JPH0742282U - リモコン送信器 - Google Patents

リモコン送信器

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JPH0742282U
JPH0742282U JP7332493U JP7332493U JPH0742282U JP H0742282 U JPH0742282 U JP H0742282U JP 7332493 U JP7332493 U JP 7332493U JP 7332493 U JP7332493 U JP 7332493U JP H0742282 U JPH0742282 U JP H0742282U
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JP
Japan
Prior art keywords
remote control
key
battery
control transmitter
voltage
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Pending
Application number
JP7332493U
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English (en)
Inventor
満徳 勝
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New Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
New Japan Radio Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by New Japan Radio Co Ltd filed Critical New Japan Radio Co Ltd
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Publication of JPH0742282U publication Critical patent/JPH0742282U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来、リモコン送信器には、液晶表示器付き
のもので電池電圧の低下を検知し電池交換表示を行なう
ものがあるが、そのような装置では電圧検知は常時行な
うように構成されており待機時間中も電流が消費される
ため、電池寿命を損なうという問題がある。本考案は、
簡潔な構成にて上記問題点を解消したリモコン送信器を
提供することを目的とする。 【構成】 電池電圧検知回路を有するリモコン送信器に
おいて、任意キー入力時のキーチャタリング防止回路の
動作時間内においてのみ同検知回路が動作するよう制御
する制御手段を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テレビ、ビデオ、オーディオ装置等の遠隔制御装置の送信器として 広く使用されているリモコン送信器に係わり、特に改善された電池電圧検知手段 を設けたリモコン送信器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にリモコン送信器の電源には電池が用いられており、電池は寿命を有する ので、その使用とともに電池電圧は低下する。電圧低下によりリモコン送信器か ら発せられる伝送信号(通常、赤外線信号)の飛距離が短縮化し、いずれは送信 器のシステム動作自体が停止してしまうので電池の交換が必要となる。
【0003】 通常の廉価なリモコン送信器では、電圧の低下を検知・表示する手段は特に持 たず伝送信号飛距離の短縮化が電池交換時期の目安とされているが、液晶表示付 きの高機能リモコン送信器では、電池電圧の検知手段を内蔵し、交換時期の到来 を表示するようにしたものが少なくない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような電池交換時期を表示するものを特に持たないリモコン送信器の場 合、ある程度電圧が低下してもリモコン送信器を制御される装置本体に近づけれ ば動作が可能であることから、電池の交換をしないまま使用を続けることができ るが、安定動作電圧以下での使用はシステム自体の誤動作や外来ノイズによる誤 動作を招く恐れがあり、誤動作の許されない装置の場合特に問題となる。
【0005】 また、液晶表示付きの高機能リモコン送信器では、電池電圧を検知する手段を 内蔵しているものが多いが、このようなリモコン送信器では一般に液晶表示は常 時行なうように構成されていることから、電池寿命を短くする一因になっている 。
【0006】 本考案は、上記問題点を解消し、電池電圧検知手段を持ちながらも、待機時の 電力消費を生じることない簡潔な構成のリモコン送信器を提供することを目的と する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、リモコン送信器において、電池電圧検知回 路を設けると共に、任意キー入力時のキーチャタリング防止回路の動作時間内に おいてのみ、同検知回路が動作するよう制御する第1制御手段を設けたものであ る。
【0008】 また、本考案においては上記第1制御手段に加え、電池電圧検知回路の検出電 圧が特定電圧以下となった場合、リモコン送信動作が停止するよう制御する第2 制御手段を設け、または電池電圧検知回路の検出電圧が特定電圧以下となった場 合、予め決めた電源キー等の特定キー入力の場合のみ伝送信号を送信しもしくは 任意のキー入力で共通の特定の伝送信号のみを送信するよう制御する第3制御手 段を設け、または電池電圧検知回路の検出電圧が特定電圧以下となった場合、同 一のキー入力の反復回数以上となった場合のみ伝送信号を送信するよう制御する 第4制御手段を設けることができる。
