 (D) 前記工具を前記工作物に前記中心軸に対して選択的に決定されたねじ半 径及びピッチに沿って送り込むことにより同時にねじ部を生成するステップと、 を含む、工作物中にねじが切られるボアを形成するための方法。 19. 前記ねじフライス部分を前記ねじが切られるボア部分から螺旋状に引き 戻すことにより前記ボア部分中に前記ねじ部を仕上げるステップを更に含む、請 求項18に記載の工作物中にねじが切られるボアを形成するための方法。 20. 少なくとも2つのボア部分の前記選択的に決定された中心軸が同軸でな 請求項9に記載のねじが切られるボアを形成するための方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ボアを選択的に形成してねじ切るための一体式回転工具に関し、所定の軸 長さで、基端部と末端部とを有するシャフトと、前記基端部に隣接して配置され るシャンクと、前記末端部に隣接して配置される穴形成要素と、前記穴形成要素 に隣接して配置される面取り形成面と、前記面取り形成面の軸方向に後ろに配置 されるカウンタボア形成面と、前記カウンタボア形成面と前記シャンクとの間に 配設されるねじフライス部分とを、含む一体式回転工具。 2. 前記ねじフライス部分が少なくとも1つのねじ切り歯を含む、請求項1に 記載の一体式回転工具。 3. 前記カウンタボア形成面及び前記ねじフライスがそれぞれ所定の有効外径 を有し、前記カウンタボア形成面が前記ねじフライスの有効外径よりも小さい有 効外径を有している請求項2に記載の一体式回転工具。 4. 前記ねじフライス部分が軸方向に離間された複数のねじ切り歯を含む請求 項3に記載の一体式回転工具。 5. 前記ねじフライス部分が、前記カウンタボア形成面及び前記ねじフライス がそれぞれ所定の有効外径を有し、前記カウンタボア形成面が前記ねじフライス の前記有効外径よりも大きいか又はそれとほぼ等しい有効外径を有していること を、含む請求項1に記載の一体式回転工具。 6. 前記ねじフライスが軸方向に離間された複数のねじ切り歯を含み、多数の 食付きねじ部を形成する請求項5に記載の一体式回転工具。 7. 前記面取り形成面が凸面を更に含み、角度が変わる面取り部を選択的に形 成する請求項1に記載の一体式回転工具。 8. 前記凸状面取り形成面が湾曲面を含む請求項7に記載の一体式回転工具。 9. ねじが切られるボアを工作物中に形成するための方法であって、 所定の軸方向長さ、基端部、末端部及びシャンクを有するシャフトを有し、前 記基端部、末端部が穴形成要素を有し、前記穴形成要素に隣接する面取り形成面 が、前記面取り形成面の軸方向に後ろに配置されるカウンタボア形成面、及び前 記カウンタボア形成面と前記シャンクとの間に配設されるねじフライスを有する 単一の回転組合せボア形成及びねじ切り工具を提供するステップと、 前記回転工具のボア形成運動を三縦座標系の3本の相互に直交する軸で制御す るステップと、 前記工具を用いて工作物中に複数のボア部分を生成するステップであって、前 記ボア部分の各々が選択的に決定される中心軸、選択的に決定されるボア深さ、 及び選択的に決定される識別的なボア半径を有し、各ボア部分が前記工具をその 軸方向長さの回りで回転させて、前記工具を工作物中に軸方向に送り込み、前記 工具を前記ボア深さについて選択的に決定されたボア工具パスに進ませるステッ プと、 を含む、ねじが切られるボアを形成する方法。 10. 前記工具を用いて少なくとも1つのボア部分にねじ部を生成するために 、 前記カウンタボア形成面及び前記ねじフライスの各々が所定の有効外径を有し 、前記カウンタボア形成面が前記ねじフライスの前記有効外径よりも大きいか又 はそれとほぼ等しい有効外径を有しており、前記ねじフライスが軸方向の列で位 置合わせされた複数の歯を有する、単体工具を提供するステップと、 前記ねじフライスを前記ボア部分から、所望のねじピッチの長さと少なくとも ほぼ等しい長さだけ軸方向に引き戻すステップと、 前記ねじフライスを、前記中心軸に対して選択的に決定されたねじ半径を有す る螺旋状工具パスに軸方向に送り込むステップと、 前記工具を前記選択的に決定されたねじ半径に沿って少なくとも1回転、前記 パスに沿って移動するステップと、 を含む、請求項9に記載のねじが切られるボアを形成する方法。 11. 