JPH0742105U - ソレノイド駆動回路 - Google Patents

ソレノイド駆動回路

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JPH0742105U
JPH0742105U JP6985893U JP6985893U JPH0742105U JP H0742105 U JPH0742105 U JP H0742105U JP 6985893 U JP6985893 U JP 6985893U JP 6985893 U JP6985893 U JP 6985893U JP H0742105 U JPH0742105 U JP H0742105U
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JP
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solenoid
current
power supply
holding
transistor
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Application number
JP6985893U
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Inventor
賢治 中田
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノンラッチ型ソレノイドをラッチできるよう
に駆動するソレノイド駆動回路に関し、ソレノイドへの
電流を制限する抵抗の小型化及び発熱量を低減できるソ
レノイド駆動回路を提供することを目的とする。 【構成】 高電位電源2と低電位電源3とを有し、高電
位電源2は起動時にオンするトランジスタQ11を介して
ソレノイド4に起動電流ID を供給する構成とし、低電
位電源3は保持時にオンするダイオードD2 、及びその
電流を制限する抵抗R2 を介してソレノイド4に保持電
流IH を供給する構成とし、抵抗R2 での制限電流を小
さくし、抵抗R2 の抵抗値を小さくすることにより、抵
抗R2 での消費電力を低減し、その発熱を低下させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はソレノイド駆動回路に係り、特にノンラッチ型ソレノイドをラッチで きるように駆動するソレノイド駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
VRT、DAT等の機器には一般にテープの走行や、引き出しを制御するため にリールの回転を制御するブレーキ機構が設けられている。
【0003】 このようなブレーキ機構はソレノイドに磁界を発生させ、この磁界により鉄心 を移動させることによりリールに隣接したパッドを駆動させ、リールに押圧させ ることによりリールにブレーキをかける構成とされている。
【0004】 このとき、通常は鉄心を所定の位置でラッチすることができるラッチ型ソレノ イドが用いられているが、ラッチ型ソレノイドはマグネット等が付属されており 、大きなスペースを必要とすると共にコストも高くなる。このため、小型で、低 コストのノンラッチ型のソレノイドを用い、駆動信号によりラッチさせ、ラッチ 型ソレノイドと同様に動作させて用いることが考えられている。
【0005】 図5に従来のノンラッチ型ソレノイドをラッチ型ソレノイドとして用いるため のソレノイド駆動回路の一例の回路図を示す。
【0006】 従来のソレノイド駆動回路21は電源22、駆動制御用PNPトランジスタQ 11 、NPNトランジスタQ12、電流制限用抵抗R11、バイアス用抵抗R12、サー ジ吸収用ダイオードD11より構成される。電源22は定電圧Vcを印加する。
【0007】 定電圧源22の電圧VcはPNPトランジスタQ11のエミッタに印加されると 共に抵抗R11を介してNPNトランジスタQ12のコレクタに印加されていた。
【0008】 PNPトランジスタQ11のコレクタはNPNトランジスタQ12のコレクタに接 続され、PNPトランジスタQ11のベースは端子T11に接続されていた。PNP トランジスタQ11は端子T11に供給される制御信号CONT11に応じてスイッチ ング制御され、PNPトランジスタQ12への起動電流供給を制御する。
【0009】 PNPトランジスタQ12のコレクタにはNPNトランジスタQ11より起動電流 ID が供給されると共に抵抗R11を介して保持電流IH が供給される。PNPト ランジスタQ12のベースは端子T12に接続され、エミッタはソレノイド13に接 続され、ベース−コレクタ間にはバイアス用抵抗R12が接続される。
【0010】 PNPトランジスタQ12は端子T12に供給される制御信号CONT12に応じて スイッチング制御され、起動電流ID 又は保持電流IH のソレノイド23への供 給を制御する。
【0011】 ダイオードD11はカソードがトランジスタQ12のエミッタに接続され、アノー ドが接地され、ソレノイド23に対して並列に接続され、ソレノイド23に発生 するサージを接地に逃がし、サージ吸収を行なう。
【0012】 次に回路動作説明を行なう。制御信号CONT11,CONT12がローレベルの ときにはトランジスタQ12がオフとなり、ソレノイド23には電流は供給されず 、鉄心24は開放状態とされている。
【0013】 制御信号CONT12をハイレベルにするとトランジスタQ12がオンして、トラ ンジスタQ11を介してソレノイド23に起動電流ID が供給され、ソレノイド2 3に起動電流ID が流れ、鉄心24が駆動される。次にソレノイド23が起動さ れ、鉄心24が所定の位置に移動し終わると、制御信号CONT11がハイレベル とされる。制御信号CONT11がハイレベルとされると、トランジスタQ11がオ フして、ソレノイド23には抵抗R11を介して保持電流IH が供給される。保持 電流IH は抵抗R11により制限され、駆動電流ID より十分に小さい値とされ、 ソレノイド23に供給され、鉄心24を移動した位置に保持する。
【0014】 このように、従来のソレノイド駆動回路21は単一の電源で駆動されており、 トランジスタ、抵抗等によりソレノイド23に供給する電流を起動時と保持時と で電流経路を切換え、起動電流に比べて保持電流を低下させ、ソレノイドの発熱 を低減すると共に消費電力を低減させていた。
【0015】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、従来のソレノイド駆動回路は起動電流及び保持電流を単一の電源2 2より得る構成とされ、保持電流を得るために抵抗を大きくし、十分に電流を制 限する必要があったため、抵抗としてセメント抵抗や酸化金属被膜抵抗等の異形 で、大容量のものを用いる必要があり、大型化及びコスト高となると共に、抵抗 での消費電力が大きくなり、大量の発熱が生ずる等の問題点があった。
【0016】 本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、小型で、かつ、低消費力、低発熱 のソレノイド駆動装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本考案はソレノイドを起動する起動電圧と、ソレノイドを所定の位置に保持す る保持電圧とをソレノイドに制御信号に応じて選択的に供給するソレノイド駆動 回路において、起動電圧を得る起動用電源と、起動用電源の電圧より低い電圧を 印加すべく設定され、保持電圧を得る保持用電源とを有する。
【0018】
【作用】
本考案によれば、ソレノイドの起動時には起動用電源からの印加電圧により起 動電圧が生成され、ソレノイドに印加され、ソレノイドを所定位置に保持する場 合には保持用電源からの印加電圧により保持電圧が生成され、ソレノイドに印加 される。このとき、保持用電源の印加電圧は起動用電圧の印加電圧より低い電圧 となるように設定されているため、保持電圧印加時にソレノイドへの電流を制限 する抵抗を小さくすることができると共に、制限用抵抗での発熱を小さくできる 。
【0019】
【実施例】
図1に本考案の第1実施例の回路構成図を示す。本実施例のソレノイド駆動回 路1は2つの電源2,3、駆動制御用トランジスタQ1 ,Q2 、サージ吸収用ダ イオードD1 、逆流防止用ダイオードD2 、バイアス用抵抗R1 、供給電流制限 用抵抗R2 より構成される。
【0020】 高電位電源2及び低電位電源3は高電圧VH 、及び低電圧VL を印加する高電 位電源2はPNPトランジスタQ1 のエミッタに印加される。また、PNPトラ ンジスタQ1 のベースは端子T1 に接続され、端子T1 に供給される制御信号C ONT1 に応じてスイッチング制御される。
【0021】 PNPトランジスタQ1 のコレクタはNPNトランジスタQ2 のコレクタに接 続される。また、PNPトランジスタQ2 のコレクタは抵抗R2 及びダイオード D2 を介して低電位電源3と接続され、ベースは端子T2 に接続され、エミッタ はソレノイド4に接続されており、コレクタ−ベース間にはバイアス抵抗R1 を 介して接続されている。
【0022】 PNPトランジスタQ2 は端子T2 に供給される制御信号CONT2 に応じて スイッチング制御されソレノイド4への電流の供給を制御する。
【0023】 サージ吸収用ダイオードD1 はソレノイド4に並列に接続され、電流供給側に カソードが接続され、接地側にアノードが接続される。
【0024】 ダイオードD2 はアノードが低電位電源3側と接続され、カソードがトランジ スタQ2 側に接続される。ダイオードD2 はトランジスタQ1 がオンして接続点 P1 の電圧が上がった状態ではオフし、電流IH は供給されず、トランジスタQ 1 がオフして接続点P1 の電圧が下るとオンし、電流IH を供給する。
【0025】 図2に本考案の第1実施例の動作説明図を示す。同図(A)は端子T1 に供給 される制御信号CONT1 、(B)は端子T2 に供給される制御信号CONT2 、(C)はソレノイド4に供給される電流I0 の変化を示す。
【0026】 制御信号CONT1 ,CONT2 が共にローレベルである時刻t0 ではトラン ジスタQ2 がオフとなるため、ソレノイド4に電流は供給されず、ソレノイド4 はフリーの状態となる。
【0027】 時刻t1 で制御信号CONT2 がハイレベルとなるとトランジスタQ2 がオン し、ソレノイド4に電流が供給される。このとき、制御信号CONT1 はローレ ベルであり、トランジスタQ1 はオンするため、高電位電源2側より起動電流I D が供給され、ソレノイド4が起動される。
【0028】 時刻t1 よりソレノイド4の動作に必要な所定時間Tが経過した時刻t2 で、 制御信号CONT1 はハイレベルとされる。制御信号CONT1 がハイレベルと されると、トランジスタQ1 がオフするため接点P1 の電位が低下するため、ダ イオードD2 がオンし、ソレノイド4には低電位電源3側より電流が供給される 。このとき、低電位電源3は抵抗R2 及びトランジスタQ2 を介してソレノイド 4と接続されており、低電位電源3からソレノイド4に供給される電流は制限さ れ、駆動電流ID より低下した保持電流IH とされる。ソレノイド4のラッチ時 にはソレノイド4への供給電流を低下させ、ソレノイド4の発熱及び消費電力を 低減させている。
【0029】 このとき、抵抗R2 には低電位電源3より電圧が供給されるため、保持電流I H を得るための電流の制限量は小さくて済み、抵抗R2 を小さくすることができ る。このように、抵抗R2 を小さくできるため、通常の抵抗で構成でき、従来と 同じ電流を流しても抵抗R2 で消費される電力は小さくて済み、消費電力を低減 できると共に、抵抗R2 での発熱量も低減でき、さらに、抵抗R2 を小型化でき るため、回路の専有スペースを小さくできる。
【0030】 図3に本考案の第2実施例の回路構成図を示す。同図中、図1と同一構成部分 には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0031】 本実施例は第1実施例のソレノイド駆動回路1への電源及び接地の接続の仕方 を変えたものである。
【0032】 本実施例ではトランジスタQ1 のエミッタに正の電位を印加する正側電源11 を接続し、ダイオードD1 とソレノイド4の低電位側に負の電位を印加する負側 電源12を接続し、またダイオードD2 のアノードを接地する。
【0033】 以上により図1と同一の電圧をソレノイド駆動回路1に印加し、動作させるこ とができる。なお、ソレノイド駆動回路1の動作は第1実施例と全く同じものと なり、第1実施例と同じ効果を得ることができる。このため、動作、効果の説明 は省略する。
【0034】
【考案の効果】
上述の如く、本考案によれば、起動時と保持時とで異なる印加電圧で、ソレノ イドへの供給電流を制御し、保持時の電流制限抵抗を低減させているため、電流 制限抵抗を小型化できると共に制限抵抗での発熱量を抑制できる等の特長を有す る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の回路構成図である。
【図2】本考案の第1実施例の動作説明図である。
【図3】本考案の第2実施例の回路構成図である。
【図4】従来の一例の回路構成図である。
【符号の説明】
1 ソレノイド駆動回路 2 高電位電源 3 低電位電源 4 ソレノイド 11 正電位電源 12 負電位電源

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソレノイドを起動する起動電流と、該ソ
    レノイドを所定の位置に保持する保持電流とを制御信号
    に応じて該ソレノイドに選択的に供給するソレノイド駆
    動回路において、 前記起動電流を得る起動用電源と、 前記起動用電源の電圧より低い電圧を印加すべく設定さ
    れ、印加電圧に応じて前記保持電流を得る保持用電源と
    を有するソレノイド駆動回路。
JP6985893U 1993-12-27 1993-12-27 ソレノイド駆動回路 Pending JPH0742105U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013232797A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Rohm Co Ltd ソレノイド駆動回路
WO2021111656A1 (ja) * 2019-12-03 2021-06-10 三菱電機株式会社 電磁コイル駆動回路

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JP2013232797A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Rohm Co Ltd ソレノイド駆動回路
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