JPH0741977B2 - 容器搬送装置における容器の姿勢補正装置 - Google Patents

容器搬送装置における容器の姿勢補正装置

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JPH0741977B2
JPH0741977B2 JP19623592A JP19623592A JPH0741977B2 JP H0741977 B2 JPH0741977 B2 JP H0741977B2 JP 19623592 A JP19623592 A JP 19623592A JP 19623592 A JP19623592 A JP 19623592A JP H0741977 B2 JPH0741977 B2 JP H0741977B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂製等の軽量容
器の空容器搬送において、容器のネック部を支持して搬
送する第1容器搬送装置より、底部等を載置支持して搬
送する第2容器搬送装置への乗り移りの際に、容器の傾
き補正及び容器同志のプレッシャ削減を行う容器搬送装
置における容器の姿勢補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂製軽量容器の搬送装置として、
ガイドとスクリューを一定間隔を置いて並列配置し、ガ
イドとスクリューとの間に容器を懸架し、スクリューを
回転させることにより容器を搬送する容器搬送装置(特
開平4−12913号公報参照)や、びんの頸部を好適
な案内レールで吊り下げ、空気コンベヤから出る上向き
加圧空気噴流により案内レールに沿ってびんを移動する
空気コンベヤ(特公昭59−20563号公報参照)が
存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
特開平4−12913号公報に示された従来技術は、ガ
イドとスクリューを一定間隔を置いて並列配置し、ガイ
ドとスクリューとの間に容器を懸架し、スクリューを回
転させることにより容器を搬送するものであるが、この
容器搬送装置から容器の底部を支持して搬送する従来公
知の容器搬送装置への乗り移しの際には、特別な工夫が
されていないため、容器が傾斜して移送されているので
容器の転倒が頻繁に起こる。また、特公昭59−205
63号公報に示された空気コンベヤについても、同様に
容器が傾斜して搬送されるので転倒を起こすという問題
点があった。本発明は、この点に鑑み、容器のネック部
を支持して搬送する空気コンベヤ等の第1容器搬送装置
の後部、あるいは底部を支持して搬送するキャタピラチ
ェーン搬送コンベヤ等の第2容器搬送装置との受渡し部
に、上段を短く、下段を長くした2段スクリューを設け
た容器搬送装置における容器の姿勢補正装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、容器のネック部を支持して搬送する第1
容器搬送装置より、容器の胴部または底部を支持して容
器を搬送する第2容器搬送装置に同期させて乗り移す搬
送装置において、前記第1容器搬送装置の後部あるいは
前記第2容器搬送装置との受渡し部に、上段を短く、下
段を長くした2段スクリューを設けるという技術手段を
採用した。
【0005】
【作用】本発明は、以上の技術手段を採用した結果、例
えば、空気コンベヤよりキャタピラチェーン搬送コンベ
ヤに乗り移る際、上下2段にスクリューを設け、長い下
段スクリューを導入部にし、徐々に移動させて上下の2
段のスクリューで安定した状態で、容器を移動させなが
ら、容器の傾き補正と、噛み込みを防止し、さらに、
上、下段スクリュー以後の容器同志の押し圧力を削減す
るものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面で詳細に
説明する。図1に示す実施例は、本発明に係る一実施例
の要部を示す概略正面図で、容器Bのネック部3を支持
して搬送する第1容器搬送装置1と、容器の底部を支持
して容器を搬送する第2容器搬送装置2とにより、合成
樹脂製等の軽量容器Bの空容器搬送を行っている。この
第1容器搬送装置1として、例えば、図2で示す空気コ
ンベヤの一実施例のものを用いた場合で説明すると、空
気コンベヤ1より次工程との関係で等間隔に姿勢を補正
して容器Bを搬送する例えばキャタピラチェーン搬送コ
ンベヤ2へ乗り移さなければならない。ところが、容器
Bのネック部3を支持して搬送する空気コンベヤ1での
搬送は、どうしても容器Bが傾いた状態で搬送される。
このためにキャタピラチェーン搬送コンベヤ2に乗り移
る際、あるいは乗り移ってからも前後の容器Bによって
傾いた状態のまま搬送されている間に容器が転倒するこ
とが起こる。さらに、容器Bが連なりエア圧により容器
Bが押し出されるため、キャタピラチェーン搬送コンベ
ヤ2上で容器Bが転倒を起こす。この容器の転倒を防止
するために、空気コンベヤ1から排出されてくる傾いた
容器Bを受け取るキャタピラチェーン搬送コンベヤ2の
入口部4の適宜位置に階段状になるように、複数段スク
リューを設ける。本実施例では、上下2段にスクリュー
を設けたものが示されている。この上下2段のスクリュ
ーは、上段スクリュー5を短くし、下段スクリュー6を
長くして、この下段スクリュー6の先端部を導入部7と
して、この下段スクリュー6の導入部7が先ず傾いて搬
送されてくる容器Bを受け取りながら、この容器Bを徐
々に傾き姿勢を補正しながら下段スクリュー6の回転で
キャタピラチェーン搬送コンベヤ2上を搬送して、容器
Bの噛み込みを防止しながら、等間隔で次工程作業をし
やすくする姿勢で搬送するものである。これは、傾いた
状態で搬送された容器同志の押し圧力によって、より容
器Bの転倒が起こりやすいし、容器Bが潰される恐れが
ある。これを解消するように傾いた姿勢を垂直の状態に
補正するものである。上下複数段のスクリューは、図1
のように正面から見て、手前側のみに設ける。あるいは
向こう側のみに設ける。または手前側と向こう側の両方
に設けることができるのはいうまでもない。なお、図1
中の8は、上下2段に設けられた上、下段スクリュー用
軸受、9はキャタピラチェーン搬送コンベヤ2の支柱、
10は空気コンベヤ1とキャタピラチェーン搬送コンベ
ヤ2とが一部重なっている部分を示している。また、空
気コンベヤ1とキャタピラチェーン搬送コンベヤ2は同
期されていることはいうまでもない。図2は、図1で示
した実施例の容器のネック部3を支持して搬送する搬送
装置の一つの好適な実施例である空気コンベヤの一部を
示す斜視図である。空気コンベヤ1は、細長い頂壁、そ
して側壁11及び底壁12、さらに端壁で囲まれた細長
い充満室13を包含する。充満室13は典型的にはゲー
ジ圧水頭13センチの圧力の空気供給フアン(図示しな
い)から加圧空気を受け取る。充満室13の底壁12は
空気コンベヤ1の全長に渡って延在し搬送通路14と合
致する細長い間隙または第1スロット15を包含する。
この細長い第1スロット15はその全長を逆U字型の空
気搬送チャンネル部材16で覆われている。この空気搬
送チャンネル部材16は頂壁17と、底側壁に形成した
第1スロット15の間隔を隔てた縁部へ適宜な装置によ
って合体せしめられた第1側壁18、第2側壁19とに
よって形成される。第1側壁18、第2側壁19にはそ
れぞれ複数個の第2スロット20、第3スロット21が
切り込んで形成してある。これらの第2スロット20、
第3スロット21は垂直に向き、空気搬送チャンネル部
材16の第1側壁18、第2側壁19全長に渡って列状
に配設してある。これらの第2スロット20、第3スロ
ット21から空気を充満室13内へと押し込む従来法に
よって形成される。充満室13が加圧空気を受けると、
空気噴流が第2スロット20と第3スロット21を通っ
て流れる。各空気噴流は第1側壁18、第2側壁19の
内面に沿う実質的な流れ成分を有する。空気搬送チャン
ネル部材16へと向けられた空気噴流は搬送空気の流れ
を生じ、これが合成樹脂製等の軽量容器Bを動かすので
ある。作用については、充満室13からの加圧空気が加
圧空気噴流となって第2スロット20、第3スロット2
1から出る。この空気噴流は合成樹脂製等の軽量容器B
の頸部に当たる搬送方向の主流成分を有するものであ
る。空気噴流はその後、頸部案内レール間の空隙を通り
抜けて、搬送方向の残留流れ成分を有する残留加圧空気
部分を構成する。この残留流れ成分は合成樹脂製等の軽
量容器Bに当り、これが搬送方向に動くことを可能とす
るものである。以上のように空気コンベヤは、軽量容器
のネック部を支持し、軽量容器に空気を吹き付けて搬送
するので、軽量容器が図1に示すように傾斜した状態で
連続して搬送される。これを図1で説明したように上下
複数段のスクリューにより垂直な正常状態にしながらキ
ャタピラチェーン搬送コンベヤ上を搬送させるものであ
る。なお、キャタピラチェーン搬送コンベヤについて説
明したがこれだけではなく、載置して搬送できるもので
あれば、ベルトコンベヤ等全ての搬送コンベヤに適用で
きることはいうまでもない。
【0007】次に、他の応用例として、図3、図4につ
いて説明する。違いは容器のネック部3を支持して搬送
する第1容器搬送装置のタイプがガイド25とスクリュ
ー24を一定間隔を置いて並列配置し、ガイド25とス
