JPH0741017B2 - 内視鏡の操作装置 - Google Patents
内視鏡の操作装置Info
- Publication number
- JPH0741017B2 JPH0741017B2 JP63272506A JP27250688A JPH0741017B2 JP H0741017 B2 JPH0741017 B2 JP H0741017B2 JP 63272506 A JP63272506 A JP 63272506A JP 27250688 A JP27250688 A JP 27250688A JP H0741017 B2 JPH0741017 B2 JP H0741017B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- endoscope
- various
- operation panel
- operating
- operated
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、内視鏡の操作位置に関するものである。
内視鏡として、イメージガイドを使用したファイバース
コープの場合、接眼部を常に覗くために術者は目が疲れ
ると同時にファイバースコープを常時目の近傍に保持し
なければならないために手や腕も疲れるものであった。
また、ファイバースコープを操作するために、ファイバ
ースコープの手元操作部のつまみやボタン類を片手で操
作するのも極めて重労働であった。
コープの場合、接眼部を常に覗くために術者は目が疲れ
ると同時にファイバースコープを常時目の近傍に保持し
なければならないために手や腕も疲れるものであった。
また、ファイバースコープを操作するために、ファイバ
ースコープの手元操作部のつまみやボタン類を片手で操
作するのも極めて重労働であった。
そこで、近年CCDを内蔵した電子内視鏡が開発され、カ
ラーモニターで観察することができるようになったため
に、目の疲れはかなり軽減されるようになった。このよ
うな電子内視鏡は、第4図に示すように、内視鏡1で観
察された映像を制御部2へ送り、モニター3に映し出す
ようになっている。
ラーモニターで観察することができるようになったため
に、目の疲れはかなり軽減されるようになった。このよ
うな電子内視鏡は、第4図に示すように、内視鏡1で観
察された映像を制御部2へ送り、モニター3に映し出す
ようになっている。
また、内視鏡1を術者が長く手で保持していると非常に
疲れるため、術中においても内視鏡を保持する装置が望
まれ、特開昭62−8726号公報や特開昭63−122416号公報
に記載のものが開発されている。これらは、術者に内視
鏡1を所定の位置へ移動させることができ、術中は所定
の位置で保持できるようにしたものであり、関節を介し
アームの相互を連結して屈曲自在としたり、内視鏡1の
操作部を回転変位あるいは並進的変位可能とする変位機
構を設けたりしたものである。
疲れるため、術中においても内視鏡を保持する装置が望
まれ、特開昭62−8726号公報や特開昭63−122416号公報
に記載のものが開発されている。これらは、術者に内視
鏡1を所定の位置へ移動させることができ、術中は所定
の位置で保持できるようにしたものであり、関節を介し
アームの相互を連結して屈曲自在としたり、内視鏡1の
操作部を回転変位あるいは並進的変位可能とする変位機
構を設けたりしたものである。
電子内視鏡の採用により、目の疲労と内視鏡を長く保持
することにより手の疲労は改善されたが、内視鏡1に種
々の操作用つまみ・ボタン類が取付けてあるために、こ
のようなつまみ類の操作には必然的に手指の動作を伴う
ために手の疲労の改善は未だ十分ではなかった。
することにより手の疲労は改善されたが、内視鏡1に種
々の操作用つまみ・ボタン類が取付けてあるために、こ
のようなつまみ類の操作には必然的に手指の動作を伴う
ために手の疲労の改善は未だ十分ではなかった。
そこで、この発明は、内視鏡の種々のつまみ・ボタン類
の操作を内視鏡とは別個の個所で行なえるようにし、術
者の手の疲労を軽減し、操作を容易にするとともに、特
に操作者の所定位置に自在に位置を変更させて操作を容
易にした操作装置を提供することを目的とする。
の操作を内視鏡とは別個の個所で行なえるようにし、術
者の手の疲労を軽減し、操作を容易にするとともに、特
に操作者の所定位置に自在に位置を変更させて操作を容
易にした操作装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、この発明は、自在に操作さ
れる変位手段を介して支承・保持された移動台と、その
移動台に設けた、内視鏡の操作部を固定セットするため
の手段と、セットした前記操作部の各種操作機構に接続
連結される操作連結手段と、この操作連結手段を介して
上記各種操作機構を動作制御する操作パネルとを有する
ものである。
れる変位手段を介して支承・保持された移動台と、その
移動台に設けた、内視鏡の操作部を固定セットするため
の手段と、セットした前記操作部の各種操作機構に接続
連結される操作連結手段と、この操作連結手段を介して
上記各種操作機構を動作制御する操作パネルとを有する
ものである。
この発明では、変位手段、例えばロボットのアームを操
作することにより移動台を所望の位置に移動させること
ができ、その結果移動台にセットされた内視鏡も術者が
手で保持する必要がなくなり、特にその移動台が術時に
患者の邪魔にならぬ位置に自由にセットできる。また、
移動台若しくはその近傍に設けられた操作パネルを操作
することにより従来内視鏡を握って操作していた各種つ
まみ類の操作が容易に行なえるようになる。
作することにより移動台を所望の位置に移動させること
ができ、その結果移動台にセットされた内視鏡も術者が
手で保持する必要がなくなり、特にその移動台が術時に
患者の邪魔にならぬ位置に自由にセットできる。また、
移動台若しくはその近傍に設けられた操作パネルを操作
することにより従来内視鏡を握って操作していた各種つ
まみ類の操作が容易に行なえるようになる。
