JPH0741451B2 - エンドミル保持具 - Google Patents
エンドミル保持具Info
- Publication number
- JPH0741451B2 JPH0741451B2 JP60170351A JP17035185A JPH0741451B2 JP H0741451 B2 JPH0741451 B2 JP H0741451B2 JP 60170351 A JP60170351 A JP 60170351A JP 17035185 A JP17035185 A JP 17035185A JP H0741451 B2 JPH0741451 B2 JP H0741451B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end mill
- collet
- holder
- present
- shank portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/12—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
- B23B31/20—Longitudinally-split sleeves, e.g. collet chucks
- B23B31/201—Characterized by features relating primarily to remote control of the gripping means
- B23B31/202—Details of the jaws
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2226/00—Materials of tools or workpieces not comprising a metal
- B23B2226/33—Elastomers, e.g. rubber
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2231/00—Details of chucks, toolholder shanks or tool shanks
- B23B2231/20—Collet chucks
- B23B2231/2048—Collets comprising inserts
- B23B2231/2067—Soft inserts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコレットなどのエンドミル保持具の改良に関す
るものである。
るものである。
従来周知のエンドミル保持具は、第１図に示す通り、例
えばコレット２及びホルダ３から成り、エンドミル１が
コレット２などを介してホルダ３に保持されており、コ
レット２はエンドミル１の挿着用部材として介在される
ものである。
えばコレット２及びホルダ３から成り、エンドミル１が
コレット２などを介してホルダ３に保持されており、コ
レット２はエンドミル１の挿着用部材として介在される
ものである。
第２図は、このコレット２の一例を示しており、（Ａ）
は正面図であり、（Ｂ）は側面図である。そして第３図
はエンドミル１のコレット２に対する挿着状態を表わし
ている。
は正面図であり、（Ｂ）は側面図である。そして第３図
はエンドミル１のコレット２に対する挿着状態を表わし
ている。
第２図によれば、円筒部４に鍔５を一体的に設け、この
鍔５はコレット２がホルダ３に定位置に固定されるべく
役目をはたしている。円筒部４及び鍔５には複数条の切
込み６が形成されているので、コレットの内径ｒの寸法
が若干自在に調整することができる。
鍔５はコレット２がホルダ３に定位置に固定されるべく
役目をはたしている。円筒部４及び鍔５には複数条の切
込み６が形成されているので、コレットの内径ｒの寸法
が若干自在に調整することができる。
しかしながら、エンドミル１とコレット２は第３図に示
す通り、エンドミル１のシヤンク部７のうちポイントａ
又はその近傍で接触しているにすぎなく、シヤンク部７
の側面全体がほぼ均一に接触しているものでない。或い
は第３図に示す以外、シヤンク部７のホイントｂやポン
イトｃ又はそれぞれの近傍で接触することもありえる。
す通り、エンドミル１のシヤンク部７のうちポイントａ
又はその近傍で接触しているにすぎなく、シヤンク部７
の側面全体がほぼ均一に接触しているものでない。或い
は第３図に示す以外、シヤンク部７のホイントｂやポン
イトｃ又はそれぞれの近傍で接触することもありえる。
従って、ホルダ３に加わる回転駆動力がエンドミル１に
対して局所的にしか伝達しないため、ポンイトa,b又は
ｃを支点としてエンドミル１が振動を引き起こすことに
なり、エンドミルの切削性能を劣化せしめている。
対して局所的にしか伝達しないため、ポンイトa,b又は
ｃを支点としてエンドミル１が振動を引き起こすことに
なり、エンドミルの切削性能を劣化せしめている。
そして、かかる問題を解決するためにシャンク部７の径
とコレット２の内径との嵌め合い公差を可及的に小さく
することも考えられるが、そのためにシャンク部７の側
面とコレット２の内面とに精緻な加工性が要求されるこ
とからして実用性に欠けるものである。
とコレット２の内径との嵌め合い公差を可及的に小さく
することも考えられるが、そのためにシャンク部７の側
面とコレット２の内面とに精緻な加工性が要求されるこ
とからして実用性に欠けるものである。
本発明は上記事情に鑑みて完成され、その目的はエンド
ミル自体が有する切削特性を維持せしめて長寿命且つ高
信頼性のエンドミルと成るためのエンドミル保持具を提
供することにある。
ミル自体が有する切削特性を維持せしめて長寿命且つ高
信頼性のエンドミルと成るためのエンドミル保持具を提
供することにある。
本発明によれば、エンドミルが挿着される保持具の、エ
ンドミルのシヤンク部との当接面に、該エンドミルを構
成する材料よりも軟質な層が形成されていることを特徴
とするエンドミル保持具が提供される。
ンドミルのシヤンク部との当接面に、該エンドミルを構
成する材料よりも軟質な層が形成されていることを特徴
とするエンドミル保持具が提供される。
以下、第１図及び第２図に示した如き、エンドミルがエ
ンドミルを着脱自在に挿入保持すべく長手方向に切り込
み条が形成されたコレットなどのエンドミル挿着用部材
を介してホルダに挿着された場合を例にとって詳細に説
明する。
ンドミルを着脱自在に挿入保持すべく長手方向に切り込
み条が形成されたコレットなどのエンドミル挿着用部材
を介してホルダに挿着された場合を例にとって詳細に説
明する。
第４図は本発明に係るコレット2aを示しており、第５図
はこのコレット2aに対するエンドミルの挿着状態を示し
ている。
はこのコレット2aに対するエンドミルの挿着状態を示し
ている。
本発明によれば、コレット2aの内面に、エンドミルより
も軟質な層８を適当な厚みで形成することが重要であ
る。
も軟質な層８を適当な厚みで形成することが重要であ
る。
即ち、エンドミル１は一般的にハイス、超硬、サーメッ
ト及びセラミックスより選択された材料から成っている
ので、この軟質層８には、例えばプラスチック、ゴム、
億属などを用いるのが望ましく、この層はメッキなどの
薄膜形成技術、焼き嵌め、塗布、接着などにより形成さ
れる。これによりシャンク部７の側面とコレット2aの内
面とを、その全面に亘って偏りなく均等に密着させて、
ホルダ３に加わる回転駆動力をエンドミル１へ確実に伝
達させることができる。そして、エンドミル１とコレッ
ト2aとの接着面が大きくなると共に軟質層８がエンドミ
ル１の振動を吸収するために、従来のエンドミルに発生
した振動は皆無となった。その結果、後述の実施例が示
す通り、長寿命化が達成できた他に、高精度の要求され
る切削性に対してもその性能を長期に亘って維持するこ
とができる。
ト及びセラミックスより選択された材料から成っている
ので、この軟質層８には、例えばプラスチック、ゴム、
億属などを用いるのが望ましく、この層はメッキなどの
薄膜形成技術、焼き嵌め、塗布、接着などにより形成さ
れる。これによりシャンク部７の側面とコレット2aの内
面とを、その全面に亘って偏りなく均等に密着させて、
ホルダ３に加わる回転駆動力をエンドミル１へ確実に伝
達させることができる。そして、エンドミル１とコレッ
ト2aとの接着面が大きくなると共に軟質層８がエンドミ
ル１の振動を吸収するために、従来のエンドミルに発生
した振動は皆無となった。その結果、後述の実施例が示
す通り、長寿命化が達成できた他に、高精度の要求され
る切削性に対してもその性能を長期に亘って維持するこ
とができる。
更に本発明によれば、軟質層８の厚みはその材質とも関
係するが、0.005〜0.1mmの範囲に設定するのが望まし
い。しかしながら、この範囲以外の厚みを設定しても何
ら差支えなく、例えば軟質層８の材質を変えることによ
って種々の変更は可能である。
係するが、0.005〜0.1mmの範囲に設定するのが望まし
い。しかしながら、この範囲以外の厚みを設定しても何
ら差支えなく、例えば軟質層８の材質を変えることによ
って種々の変更は可能である。
本発明に係る軟質層の材料には、エンドミルを構成する
材料よりも軟質であって、硬度HRAが90以下のものがよ
く、望ましくはブリネル硬度ＨＢが400以下の範囲内で
材料を選択すればよい。この材料には、後述する材料の
他に、焼き入れ鋼、強化プラスチック、FRP樹脂、グラ
ファイトなどがある。
材料よりも軟質であって、硬度HRAが90以下のものがよ
く、望ましくはブリネル硬度ＨＢが400以下の範囲内で
材料を選択すればよい。この材料には、後述する材料の
他に、焼き入れ鋼、強化プラスチック、FRP樹脂、グラ
ファイトなどがある。
第１表に示す通り、超硬（JIS規格K20に相当する）、サ
ーメット（NbC系TiC−TiN）、ハイス（高速度鋼）、セ
ラミックス（窒化珪素質焼結体）より選ばれるエンドミ
ル（φ６、２枚刃エンドミル、切込みアキシャル方向5m
m、ラジアル方向1mm,送りｆ＝0.035mm/刃）に第４図に
示す如き層を形成してエンドミルの寿命特性を切削長さ
で判定した。
ーメット（NbC系TiC−TiN）、ハイス（高速度鋼）、セ
ラミックス（窒化珪素質焼結体）より選ばれるエンドミ
ル（φ６、２枚刃エンドミル、切込みアキシャル方向5m
m、ラジアル方向1mm,送りｆ＝0.035mm/刃）に第４図に
示す如き層を形成してエンドミルの寿命特性を切削長さ
で判定した。
第１表より明らかな通り、軟質層を形成した保持具を用
いると比較例と比べて寿命を顕著に延ばすことができ
た。
いると比較例と比べて寿命を顕著に延ばすことができ
た。
上述の通り、本発明のエンドミルを用いると、保持具に
加わる回転駆動力はエンドミルへ確実に伝達され、且つ
軟質層がエンドミルの振動を吸収するため長寿命且つ高
信頼性のエンドミルが提供できることになった。
加わる回転駆動力はエンドミルへ確実に伝達され、且つ
軟質層がエンドミルの振動を吸収するため長寿命且つ高
信頼性のエンドミルが提供できることになった。
更に、本発明によれば、エンドミルの先端部にその中心
軸と直角方向から加わる衝撃力に対しても軟質層が緩衝
作用を有するため、エンドミルの切削性能を長期間に亘
って維持することができた。
軸と直角方向から加わる衝撃力に対しても軟質層が緩衝
作用を有するため、エンドミルの切削性能を長期間に亘
って維持することができた。
尚、本発明に上記実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱
しない範囲において、種々の変更や改良等は何ら差支え
ない。
しない範囲において、種々の変更や改良等は何ら差支え
ない。
第１図はエンドミルの挿着保持状態を示すエンドミル保
持具の一部断面図、第２図の（Ａ）及び（Ｂ）はそれぞ
れコレットの一部破断面正面図及び側面図、第３図は従
来のエンドミルのコレットに対する挿着状態を示す断面
図、第４図は本発明の実施例に示したコレットの破断面
図、第５図は第４図に示したコレットに対するエンドミ
ルの装着保持状態を示した一部断面図である。 １……エンドミル、2,2a……コレット ３……ホルダ、７……シャンク部 8,8a……軟質層
持具の一部断面図、第２図の（Ａ）及び（Ｂ）はそれぞ
れコレットの一部破断面正面図及び側面図、第３図は従
来のエンドミルのコレットに対する挿着状態を示す断面
図、第４図は本発明の実施例に示したコレットの破断面
図、第５図は第４図に示したコレットに対するエンドミ
ルの装着保持状態を示した一部断面図である。 １……エンドミル、2,2a……コレット ３……ホルダ、７……シャンク部 8,8a……軟質層
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−73211（ＪＰ，Ａ) 実開 昭58−70842（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭49−54879（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭50−23164（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (1)
- 【請求項１】エンドミルを着脱自在に挿入保持すべく長
手方向に切り込み条が形成されたコレットを含む保持具
であって、該コレットにおいてエンドミルのシャンク部
との当接面の全面に、該エンドミルを構成する材料より
も軟質な材料から成る厚さ0.005〜0.1mmの層が形成され
ていることを特徴とするエンドミル保持具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60170351A JPH0741451B2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | エンドミル保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60170351A JPH0741451B2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | エンドミル保持具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6228137A JPS6228137A (ja) | 1987-02-06 |
| JPH0741451B2 true JPH0741451B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=15903318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60170351A Expired - Lifetime JPH0741451B2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | エンドミル保持具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741451B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE532721C2 (sv) * | 2007-10-01 | 2010-03-23 | Mircona Ab | Produkt med vibrationsdämpande keramisk beläggning för spånavskiljning vid materialbearbetning samt metod för dess tillverkning |
| CN105834909A (zh) * | 2016-05-30 | 2016-08-10 | 苏州微米光学科技有限公司 | 一种玻璃柱研磨装置的紧固型研磨夹具 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5023164U (ja) * | 1973-06-27 | 1975-03-15 | ||
| JPS5870842U (ja) * | 1981-11-09 | 1983-05-13 | 東芝機械株式会社 | 工作機械の主軸構造 |
| JPS5973211A (ja) * | 1982-10-18 | 1984-04-25 | Nikken Kosakusho:Kk | チヤツク |
-
1985
- 1985-07-31 JP JP60170351A patent/JPH0741451B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6228137A (ja) | 1987-02-06 |
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