JPH0741356Y2 - 養魚用モイストペレット餌連続製造装置 - Google Patents

養魚用モイストペレット餌連続製造装置

Info

Publication number
JPH0741356Y2
JPH0741356Y2 JP1986193202U JP19320286U JPH0741356Y2 JP H0741356 Y2 JPH0741356 Y2 JP H0741356Y2 JP 1986193202 U JP1986193202 U JP 1986193202U JP 19320286 U JP19320286 U JP 19320286U JP H0741356 Y2 JPH0741356 Y2 JP H0741356Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stirring
continuously
screw conveyor
supplied
supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986193202U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6398723U (ja
Inventor
茂彦 菊谷
Original Assignee
株式会社菊谷茂吉商店
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社菊谷茂吉商店 filed Critical 株式会社菊谷茂吉商店
Priority to JP1986193202U priority Critical patent/JPH0741356Y2/ja
Publication of JPS6398723U publication Critical patent/JPS6398723U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0741356Y2 publication Critical patent/JPH0741356Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、養魚用モイストペレット餌連続製造装置に関
する。
(従来の技術) 従来、冷凍餌からモイストペレット餌を連続的に製造す
ることができる装置はなかった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、上述のような問題点を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、装置が大型化する
ことなく連続運転が可能な養魚用モイストペレット餌連
続製造装置の提供にあり、この目的を達成するための手
段として本考案では、冷凍餌をカッター機へ連続供給す
る冷凍餌自動供給装置と、前記冷凍餌自動供給装置から
供給されてきた冷凍餌をカッター刃により連続的に粉砕
するカッター機と、飼料等を材料供給用スクリューコン
ベアへ連続的に供給する飼料自動供給装置と、前記カッ
ター機から供給された粉砕冷凍餌と前記飼料自動供給装
置から供給された飼料等を受け、これを撹拌装置の撹拌
室へ移送する材料供給用スクリューコンベアと、前記材
料供給用スクリューコンベアから連続的に供給されてき
た材料を撹拌軸に設けた撹拌板により撹拌混合したのち
混合材料移送供給用スクリューコンベアに供給する撹拌
装置と、前記撹拌装置から供給された混合材料を造粒機
へ移送する混合材料移送供給用スクリューコンベアと、
前記混合材料移送供給用スクリューコンベアから供給さ
れた混合材料を連続的にペレット状に成型する造粒機
と、からなる製造装置において、前記撹拌装置を、上方
に供給口,下方に排出口をそれぞれ備えた撹拌室内に、
外周に複数の撹拌板を備えた撹拌軸を回転自在に設けた
構成とし、かつ、前記撹拌室及び撹拌軸を垂直若しくは
傾斜状に設けると共に、材料を該材料の自重による落下
に反発して上方へ押し上げる方向に各撹拌板を傾斜させ
た構成を採用した。
(作用) 本考案の養魚用モイストペレット餌連続製造装置では、
前記のように構成したので、各材料の供給から製品化ま
でのラインを自動化することができ、しかも連続的生産
が可能である。
また、本考案の養魚用モイストペレット餌連続製造装置
では、上述のように、撹拌装置の撹拌室及び撹拌軸を垂
直若しくは傾斜状に設けると共に、材料を該材料の自重
による落下に反発して上方へ押し上げる方向に各撹拌板
を傾斜させたことで、撹拌混合される材料自体の自重を
利用した下方への流れと、各撹拌板による上方への押し
戻し及び回転作用とによる効率的な撹拌作用を繰り返し
ながら、材料を上方の供給口側から下方の排出口側へ向
けて自然落下させることができ、従って、材料の連続的
供給による連続的撹拌が可能になって作業能率を大幅に
向上できるようになると共に、撹拌効率の向上によって
装置の小型化が可能になる。また、撹拌装置の小型化が
可能になったことで、装置の設置スペースが少なくてす
むようになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、養魚用モイストペレット餌連続製造装置に組み込
まれる撹拌装置について説明する。
この実施例の撹拌装置Aは、第1図〜第3図に示すよう
に、撹拌室1と、撹拌軸2とを主な構成として備えてい
る。
前記撹拌室1は、この実施例ではその下半分が下端排出
口10に行くに従って、次第に内径が小さくなるように傾
斜した略縦型円筒状に形成され、かつ、その上壁体11の
一側には供給口12を開設すると共に、前記排出口10には
開閉自在なシヤッター13を備えている。
また、前記撹拌軸2は、前記撹拌室1内中心部に垂直に
挿入され、その上端部を撹拌室1の上壁体11上面に備え
た減速機20の出力側に連結すると共に、その下端部を排
出口10の中心部に軸支させている。
また、撹拌軸2の外周には複数の撹拌板21を備え、各撹
拌板21は、撹拌軸2の回転方向との関係で材料を該材料
の自重による落下に反発して上方へ押し上げるように傾
斜させた状態に設けられており、この実施例では撹拌室
1の内壁面近くまで延出する長尺物と、その半分程度の
短尺物とをバランス良く組み合わせることによって、撹
拌室1内全体で均一な撹拌が行なえるようになしてい
る。
また、撹拌室1の外面上部にはブラケット22を介して電
動機23が取り付けられ、該電動機23の回転力をVベルト
24を介して減速機20の入力側に伝達するようにしてい
る。
次に、養魚用モイストペレット餌連続製造装置Bの構成
を説明する。
このモイストペレット餌連続製造装置Bは、第4図〜第
6図に示すように、前記撹拌装置Aの他に冷凍餌自動供
給装置3と、カッター機4と、飼料自動供給装置5と、
材料供給用スクリューコンベア6と、混合材料移送供給
用スクリューコンベア7と、造粒機8とを備えている。
前記冷凍餌自動供給装置3は、冷凍餌のブロックEを複
数段積み重ねた状態で、リミットスイッチ30で検知しな
がら1段づつ上昇させるリフト装置31と、最上段の冷凍
餌のブロックEを順次回転爪32によって次のカッター機
4へ連続供給する横送り装置33とによって構成されてい
る。
また、前記カッター機4は、連続的に供給される冷凍餌
のブロックEを多数のカッター刃によって連続的に粉砕
するもので、粉砕された冷凍餌を次の材料供給用スクリ
ューコンベア6へ連続的に供給するものである。
また、前記飼料自動供給装置5は、ホッパー50の底部に
備えたスクリューコンベア51によって、前記粉砕冷凍餌
に対して一定比率(約1:1)の飼料等を次の材料供給用
スクリューコンベア6へ連続的に供給するものである。
また、前記材料供給用スクリューコンベア6は、その下
端部に粉砕冷凍餌と飼料等を受けるホッパー60を備える
と共に、その上端排出口61を撹拌室1の供給口12に向け
て開口させている。
また、前記混合材料移送供給用スクリューコンベア7
は、撹拌された混合材料を次の造粒機8に連続的に移送
供給する役目をなすものであり、撹拌装置Aの排出口10
と造粒機8の供給口80との間に設けられている。
また、前記造粒機8は、混合材料を連続的にペレット状
に成型するもので、スクリューコンベア81の排出側に備
えたダイスの孔82から連続的に押し出される混合材料
を、ダイスの前面に沿って回転するカッター刃83によっ
て一定長さのペレット状に切断することによってモイス
トペレット餌を造るものである。
次に、本実施例の作用を説明する。
この実施例の養魚用モイストペレット餌連続製造装置B
では、上記構成より成るため、冷凍餌自動供給装置3か
ら連続的に供給された冷凍餌のブロックEは、まずカッ
ター機4内を通過することによって粉砕され、この粉砕
された冷凍餌は、材料供給用スクリューコンベア6の下
部に設けられたホッパー60内に連続的に供給される一
方、このホッパー60内には飼料自動供給装置5からも飼
料や粘着剤等の添加物が連続的に供給され、該ホッパー
60内に供給された各材料は、材料供給用スクリューコン
ベア6によって上方へ移送され、上端排出口61から供給
口12を経由して撹拌室1内に連続的に供給されることに
なる。
次に、まず、シャッター13を閉じた状態で撹拌を行なう
と、撹拌室1内に供給された各材料は、撹拌軸2の矢印
方向への回転(正転)による各撹拌板21の斜め上方への
押し上げ作用によって、材料の一部が一旦斜め上方へ押
し戻された後再び自重で垂直方向に落下するという複雑
な対流作用を生じ、従って、このような効果的な撹拌混
合作用を繰り返すことによって撹拌室1内の各材料が完
全に混合された状態となるわけである。
そこで、シャッター13を開いて混合材料を排出口10より
排出させながら、上端の供給口12には連続的に各材料を
供給することによって、供給された各材料は、各撹拌板
21により効果的な撹拌混合作用を繰り返しながら徐々に
下方へ自然落下し、排出口10まで落下した時点では完全
に混合された状態となり、従って、各材料の連続的供給
による混合材料の連続的排出という連続的な撹拌混合が
行なえるものである。
次に、排出口10から連続的に排出される混合材料は、混
合材料移送供給用スクリューコンベア7によって造粒機
8の供給口80へ連続的に移送供給されると共に、造粒機
8内においてスクリューコンベア81により排出側へ押圧
され、ダイスの孔82から棒状に成型された状態で押し出
されると同時に、回転するカッター刃83により一定長さ
のペレット状に切断されることにより、モイストペレッ
ト餌が連続的に製造されるものである。
以上説明してきたように本実施例の養魚用モイストペレ
ット餌連続製造装置Bでは、上述のように、撹拌装置A
の撹拌室1及び撹拌軸2を垂直状に設けると共に、材料
を該材料の自重による落下に反発して上方へ押し上げる
方向に各撹拌板21を傾斜させたことで、撹拌混合される
材料自体の自重を利用した下方への流れと、各撹拌板21
による上方への押し戻し及び回転作用とによる効率的な
撹拌作用を繰り返しながら、材料を上方の供給口12側か
ら下方の排出口10側へ向けて自然落下させることがで
き、従って、材料の連続的供給による連続的撹拌が可能
になって作業能率を大幅に向上できるようになると共
に、撹拌効率の向上によって装置の小型化が可能にな
る。
また、撹拌装置Aの小型化が可能になったことで、装置
の設置スペースが少なくてすむようになる。
また、前記実施例の養魚用モイストペレット餌連続製造
装置Bにあっては、各材料の供給から製品化までのライ
ンが自動化でき、しかも、連続的生産が可能になる。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限定されるものではなく、本
考案の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっ
ても本考案に含まれる。
例えば、実施例では、全ての撹拌板を同一方向(材料を
上方へ押し上げる方向)へ傾斜させた場合を例にとった
が、カッター作用を行なわせる水平板等を付加すること
は任意であり、要は結果的に材料が撹拌されながら徐々
に下方へ自然落下できる状態のものであればよい。
(考案の効果) 本考案養魚用モイストペレット餌連続製造装置では、前
記のように構成したので、各材料の供給から製品化まで
のラインを自動化することができ、しかも連続的生産が
可能である。
また、本考案の養魚用モイストペレット餌連続製造装置
では、上述のように、撹拌装置の撹拌室及び撹拌軸を垂
直若しくは傾斜状に設けると共に、材料を該材料の自重
による落下に反発して上方へ押し上げる方向に各撹拌板
を傾斜させたことで、撹拌混合される材料自体の自重を
利用した下方への流れと、各撹拌板による上方への押し
戻し及び回転作用とによる効率的な撹拌作用を繰り返し
ながら、材料を上方の供給口側から下方の排出口側へ向
けて自然落下させることができ、従って、材料の連続的
供給による連続的撹拌が可能になって作業能率を大幅に
向上できるようになると共に、撹拌効率の向上によって
装置の小型化が可能になる。また、撹拌装置の小型化が
可能になったことで、装置の設置スペースが少なくてす
むようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の養魚用モイストペレット製造装
置に組み込む撹拌装置を示す縦断正面図、第2図は同要
部の縦断側面図、第3図は同要部の底面図、第4図は本
考案実施例の養魚用モイストペレット餌連続製造装置の
全体平面図、第5図は同全体正面図、第6図は要部の部
分拡大側面図である。 A……撹拌装置 B……養魚用モイストペレット連続製造装置 1……撹拌室 2……撹拌軸 3……冷凍餌自動供給装置 4……カッター機 5……飼料自動供給装置 6……材料供給用スクリューコンベア 7……混合材料移送供給用スクリューコンベア 8……造粒機 10……排出口 12……供給口 21……撹拌板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷凍餌をカッター機へ連続供給する冷凍餌
    自動供給装置と、 前記冷凍餌自動供給装置から供給されてきた冷凍餌をカ
    ッター刃により連続的に粉砕するカッター機と、 飼料等を材料供給用スクリューコンベアへ連続的に供給
    する飼料自動供給装置と、 前記カッター機から供給された粉砕冷凍餌と前記飼料自
    動供給装置から供給された飼料等を受け、これを撹拌装
    置の撹拌室へ移送する材料供給用スクリューコンベア
    と、 前記材料供給用スクリューコンベアから連続的に供給さ
    れてきた材料を撹拌軸に設けた撹拌板により撹拌混合し
    たのち混合材料移送供給用スクリューコンベアに供給す
    る撹拌装置と、 前記撹拌装置から供給された混合材料を造粒機へ移送す
    る混合材料移送供給用スクリューコンベアと、 前記混合材料移送供給用スクリューコンベアから供給さ
    れた混合材料を連続的にペレット状に成型する造粒機
    と、からなる製造装置において、 前記撹拌装置を、上方に供給口,下方に排出口をそれぞ
    れ備えた撹拌室内に、外周に複数の撹拌板を備えた撹拌
    軸を回転自在に設けた構成とし、かつ、前記撹拌室及び
    撹拌軸を垂直若しくは傾斜状に設けると共に、材料を該
    材料の自重による落下に反発して上方へ押し上げる方向
    に各撹拌板を傾斜させたことを特徴とする養魚用モイス
    トペレット餌連続製造装置。
JP1986193202U 1986-12-15 1986-12-15 養魚用モイストペレット餌連続製造装置 Expired - Lifetime JPH0741356Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986193202U JPH0741356Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15 養魚用モイストペレット餌連続製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986193202U JPH0741356Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15 養魚用モイストペレット餌連続製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6398723U JPS6398723U (ja) 1988-06-27
JPH0741356Y2 true JPH0741356Y2 (ja) 1995-09-27

Family

ID=31149007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986193202U Expired - Lifetime JPH0741356Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15 養魚用モイストペレット餌連続製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0741356Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002273188A (ja) * 2001-03-19 2002-09-24 Aoki Kk 攪拌機
CN108095173A (zh) * 2017-12-31 2018-06-01 贵州大学 一种水产饲料加工装置
CN114477354B (zh) * 2022-02-07 2023-06-20 深圳市宝安东江环保技术有限公司 一种含铜线路板废水萃取设备

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5121419U (ja) * 1974-08-03 1976-02-17
JPH0222032Y2 (ja) * 1985-03-18 1990-06-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6398723U (ja) 1988-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108041657A (zh) 一种饲料混合制粒筛选装置
CN108523181A (zh) 一种具有原料粉碎筛选混合功能的饲料制粒装置
CN210308512U (zh) 一种基于改良性塑料母粒的原料混合装置
CN109805435B (zh) 一种饲料混合系统
CN206560018U (zh) 一种一体化的鱼饲料颗粒生产设备
CN210747176U (zh) 一种滚筒式生物饲料加工设备
JPH0741356Y2 (ja) 養魚用モイストペレット餌連続製造装置
CN214438586U (zh) 一种畜牧饲料加工用草料混合机
CN112705311A (zh) 一种饲料加工用卧式粉碎搅拌机
CN112319932A (zh) 一种饵料盒上料输送装置
CN216499051U (zh) 一种蘑菇食用菌栽培用原料混合装置
CN213666809U (zh) 一种中药加工用制丸混合机
JP2804740B2 (ja) 攪拌機付き造粒機
CN112892360A (zh) 一种圈养牛复合饲料混合加工装置的操作方法
CN210251926U (zh) 一种生产饲料用拌粉装置
CN208657942U (zh) 一种饲料混合成型加工装置
CN219984608U (zh) 一种竹材粉碎混合制粒一体机
CN219091866U (zh) 一种用于有机肥高效生产的搅拌装置
CN214915086U (zh) 一种宠物饲料颗粒制备装置
CN219072720U (zh) 一种饲料自动配料的混料装置
CN220277072U (zh) 一种农药颗粒生产加工用搅拌制粒设备
CN108929738A (zh) 一种利用农业废弃物生产燃料的装置
CN216059142U (zh) 一种家禽养殖复合饲料搅拌配料箱
CN215693625U (zh) 一种tmr全日粮饲料搅拌机
CN216368383U (zh) 一种商品混凝土生产用粉磨机