JPH0742440U - 自動充排気装置 - Google Patents

自動充排気装置

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JPH0742440U
JPH0742440U JP7413993U JP7413993U JPH0742440U JP H0742440 U JPH0742440 U JP H0742440U JP 7413993 U JP7413993 U JP 7413993U JP 7413993 U JP7413993 U JP 7413993U JP H0742440 U JPH0742440 U JP H0742440U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、充排気作業の迅速化により作業性
の向上を図ることができる自動充排気装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 本考案は、被充排気体内に空気を充填するエ
アコンプレッサ−と、充排気の切り替えを行う充排気用
バルブと、被充排気体の目標圧を検知した時に前記充排
気用バルブを閉鎖する圧力センサ−とを有する自動充排
気装置において、前記充排気用バルブと前記圧力センサ
−間にタイマ−を配設し、圧力センサ−が前記被充排気
体の目標圧を検知した時よりも遅い時間に、充排気用バ
ルブを閉鎖するよう構成したことを特徴とする、自動充
排気装置である。また、前記タイマ−の代わりに、半導
体回路を使用し、または圧力センサ−へ連結する導圧管
に空気抵抗体を設けて、圧力センサ−が被充排気体の目
標圧を検知した時よりも遅い時間に、充排気用バルブを
閉鎖するよう構成した、自動充排気装置である。さら
に、前記圧力センサ−の代わりに、圧力スイッチを使用
した、自動充排気装置である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、タイヤ、風船、救命ボ−ト、飛行船等の内部の空気圧を所定の圧力 に調節が必要な被充排気体で、気体の充排気口が1つで圧力監視のノズル口が直 接被充排気体からとれない場合の自動充排気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は、被充排気体の内圧を調整するための公知の充排気装置である。 被充排気体aに空気を充填する場合は、エアコンプレッサ−bを作動させて、 バルブc1、c2を介して充排気管d、ホ−スeを通して充気が行われる。 排気の場合は、その逆にホ−スe、充排気管dを通してバルブc2より排気が 行われる。 また、上記充排気管dからは導圧管fが分岐しており、その端部には圧力セン サ−gが設けられている。 この圧力センサ−gは、充排気管d内の圧力が、被充排気体aの目標圧よりも 低い場合はバルブc1に充気命令を出し、目標圧よりも高い場合はバルブc2に 排気命令を出し、目標圧になった時には両バルブc1、c2に閉鎖命令を出して 充排気作業を完了させるための装置である。 これによって、被充排気体aの内圧を、自動的に目標圧に到達させることが可 能となる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
一般にタイヤ等の被充排気体aに設けられている充排気口hは、設計上からそ の径が細く作製されている。 そのため、エアコンプレッサ−bを作動させて充気を行うと、エアコンプレッ サ−bから充排気口hまでの間の充排気管d及び導圧管f内の気圧は、被充排気 体aの内圧が目標圧まで程遠い状態でも、瞬時に目標圧に到達してしまう。 このように充排気管d及び導圧管f内の気圧が目標圧に到達すると、圧力セン サ−gがそれを検知するため、バルブc1は閉鎖、バルブc2は開放され、充排 気管d及び導圧管fの内圧は上昇、下降を繰り返す。 そのため、目標圧に到達させることができない。 また、バルブc1、c2のセンサ−及びコントロ−ル部品はチャタリングを起 こし、開閉回数が増大し、各部品の寿命が著しく短縮されてしまう。 排気工程においても充気工程と同じことが言える。
【0004】
【考案の目的】
