JPH0741094A - 給油所の顧客管理装置 - Google Patents

給油所の顧客管理装置

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JPH0741094A
JPH0741094A JP20026593A JP20026593A JPH0741094A JP H0741094 A JPH0741094 A JP H0741094A JP 20026593 A JP20026593 A JP 20026593A JP 20026593 A JP20026593 A JP 20026593A JP H0741094 A JPH0741094 A JP H0741094A
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JP
Japan
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vehicle
customer information
refueling
customer
gas station
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JP20026593A
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Yuji Sadakane
雄治 貞金
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給油所の顧客管理装置において、給油作業者
に来車した車両の顧客情報を迅速に報知し、給油所のサ
ービス面の向上を図る。 【構成】 給油所敷地2の入口2Aには給油所入口車両
ID識別装置3を設け、給油レーン4A〜4Fにはレー
ン車両ID識別装置10A〜10Fを設ける。そして、
識別装置3で確認された車両IDに基づいて、データベ
ースから顧客情報をデータ検索テーブル(予備記憶エリ
ア)に記憶し、車両が給油レーン4A〜4Fのいずれか
に停止したら、このレーンのモニタ12A〜12Fにデ
ータ検索テーブルから顧客情報を送信して表示する。給
油作業者はこの情報に基づいてサービスを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給油所に来車した顧客
のサービスデータ(顧客情報)を容易に給油作業者に知
らせることのできる給油所の顧客管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今の給油所においては、給油所の環境
変化、時代の流れに対応して、サービス面の向上のため
に、顧客管理、車両管理データの作成や販売促進管理等
を行うようになってきている。
【0003】そこで、給油作業者のサービス面の向上の
一つとして、車両毎に顧客情報(車検日,誕生日,運転
免許の期限,積算給油量,オイル交換日,定期整備点検
日等)を給油作業者に報知し、該給油作業者はこの情報
に基づいて運転者とのコミュニケーションを図ることが
考えられている。
【0004】また、車両毎の情報を報知する方法とし
て、例えば特公平4−79920号公報に示すような車
両へのエネルギキャリアの供給可否判別装置が知られて
いる。この従来技術では、ガソリン,軽油,液化石油ガ
ス(LPG),アルコール混合ガソリン,水素,電気な
どのエネルギキャリアをエネルギ供給機から車両に供給
することが可能か否かを車両のナンバープレートを光学
読取手段によって読取って、予め記憶された情報と比較
して給油の可否を判別するものである。
【0005】ここで、このエネルギキャリアの供給可否
判別装置は、車両のナンバープレート上の情報に基づく
顧客データを予め記憶した記憶手段と、エネルギ供給機
から車両のエネルギキャリア入力部にエネルギキャリア
を供給するために設けられ、手持ち可能なエネルギキャ
リア出力部と、該エネルギキャリア出力部に設けられ、
車両のナンバープレート上の情報を光学的に読取るため
の光学読取手段と、該光学読取手段と前記記憶手段に予
め記憶された顧客データとを比較して、エネルギ供給機
から当該車両へのエネルギキャリアの供給の可否を判別
する判別手段と、該判別手段の出力に応じて、エネルギ
キャリアの供給の可否を報知するための報知手段とから
構成されている。
【0006】また、前記エネルギキャリア出力部は一般
には給油ノズル等となり、給油作業に先立って、作業者
は給油ノズルで給油対象となっている車両のナンバープ