以下に、この発明の好適な実施例を図面を参照にして説
明する。
明する。
第1図においては、内視鏡1が移動台4にセットされ、
この移動台4は自在に操作されるロボットのアーム等か
ら成る変位手段5に取付けられている。この変位手段5
は、例えば多関節アームであり、ロボットとしての機能
を有し、移動台4を前後、左右、回転、上下等に作動す
ることが可能に構成してあるものである。このような変
位手段5を作動させて移動台4を観察に適した位置に移
動するようになっている。内視鏡1は従来と同様に制御
部2に接続してあり、内視鏡1で観察された映像がこの
制御部2に送られモニター3に映し出されるようになっ
ている。制御部2には、モニター3の他にVTR、コピー
マシン、コンピュータ、画像解析装置、X−レイモニタ
ー等をつなぐこともできる。内視鏡1は挿入部6を有
し、手元側には送気・送水用ボタン7、吸引用ボタン
8、コピー操作用ボタン9、ビデオテープレコーダ操作
用ボタン10等の手動用各種操作部材が取付けてあり、こ
れらのボタン類すなわち手動用各種操作部材は移動台4
に設けられた操作パネル部11の個所で操作できるように
なっている(第2図参照)。また、第2図及び第3図に
示すように、挿入部6の彎曲つまみ12も操作パネル部11
の個所で操作できるように構成してある。第2図中符号
13で示すものは鉗子挿入口であり、符号11A、11Bで示す
ものは変位手段5を作動させるための操作パネルであっ
たり、符号11で示すと同様に内視鏡1に対する各種操作
のための操作パネルを設ける個所である。前述した各種
ボタン7乃至10はこれらを作動させるための各種操作機
構であるソレノイド14に連結してある。これらのソレノ
イド14を操作パネル部11の個所で操作して作動させるこ
とにより、各種ボタン7乃至10を作動させることができ
る。前述の彎曲つまみ12はモータ15を操作パネル部11の
所定のスイッチをオンすることで作動させることによ
り、操作連結手段である駆動部材16を作動させて彎曲つ
まみ12を左右何れかに回動させることができるようにな
っている。なお、彎曲つまみ12を作動させる機構の個所
には摩擦板17を設け、挿入部6の先端側を彎曲させたま
ま患者体内から引き抜くときに患者の体内を傷つけない
ように挿入部6の先端に一定の力がかかったときには、
先端部の彎曲が解除できるように構成してある。操作パ
ネル部11にはタッチスイッチ等を使用することができ
る。上述したソレノイド14やモータ15、駆動機構16さら
には種々の電気的制御手段等は、内視鏡1の手動用各種
操作部材と電気的,機械的,磁気的等の手段で動作的に
係合するように配設された駆動部材を構成する。そし
て、操作パネル部11はこの駆動部材を動作制御するもの
である。また、図示する例では内視鏡1を移動台4から
簡単に着脱できるように構成してあり、微細観察が必要
なときには従来通り手で保持して各種内視鏡の操作をす
ることもできる。
この移動台4は自在に操作されるロボットのアーム等か
ら成る変位手段5に取付けられている。この変位手段5
は、例えば多関節アームであり、ロボットとしての機能
を有し、移動台4を前後、左右、回転、上下等に作動す
ることが可能に構成してあるものである。このような変
位手段5を作動させて移動台4を観察に適した位置に移
動するようになっている。内視鏡1は従来と同様に制御
部2に接続してあり、内視鏡1で観察された映像がこの
制御部2に送られモニター3に映し出されるようになっ
ている。制御部2には、モニター3の他にVTR、コピー
マシン、コンピュータ、画像解析装置、X−レイモニタ
ー等をつなぐこともできる。内視鏡1は挿入部6を有
し、手元側には送気・送水用ボタン7、吸引用ボタン
8、コピー操作用ボタン9、ビデオテープレコーダ操作
用ボタン10等の手動用各種操作部材が取付けてあり、こ
れらのボタン類すなわち手動用各種操作部材は移動台4
に設けられた操作パネル部11の個所で操作できるように
なっている(第2図参照)。また、第2図及び第3図に
示すように、挿入部6の彎曲つまみ12も操作パネル部11
の個所で操作できるように構成してある。第2図中符号
13で示すものは鉗子挿入口であり、符号11A、11Bで示す
ものは変位手段5を作動させるための操作パネルであっ
たり、符号11で示すと同様に内視鏡1に対する各種操作
のための操作パネルを設ける個所である。前述した各種
ボタン7乃至10はこれらを作動させるための各種操作機
構であるソレノイド14に連結してある。これらのソレノ
イド14を操作パネル部11の個所で操作して作動させるこ
とにより、各種ボタン7乃至10を作動させることができ
る。前述の彎曲つまみ12はモータ15を操作パネル部11の
所定のスイッチをオンすることで作動させることによ
り、操作連結手段である駆動部材16を作動させて彎曲つ
まみ12を左右何れかに回動させることができるようにな
っている。なお、彎曲つまみ12を作動させる機構の個所
には摩擦板17を設け、挿入部6の先端側を彎曲させたま
ま患者体内から引き抜くときに患者の体内を傷つけない
ように挿入部6の先端に一定の力がかかったときには、
先端部の彎曲が解除できるように構成してある。操作パ
ネル部11にはタッチスイッチ等を使用することができ
る。上述したソレノイド14やモータ15、駆動機構16さら
には種々の電気的制御手段等は、内視鏡1の手動用各種
操作部材と電気的,機械的,磁気的等の手段で動作的に
係合するように配設された駆動部材を構成する。そし
て、操作パネル部11はこの駆動部材を動作制御するもの
である。また、図示する例では内視鏡1を移動台4から
簡単に着脱できるように構成してあり、微細観察が必要
なときには従来通り手で保持して各種内視鏡の操作をす
ることもできる。
図示した実施例ではソレノイドやモータを利用して操作
パネル部11から電気的にオン/オフを図るように構成し
たが、その他種々の公知手段を用いて操作パネル部11か
らボタンやつまみ類を操作することができることは勿論
である。また、ロボットの制御も操作パネル11Aや11Bで
行うように構成したが、このような制御も種々の公知手