本考案は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、充排気作業 の迅速化により作業性の向上を図ることができる自動充排気装置を提供すること を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち、本考案は、被充排気体内に空気を充填するエアコンプレッサ−と、充排 気の切り替えを行う充排気用バルブと、被充排気体の目標圧を検知した時に前記 充排気用バルブを閉鎖する圧力センサ−とを有する自動充排気装置において、前 記充排気用バルブと前記圧力センサ−間にタイマ−を配設し、圧力センサ−が前 記被充排気体の目標圧を検知した時よりも遅い時間に、充排気用バルブを閉鎖す るよう構成したことを特徴とする、自動充排気装置である。 また、前記タイマ−の代わりに、半導体回路を使用し、または圧力センサ−へ 連結する導圧管に空気抵抗体を設けて、圧力センサ−が被充排気体の目標圧を検 知した時よりも遅い時間に、充排気用バルブを閉鎖するよう構成した、自動充排 気装置である。 さらに、前記圧力センサ−の代わりに、圧力スイッチを使用した、自動充排気 装置である。
【0006】
【実施例1】 図1は、タイマ−を装備した自動充排気装置の概略回路図である。 エアコンプレッサ−1には空気輸送のための充排気管2の一端を連結し、その 他端には撓性を有するホ−ス21を延設し、さらにその先端には被充排気体3の 充排気口31に装着するためのチャック22を装備する。
【0007】 充排気管2の途上には、充排気工程の切り替えを行うためのバルブ、例えば充 気専用の2方向電磁バルブ4と、充排気兼用の3方向電磁バルブ5を設ける。 これらの位置は逆に配置してもよい。
【0008】 バルブ5とホ−ス21間の充排気管2からは導圧管23を分岐させ、その先端 に圧力センサ−6を設ける。 また。圧力センサ−6と両バルブ4、5間は、充気用タイマ−7a、排気用タ イマ−7bを介して電気的に接続する。
【0009】 圧力センサ−6は、充排気管2及び導圧管23内の圧力が、被充排気体3の目 標圧よりも低い場合はバルブ4に充気命令を出し、目標圧よりも高い場合はバル ブ5に排気命令を出し、目標圧になった時には両バルブ4、5に閉鎖命令を出し て充排気作業を完了させるための装置である。 これによって、被充排気体3の内圧を、自動的に目標圧に到達させることが可 能となる。 なお、圧力センサ−6の代わりに、圧力スイッチを用いてもよい。
【0010】 タイマ−7a、7bは、圧力センサ−6が被充排気体3の目標圧を検知した時 よりも遅い時間に、両バルブ4、5に命令を出して閉鎖させるための装置である 。 例えば、アナログタイマ−、デジタルタイマ−、ディレ−リレ−などを使用 することができる。 また、半導体回路あるいはLOGIC ICにより、圧力センサ−6が被充排 気体3の目標圧を検知した時よりも遅い時間に、両バルブ4、5に命令を出して 閉鎖させるよう構成することもできる。
【0011】 次に本装置の作用について説明する。 図1は、被充排気体3(一般的な普通自動車タイヤ)の現圧0.5kg/cm2 を 、目標圧2.0kg/cm2 まで上げたい場合であり、かつ1回の充気工程で0.1 〜0.2kg/cm2 上昇させたい場合である。
【0012】 実験の結果、使用するエアコンプレッサ−1の性能が10〜14kg/cm2 であ るとすると、充気用タイマ−7aは、圧力センサ−6が被充排気体3の目標圧で ある2.0kg/cm2 を検知した時よりも3秒遅い時間に、バルブ4に命令を出し て閉鎖させるよう設定する。 すると、1回の充気工程で予定の圧力を0.1〜0.2kg/cm2 上昇させるこ とができ、目標圧2.0kg/cm2 までは、10回前後の極少ない回数で到達させ ることが可能となる。
【0013】 また、排気工程の場合は、空気の排出速度が多少遅くなるため、排気用タイマ −7bは、圧力センサ−6が被充排気体3の目標圧である2.0kg/cm2 を検知 した時よりも5秒遅い時間に、バルブ5に命令を出して閉鎖させるよう設定する 。 なお、1回の充排気量を多く設定し過ぎると、目標圧を通過して到達が困難 になるおそれがあるため、適度な量に設定すると共に、被充排気体3の容量に適 応させてタイマ−の秒数を適宜選択するとよい。 また、用途と目的により、タイマ−時間は任意に変更されるべきである。
【0014】
【実施例2】 図2は、空気抵抗体を装備した自動充排気装置の概略回路図であり、概要は上 記実施例1と同じであるため説明を省略する。 本実施例の特徴は、上記実施例1の電気式タイマ−7a、7bに代えて、空気 抵抗体8を用いた点である。
【0015】 空気抵抗体8は、導圧管23内を通過する空気の圧力損失を発生させるための ものであり、導圧管23の途上の一部又は全部に一体に形成するか、あるいは別 体に作製したものを装着して形成する。
【0016】 例えば、オリフィスやチョ−クチュ−ブなどの管路を狭めて形成するもの、管 路を蛇行、曲折、方向転換して形成するもの、管路内に邪魔板を突出させて形成 するもの、管路内面に凹凸を形成するもの、管路を微細な孔を多数有する多孔体 で形成するものなど、種々のものを採用できる。
【0017】 この空気抵抗体8を用いることによって、圧力センサ−6に充排気管2内の圧 力が伝達する時間を遅くできるため、圧力センサ−6から両バルブ4、5に閉鎖 命令を出す時間が遅れ、上記実施例1に記載のタイマ−と同じ作用を得ることが できる。
【0018】
【実施例3】 図3はタイマ−7a、7bを有する回路において、図4は空気抵抗体8を有す る回路において、それぞれ充気専用の2方向電磁バルブ4と、放気専用の2方向 電磁バルブ41とを並列させて組み込んだ場合の実施例である。
【0019】
【本考案の効果】
本考案は、タイマ−あるいは空気抵抗体を装置内に配設することによって、圧 力センサ−が被充排気体の目標圧を検知した時よりも遅い時間に、充排気用バル ブを閉鎖することができる。 そのため、1回の充排気量を増大させることができ、目標圧まで極少ない回数 で到達させることが可能となる。 従って、充排気用バルブの開閉回数を激減でき、各部品の寿命を延長させるこ とができる。 また、少ない回数で目標圧まで到達できるため、充排気作業の迅速化により作 業性の向上を図ることができると共に、継続して圧力の管理を行うことができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】 タイマ−を用いた実施例1の説明図
【図2】 空気抵抗体を用いた実施例2の説明図
【図3】 タイマ−を有する充排気用バルブ並列型の実
施例の説明図
【図4】 空気抵抗体を有する充排気用バルブ並列型の
実施例の説明図
【図5】 従来技術の説明図

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被充排気体内に空気を充填するエアコン
    プレッサ−と、充排気の切り替えを行う充排気用バルブ
    と、被充排気体の目標圧を検知した時に前記充排気用バ
    ルブを閉鎖する圧力センサ−とを有する自動充排気装置
    において、 前記充排気用バルブと前記圧力センサ−間にタイマ−を
    配設し、 圧力センサ−が前記被充排気体の目標圧を検知した時よ
    りも遅い時間に、充排気用バルブを閉鎖するよう構成し
    たことを特徴とする、 自動充排気装置。
  2. 【請求項2】 前記タイマ−の代わりに、半導体回路を
    設けて、前記圧力センサ−が前記被充排気体の目標圧を
    検知した時よりも遅い時間に、充排気用バルブを閉鎖す
    るよう構成した、請求項1記載の自動充排気装置。
  3. 【請求項3】 前記タイマ−の代わりに、前記圧力セン
    サ−へ連結する導圧管に空気抵抗体を設けて、圧力セン
    サ−が前記被充排気体の目標圧を検知した時よりも遅い
    時間に、充排気用バルブを閉鎖するよう構成した、請求
    項1記載の自動充排気装置。
  4. 【請求項4】 前記圧力センサ−の代わりに、圧力スイ
    ッチを使用した、請求項1乃至3のいずれかに記載の自
    動充排気装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015045727A1 (ja) * 2013-09-24 2015-04-02 株式会社村田製作所 気体制御装置
JP2018039398A (ja) * 2016-09-08 2018-03-15 旭産業株式会社 タイヤ充気装置

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