レートを光学読取手段で読取って、エネルギキャリアの
供給の可否を報知手段からの報知を待ってからエネルギ
キャリアの供給を行うようになっている。
【0007】そして、この従来技術では、車両毎に異な
るナンバープレート等の車体に装着された識別符号を用
いることにより、車両の認識のために磁気カード等を顧
客が携帯する必要がないため磁気カードの紛失や盗難の
心配もなく、車両へのバーコード(識別コード)等の装
着作業を行う必要もなくなる。
【0008】さらに、従来技術による装置は、エネルギ
キャリアの供給の可否だけでなく、顧客情報等の報知も
行うことができるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、給油作業の開始にあたり、エネルギキャリ
ア出力部(給油ノズル)に設けられた光学読取手段で、
車両のナンバープレートを読取ることにより、記憶手段
から該ナンバープレートに対応した顧客データを読出し
て判別するものであるから、エネルギキャリアの供給の
可否を判定するのに時間がかかるという問題がある。
【0010】また、このエネルギキャリアの供給の可否
判別の代わりに、各顧客の顧客情報(車検日,誕生日,
運転免許の期限,積算給油量,オイル交換日,定期整備
点検日等)を報知する場合においても、作業者の顧客へ
のサービスの充実を図るために、この情報はなるべく速
く給油作業者に報知する必要がある。
【0011】しかし、従来技術によって各車両毎の顧客
情報の読出しを行う場合には、その情報が給油作業者に
届くまで時間がかかり、充分なサービスを行うことがで
きないという問題がある。
【0012】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は車両が給油所入口から進入し、
給油レーンに到着するとほぼ同時に該車両の顧客情報を
報知することができるようにした給油所の顧客管理装置
を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明が採用する給油所の顧客管理装置は、給油
所入口に設けられ、車両毎に付された固有の識別データ
を読取る給油所進入車両識別手段と、給油所内に位置し
て複数の計量機とそれぞれ対応して形成され、当該計量
機による給油作業を行うための車両が停止する複数の給
油レーンと、該各給油レーン内に設けられ、当該給油レ
ーンに停止した車両に付された識別データを読取る給油
車両識別手段と、予め当該給油所の顧客に関する顧客情
報が顧客の車両に付された前記識別データに対応して記
憶されたデータベースと、前記給油所進入車両識別手段
が識別データを読取る毎に、前記データベースから当該
識別データに対応した顧客情報を読出す第1の顧客情報
検索手段と、該第1の顧客情報検索手段によって読出さ
れた顧客情報を顧客情報予備記憶エリアに一時的に記憶
する顧客情報予備記憶手段と、前記給油車両識別手段が
識別データを読取る毎に、前記顧客情報予備記憶エリア
から当該識別データに対応した顧客情報を読出す第2の
顧客情報検索手段と、該第2の顧客情報検索手段で読出
された顧客情報を当該給油車両識別手段が設けられた給
油レーンの表示手段に表示する顧客情報表示手段とから
構成したことにある。
【0014】
【作用】上記構成により、車両が給油所入口に進入した
ときには、給油所進入車両識別手段により識別データを
読取り、この識別データに基づいてデータベースから顧
客情報を第1の顧客情報検索手段で検索し、顧客情報予
備記憶手段によって顧客情報予備記憶エリアに記憶す
る。そして、車両が給油レーンに到着すると給油車両識
別手段により当該給油レーンに停止した車両の識別コー
ドを読取り、この識別コードに基づいて第2の顧客情報
検索手段で顧客情報予備記憶エリアから顧客情報を読出
し、当該給油レーンの表示手段によって車両の顧客情報
を給油作業者に報知することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図13に
基づき説明する。
【0016】図中、1は本発明の顧客管理装置を備えた
給油所を示し、該給油所1の給油所敷地2には入口2A
が形成され、該入口2Aの上側には給油所進入車両識別
手段としての給油所入口車両ID識別装置3が取付られ
ている。ここで、給油所入口車両ID識別装置3は赤外
線式の光学センサ(図示せず)により構成され、入口2
Aに進入した車両Cのナンバープレートを読取るように
なっている。ここで、車両Cのナンバープレートの番号
が、本実施例における車両固有の識別コード、即ち車両
IDとなっている。
【0017】4A〜4Fは前記給油所敷地2内に白線等
によって仕切ってそれぞれ平行となるように配設された
給油レーンを示し、該給油レーン4A〜4F(全体とし
て、「給油レーン4」という)では、入口2Aから進入
した車両Cが給油レーン4A〜4Fの一つを選んで停止
し、給油作業を行うエリアとなっている。
【0018】5A〜5Eは前記給油レーン4A〜4F間
に位置して形成されたアイランドを示し、該アイランド
5A〜5E(全体として、「アイランド5」という)に
は後述する計量機6A〜6Eおよびレーン車両ID識別
装置10A〜10F等が立設されている。
【0019】6A〜6Eは前記アイランド5A〜5Eの
それぞれ中央部に立設された計量機を示し、該計量機6
A〜6E(全体として、「計量機6」という)の上側に
は図2に示すように、それぞれL字状に伸びるホース吊
下部7が立設され、該ホース吊下部7からは給油ホース
8,8と、該各給油ホース8の先端側に設けられた給油
ノズル9,9とからなっている。そして、該計量機6A
〜6E内にはポンプ,流量ケーシング,給油制御装置
(いずれも図示せず)等が格納されている。
【0020】10A〜10Fは前記アイランド5A〜5
Eの車両進入方向後方に立設されたL字状柱11に設け
られたレーン車両ID識別装置を示し、該レーン車両I
D識別装置10A〜10Fは前記給油所入口車両ID識
別装置3とほぼ同様に赤外線式の光学センサ(図示せ
ず)により構成され、給油レーン4A〜4Fに停止した
車両のナンバープレートを読取るようになっている。
【0021】12A〜12Fは前記アイランド5A〜5
Eの車両進入方向前方に立設された表示手段としてのモ
ニタを示し、該モニタ12A〜12Fはそれぞれ略三角
形の表示塔13A〜13Eにそれぞれ配設され、該モニ
タ12A〜12Fには当該給油レーン4A〜4Fに停止
した車両Cの顧客情報(図8参照)を報知する。
【0022】なお、左側に位置するアイランド5Aには
両側に給油レーン4A,4Bが形成されると共に、モニ
タ12A,12Bおよびレーン車両ID識別装置10
A,10B等が一対で設けられている。
【0023】次に、本実施例による制御装置14を図3
に基づいて説明する。
【0024】図中、14は給油所敷地2内に位置した建
屋の事務室(いずれも図示せず)内に載置されたマイク
ロコンピュータ等から構成された制御装置を示し、該制
御装置14には給油所入口車両ID識別装置3,レーン
車両ID識別装置10A〜10F,計量機6A〜6Eお
よびモニタ12A〜12F等がそれぞれ接続されると共
に、該制御装置14の記憶エリア内には図4ないし図7
に示す車両検索順位テーブル16,レーン対応車両テー
ブル17,データ検索テーブル18および車両進入フラ
グL等のテーブルが格納されている。
【0025】また、15はデータベースを示し、該デー
タベース15内には予め当該給油所1の顧客に関する顧
客情報が顧客の車両IDに対応して記憶されている。
【0026】ここで、前記車両検索順位テーブル16
は、図4に示す如く、給油所入口車両ID識別装置3に
よって認識された車両IDに対して、順に順位を決める
検索順位P,検索要求フラグK,順位固定フラグJおよ
び受付時間を記憶するようになっている。そして、検索
要求フラグKがセットされると、当該車両IDの顧客情
報をデータベース15から検索してデータ検索テーブル
18に記憶し、その後、検索要求フラグKがリセットさ
れるようになっている。一方、順位固定フラグJがセッ
トされると車両検索順位テーブル16内の検索順位Pを
最小順位側から固定する。
【0027】また、前記レーン対応車両テーブル17
は、図5に示す如く、レーン車両ID識別装置10A〜
10Fにより個々に識別された車両IDを対応するレー
ンナンバーmに記憶するもので、本実施例の場合におい
ては、レーン数m0 =6であるから、6レーンのうちの
1個のレーンmに記憶するものである。
【0028】また、前記データ検索テーブル18は、図
6に示す如く、データベース15内から車両IDに基づ
いた顧客情報を検索記憶するもので、該データ検索テー
ブル18は本実施例による顧客情報予備記憶エリアとな
っている。
【0029】さらに、前記車両進入フラグLは図7に示
す如く、給油レーン4A〜4F内に車両が進入して停止
したか否かを判定するもので、本実施例による車両進入
フラグLは6ビット(レーン数)の信号から構成されて
いる。
【0030】次に、図9ないし図13に基づいて本実施
例による給油所1の顧客管理について説明するに、図9
の進入車両確認処理および図10のレーン車両確認処理
は割込み処理を示している。
【0031】まず、図9に進入車両確認処理を示す。
【0032】車両Cが入口2Aから給油所敷地2内に進
入すると、ステップ1で給油所入口車両ID識別装置3
によって、当該車両Cのナンバープレート(車両ID)
を読込み、ステップ2では読込んだ車両IDに受付時間
を付すと共に、車両検索順位テーブル16の受付最終順
位に登録する。
【0033】さらに、ステップ3では車両検索順位テー
ブル16の当該車両IDの検索要求フラグKをセット
し、順位固定フラグJをリセットする。そして、ステッ
プ4でリターンする。
【0034】この進入車両確認処理により、入口2Aか
ら進入した車両Cの車両IDを車両検索順位テーブル1
6に登録するものである。
【0035】次に、図10にレーン車両確認処理を示
す。
【0036】入口2Aから給油所敷地2内に進入した車
両Cが給油レーン4A〜4Fのいずれかに入ると、ステ
ップ11で当該給油レーン4A〜4Fに位置したレーン
車両ID識別装置10A〜10Fによって、当該車両C
の車両IDを読込み、ステップ12では、レーン対応車
両テーブル17の給油レーン4A〜4Fに対応したレー
ンナンバーmに読込んだ車両IDを登録する。
【0037】さらに、ステップ13では、当該給油レー
ン4A〜4Fに対応した車両進入フラグLのフラグをセ
ットする。そして、ステップ14でリターンする。
【0038】このレーン車両確認処理により、給油レー
ン4に停止した車両Cの車両IDをレーン対応車両テー
ブル17および給油レーン4の位置を車両進入フラグL
に登録するものである。
【0039】次に、図11ないし図13により顧客管理
の全体の流れについて説明する。
【0040】ステップ21では車両進入フラグLが「L
=000000」であるか否かを判定し、「YES」と
判定した場合には、車両Cが給油レーン4内に停止して
いないから、ステップ35に移る。
【0041】一方、ステップ21で「NO」と判定した
場合には、給油レーン4A〜4F内のいずれかに車両C
が停止している場合であるから、ステップ22に移り、
ステップ22からステップ25までの間で、車両Cが進
入している給油レーン4A〜4Fはm番目であるかをス
テップ24でレーンナンバーmを「1」ずつ歩進しつつ
検索する。そして、ステップ23で車両進入フラグLの
m番目が「1」(セット)されているか否かを判定し、
「YES」と判定した場合には、m番目の給油レーン4
に車両Cが停止している場合であるから、ステップ26
に移る。
【0042】ステップ26では、前述した進入車両確認
処理が完了している筈であるから、レーン対応車両テー
ブル17のm番目の給油レーン4には、対応した車両I
Dが存在することをチェックし、ステップ27で当該車
両IDに該当する顧客情報をデータ検索テーブル18で
検索し、ステップ28でデータ検索テーブル18内に当
該車両IDが有るか否かを判定し、「YES」と判定し
た場合には、ステップ29により当該車両IDに対応し
た顧客情報(図8参照)を当該給油レーン4(m番目)
の計量機6のモニタ12に送信する。
【0043】そして、ステップ30で車両進入フラグL
のm番目のLmを「0」にリセットして、ステップ31で
は、車両検索順位テーブル16より当該車両IDに関す
るデータを消去し、車両検索順位テーブル16内の残り
のデータを順位づめする。そして、ステップ32では、
当該車両IDに関するデータをデータ検索テーブル18
から消去し、ステップ24に移る。
【0044】一方、ステップ28で「NO」と判定した
場合には、当該車両IDがデータ検索テーブル18内に
登録されていないから、その登録を早めるべく、ステッ
プ33に移り、ステップ33では車両検索順位テーブル
16の当該車両IDに関するデータにつき、順位固定フ
ラグJがセットされているか否かを確認し、順位固定フ
ラグJがセットされていない場合には、当該車両IDに
関するデータを、車両検索順位テーブル16中の順位固
定フラグJがセットされている最下位の次に入替、他の
順位固定フラグJがセットされていない車両IDに関す
るデータを入替える。
【0045】さらに、ステップ34では、当該車両ID
の順位が下がらないように車両検索順位テーブル16の
当該車両IDに対応した順位固定フラグJをセットす
る。そして、ステップ24に移り、ステップ24以降の
処理を続行する。
【0046】これに対し、ステップ21で車両進入フラ
グLが「L=000000」で車両Cが給油レーン4内
に停止していない場合、または車両進入フラグLが「L
≠000000」であっても車両Cが停車した給油レー
ン4について上記ステップ26からステップ34の処理
が実行された場合、ステップ35以降の処理により、車
両IDに対応した顧客情報をデータベース15から検索
し、データ検索テーブル18に登録する。
【0047】ステップ35では、車両検索順位テーブル
16の検索順位PをP=1からイニシャライズするもの
で、ステップ36からステップ38までの間で検索順位
Pの数を給油所入口車両ID識別装置3により確認され
た数nまでの間で、順次「1」ずつ歩進してステップ3
6で車両検索順位テーブル16中のP位の検索要求フラ
グKがセットされている車両IDの検索順位Pを選び、
ステップ39に移る。一方、ステップ38で順位P>n
となった場合には、車両検索順位テーブル16内には未
検索の車両IDはないから、ステップ21にリターンす
る。
【0048】ここで、ステップ39では、当該順位Pの
受付時間と現在の時間をチェックし、ステップ40では
受付時間から所定時間(例えば30分)経過したか否か
を判定し、「YES」と判定した場合には、給油所敷地
2内に入口2Aから進入したものの、給油目的の車両C
ではないために、給油レーン4には停止せずに退出した
と見なすことができる。そこで、次のステップ41に移
り、このステップ41では、車両検索順位テーブル16
の当該順位Pに対応する車両IDに関するデータを車両
検索順位テーブル16から消去し、車両検索順位テーブ
ル16の順位づめを行う。そして、ステップ38に移
り、ステップ38以降の処理を繰返す。
【0049】一方、ステップ40で「NO」と判定した
場合には、車両検索順位テーブル16内に未検索の車両
であるから、ステップ42に移り、ステップ42では、
当該検索順位Pの車両IDを車両検索順位テーブル16
よりチェックし、ステップ43では、当該車両IDに対
応した顧客情報をデータベース15から検索し、ステッ
プ44では、検索した車両IDに対応する顧客情報をデ
ータ検索テーブル18に登録する。そして、ステップ4
5では、車両検索順位テーブル16の当該順位Pの検索
要求フラグKをリセットし、データ検索テーブル18に
データベース15からの当該車両IDに対する顧客情報
の読出しを終了したことを表示し、ステップ21にリタ
ーンする。
【0050】このように、本実施例による給油所の顧客
管理装置においては、車両Cが入口2Aから給油敷地2
内に進入したときに、車両ID識別装置3によって車両
IDを読出し、この車両IDに基づいてデータベース1
5から顧客情報をデータ検索テーブル18に記憶する。
そして、車両Cが給油レーン4A〜4Fのうち一つのレ
ーンに停止したときに、レーン車両ID識別装置10A
〜10Fによって車両IDを読出すと共に、この車両I
Dに対応した顧客情報をデータ検索テーブル18から読
出して当該給油レーン4A〜4Fに対応したモニタ12
A〜12Fによって報知することができる。これによ
り、給油作業者に顧客情報を迅速に報知することがで
き、この顧客情報に基づいて作業者は顧客とのコミュニ
ケーションを図ることができ、サービス面の向上を図る
ことができる。
【0051】また、そのサービス内容においても、図8
の顧客情報に示すような種々の情報を記録することによ
り、『車検まで1週間です。』、『免許の更新まで1週
間です。』、『次回の定期点検まで1週間です。』、
『そろそろオイル交換を行ってはいかがですか。』等の
アドバイスを行うことができ、顧客との信頼関係を確保
することができる。
【0052】さらに、従来技術のように、顧客が携帯す
る顧客カードを受け取り、当該カードに付されたバーコ
ード(識別コード)をマニュアル的に読込む動作を行う
必要がなくなり、作業性が向上できる。
【0053】かくして、給油レーン4A〜4F毎に停止
する車両Cの顧客情報を、給油レーン4A〜4Fに対応
したモニタ12A〜12Fに迅速かつ確実に送信し、給
油作業者に報知することができるから、質の高いサービ
スを提供することができ、優れた顧客管理を実現するこ
とができる。
【0054】なお、前記実施例においては、ステップ4
3が第1の顧客情報検索手段の具体例であり、ステップ
44が顧客情報予備記憶手段の具体例であり、ステップ
29が第2の顧客情報検索手段および顧客情報表示手段
の具体例である。
【0055】また、前記実施例では、給油所入口車両I
D識別装置3およびレーン車両ID識別装置10A〜1
0Fを赤外線式の光学センサを用いて、車両Cのナンバ
ープレート(識別コード)を読込むようにしたが、本発
明はこれに限らず、識別コードをナンバープレートを用
いずに、別にバーコードまたは識別シール等を車両Cに
装着するようにしてもよい。また、識別装置において
も、赤外線式の光学センサに限るものでなく、磁気セン
サ等を用いてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によれば、給
油所入口で車両に付された識別データを給油所進入車両
識別手段で読取り、第1の顧客情報検索手段でこの識別
データに基づいてデータベースから顧客情報を読出し、
顧客情報予備記憶手段によりこの顧客情報を顧客情報予
備記憶エリアに一時的に記憶する一方、給油レーンに停
止した車両の識別コードを給油車両識別手段で読取り、
前記顧客情報予備記憶エリアから当該識別データに対応
した顧客情報を第2の顧客情報検索手段で読出し、給油
レーンの表示手段に顧客情報表示手段によってこの顧客
情報を表示するように構成したから、車両が給油レーン
に停止した後に顧客情報を読出すのでなく、予め顧客情
報予備記憶エリアに一時的に記憶して読出しを行うこと
ができるもので、迅速に顧客情報を読出すことができ、
顧客へのサービスを格段向上することができると共に、
給油所の信頼性も向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による給油所の構成を平面的に
示す全体図である。
【図2】図1中のうち、1つのアイランド上の計量機等
を示す斜視図である。
【図3】本実施例による顧客管理装置の制御ブロック図
である。
【図4】車両検索順位テーブルの具体例を示す説明図で
ある。
【図5】レーン対応車両テーブルの具体例を示す説明図
である。
【図6】データ検索テーブルの具体例を示す説明図であ
る。
【図7】車両進入フラグの具体例を示す説明図である。
【図8】顧客情報の具体例を示す説明図である。
【図9】進入車両確認処理を示す流れ図である。
【図10】レーン車両確認処理を示す流れ図である。
【図11】本実施例による顧客情報読出し処理を示す流
れ図である。
【図12】図11に続く流れ図である。
【図13】図12に続く流れ図である。
【符号の説明】
1 給油所 2 給油所敷地 2A 入口 3 給油所入口車両ID識別装置(給油所進入車両識別
手段) 4A〜4F 給油レーン 5A〜5E アイランド 6A〜6E 計量機 10A〜10F レーン車両ID識別装置(給油車両識
別手段) 12A〜12F モニタ 14 制御装置 15 データベース 16 車両検索順位テーブル 17 レーン対応車両テーブル 18 データ検索テーブル(顧客情報予備記憶エリア)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給油所入口に設けられ、車両毎に付され
    た固有の識別データを読取る給油所進入車両識別手段
    と、給油所内に位置して複数の計量機とそれぞれ対応し
    て形成され、当該計量機による給油作業を行うための車
    両が停止する複数の給油レーンと、該各給油レーン内に
    設けられ、当該給油レーンに停止した車両に付された識
    別データを読取る給油車両識別手段と、予め当該給油所
    の顧客に関する顧客情報が顧客の車両に付された前記識
    別データに対応して記憶されたデータベースと、前記給
    油所進入車両識別手段が識別データを読取る毎に、前記
    データベースから当該識別データに対応した顧客情報を
    読出す第1の顧客情報検索手段と、該第1の顧客情報検
    索手段によって読出された顧客情報を顧客情報予備記憶
    エリアに一時的に記憶する顧客情報予備記憶手段と、前
    記給油車両識別手段が識別データを読取る毎に、前記顧
    客情報予備記憶エリアから当該識別データに対応した顧
    客情報を読出す第2の顧客情報検索手段と、該第2の顧
    客情報検索手段で読出された顧客情報を当該給油車両識
    別手段が設けられた給油レーンの表示手段に表示する顧
    客情報表示手段とから構成してなる給油所の顧客管理装
    置。
JP20026593A 1993-07-20 1993-07-20 給油所の顧客管理装置 Pending JPH0741094A (ja)

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