JPH0742030B2 - 紙葉類集積装置 - Google Patents

紙葉類集積装置

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JPH0742030B2
JPH0742030B2 JP24365885A JP24365885A JPH0742030B2 JP H0742030 B2 JPH0742030 B2 JP H0742030B2 JP 24365885 A JP24365885 A JP 24365885A JP 24365885 A JP24365885 A JP 24365885A JP H0742030 B2 JPH0742030 B2 JP H0742030B2
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【発明の詳細な説明】 (a) 技術分野 この発明は、紙葉類を収納する収納箱と、この収納箱に
集積・収納すべき紙葉類を挟持する押圧板と、ローラ
と、を備え、この押圧板の移動によって紙葉類に対する
押圧力を適正に保つ紙葉類集積装置に関する。
(b) 従来技術とその欠点 従来、銀行業務等で使用されている自動預金支払機等に
おける紙幣の集積装置は、紙幣を収納する収納箱と、こ
の収納箱に収納すべき紙幣を押圧板とローラとの間に集
積するものである。このようにして集積された紙幣を収
納箱から順次送り出す場合や、新たな紙幣を収納箱へ収
納する場合、集積されている紙幣に対する押圧板の押圧
力を適正な圧力に保つ必要がある。
押圧板による押圧力を適正に保つ方法として、従来は押
圧板による紙幣の押圧力が予め定められた一定値に達し
たことを検知する検知スイッチを設け、この検知スイッ
チがオンしたことに基づいて、押圧板を後退させること
によって押圧力を調整する方法が採用されている。
しかしながらこのような従来の装置にあっては、集積中
すなわち押圧板とローラとの間に紙幣を挿入する際、搬
送ローラが振動しないようにローラの元位置復帰力を強
くしているため、集積押圧力を検知する前記検知スイッ
チがオンする位置まで移動したとき、紙幣の押圧力は必
ずしも適正ではなく、高すぎる場合がある。このような
状態のまま紙幣を集積されると紙づまりを起こすという
問題があった。
(c) 発明の目的 この発明の目的は、搬送ローラの元位置復帰力を強くし
て、紙幣等の紙葉類の集積中に搬送ローラが振動しない
ように設定している場合でも、押圧板による紙葉類の押
圧力を適正押圧力に設定することを可能とした紙葉類集
積装置を提供することにある。
(d) 発明の構成および効果 この発明は要約すれば、紙葉類の押圧力が予め定められ
た一定値に達したことを検知する検知スイッチがオンし
た後、押圧板を後退させて前記検知スイッチがオフする
までの時間または押圧板の移動距離を検出する押圧板後
退量検出手段と、この押圧板後退量検出手段の検出結果
に基づいて予備後退量を求める予備後退量演算手段と、
前記検知スイッチがオンしたとき前記押圧板の後退を開
始させるとともに、前記検知スイッチがオフしてから前
記予備後退量だけさらに後退させる指示を前記押圧板駆
動手段に与える押圧板後退制御手段と、を設けたことを
特徴とする。
以上のように構成したことによって、検知スイッチがオ
ンしたことに基づいて押圧板を後退させた後、検知スイ
ッチがオフしてからもさらに予備後退量だけ後退させる
ことができる。このように押圧板を予備後退量だけ余分
に後退させるため、搬送ローラの元位置復帰力は従来通
り適度に強くしても紙葉類の押圧力が高すぎないように
設定することができ、且つ従来通り搬送ローラの振動を
防止することができる。
また、押圧板の後退を開始した後、検知スイッチがオフ
するまでの時間または距離に基づいて前記予備後退量を
定めるようにしたため、収納箱内の紙葉類のボリューム
(枚数,紙葉類の皺や座屈等の痛み具合等)に応じた最
適な押圧力を得ることができる。これによって紙葉類の
集積中等に紙葉類が紙づまりを起こすという問題を解消
することができる。
(e) 実施例 第1図はこの発明の紙葉類集積装置の実施例である紙幣
集積装置の概略構造を表す正面図である。
100は収納箱であり、この内部に紙幣を集積収納するた
めの機構が設けられている。紙幣集積装置の下方に一対
のプーリ12および13に張架されたベルト2が配設されて
いる。押圧板1は取付金具1aを介してベルト2に固定さ
れており、またこの押圧板1の下方には突設部1bが形成
されている。この突設部1bには、他端を図示しない本体
側取付部に保持されたコイルスプリング3の一端が取り
付けられている。10はこの発明におけるローラに相当す
る搬送ローラであり、前記押圧板1との間に紙幣11を積
層する。前記プーリ13は紙幣集積装置本体に軸支された
シャフト16に取り付けられている。一方、放出口14側の
プーリ12はワンウェイクラッチ4を介してシャフト15に
取り付けられている。このシャフト15はギヤ,電磁クラ
ッチ等を介してモータと結合されている。モータの回転
によってプーリ12が図中矢印C′方向に回転するとき、
押圧板1は後退すなわち左方向に移動し、紙幣11の押圧
力が低くなる。プーリ12が矢印C方向に回転するようモ
ータを駆動した場合、押圧板1は前進すなわち右方向に
移動し、紙幣11の押圧力が高くなる。しかしながらこの