【0009】
【実施例】
図1に本考案のリモコン送信器の一実施例のブロック図を示す。図中、1は電 源電池、2は操作ボタン部、3はボタン操作によりキー検知信号およびキーアド レス信号を発するキースキャン回路、4はクロックパルス発生用の発振回路、5 はバイアス源、コンパレータ等により構成される電池電圧用の電圧検知回路、6 はキー入力時のチャタリングを回避するためのチャタリング防止回路、7はデー タコントロール部、8はキーアドレスを対応する変調コードに変換するためのコ ード化回路、9は分周回路、10は変調回路、11は発光ダイオードを用いた赤 外線放射部、12は液晶表示器、発光ダイオード等を用いた電池交換表示部であ る。
【0010】 図2に本考案リモコン送信器の特定考案の制御手段(第1制御手段)を説明す るための動作フローチャート、図3〜図7に実施態様を説明するための動作フロ ーチャートを示す。
【0011】 まず、図1、図2を用いて実施例に共通の回路機能の説明をする。操作ボタン 部2よりのキー入力により、キースキャン回路3からキー検知信号が発すると、 同信号は発振回路4を発振開始させると同時に電池電圧検知回路5を動作状態に する。
【0012】 発振回路4で発生したクロックパルスはチャタリング防止回路6に送られるが 、同防止回路はキー入力防止時間用のカウンタ回路を内蔵しており、設定時間( 例えば数ms〜数10ms)内はキー入力によるチャタリングを阻止するように 、また設定時間完了時、完了信号を発するように回路が構成されている。この完 了信号は電池電圧検知回路5に送られ、同回路の動作を停止させる。
【0013】 電池電圧検知回路5は上述のようにしてチャタリング防止時間中のみの動作す るように制御されるが、同回路にはシステム動作は可能ではあるが電池寿命とみ なす一定の定電圧値(例えば、定格電圧が3.0ボルトのリモコン送信器の場合 、2.0ボルト)が設定されており、設定電圧を越えるか、それ以下であるかを 検知し、それに対応してH、Lの電圧検知信号を発する。
【0014】 上記検知信号はキースキャン回路3に送られるが、電圧検知信号がH(超設定 電圧)の場合、その信号を受けて同回路は初めてキースキャン動作を行ない、キ ー入力に対応するキーアドレスが確定しキーアドレス信号を発生する。なお、上 記のキー入力からキーアドレス確定までの一連の流れは極めて短時間内に進行す るので、操作ボタンを押している間中にその処理を完了できる。
【0015】 上述のように、本考案では電池電圧の検知はキーチャタリング防止時間を利用 して行なうようにしているため、電圧検知のための特別の時間設定およびそのた めの計時手段を設ける必要はなく、また電圧検知は極めて短い時間内に行なわれ ることになるのでそれに伴う電池の消耗は無視できるものとなる。
【0016】 キーアドレス確定後のリモコン送信器としての動作は従来のものと同様である 。すなわち、キーアドレス信号はデータコントロール部7を経由し、コード化回 路8により変調コードに変換される。一方、発振回路4で発生したクロックパル スは分周回路9により分周されて変調信号キャリアとなり、同キャリアは変調回 路10にて上記変調コードにより変調された後、赤外線放射部11の発光ダイオ ードを駆動して赤外線伝送信号を送信する。
【0017】 電池電圧検知回路5により電池電圧が設定値以下と検出された場合の手段につ いては種々の実施態様が可能であり、以下その実施例について述べる。
【0018】 まず図3のフローチャートは、単に電池交換表示部12で要電池交換の表示を するのみで、リモコン送信の動作はそのまま続けるごく一般的な場合を示す。
【0019】 図4は、請求項2に対応する実施例を動作させる場合のフローチャートである 。キースキャン回路3またはデータコントロール部7内に、電池電圧検知回路5 よりの低電圧検知信号により発振回路4を停止させるよう動作する制御回路(第 2制御手段)を設けておき、低電圧時、自動的に発振を停止させる。このような 自動的な発振の停止(即リモコン動作の停止)は電圧低下時のリモコンの誤動作 を完全に防止しようとする場合に有効である。
【0020】 図5は、請求項3に対応する一実施例の場合のフローチャートである。キース キャン回路3内に、低電圧検知信号入力時にはどのキーが押されても電源キー( 特定キー)に対応するキーアドレス信号しか出力しないようにする制御回路(第 3制御手段)を設けておき、低電圧時はどのキーを押しても電源キーのリモコン 送信動作のみを行ない、その他のキー入力に対応するリモコン送信動作はできな いようにしたものである。
【0021】 送信動作は、リモコン制御される装置本体がその伝送信号を受信してそれに追 随する動作をすることで確認できるので、取扱説明書、リモコン送信器貼り付け の注意書きなどにより、「どのキーを押しても特定キーのリモコン動作しかでき ない場合は電池交換時期がきている。」旨を表示しておけば、その旨を承知の使 用者はLCD、LED等の表示器なしでも電池交換時期の到来を知ることができ る。
【0022】 図6は、請求項3に対応する別の実施例の場合のフローチャートである。この 場合は、データコントロール部7内に、低電圧検知信号入力時にキーアドレス信 号が電源キーのアドレス信号(特定キーのアドレス信号)であるかどうかを判断 する回路を設け、電源キーアドレス信号の場合のみリモコン動作をし、それ以外 のキーアドレス信号の場合は、発振を停止するようにしたものである。この場合 も図5の場合と同様な方法で、電池交換表示等がなくても電池交換時期の到来を 知ることができる。
