JPH0742118Y2 - 材料試験機 - Google Patents

材料試験機

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JPH0742118Y2
JPH0742118Y2 JP1986173444U JP17344486U JPH0742118Y2 JP H0742118 Y2 JPH0742118 Y2 JP H0742118Y2 JP 1986173444 U JP1986173444 U JP 1986173444U JP 17344486 U JP17344486 U JP 17344486U JP H0742118 Y2 JPH0742118 Y2 JP H0742118Y2
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JP1986173444U
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JPS6379552U (ja
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親秀 小泉
祥三 永谷
英雄 増瀬
慧爾 繁沢
新一 高田
均 平木
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Shimadzu Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、計測中の荷重値を表示するとともに、最大荷
重値およびレンジ切換にともなう目盛値や1目盛当たり
の読取り値などを判別容易に表示できる荷重指示装置を
備えた材料試験機に関する。
[従来の技術] 例えば引張試験、圧縮試験、曲げ試験等を行なう材料試
験機の荷重表示装置すなわち指示計には、アナログ表示
の指針式のものとディジタル式のものが使用されてい
る。
第4図は従来の指針式荷重指示計20を示し、目盛板23に
対し現在計測中の荷重値を指示する指針21と荷重値の最
大値を示す指針(以後「置針」と言う)22が設けられて
いる。置針22はサラバネ等によって半固定状態にされて
おり、負荷荷重に比例して動く指針21により置針22は回
転させられ、指針21が荷重の減少時に逆方向に回転する
と、置針22は最大荷重値を示す状態で停止する。両指針
21,22による表示はレンジ切換えつまみ5によってその
レンジが切換えられる。
第5図は従来のデジタル式荷重指示計30を示し、荷重の
現在値はディジタル表示部31で表示され、最大荷重値は
ディジタル表示部32で表示される。レンジ切換えは、プ
ッシュボタン式レンジ切換え部33によって行なわれる。
[考案が解決しようとする問題点] 上記アナログ表示の指針計では、置針をサラバネ等によ
って半固定状態にし、一方の指針との摩擦を利用して移
動させるため、この摩擦による指示誤差が生じることは
避けられないという問題点があった。また、今回の計測
が終了し次回の計測を行なう際には、この置針を手動操
作により荷重指示とは逆方向に他の指針の近くまで毎回
戻さなければならず、この戻し操作を忘れると次回計測
時の最大荷重値を読み取ることができないという問題点
もあった。さらに、指針の読み取りに個人差が生じると
いう問題点もあった。
ディジタル式の指示計では、上記指針式における問題は
生じないが、指針式のようにフルスケールに対する指針
の進みと残り度合を目視することによりアナログ感覚で
荷重レベルを確認することができない。また、指針の進
む速さに対応する荷重の速度感覚や負荷の加わるスムー
ズな感覚がないため、負荷操作に不便であり、X−Yレ
コーダなどを組合せてチェックしなければならないなど
操作上の問題があった。材料試験機の指示装置において
は、レンジ切換が行われるが、目盛値の表示が切り替え
られるだけで1目盛当たりの読取り値が判別しにくかっ
た。
そこで本考案はアナログ感覚で試験を行なうことができ
るとともに、荷重値読み取りを個人差なく正確に行なえ
操作性のすぐれた材料試験機を提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するために、本考案は次のような構成
を採用した。
すなわち、本考案にかかる材料試験機は、検出器によっ
て検出された荷重値を表示する荷重指示装置を備えた材
料試験機であって、前記荷重指示装置は、検出された荷
重値をアナログ的に指示する指針式指示計と、検出され
た荷重値をディジタル値で指示するディジタル式荷重表
示部と、最大荷重値を表示するディジタル式最大荷重表
示部とを備え、前記指針式指示計はレンジ切換にともな
う目盛板上の目盛値を表示するディジタル式表示部と、
レンジ切換に対応して目盛板上の1目盛当りの読取り値
をディジタル値で表示するディジタル式1目盛値表示部
とを有するとともに、前記ディジタル式荷重表示部と、
ディジタル式最大荷重表示部とを前記指針式指示計内も
しくは同時に目視確認できる位置に配置したことを特徴
とする。
[作用] アナログ表示の指針式指示計が計測中の計測値を指示す
るので、指針の移動速度や目盛の指示位置を目視しなが
らアナログ感覚で試験を進めることができる。さらに、
計測値の最大値が別のディジタル式表示器によって指針
式指示計内もしくは同時に目視確認できる位置に表示さ
れるので、材料試験上重要な降伏点および最大荷重値の
測定を見逃したりすることなく、正確に精度よく行うこ
とができるとともに、置針を毎試験ごとに手操作で戻す
といった操作が不要になって能率よく試験を行うことが
できる。そして、レンジ切換が行われたとき目盛値と1
目盛当りの読取り値とをそれぞれ表示する両ディジタル
表示部が設置されているので、目盛板の目盛判別が容易
となる。
[実施例] 第1図は本考案の実施例である荷重指示装置を備えた材
料試験機の構成を示す斜視図である。材料試験機本体1
に対して本体1に設置された負荷装置に圧油を送る油圧
発生源が設置された機台ボックスらが並置されている。
機台ボックス5には、さらに油圧制御を行なう負荷制御
装置3、負荷の速度制御を行なう負荷速度制御装置4、
計測された荷重値を指示する荷重指示装置2が設けられ
ている。
第2図は本考案の実施例の要部である荷重指示装置2の
構成を示す図で、指示面上には、目盛板7に対して現在
計測中の荷重値を指示する荷重指針8、同じく計測中の
現在値をディジタル値で指示するディジタル表示部9、