押圧力はコイルスプリング3の張力で定まる位置まで押
圧板1が移動した後はワンウェイクラッチ4の作用によ
ってプーリ12が停止したままシャフト15が自由に回転す
るようになる。
6は前記搬送ローラ10をベルト9を介して回転させるた
めの駆動側のプーリである。プーリ6の回転によって搬
送ローラ10が図中矢印D方向に回転されるとともに紙幣
が図中矢印F方向に送り込まれたとき、その紙幣は既に
集積されている先頭の紙幣と搬送ローラ10との間に送り
込まれ集積される。なお、7aおよび7bはこの間に紙幣が
送り込まれたことを検知するフォトインタラプタよりな
る紙センサである。
8は既に集積されている先頭の紙幣を下方から外部へ出
紙するための送りローラであり、図中矢印E方向に回転
させることによって、摩擦力の作用で先頭の紙幣だけ下
方へ送り出される。
第2図は第1図に示した紙幣集積装置の要部平面図であ
る。
シャフト15は装置本体21の内側に取り付けられた軸受け
22により軸支されている。このシャフト15にギヤ17が結
合されていて、ギヤ17はギヤ18および19と結合してい
る。このギヤ19は電磁クラッチ20aを介してプーリ21と
連結している。プーリ21はベルト23を介してプーリ22と
結合されている。24はプーリ22を回転駆動するモータで
あり、前記電磁クラッチ20aがオン状態すなわち結合状
態のときモータ24の回転力はシャフト15に伝達される。
電磁クラッチ20aがオフのときはモータ24にかかわらず
シャフト15は自由に回転する。したがって電磁クラッチ
20aがオフの状態では第1図に示したようにコイルスプ
リング3の張力によって押圧板1が前方に移動し、紙幣
11を最も高い圧力で押圧した状態で停止する。
なお、第2図はモータ24が電磁クラッチ20aを介してプ
ーリ12のみ駆動する箇所を表しているが、このモータ24
は複数の収納箱に対する駆動源として用いられる。すな
わち、モータ24は図示しない他の複数の電磁クラッチ
(20b,20c等)とも連結していて、必要に応じて電磁ク
ラッチをON・OFFすることによって、モータの駆動力を
選択的にプーリに伝達することができる。
第3図は前記搬送ローラ10の移動と検知スイッチ25aと
の関係を表す図であり、第1図の要部の平面図である。
押圧板1が右方向に圧力を加えることによって紙幣11は
圧縮され、それとともに搬送ローラ10が右方向に移動す
る。この様子は第1図において搬送ローラ10が矢印B方
向に移動することに対応する。この搬送ローラ10の回転
軸に連結体27が支持されていて、この連結体27の先端に
中心軸を中心として回転するアクチュエータ26が当接し
ている。搬送ローラ10が右方向に移動することによっ
て、アクチュエータ26が図中矢印F方向に回転し、アク
チュエータ26の他方の端部に設けられた遮光板が回転す
る。このことによってフォトインタラプタよりなる検知
スイッチ25aがオン状態となって、紙幣11が予め定めら
れた一定値以上の圧力で押圧されていることを検知す
る。
第4図は上記紙幣集積装置の制御部のブロック図であ
る。
制御部の全体の制御はマイクロプロセッサよりなるCPU3
0のプログラム制御によってなされ、その制御プログラ
ムはROM31に予め記憶されている。RAM32はその制御プロ
グラムの実行に際してワーキングエリアとして用いられ
るメモリであり、後述するようにメモリの一部のエリア
をタイマ用のレジスタTとして、また、バッファ用レジ
スタT0,T1として用いる。モータ制御回路34は前記モー
タ24の正転,逆転および停止の制御を行う回路である。
検知スイッチ25は第3図に示したように搬送ローラ10が
予め定められた位置より右方向に移動したとき、すなわ
ち紙幣11が予め定められた以上の圧力で押圧されている
状態を検知するスイッチである。この検知スイッチは各
収納箱ごとに設けられ、25aを含む複数の検知スイッチ
よりなる。紙センサ7は第1図に示したように新たに集
積すべき紙幣が送り込まれてきたことを検知するセンサ
であり、この紙センサも各収納箱ごとに設けられてい
る。クラッチ制御回路35は第2図に示したようにモータ
24の回転力をプーリ12に連結するか遮断するかを制御す
る複数の電磁クラッチの制御回路であり、これらはI/O
ポート33を介してCPUによって制御される。
第5図は前記CPU30の処理手順を表すフローチャートで
ある。この発明の実施例である紙幣集積装置を作動させ
る前は前記電磁クラッチ20がオフ状態であり、押圧板1
はコイルスプリング3の張力によって紙幣を最も高い圧
力で押圧している状態にある。このような状態でまずモ
ータをオンしプーリ12を第1図において矢印C′方向に
回転させ押圧板1を後退させるとともにタイマをスター
トさせる(n10→n12)。その後、検知スイッチ25の状態
を判別し、検知スイッチがオン状態となるまで待つ(n1
4)。検知スイッチ25がオン状態となったとき前記タイ
マをストップさせる(n16)。このときのタイマの値を
バッファレジスタT0に移す。このステップn10〜n16の処
理がこの発明の押圧板後退量検出手段に相当する。
第6図はこのような検知スイッチとモータの駆動状態と
の関係を表す図である。図に示すようにモータが駆動開
始した後、検知スイッチがオフ状態になるまでの時間が
T0である。
