JPH0741853B2 - 自動二輪車の計器取付構造 - Google Patents

自動二輪車の計器取付構造

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JPH0741853B2
JPH0741853B2 JP59265261A JP26526184A JPH0741853B2 JP H0741853 B2 JPH0741853 B2 JP H0741853B2 JP 59265261 A JP59265261 A JP 59265261A JP 26526184 A JP26526184 A JP 26526184A JP H0741853 B2 JPH0741853 B2 JP H0741853B2
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JP
Japan
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mounting panel
cover plate
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upper bracket
speedometer
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JPS61143268A (ja
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俊之 鈴木
政典 柚木
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は自動二輪車の計器取付構造に関するものであ
る。
(従来技術) 自動二輪車に取付けられる計器には、速度計、エンジン
回転計など多数あるが、このなかには、速度計のように
最も重要な必須の計器から、ライダーに車両操縦のため
の単なる参考情報を提供するだけの補助的な計器まであ
る。
ところで、従来の自動二輪車では、多数の計器が併設さ
れているため、ライダーは、最重要な計器と他の補助的
な計器とを識別するための集中力を余分に多く要求され
る傾向にある。
(発明の目的) 本発明の目的は、最重要な計器を見やすくすると共に、
他の補助計器を併設しても識別しやすくする自動二輪車
の計器取付構造を提供することにある。
(発明の構成) 上記目的を達成する本発明は、操向軸の上端に固定した
上ブラケットの左右両端にそれぞれ独立のバーハンドル
を固定し、この両バーハンドルに挟まれる中間領域に計
器を配置した自動二輪車において、前記両バーハンドル
に挟まれる中間領域の車体前方に、支持板と薄肉の覆い
板とからなる取付パネルを前上がりに傾斜させると共
に、前記覆い板の後端部表面を前記上ブラケットの表面
と略面一になるように配置し、かつ前記支持板を下方に
折り曲げた取付部を前記覆い板よりも下方の位置で前記
上ブラケットに固定し、前記覆い板面内の略車体幅中心
位置に、前記両バーハンドルの中心軸の延長線の交点を
含む状態に、丸形の前記計器を1個だけ配置したことを
特徴とするものである。
(実施例) 以下、本発明を図に示す実施例により説明する。
図において、1はヘッドパイプ2に回動自在に支持され
た操向軸であり、この操向軸1の上端に左右に延長する
上ブラケット3が固定され、また下端に不図示の同じく
左右に延長する下ブラケットが固定されている。この上
下ブラケットの左右両端には、それぞれ前フォーク4,4
が固定され、その前フォーク4,4の下端に前輪5が支持
されている。
また、上記上ブラケット3の上面側の左右両端には、そ
れぞれ左右独立にバーハンドル6,6が平面視でハの字状
となるように固定されている。この左右のバーハンドル
6,6に挟まれた中間領域に、略三角形をした速度計10支
持用の取付パネル7が車体前方上方に傾斜して設けられ
ている。この取付パネル7は、下側の支持板7aと、その
上面を覆う覆い板7bから構成されており、上記支持板7a
を上ブラケット3に対し、覆い板7bよりも下方の位置
で、ボルト8,ナット9を介して固定することにより支持
されている。覆い板7bの上面は前上がりに傾斜すると共
に、その上面後端が上ブラケット3の上面と略面一にな
るように取付けられている。このような取付けのため、
取付パネル7に支持された速度計10は、バーハンドル6,
6を左右に操作するとき、そのボーハンドル6,6の動きと
一体になって左右に動く。
上ブラケット3に取付けられた上記取付パネル7は、速
度計10を取付けるための専用パネルにしてあり、インジ
ケータランプ等の単純なオン、オフ程度の表示を行う手
段を併設することはあっても、指針等の動きによって時
間的に変る変化量を表示する他のメータは取付けられな
い。この取付パネル7の外形の略三角形の頂角に対応す
る部分に穴7cが設けられ、この穴7cに丸形の速度計10が
ゴム製のパッキン11を介して支持されている。その下部
側は、樹脂製のケース12によって覆われている。
このように取付パネル7に支持された速度計10は、左右
のバーハンドル6,6の中心軸CL,CLの延長線の交点0を含
むような配置になり、車体幅の略中心に位置している。
かつ、速度計10の丸形形状は、取付パネル7の略三角形
の頂角における外形線に、いっぱいに内接するような大
径になっている。このように車体前方上方に傾斜する取
付パネル7の中に、速度計10の丸が配置されたことによ
って、その丸形の速度計10の存在感が強調され、かつ、
ライダーの目標と直面するようになっている。
一方、上記取付パネル7の外側部には、この取付パネル
の領域外に、上記速度計10よりも径の小さい丸形のエン
ジン回転計13が、独立の支持板14を介して取付けられて
いる。エンジン回転計13は、上記支持板14にゴム製のパ
ッキン15を介して支持され、その支持板14はネジ16によ
って、取付パネル7の支持板7aが折り曲げられた外側面
に着脱自在に取付けられている。このように取付けられ
たエンジン回転計13の上面は、取付パネル7上の速度計
10の上面より一段低くなっている。
上述した速度計の取付構造によると、速度計10は、取付
パネル7上に1個だけ取り付けられるため、可及的に大
型化可能になって目盛が読みとりやすくなり、しかも覆
い板7bの車幅中央位置において、左右のバーハンドル6,
6の中心軸CL,CLの延長線の交点0を含む範囲にあって、
そのバーハンドル6,6の動きと一体になって左右に動く
ため、ライダーがハンドル操作するとき、その手による
動作感覚情報によって、速度計10の位置を比較的精度よ
く予知でき、目線を自動的にその位置に向けることがで
きる。そのため、速度計10が非常に見やすくなってい
る。
しかも、取付パネル7は速度計10を支持する専用のもの
であって、インジケータランプ程度の単純表示手段以外
には、他の変化量を表示するメータ類は設けられないた
め、その取付パネル7の領域外に他の計器が併設される
ことがあっても、それらとの識別を従来の支持構造に比
べて一層しやすくしている。
また、エンジン回転計13等の他の計器を取付けるとき
は、上記実施例のように取付パネル7の領域外に、かつ
その外径を速度計10より小さくしたり、上面を一段低く
して取付けるようにすれば、上記速度計10の識別を一層
しやすくすることができる。
また、取付パネル7は支持板7aとこれを覆う薄肉の覆い
板7bとから構成されているので、取付パネル7の加工に
は化粧板となる覆い板7bだけを傷つけないように注意す
ればよく、支持板7aの方についてはそのような注意をせ
ずに加工できるので、製造の容易化を図ることができ
る。
また、前上がりに傾斜配置した取付パネル7は、覆い板
7bの下端部表面を上ブラケット3の上面と面一にすると
共に、支持板7aによる上ブラケット3に対する連結を、
覆い板7bの下方で行うようにしたので、取付ポネル7と
上ブラケット3との隙間を通して計器下部を見えにくく
するため、高級感を出すことができる。また、取付パネ
ル7に上ブラケット3の表面が加算されて面積が大きく
なり、大型の計器の存在感を強調できるようになる。
(発明の効果) 上述したように、本発明は、操向軸の上端に固定した上
ブラケットの左右両端にそれぞれ独立のバーハンドルを
固定し、この両バーハンドルに挟まれる中間領域に、車
体前方上方に傾斜する計器の取付パネルを取付け、この
取付パネルの略車体幅中心位置に、前記両バーハンドル
の中心軸の延長線の交点を含む状態に、丸形の計器を1
個だけ配置する構成にしたので、上記計器は取付パネル
の中に丸を配置した関係から存在感が強調される上にラ
イダーの目線と直面し、バーハンドルと一体になって左
右に動き、ライダーがハンドル操作するとき、その手の
動作感覚情報によって比較的精度よく計器の位置を予知
し、目線を自動的にそこへ向けることができるため、非
常に見やすくなっている。
しかも、この見やすい構成と相俟って、上記取付パネル
には、丸形の計器を1個だけ配置し、それ以外に変化量
を表示するような他の計器類は取付けられないため、取
付パネルの領域外に他の計器を併設したとしても、それ
らと簡単に識別することができる。
また、取付パネルは支持板とこれを覆う薄肉の覆い板と
から構成されているので、取付パネルの加工には上面側
の覆い板7bだけを傷つけないように注意すればよく、支
持板の方についてはそのような注意を要することなく加
工できるので、製造の容易化を図ることができる。
また、前上がりに傾斜配置した取付パネルは、覆い板の
下端部表面を上ブラケット3の上面と面一にすると共
に、支持板による上ブラケットに対する連結を、覆い板
の下方で行うようにしたので、取付パネルと上ブラケッ
トとの隙間を通して計器下部を見えにくくするため、高
級感を出すことができる。また、取付パネルに上ブラケ
ットの表面が加算されて面積が大きくなり、大型の計器
の存在感を強調できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による計器取付構造を有する自動二輪車
のフロント部の平面図、第2図は第1図のII−II矢視
図、第3図は第1図のIII−III矢視図、第4図は第1図
のIV−IV矢視図である。 1……操向軸、2……ヘッドパイプ 3……上ブラケット、6……バーハンドル 7……取付パネル、10……計器 CL……バーハンドルの中心線 0……中心線CL,CLの交点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操向軸の上端に固定した上ブラケットの左
    右両端にそれぞれ独立のバーハンドルを固定し、この両
    バーハンドルに挟まれる中間領域に計器を配置した自動
    二輪車において、 前記両バーハンドルに挟まれる中間領域の車体前方に、
    支持板と薄肉の覆い板とからなる取付パネルを前上がり
    に傾斜させると共に、前記覆い板の後端部表面を前記上
    ブラケットの表面と略面一になるように配置し、かつ前
    記支持板を下方に折り曲げた取付部を前記覆い板よりも
    下方の位置で前記上ブラケットに固定し、前記覆い板面
    内の略車体幅中心位置に、前記両バーハンドルの中心軸
    の延長線の交点を含む状態に、丸形の前記計器を1個だ
    け配置したことを特徴とする自動二輪車の計器取付構
    造。
JP59265261A 1984-12-18 1984-12-18 自動二輪車の計器取付構造 Expired - Fee Related JPH0741853B2 (ja)

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JPS61143268A JPS61143268A (ja) 1986-06-30
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5919479Y2 (ja) * 1980-09-12 1984-06-05 株式会社富士通ゼネラル 無線通信機
JPS5932278Y2 (ja) * 1981-09-18 1984-09-10 株式会社ミヤマエ 釣り糸の絡み防止構造

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Publication number Publication date
JPS61143268A (ja) 1986-06-30

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