JPH0742019Y2 - 天埋型空気調和機 - Google Patents

天埋型空気調和機

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JPH0742019Y2
JPH0742019Y2 JP1990008222U JP822290U JPH0742019Y2 JP H0742019 Y2 JPH0742019 Y2 JP H0742019Y2 JP 1990008222 U JP1990008222 U JP 1990008222U JP 822290 U JP822290 U JP 822290U JP H0742019 Y2 JPH0742019 Y2 JP H0742019Y2
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JP
Japan
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hook
opening
grill
air conditioner
suction grill
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新助 古泉
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は天埋型空気調和機の構造に関し、さらに詳しく
は天井面に取付けられるグリル板の中央部に開口を形成
し、同開口部に開閉自在な吸込みグリルを具えた構造に
関するものである。
「従来の技術」 従来、天埋型空気調和機は、第3図の様に天井構造物に
吊りボルト等を介して取付けられる本体11内の中央部に
ファン12を設け、これを囲む様に環状の熱交換器13を配
設する一方、天井面に沿って取付けられるグリル板14の
中央部には上記ファン12に対向する開口15を形成し、同
開口15には保守の関係で開閉自在な吸込みグリル16を設
けてなるものであった。
しかしながら、上記従来型の構造によると、グリル板14
の開口縁に形成された係止縁17に、吸込みグリル16を引
掛けるフック18を一体形成しているので、同フック18の
掛りを良くするために、吸込みグリル16の軸受側にはヒ
ンジaの他に、これをフック18方向に押圧するスプリン
グによるヒンジbを設ける必要があり、その作動時のス
プリングによる押圧力が加わり過ぎてフック18が変形し
ない様にストップ機構を形成していた。このため部品点
数が多くなり、構造が複雑で組立工数が多くかかる等の
欠点を有しており、しかもフック18の作動距離を確保す
るために、上記軸受側に大きな隙間Lを形成する必要が
あり、意匠的に制限を受ける等の欠点を有していた。
「考案が解決しようとする課題」 本考案は上記従来型の欠点に鑑み考案されたものであっ
て、とくに吸込みグリルの開閉構造において、フック側
を可動構造として、吸込みグリルの軸受側の隙間をなく
す様にした構造を提供しようとするものである。
「課題を解決するための手段」 上記の課題を解決するための本考案の手段としては、天
井面に沿って取付けられるグリル板の中央部に開口を形
成し、同開口部に開閉自在な吸込みグリルを設けてなる
天埋型空気調和機おいて、前記グリル板の開口縁に係止
縁を形成する一方、これに対向する吸込みグリルの端部
に両側にスリットを具えたフックを形成する一方、同フ
ックと吸込グリルの桟とを連結片によって連結すると共
に、同桟に操作片を形成してなるものである。
「実施例」 以下図に示す一実施例について本考案を説明すると、1
は天埋型空気調和機の天井面に沿って取付けられるグリ
ル板であって、同グリル板1は略四片形に形成され、そ
の中央部には本体内の中央部に設けられたファンの吸い
込み口に対向する開口2と、この周辺に本体の室内側熱
交換器の外側に連通する吹出し口3が形成されており、
前記開口2の開口縁の一側には係止縁21が形成され、同
開口2には、開閉自在に吸込みグリル4が取付けられて
いる。この吸込みグリル4は合成樹脂の成形により周縁
部の四角い枠部材41と、これを結ぶ複数の桟42が一体形
成されているが、同吸込みグリル4を形成するにあた
り、枠部材41には前記グリル板1の開口縁に形成された
係止縁21に対向する所要の位置に、両側にスリット51を
具えたフック5が形成されるとともに、同フック5の背
側と、吸込みグリル4の桟42の一端を、素材の可とう性
を利用した薄肉の自己ヒンジ61、62を介して斜めに連結
する形の連結片6が一体形成されている。
これを操作するため、桟42には操作片7が突設されてい
る。8は吸込みグリル4のヒンジ部材である。
「作用」 以上の様な構成において、上記フック5の両側にはスリ
ット51が形成されているので、枠部材41に連なる部分か
ら容易に押し曲げることができる。
従って、上記グリル板1の開口2に吸込みグリル4を閉
じる際に、同フック5が係止縁21に当たると、同フック
5は第2図の点線の様に押し曲げられ、容易にこれを乗
り越えることができ、その弾性復元力でフック5が元に
戻ると、同図実線の様に係止縁21に確実に係止される。
つぎに、上記吸込みグリル4を開放する際には、第2図
の点線の様に、上記操作片7を押圧すると、その桟42に
連なる薄肉の自己ヒンジ61と、連結片6と、薄肉の自己
ヒンジ62等を介して斜めに連結されたフック5が一体的
に引張られ、同フック5の後退により、係止縁21との係
止が外され、容易に開放することができる。
「考案の効果」 以上の様に、グリル板の開口縁の係止縁に対向する吸込
みグリルの端部に両側にスリットを具えたフックを形成
することにより、吸込みグリルの操作時に、同フックを
容易に押し曲げることができる。また、同フックと吸込
みグリルの桟の一端を連結する連結片を一体形成するこ
とによって、フックの係止時の保持力が強化され、掛か
りを良くするとともに、外れを防止することができる。
さらに、上記桟の操作片の操作により連結片を介してフ
ックを後退させ、その係止を容易に解除することができ
る。これによって、従来型の様に、フックの係止時の掛
かりをよくするために、吸込みグリルの軸受側にスプリ
ングによるヒンジを設ける必要がなく、構造が簡単とな
り、部品点数を少なくするとともに、組立工数を大幅に
削減することができる。しかも上記フックの作動距離を
確保するために、軸受側に大きな隙間を設ける必要がな
く、これに伴う意匠的な制約もなくなり、外観を良くす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す天埋型空気調和機のグ
リル板の要部斜視図、第2図は同じくグリル板の要部切
欠側面図、第3図は従来形の天埋型空気調和機の要部切
欠側面図である。 同図中、1はグリル、2は開口、21は係止縁、3は吹出
し口、4は吸込みグリル、41は枠部材、42は桟、5はフ
ック、51はスリット、6は連結片、61、62は自己ヒン
ジ、7は操作片、8はヒンジ部材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井面に沿って取付けられるグリル板の中
    央部に開口を形成し、同開口部に開閉自在な吸込みグリ
    ルを設けてなる天埋型空気調和機おいて、前記グリル板
    の開口縁に係止縁を形成する一方、これに対向する吸込
    みグリルの端部に両側にスリットを具えたフックを形成
    する一方、同フックと吸込グリルの桟とを連結片によっ
    て連結すると共に、同桟に操作片を形成してなることを
    特徴とする天埋型空気調和機。
JP1990008222U 1990-01-31 1990-01-31 天埋型空気調和機 Expired - Fee Related JPH0742019Y2 (ja)

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JPH03100719U JPH03100719U (ja) 1991-10-21
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JP5194850B2 (ja) * 2008-02-05 2013-05-08 パナソニック株式会社 換気装置
JP5786781B2 (ja) * 2012-03-26 2015-09-30 ダイキン工業株式会社 空気調和装置のグリル

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