クリュー24との間に容器を懸架し、スクリュー24を
回転させることにより容器を搬送する点が異なるだけ
で、このタイプの容器搬送装置の場合も、ネック部を支
持するために容器が傾いて搬送されるので、先述の転倒
する問題点が同じように起こることになる。これを防止
するために、図3で示すように、容器のネック部3を支
持して搬送する第1容器搬送装置1と容器Bを載置して
搬送する第2容器搬送装置2の一部重なり部10の第2
容器搬送装置の入口部4に上下複数段にスクリュー5,
6を設けたものである。そして、この応用例を図3、図
4によって少し詳しく説明すると、第1レール22、第
2レール23が略直角湾曲状に一定間隔を置いて並列配
置されている。図面には詳しく示してないが、スクリュ
ー24は第2レール23に係止され、ガイドあるいはス
クリュー25は第1レール22に固定されている。スク
リュー24の一端は第1軸受26によって、他端は別の
第2軸受27によって共に回転可能に支持されている。
ガイド25の一端は第3軸受28によって、他端は第2
軸受27によって動かないように支持されている。第2
軸受27はモータ29に連結され、スクリュー24を矢
視方向に回転させることができる。なお、第2軸受27
はスクリュー24に伝達する回転速度を調整できるよう
に変速機を有していてもよい。かかる装置においては、
容器B(図4参照)をガイド25とスクリュー24との
間に懸架し、スクリュー24を矢印方向に回転させるこ
とで、容器は自転しながら一方向に移動するものであ
る。
【0008】
【発明の効果】本発明は、以上の構成を採用した結果、
次の効果を得ることができる。 (1)容器のネック部を支持して搬送されている容器の
傾きや、容器同志の押し圧力による転倒を防止し、容器
を載置して搬送する搬送装置上にスムースに乗り移らせ
ることができる。 (2)容器同志の押し圧力を削減できることにより、容
器の変形防止が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に関する要部を示す概略正面
図である。
【図2】前記実施例における容器のネック部を支持して
搬送する空気コンベヤを示す概略斜視図である。
【図3】本発明の他の応用例に関する要部を示す概略平
面図である。
【図4】前記の他の応用例における容器搬送装置の一部
を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1‥‥第1容器搬送装置 2‥‥第2容器搬
送装置 3‥‥容器のネック部 4‥‥第2容器搬
送装置の入口部 5‥‥上段スクリュー 6‥‥下段スクリ
ュー 7‥‥導入部 8‥‥上、下段ス
クリュー用軸受 9‥‥支柱 10‥‥一部重なり
部 11‥‥側壁 12‥‥底壁 13‥‥充満室 14‥‥搬送通路 15‥‥第1スロット 16‥‥空気搬送
チャンネル部材 17‥‥頂壁 18‥‥第1側壁 19‥‥第2側壁 20‥‥第2スロ
ット 21‥‥第3スロット 22‥‥第1レー
ル 23‥‥第2レール 24‥‥スクリュ
ー 25‥‥ガイド 26‥‥第1軸受 27‥‥第2軸受 28‥‥第3軸受 29‥‥モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−62430(JP,A) 特開 平4−12903(JP,A) 実開 平2−4816(JP,U) 特公 昭59−20563(JP,B2) 実公 平3−55535(JP,Y2) 実公 昭56−24889(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器のネック部を支持して搬送する第1
    容器搬送装置より、容器の胴部または底部を支持して容
    器を搬送する第2容器搬送装置に同期させて乗り移す搬
    送装置において、前記第1容器搬送装置の後部あるいは
    前記第2容器搬送装置との受渡し部に、上段を短く、下
    段を長くした2段スクリューを設けたことを特徴とする
    容器搬送装置における容器の姿勢補正装置。
JP19623592A 1992-06-30 1992-06-30 容器搬送装置における容器の姿勢補正装置 Expired - Fee Related JPH0741977B2 (ja)

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JP4742294B2 (ja) * 2004-05-17 2011-08-10 澁谷工業株式会社 角容器の方向規制装置

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