【0023】 図7は、請求項4に対応する実施例の場合のフローチャートである。この場合 は、データコントロール部7内に、低電圧検知信号入力時に動作する、同一キー 入力が一定時間(例えば5秒)内に設定回数(例えば3回)以上押されたかどう かを検知、記憶、判断するための諸回路(第4制御手段)を設けて、フローチャ ートで示すような動作をさせる。
【0024】 すなわち、初回キーの場合はキーアドレスを一時記憶し、その後は同一キー入 力の場合はキー回数を積算しキー回数nが設定回数N以上になったときはリモコ ンを動作させ、同一キー入力でない場合は発振停止させる。また、初回キー後の 経過時間を計時し設定時間経過時点で発振停止させる。この実施例では同一キー 入力を続けて設定回数N以上押した場合のみリモコン動作が可能になることから 使用者は電池電圧の低下を知ることができる。従って、上述の図5、6の二例の 場合と同様電池交換表示の手段を特に設ける必要はない。
【0025】 本実施例はフローチャートからわかるように上記二例に比べ回路構成がかなり 複雑となるが、上記二例の場合は低電圧時のリモコン動作は特定キーに限定され るので実質上は殆ど利用付加となるのに対し、本例の場合は交換時期がきたこと を認知した場合でも電池交換は当面保留し、同一キー入力を設定回数以上行なう ことで、リモコン送信器の利用を続けることができる点、実質上の利便性は高い 。
【0026】 上記実施例の説明はリモコン送信器の諸回路をフルロジックのICで構成する 場合を基調として述べたものであるが、本考案の構成はそのような構成に限定さ れるものではなく、ワンチップ・マイコンその他のマイコンを利用して構成でき ることはいうまでもない。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように、電池電圧の検知を任意キー入力時、キーチャタリング防 止時間内においてのみ行なうように制御する制御手段(第1制御手段)を設ける ことにより、簡潔な構成にて、電圧検知動作による待機時間中の電池の消耗を生 ずることのないリモコン送信器を実現することができる。
【0028】 また、上記手段に加えて、特定電圧以下の低電圧時にリモコン送信動作が停止 するよう制御する制御手段(第2制御手段)を設けることにより、電圧低下に伴 う誤動作を完全に防止できるリモコン送信器とすることができる。
【0029】 更に、上記第1制御手段に加えて低電圧時に特定キー入力の場合のみ送信させ 、もしくは任意のキー入力で共通の特定の伝送信号のみを送信させる制御手段( 第3制御手段)、または同一キー入力の反復回数が特定回数以上となった場合の み伝送信号を送信させる制御手段(第4制御手段)を設けることにより、電池交 換表示等の特別の表示部を持たなくても使用者が電池交換時期の到来を知ること が可能なリモコン送信器とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案リモコン送信器の一実施例のブロック図
である。
【図2】本考案リモコン送信器の実施例を説明するため
の各実施例共通のフローチャートである。
【図3】本考案リモコン送信器の一実施例を説明するた
めのフローチャートである。
【図4】本考案リモコン送信器の別の実施例を説明する
ためのフローチャートである。
【図5】同じく本考案リモコン送信器の別の実施例を説
明するためのフローチャートである。
【図6】同じく本考案リモコン送信器の別の実施例を説
明するためのフローチャートである。
【図7】同じく本考案リモコン送信器の別の実施例を説
明するためのフローチャートである。
【符合の説明】
1、電源電池 2、操作ボタン部 3、キースキャン回路 4、発振回路 5、電池電圧検知回路 6、チャタリング防止回路 7、データコントロール部 8、コード化回路 9、分周回路 10、変調回路 11、赤外線放射部 12、電池交換表示部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池電圧検知回路を有するリモコン送信
    器において、任意キー入力時のキーチャタリング防止回
    路の動作時間内においてのみ前記電池電圧検知回路が動
    作するよう制御する、第1制御手段を設けたことを特徴
    とするリモコン送信器。
  2. 【請求項2】 前記電池電圧検知回路の検出電圧が特定
    電圧以下となった場合リモコン送信動作が停止するよう
    制御する、第2制御手段を設けたことを特徴とする請求
    項1に記載のリモコン送信器。
  3. 【請求項3】 前記電池電圧検知回路の検出電圧が特定
    電圧以下となった場合、あらかじめ決めた電源キー等の
    特定キー入力の場合のみ伝送信号を送信し、または任意
    のキー入力で共通の特定の伝送信号のみを送信するよう
    に制御する、第3制御手段を設けたことを特徴とする請
    求項1に記載のリモコン送信器。
  4. 【請求項4】 前記電池電圧検知回路の検出電圧が特定
    電圧以下となった場合、同一キー入力の反復回数が特定
    回数以上となった場合のみ伝送信号を送信するよう制御
    する、第4制御手段を設けたことを特徴とする請求項1
    に記載のリモコン送信器。
JP7332493U 1993-12-24 1993-12-24 リモコン送信器 Pending JPH0742282U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016023530A (ja) * 2014-07-24 2016-02-08 Toto株式会社 リモコン装置及びトイレシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016023530A (ja) * 2014-07-24 2016-02-08 Toto株式会社 リモコン装置及びトイレシステム

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