段な採用が可能である。ロボットの制御は必ずしも移動
台4上で行う必要はない。なおまた、変位手段5は、直
線的なスライドを図る手段であっても良い。
パネル部11から電気的にオン/オフを図るように構成し
たが、その他種々の公知手段を用いて操作パネル部11か
らボタンやつまみ類を操作することができることは勿論
である。また、ロボットの制御も操作パネル11Aや11Bで
行うように構成したが、このような制御も種々の公知手
段な採用が可能である。ロボットの制御は必ずしも移動
台4上で行う必要はない。なおまた、変位手段5は、直
線的なスライドを図る手段であっても良い。
以上説明したように、この発明によれば、内視鏡を保持
する保持部と、該保持部もしくはその近傍に内視鏡の手
動用各種操作部材と動作的に係合するように配設された
駆動部材と、該駆動部材を動作制御すべく設けられた操
作パネル部とからなり、手動用各種操作部材を遠隔制御
できるようにしたので、従来の如く術者が内視鏡を保持
して手動用各種操作部材を操作する必要がなくなり、術
者の疲労が軽減され、特に術時等の際に、患者や術者の
邪魔にならぬ所望の位置に移動台を自由に移動できる。
また、操作自体も容易となる。
する保持部と、該保持部もしくはその近傍に内視鏡の手
動用各種操作部材と動作的に係合するように配設された
駆動部材と、該駆動部材を動作制御すべく設けられた操
作パネル部とからなり、手動用各種操作部材を遠隔制御
できるようにしたので、従来の如く術者が内視鏡を保持
して手動用各種操作部材を操作する必要がなくなり、術
者の疲労が軽減され、特に術時等の際に、患者や術者の
邪魔にならぬ所望の位置に移動台を自由に移動できる。
また、操作自体も容易となる。
第1図はこの発明の好適な実施例を示す側面図、第2図
は平面図、第3図は背面図、第4図は従来例を示す斜視
図である。 1……内視鏡、 4……移動台、 5……変位手段、 7・8・9・10・12……操作部、 11……操作パネル。 14……操作機構、16……操作連結手段
は平面図、第3図は背面図、第4図は従来例を示す斜視
図である。 1……内視鏡、 4……移動台、 5……変位手段、 7・8・9・10・12……操作部、 11……操作パネル。 14……操作機構、16……操作連結手段
Claims (1)
- 【請求項1】自在に操作される変位手段(5)を介して
支承・保持された移動台(4)と、 その移動台(4)に設けた、内視鏡(1)の操作部(7
・8・9・10・12)を固定セットするための手段と、セ
ットした前記操作部(7・8・9・10・12)の各種操作
機構(14)に接続連結される操作連結手段(16)と、こ
の操作連結手段(16)を介して上記各種操作機構(14)
を動作制御する操作パネル(11)と、 を有することを特徴とする内視鏡の操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63272506A JPH0741017B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 内視鏡の操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63272506A JPH0741017B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 内視鏡の操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02119830A JPH02119830A (ja) | 1990-05-07 |
JPH0741017B2 true JPH0741017B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=17514853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63272506A Expired - Fee Related JPH0741017B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 内視鏡の操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0741017B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5417210A (en) * | 1992-05-27 | 1995-05-23 | International Business Machines Corporation | System and method for augmentation of endoscopic surgery |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61122618A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-10 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡装置 |
JPS628726A (ja) * | 1985-07-04 | 1987-01-16 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡保持具 |
JP2563281B2 (ja) * | 1986-11-13 | 1996-12-11 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡保持装置 |
-
1988
- 1988-10-28 JP JP63272506A patent/JPH0741017B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02119830A (ja) | 1990-05-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |