JPH074191Y2 - 把手付き壜 - Google Patents
把手付き壜Info
- Publication number
- JPH074191Y2 JPH074191Y2 JP1987039451U JP3945187U JPH074191Y2 JP H074191 Y2 JPH074191 Y2 JP H074191Y2 JP 1987039451 U JP1987039451 U JP 1987039451U JP 3945187 U JP3945187 U JP 3945187U JP H074191 Y2 JPH074191 Y2 JP H074191Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engaging
- handle
- bottle
- protrusions
- grip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は合成樹脂製の把手付き壜に係る。
「従来の技術」 従来、生ビール等の液体収納用として飽和ポリエステル
による2,5l近い大形の二軸延伸壜が用いられているが、
このような大形壜では液体を収納した場合かなりの重量
となるので、持ち運びに便なるように把手付きとしてい
る。例えば、代表的なものとして酒樽を形どった樽状容
器がある。この容器は胴部の下部外面に筒状の脚台を、
かつ胴部の上部外面にカバー筒をそれぞれ嵌合させ、そ
れ等脚台とカバー筒とを利用して把手を取付けている。
による2,5l近い大形の二軸延伸壜が用いられているが、
このような大形壜では液体を収納した場合かなりの重量
となるので、持ち運びに便なるように把手付きとしてい
る。例えば、代表的なものとして酒樽を形どった樽状容
器がある。この容器は胴部の下部外面に筒状の脚台を、
かつ胴部の上部外面にカバー筒をそれぞれ嵌合させ、そ
れ等脚台とカバー筒とを利用して把手を取付けている。
「考案が解決しようとする課題」 しかし、最近装飾性を廃した形状の壜体を用いることも
多く、このような壜体の場合、取り付け手掛かりがない
ことから、壜体に直接把手を形成することとなるが、こ
の場合には壜体が複雑となって成形上好ましくなく、壜
体の肉厚の関係から把手の取付け部に強度上の不安があ
る。しかも、従来のものは把手が壜体の胴部から突出し
た形状が多く、搬送や保管等の取扱いに邪魔となるばか
りでなく、自動販売機に採用できない不便もある。
多く、このような壜体の場合、取り付け手掛かりがない
ことから、壜体に直接把手を形成することとなるが、こ
の場合には壜体が複雑となって成形上好ましくなく、壜
体の肉厚の関係から把手の取付け部に強度上の不安があ
る。しかも、従来のものは把手が壜体の胴部から突出し
た形状が多く、搬送や保管等の取扱いに邪魔となるばか
りでなく、自動販売機に採用できない不便もある。
本案は、把手を壜体とは別個に形成し、しかも十分な取
付け強度が得られ、更に、壜体胴部から突出しない取付
けとした把手付き壜を得るにある。
付け強度が得られ、更に、壜体胴部から突出しない取付
けとした把手付き壜を得るにある。
「課題を解決するための手段」 胴部2後部に後面および左右両面開口の凹部3を形成
し、該凹部上下両壁面の前後方向略中間に巾狭の第1,第
2係合突条7a,7bを、かつ、これ等第1,第2係合突条後
面の左右方向中間に巾広の第1,第2突起5a,5bを、それ
ぞれ付設した壜1と、上記第1係合突条7a下面へ、縦板
状の握持板部9の上部から前方へ突設した第1突出部10
a上面を、かつ上記第2係合突条7b上面へ、握持板部9
下部から前方突設した第2突出部10b下面を、それぞれ
圧接させると共に、それ等第1、第2突出部10a,10b前
端に付設した第1,第2係合片12a,12b後面を上記第1,第
2係合突条7a,7b前面に係合させ、また、第1突出部10a
上方の握持板部9部分の左右中間および第2突出部10b
下方の握持板部9部分の左右中間にそれぞれ縦設した第
1,第2係合割溝11a,11b内へ上記第1,第2突起5a,5bを係
合させた把手8とからなり、上記握持板部9上方および
下方の胴部2部分後面と握持板部9後面とを略面一とし
た。
し、該凹部上下両壁面の前後方向略中間に巾狭の第1,第
2係合突条7a,7bを、かつ、これ等第1,第2係合突条後
面の左右方向中間に巾広の第1,第2突起5a,5bを、それ
ぞれ付設した壜1と、上記第1係合突条7a下面へ、縦板
状の握持板部9の上部から前方へ突設した第1突出部10
a上面を、かつ上記第2係合突条7b上面へ、握持板部9
下部から前方突設した第2突出部10b下面を、それぞれ
圧接させると共に、それ等第1、第2突出部10a,10b前
端に付設した第1,第2係合片12a,12b後面を上記第1,第
2係合突条7a,7b前面に係合させ、また、第1突出部10a
上方の握持板部9部分の左右中間および第2突出部10b
下方の握持板部9部分の左右中間にそれぞれ縦設した第
1,第2係合割溝11a,11b内へ上記第1,第2突起5a,5bを係
合させた把手8とからなり、上記握持板部9上方および
下方の胴部2部分後面と握持板部9後面とを略面一とし
た。
「作用」 把手8は凹部3の側面開口から押し込んで取り付ける。
即ち、凹部3の側面開口から把手8下部を斜めに傾けて
挿入させて、把手8下端の第2係合片12b後面部分を、
凹部3の下面壁に付設した第2係合突条7bの前面部分へ
当接させ、かつ該状態から把手下端を中心に把手8を凹
部方向へ強制回動させることにより、把手8を弾性屈曲
させると共に、胴部2上半部を僅かに前方へ弾性屈曲さ
せて凹部3を上下に広げ、把手8を所定位置に取り付け
る。該状態では、第1,第2係合片12a,12b後面が第1,第
2係合突条7a,7b前面に係合しているので、把手8が後
方へ抜け出すことがなく、かつ第1,第2突起5a,5bが第
1,第2係合割溝11a,11b内へ係合しているので、把手8
が横ずれすることがない。
即ち、凹部3の側面開口から把手8下部を斜めに傾けて
挿入させて、把手8下端の第2係合片12b後面部分を、
凹部3の下面壁に付設した第2係合突条7bの前面部分へ
当接させ、かつ該状態から把手下端を中心に把手8を凹
部方向へ強制回動させることにより、把手8を弾性屈曲
させると共に、胴部2上半部を僅かに前方へ弾性屈曲さ
せて凹部3を上下に広げ、把手8を所定位置に取り付け
る。該状態では、第1,第2係合片12a,12b後面が第1,第
2係合突条7a,7b前面に係合しているので、把手8が後
方へ抜け出すことがなく、かつ第1,第2突起5a,5bが第
1,第2係合割溝11a,11b内へ係合しているので、把手8
が横ずれすることがない。
「実施例」 1は二軸延伸した合成樹脂製の壜であり、該壜は胴部2
上端から肩部13を介して口頸部14を起立し、かつ胴部2
後部に後面および左右両面開口の凹部3を形成し、該凹
部3上下両壁面の前後方向略中間に巾広の第1,第2係合
突条7a,7bを、かつこれ等第1,第2係合突条後面の左右
方向中間に巾狭の第1,第2突起5a,5bを、それぞれ付設
している。上記凹部3は、後述把手8の握持板部9を握
るのに支障のない深さに形成する。
上端から肩部13を介して口頸部14を起立し、かつ胴部2
後部に後面および左右両面開口の凹部3を形成し、該凹
部3上下両壁面の前後方向略中間に巾広の第1,第2係合
突条7a,7bを、かつこれ等第1,第2係合突条後面の左右
方向中間に巾狭の第1,第2突起5a,5bを、それぞれ付設
している。上記凹部3は、後述把手8の握持板部9を握
るのに支障のない深さに形成する。
8は把手であり、該把手は、縦板状の握持板部9上部か
ら前方へ突設した第1突出部10a上面を上記第1係合突
条7a下面へ、かつ握持板部9下部から前方へ突設した第
2突出部10b下面を上記第2係合突条7b上面へ、それぞ
れ圧接させると共に、それ等第1,第2突出部10a,10b前
端に付設した第1,第2係合片12a,12b後面を既述第1,第
2係合突条7a,7b前面に係合させ、また、上記第1突出
部10a上方へ握持板部9部分の左右方向中間および第2
突出部10b下方の握持板部9部分の左右方向中間に第1,
第2係合割溝11a,11bをそれぞれ縦設し、かつ、これ等
第1,第2係合割溝内へ既述第1,第2突起5a,5bを係合さ
せ、更に、握持板部9後面と、該握持板部上方および下
方の胴部2部分後面とが略面一となるよう形成してい
る。該把手は合成樹脂材により成形する。
ら前方へ突設した第1突出部10a上面を上記第1係合突
条7a下面へ、かつ握持板部9下部から前方へ突設した第
2突出部10b下面を上記第2係合突条7b上面へ、それぞ
れ圧接させると共に、それ等第1,第2突出部10a,10b前
端に付設した第1,第2係合片12a,12b後面を既述第1,第
2係合突条7a,7b前面に係合させ、また、上記第1突出
部10a上方へ握持板部9部分の左右方向中間および第2
突出部10b下方の握持板部9部分の左右方向中間に第1,
第2係合割溝11a,11bをそれぞれ縦設し、かつ、これ等
第1,第2係合割溝内へ既述第1,第2突起5a,5bを係合さ
せ、更に、握持板部9後面と、該握持板部上方および下
方の胴部2部分後面とが略面一となるよう形成してい
る。該把手は合成樹脂材により成形する。
「考案の効果」 本案は上記構成とするものであり、把手8と壜1とを別
体としたので、壜1の形状を単純化できて成形上の問題
がなくなり、取付けにおける強度上の不安も解消でき
る。また、壜胴部2後分に形成した凹部3上下両壁面の
前後方向略中間に第1,第2係合突条7a,7bを、かつ、こ
れ等第1,第2係合突条後面の左右方向中間に第1,第2突
起5a,5bを、それぞれ付設し、また、第1係合突条7a下
面へ、握持板部9上部から前方突設した第1突出部10a
上面を、かつ第2係合突条7b上面へ、握持板部9下部か
ら前方突設した第2突出部10b下面を、それぞれ圧接さ
せると共に、それ等第1,第2突出部10a,10b前端に付設
した第1,第2係合片12a,12b後面を第1,第2係合突条7a,
7b前面に係合させ、また、握持板部9の上下両端部に縦
設した第1,第2係合割溝11a,11b内へ第1,第2突起5a,5b
を係合させたから、第1,第2係合突条7a,7bと、第1,第
2係合片12a,12bの係合により把手8が抜け出すことを
確実に阻止することができる共に、第1,第2係合割溝11
a,11bと第1,第2突起5a,5bの係合により把手8が横ずれ
することを確実に阻止することができ、かつ把手8上下
両端部の係合面積が大きいので、その係合が強固であ
り、よって、把手8を壜1へ確実に取り付けることがで
き、また、握持板部9上方および下方の胴部2部分後面
と握持板部9後面とを略面一としたから、把手8が邪魔
とならず、自動販売機による販売に適する。
体としたので、壜1の形状を単純化できて成形上の問題
がなくなり、取付けにおける強度上の不安も解消でき
る。また、壜胴部2後分に形成した凹部3上下両壁面の
前後方向略中間に第1,第2係合突条7a,7bを、かつ、こ
れ等第1,第2係合突条後面の左右方向中間に第1,第2突
起5a,5bを、それぞれ付設し、また、第1係合突条7a下
面へ、握持板部9上部から前方突設した第1突出部10a
上面を、かつ第2係合突条7b上面へ、握持板部9下部か
ら前方突設した第2突出部10b下面を、それぞれ圧接さ
せると共に、それ等第1,第2突出部10a,10b前端に付設
した第1,第2係合片12a,12b後面を第1,第2係合突条7a,
7b前面に係合させ、また、握持板部9の上下両端部に縦
設した第1,第2係合割溝11a,11b内へ第1,第2突起5a,5b
を係合させたから、第1,第2係合突条7a,7bと、第1,第
2係合片12a,12bの係合により把手8が抜け出すことを
確実に阻止することができる共に、第1,第2係合割溝11
a,11bと第1,第2突起5a,5bの係合により把手8が横ずれ
することを確実に阻止することができ、かつ把手8上下
両端部の係合面積が大きいので、その係合が強固であ
り、よって、把手8を壜1へ確実に取り付けることがで
き、また、握持板部9上方および下方の胴部2部分後面
と握持板部9後面とを略面一としたから、把手8が邪魔
とならず、自動販売機による販売に適する。
第1図は、本案壜の一実施例の一部縦断側面図、第2図
は同実施例の一部拡大分解斜視図、第3図a,bは同実施
例の部分平面図と要部背面図である。 1……壜、8……把手
は同実施例の一部拡大分解斜視図、第3図a,bは同実施
例の部分平面図と要部背面図である。 1……壜、8……把手
Claims (1)
- 【請求項1】胴部2後部に後面および左右両面開口の凹
部3を形成し、該凹部上下両壁面の前後方向略中間に巾
狭の第1,第2係合突条7a,7bを、かつ、これ等第1,第2
係合突条後面の左右方向中間に巾広の第1,第2突起5a,5
bを、それぞれ付設した壜1と、上記第1係合突条7a下
面へ、縦板状の握持板部9上部から前方へ突設した第1
突出部10a上面を、かつ上記第2係合突条7b上面へ、握
持板部9下部から前方突設した第2突出部10b下面を、
それぞれ圧接させると共に、それ等第1,第2突出部10a,
10b前端に付設した第1,第2係合片12a,12b後面を上記第
1,第2係合突条7a,7b前面に係合させ、また、第1突出
部10a上方の握持板部9部分の左右中間および第2突出
部10b下方の握持板部9部分の左右中間にそれぞれ縦設
した第1,第2係合割溝11a,11b内へ上記第1,第2突起5a,
5bを係合させた把手8とからなり、上記握持板部9上方
および下方の胴部2部分後面と握持板部9後面とを略面
一としたことを特徴とする合成樹脂製の把手付き壜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987039451U JPH074191Y2 (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 | 把手付き壜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987039451U JPH074191Y2 (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 | 把手付き壜 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63147430U JPS63147430U (ja) | 1988-09-28 |
JPH074191Y2 true JPH074191Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=30852628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987039451U Expired - Lifetime JPH074191Y2 (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 | 把手付き壜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH074191Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5827934U (ja) * | 1981-08-13 | 1983-02-23 | 日本電気株式会社 | 半導体装置 |
-
1987
- 1987-03-17 JP JP1987039451U patent/JPH074191Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63147430U (ja) | 1988-09-28 |
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