更に、第2ボア部分を前記工作物に前記工具を用いて生成するステップ で、少なくとも2つのボア部分の前記選択的に決定された中心軸が共軸でないこ とを、含む請求項9に記載のねじが切られるボアを形成する方法。 12. 形成された前記ボア部分の内の1つが少なくとも1つの他のボア部分と 隣接する面取り部を含み、前記工具を前記工具の軸方向長さとほぼ直交する面取 り形成工具パスに進ませることにより前記面取り部が形成される、請求項9に記 載のねじが切られるボアを形成する方法。 13. 前記工具を前記カウンタボア形成面と直交する選択的に決定されたカウ ンタボア形成工具パスに進ませることで前記カウンタボア形成面により形成され るカウンタボアを前記ボア部分の少なくとも1つが含む、請求項9に記載のねじ が切られるボアを形成する方法。 14. 前記面取り形成工具パスが非円形である請求項13に記載のねじが切ら れるボアを形成する方法。 15. 前記カウンタボア形成工具パスが非円形である請求項13に記載のねじ が切られるボアを形成する方法。 16. 前記単体工具の前記提供ステップが、軸方向に離間された複数のねじ切 り歯で少なくとも2つの食付きねじ部を形成する前記ねじフライスを提供するこ とを含む、請求項10に記載のねじが切られるボアを形成する方法。 17. 前記ねじ生成ステップが、前記ボア部分に多数の食付きねじ部を形成す るために、 所望のねじピッチの長さと少なくとも等しい長さだけ前記ねじフライスを前記 ボア部分から軸方向に引き戻すステップと、 前記工具を前記ボア部分の中心軸に対して割り出すので、前記多数の食付きね じ部がそれに対してほぼ等しく離間されるステップと、 前記ねじフライスを、前記中心軸に対して選択的に決定されたねじ半径を有す る螺旋状パスに軸方向に送り込むステップと、 前記工具を、前記選択的に決定されたねじ半径に沿って少なくとも1回転、前 記パスに沿って移動するステップと、 前記多数の食付きねじ部を作成するのに必要なだけこれらのステップを繰り返 すステップと、 を更に含む請求項10に記載のねじが切られるボアを形成する方法。 18. 少なくとも1つのねじが切られるボア部分中にねじ部を生成するために 、 前記カウンタボア形成面と前記ねじフライスの各々が所定の有効外径を有し、 前記カウンタボア形成面外径が前記ねじフライスの有効外径よりも小さく、また 前記ねじフライスがピッチが変わるねじを形成するために少なくとも1つのねじ 切り歯を有する、単体工具を提供するステップと、 前記中心軸に対して選択的に決定されたねじ半径及びピッチに沿って前記工具 を前記工作物中へ選択的に螺旋状に送り込むことにで、前記ボア生成ステップと 同時にねじを生成するステップと、 を更に含む、請求項9に記載のねじが切られるボアを形成する方法。 19. 前記ねじフライスを前記ねじが切られるボア部分から螺旋状に引き戻す ことにより前記ボア部分中に前記ねじ部を仕上げるステップを更に含む請求項1 8に記載のねじが切られるボアを形成する方法。 20. 中心軸を有する工作物に雄ねじを形成するための方法であって、 所定の軸方向長さを、基端部、末端部、及び前記基端部に隣接するシャンクを 有するシャフトを有し、前記末端部が穴形成要素を有し、前記穴形成要素に隣接 する面取り形成面、前記面取り形成面の軸方向に後ろに配置されるカウンタボア 形成面、前記カウンタボア形成面と前記シャンクとの間で前記工具に配設される ねじフライスを有し、前記カウンタボア形成面と前記ねじフライスがそれぞれ所 定の有効外径を有し、前記カウンタボア形成面が前記ねじフライスの前記有効外 径よりも小さい有効外径を有し、前記ねじフライスがピッチが変わるねじのため に前記ねじフライスの同じ軸方向位置に配設される少なくとも1つのねじ切歯を 有する、単一回転組合せボア形成及びねじ切り工具を提供するステップと、 前記回転工具のボア形成運動を三縦座標系の3本の相互に直交する軸で制御す るステップと、 前記工具を前記中心軸の回りの前記工作物中に選択的に決定された深さ、螺旋 状に送り込むことにより、ラフなの雄ねじを工作物に作成するステップと、 前記ネジフライスを前記ボア部分から、前記選択的に決定された中心軸に沿っ て前記送り速度と同じ速度で螺旋状に引き戻すことにより前記ラフなねじを仕上 げるステップと、 を含む、工作物に雄ねじを形成するための方法。
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