最大荷重値をディジタル値で指示するディジタル表示部
10、キー式レンジ切換え部14からの指示によって切換え
た目盛板7上の1目当りの読取り値をディジタル値で表
示するディジタル表示部12、レンジ切換えにともなう目
盛板上の目盛値を表示するディジタル表示部13が設置さ
れている。
現在計測中の計測値が荷重指針8で指示されるので、荷
重指針8の移動速度およびフルスケールに対する位置等
をアナログ感覚で把握することにより試験をスムーズに
進めることができる。また、同時にディジタル表示部9
で現在値が表示されるので、指針読み取りの誤差なく正
確に荷重値を確認することができる。最大荷重値は、試
験片が破断した場合等に最大荷重値がホールドされディ
ジタル表示部10で別途表示されるので、従来のような置
針にともなう摩擦を原因とする誤差を生じることなく、
また指針読み取りの個人差もなく正確に最大値を読み取
ることができる。また、レンジ切換にともなう目盛値
や、1目盛当りの読取り値をディジタル表示するのは、
レンジ切換による目盛値や1目盛当たりの読取り値など
の判別を即座にかつ容易に行わせるためである。第3図
は目盛板7の拡大図で、各表示部に具体的な値が表示さ
れた例を示す。
上記実施例では、各ディジタル表示部を目盛板内の指針
軸芯を通る水平線上に設置したが、各機種の構造に応じ
て操作上、目視確認上都合のよい場所に設置すればよ
い。アナログ表示域より外方にディジタル表示器を設置
することもできる。
[考案の効果] 上記説明から明らかなように、本考案にかかる材料試験
機は、試験機の操作上すぐれた機能を発揮するアナログ
表示方法の利点と、ディジタル式の正確な表示方法の利
点とを発揮する荷重指示装置を備えているので、操作感
にすぐれるとともに材料試験において不可欠の測定事項
である降伏点及び最大荷重値を精度よく測定でき、ま
た、置針を毎試験ごとに手操作で戻すといった煩雑な操
作が不要になって能率よく試験を行うことができるよう
になった。さらにレンジ切換が行われたとき目盛値と1
目盛当りの読取り値とをそれぞれ表示する両ディジタル
表示部が配設されたので、試験操作におけるレンジ切換
が随時行われても、常に目盛板の目盛値や1目盛当たり
の読取り値を個人差に影響されることなく正確かつ即座
に判別することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である荷重指示装置を備えた材
料試験機の構成を示す斜視図、第2図は荷重指示装置の
構成を示す図、第3図は要部の拡大図、第4図および第
5図は従来の指示装置を示す図である。 2……荷重指示装置、7……目盛板 8……荷重指針 9……ディジタル表示部(現在値) 10……ディジタル表示部(最大値)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 増瀬 英雄 京都府京都市北区紫野西御所田町1番地 株式会社島津製作所紫野工場内 (72)考案者 繁沢 慧爾 京都府京都市北区紫野西御所田町1番地 株式会社島津製作所紫野工場内 (72)考案者 高田 新一 京都府京都市北区紫野西御所田町1番地 株式会社島津製作所紫野工場内 (72)考案者 平木 均 京都府京都市北区紫野西御所田町1番地 株式会社島津製作所紫野工場内 (56)参考文献 実開 昭58−47994(JP,U) 実開 昭58−112916(JP,U) 実開 昭54−18254(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】検出器によって検出された荷重値を表示す
    る荷重指示装置を備えた材料試験機であって、前記荷重
    指示装置は、検出された荷重値をアナログ的に指示する
    指針式指示計と、検出された荷重値をディジタル値で指
    示するディジタル式荷重表示部と、最大荷重値を表示す
    るディジタル式最大荷重表示部とを備え、前記指針式指
    示計はレンジ切換にともなう目盛板上の目盛値を表示す
    るディジタル式表示部と、レンジ切換に対応して目盛板
    上の1目盛当りの読取り値をディジタル値で表示するデ
    ィジタル式1目盛値表示部とを有するとともに、前記デ
    ィジタル式荷重表示部と、ディジタル式最大荷重表示部
    とを前記指針式指示計内もしくは同時に目視確認できる
    位置に配置したことを特徴とする材料試験機。
JP1986173444U 1986-11-12 1986-11-12 材料試験機 Expired - Lifetime JPH0742118Y2 (ja)

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JP1986173444U JPH0742118Y2 (ja) 1986-11-12 1986-11-12 材料試験機
CN 87103884 CN87103884A (zh) 1986-11-12 1987-05-29 显示装置

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JPS6379552U JPS6379552U (ja) 1988-05-26
JPH0742118Y2 true JPH0742118Y2 (ja) 1995-09-27

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CN104535165A (zh) * 2014-12-29 2015-04-22 北京航天易联科技发展有限公司 一种双显模式的仪表
CN111561955A (zh) * 2019-02-14 2020-08-21 南京汉星工业设计有限公司 一种可定义量程范围模拟指示和全量程数字显示的联合显示方法

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JPS5847994U (ja) * 1981-09-28 1983-03-31 株式会社関西機器製作所 計測デ−タ処理装置

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JPS6379552U (ja) 1988-05-26
CN87103884A (zh) 1988-05-25

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