JPH074203Y2 - 液体注出ノズル - Google Patents
液体注出ノズルInfo
- Publication number
- JPH074203Y2 JPH074203Y2 JP1876989U JP1876989U JPH074203Y2 JP H074203 Y2 JPH074203 Y2 JP H074203Y2 JP 1876989 U JP1876989 U JP 1876989U JP 1876989 U JP1876989 U JP 1876989U JP H074203 Y2 JPH074203 Y2 JP H074203Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid pouring
- nozzle
- pouring nozzle
- mouth
- shaped recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は液体注出ノズルに係る。
「従来の技術」 最近多用されているビールの樽形容器などの、液体容器
の口頚部に、注ぎ口として取り付けるノズルとして、上
下両端面を開口する円筒内面に、外気流入路としての小
径パイプを縦設し、かつ上記円筒の外壁中間部に外向き
フランジを設けて、その外向きフランジ下方筒部分を、
上記口頚部内に嵌合させるものが知られている。
の口頚部に、注ぎ口として取り付けるノズルとして、上
下両端面を開口する円筒内面に、外気流入路としての小
径パイプを縦設し、かつ上記円筒の外壁中間部に外向き
フランジを設けて、その外向きフランジ下方筒部分を、
上記口頚部内に嵌合させるものが知られている。
「考案が解決しようとする課題」 従来のノズルでは、円筒の内面に更に小径のパイプを縦
設するから製造工程が増え、またノズルの外径は予め定
められているから、口内径を異にする複数容器体の各口
頚部に対しては、各口内径に合わせた異る外径の、多く
のノズルを製作しなければならない面倒がある。
設するから製造工程が増え、またノズルの外径は予め定
められているから、口内径を異にする複数容器体の各口
頚部に対しては、各口内径に合わせた異る外径の、多く
のノズルを製作しなければならない面倒がある。
本案は、口内径を異にする複数容器体の各口頚部に対し
ても、弾性変形によりノズルの外径を変化させて使用出
来ると共に、容器体口頚部の内面と、その口頚部内に嵌
合されたノズル筒部部分外面との間に、液体置換用の外
気流入路が形成されるノズルを提案するものである。
ても、弾性変形によりノズルの外径を変化させて使用出
来ると共に、容器体口頚部の内面と、その口頚部内に嵌
合されたノズル筒部部分外面との間に、液体置換用の外
気流入路が形成されるノズルを提案するものである。
「課題を解決するための手段」 上下両端面を開口する円筒４筒壁の前部の上端から下端
までを、該円筒内方に向かってＶ字形に凹ませると共
に、該Ｖ字形凹部５を除く上記筒壁の中間部に外向きフ
ランジ６を設けた、弾性体より成る液体注出ノズル１で
あって、上記Ｖ字形凹部５前面の開口部分間隔を弾性に
抗して狭小化させることが可能に形成した。
までを、該円筒内方に向かってＶ字形に凹ませると共
に、該Ｖ字形凹部５を除く上記筒壁の中間部に外向きフ
ランジ６を設けた、弾性体より成る液体注出ノズル１で
あって、上記Ｖ字形凹部５前面の開口部分間隔を弾性に
抗して狭小化させることが可能に形成した。
「作用」 第１図が示す液体注出ノズル１は弾性体より成り、Ｖ字
形凹部５前面の開口部分間隔を弾性に抗して狭小化する
ことが出来、よって第２図、第３図が示すように、口内
径を異にする複数容器体の各口頚部に対して、それぞれ
装着することが出来る。またその装着によりＶ字形凹部
５の前面と上記口頚部内面との間に外気流入路９が形成
される。
形凹部５前面の開口部分間隔を弾性に抗して狭小化する
ことが出来、よって第２図、第３図が示すように、口内
径を異にする複数容器体の各口頚部に対して、それぞれ
装着することが出来る。またその装着によりＶ字形凹部
５の前面と上記口頚部内面との間に外気流入路９が形成
される。
「実施例」 １は、上端面２と下端面３とを開口する円筒４筒壁の前
部の上端から下端までを該円筒内方に向かってＶ字形に
凹ませると共に、該Ｖ字形凹部５を除く上記筒壁の中間
部に外向きフランジ６を設けた、弾性体より成る液体注
出ノズルである。上端面２は液体注出を容易にする為、
後部が高い傾斜面とするがよい。上記Ｖ字形凹部５は、
円筒４筒壁と接する２箇所の弾性屈折線部分7,7と、該
Ｖ字形凹部中心において１箇所の弾性屈折線部分８とを
持ち、これ等計３箇所の屈折線部分を円筒４筒壁より薄
肉とすることでＶ字形凹部５の弾性変形を容易にするこ
とが出来る。またＶ字形凹部５は、液体注出ノズル１下
部を容器体口頚部内へ嵌合したとき液体置換用の外気流
入路９を形成するが、その外気流入効果を高める為、Ｖ
字形凹部５を円筒下端面３よりも下方まで垂下させると
よい。上記外向きフランジ６は、Ｖ字形凹部５で分断さ
れており、該フランジの下方筒部分が容器体口頚部内へ
の嵌合部を形成する。
部の上端から下端までを該円筒内方に向かってＶ字形に
凹ませると共に、該Ｖ字形凹部５を除く上記筒壁の中間
部に外向きフランジ６を設けた、弾性体より成る液体注
出ノズルである。上端面２は液体注出を容易にする為、
後部が高い傾斜面とするがよい。上記Ｖ字形凹部５は、
円筒４筒壁と接する２箇所の弾性屈折線部分7,7と、該
Ｖ字形凹部中心において１箇所の弾性屈折線部分８とを
持ち、これ等計３箇所の屈折線部分を円筒４筒壁より薄