次にこのT0に定数1.16を乗算した値をレジスタT1に求め
る(n18)。このn18がこの発明の予備後退量演算手段に
相当する。その後、タイマをスタートさせ、タイマの値
Tが前記T1以上の値になるまで計時を行う(n22)。タ
イマをスタートさせてからT1の時間経過した後、モータ
をオフし一連の処理を終了する(n24)。この時間T1が
予備後退量であり、第6図に示すようにモータはT0+T1
の時間駆動されることになる。なお、ステップn10およ
びn24がこの発明の押圧板後退制御手段に相当する。
第7図は前記時間T0とT1との関係を表す図あり、紙幣の
ボリューム(枚数,皺や座屈等の紙幣の痛み具合等)を
変化させたときの最も安定した押圧力となるまでモータ
を駆動させる予備後退量とを実験により求めた結果であ
る。
例えばT0が200msecのときT1は100msecのとき適正な押圧
力となる。また例えば400msecのときT1は約300msecであ
るとき最も適正な押圧力が得られる。このような幾つか
のサンプルデータを基にしてT0が長くなるに従ってT1を
長くすることによって、紙幣のボリュームにかかわらず
適正押圧力を得ることができ、この例の場合、時間T0と
T1との関係がT1=T0×1.16という関係式で近似できるこ
とがわかる。第5図においてステップn18の演算はこの
ような関係式を演算することに相当する。
なお、このようにモータを駆動させた後、検知スイッチ
がオフになるまでの時間T0とその後、押圧板による押圧
力が適正になるまでの予備後退時間T1との関係は収納す
べき紙幣の種類や搬送ローラと紙幣との接触関係等によ
って異なるが、各収納箱に応じた演算によって予備後退
量をそれぞれ設定することもできる。
実施例は予備後退量をモータの駆動時間で制御する例で
あったが、押圧板の位置を直接検知して予備後退量を定
めることができる。例えば第7図の例では図中括弧で示
すように例えば予備後退時間が100msecのとき押圧板の
後退距離は1.3mmに相当し、また例えば400msecのとき、
5.2mmに相当する。
このように距離を直接検知して予備後退量を設定する場
合はモータを駆動させてから検知スイッチがオフするま
で押圧板が後退した距離を検知してその距離から前記予
備後退量(距離)を定めることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例である紙幣集積装置の概略の
構造を表す正面図、第2図は同紙幣集積装置の要部平面
図、第3図は同紙幣集積装置の他の要部平面図、第4図
は同紙幣集積装置の制御部のブロック図、第5図は前記
制御部のCPUの処理手順を表すフローチャート、第6図
はモータ24の駆動タイミングと駆動スイッチ25aの状態
変化との関係を表す図、第7図はモータの駆動を開始さ
せた後、検知スイッチがオフするまでの時間と予備後退
量との関係を表す図である。 1……押圧板、10……搬送ローラ、25a……検知スイッ
チ、100……収納箱。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類を収納する収納箱と、この収納箱に
    集積された紙葉類を挟持する押圧板およびローラと、紙
    葉類の押圧力が予め定められた一定値に達したことを検
    知する検知スイッチと、この検知スイッチがオンしたこ
    とに基づいて前記押圧板を後退させる押圧板駆動手段
    と、を備えた紙葉類集積装置において、 前記押圧板駆動手段が前記検知スイッチがオンした後、
    前記押圧板を後退させて前記検知スイッチがオフするま
    での時間または距離を検出する押圧板後退量検出手段
    と、 この押圧板後退量検出手段の検出結果に基づいて予備後
    退量を求める予備後退量演算手段と、 前記検知スイッチがオンしたとき前記押圧板の後退を開
    始させるとともに、前記検知スイッチがオフしてから前
    記予備後退量だけ更に後退させる指示を前記押圧板駆動
    手段に与える押圧板後退制御手段と、を設けたことを特
    徴とする紙葉類集積装置。
JP24365885A 1985-10-29 1985-10-29 紙葉類集積装置 Expired - Lifetime JPH0742030B2 (ja)

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JPS62105859A JPS62105859A (ja) 1987-05-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5249792A (en) * 1992-07-23 1993-10-05 Heidelberg Harris, Inc. Method and device for the continuous formation of a stack of folded products standing on edge
US6588743B2 (en) * 2001-10-25 2003-07-08 Pitney Bowes Inc. Adjustable urging force system for stacker paddle

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