肉とすることでＶ字形凹部５の弾性変形を容易にするこ
とが出来る。またＶ字形凹部５は、液体注出ノズル１下
部を容器体口頚部内へ嵌合したとき液体置換用の外気流
入路９を形成するが、その外気流入効果を高める為、Ｖ
字形凹部５を円筒下端面３よりも下方まで垂下させると
よい。上記外向きフランジ６は、Ｖ字形凹部５で分断さ
れており、該フランジの下方筒部分が容器体口頚部内へ
の嵌合部を形成する。
液体注出ノズル１は、上記構成により、Ｖ字形凹部５前
面の開口部分間隔を弾性に抗して狭小化または弾性に従
って広大化させることで該ノズル外径を自在に変化し、
口内径を異にする複数容器体の各口頚部内にそれぞれ嵌
合可能な構造にされており、そのノズル外径が出来るだ
け幅広い外径変化を得ることが出来るよう、凹部前面の
開口幅を大きく設定するとよい。
面の開口部分間隔を弾性に抗して狭小化または弾性に従
って広大化させることで該ノズル外径を自在に変化し、
口内径を異にする複数容器体の各口頚部内にそれぞれ嵌
合可能な構造にされており、そのノズル外径が出来るだ
け幅広い外径変化を得ることが出来るよう、凹部前面の
開口幅を大きく設定するとよい。
「考案の効果」 本案は液体注出ノズル１の構成をＶ字形凹部５を持つ弾
性体より成るノズルとし、Ｖ字形凹部５前面の開口部分
間隔を弾性に抗して狭小化させてノズル外径を変化でき
るよう設けたから、口内径を異にする複数容器体の各口
頚部に対してそれぞれ嵌合可能となり、従って口頚部の
口内径に応じて外径を異にする、多くのノズルを製作す
る面倒がない。また空気吸入路９は、容器体口頚部とノ
ズルとの嵌合により、Ｖ字形凹部５の前面と上記口頚部
の内面との間に形成されるので、円筒の内面に小径パイ
プを縦設する場合に比べて製作が容易となり、コストの
低減が可能である。
性体より成るノズルとし、Ｖ字形凹部５前面の開口部分
間隔を弾性に抗して狭小化させてノズル外径を変化でき
るよう設けたから、口内径を異にする複数容器体の各口
頚部に対してそれぞれ嵌合可能となり、従って口頚部の
口内径に応じて外径を異にする、多くのノズルを製作す
る面倒がない。また空気吸入路９は、容器体口頚部とノ
ズルとの嵌合により、Ｖ字形凹部５の前面と上記口頚部
の内面との間に形成されるので、円筒の内面に小径パイ
プを縦設する場合に比べて製作が容易となり、コストの
低減が可能である。
第１図は本案液体注出ノズル１の斜視図、第２図は液体
注出ノズル１を容器体口頚部に嵌合した状態を示す斜視
図、第３図は第２図の容器体よりも小径の口頚部を有す
る容器体に液体注出ノズル１を嵌合させた状態を示す斜
視図である。 １……液体注出ノズル、２……円筒上端面 ３……円筒下端面、４……円筒 ５……Ｖ字形凹部、６……外向きフランジ ７……弾性屈折線部分、８……弾性屈折線部分 ９……外気流入路
注出ノズル１を容器体口頚部に嵌合した状態を示す斜視
図、第３図は第２図の容器体よりも小径の口頚部を有す
る容器体に液体注出ノズル１を嵌合させた状態を示す斜
視図である。 １……液体注出ノズル、２……円筒上端面 ３……円筒下端面、４……円筒 ５……Ｖ字形凹部、６……外向きフランジ ７……弾性屈折線部分、８……弾性屈折線部分 ９……外気流入路
Claims (1)
- 【請求項１】上下両端面を開口する円筒４筒壁の前部の
上端から下端までを、該円筒内方に向かってＶ字形に凹
ませると共に、該Ｖ字形凹部５を除く上記筒壁の中間部
に外向きフランジ６を設けた、弾性体より成る液体注出
ノズル１であって、上記Ｖ字形凹部５前面の開口部分間
隔を弾性に抗して狭小化させることが可能に形成したこ
とを特徴とする液体注出ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1876989U JPH074203Y2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 液体注出ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1876989U JPH074203Y2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 液体注出ノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02111630U JPH02111630U (ja) | 1990-09-06 |
| JPH074203Y2 true JPH074203Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=31233703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1876989U Expired - Fee Related JPH074203Y2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 液体注出ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074203Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-02-20 JP JP1876989U patent/JPH074203Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02111630U (ja) | 1990-09-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |