JPH0740884U - 二重床用パネル - Google Patents
二重床用パネルInfo
- Publication number
- JPH0740884U JPH0740884U JP7536793U JP7536793U JPH0740884U JP H0740884 U JPH0740884 U JP H0740884U JP 7536793 U JP7536793 U JP 7536793U JP 7536793 U JP7536793 U JP 7536793U JP H0740884 U JPH0740884 U JP H0740884U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- degrees
- double
- floor
- surface portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】通常の材料を用いながらもきしみ音が防止でき
る二重床用パネルを提供する。 【構成】二重床用として用いるパネル１において、パネ
ル側面部２が該パネルの表面付近の上部でのみ隣接する
他のパネル１′と接触して、下部に向かうほど隙間が広
くなるように傾斜していることを特徴とする二重床用パ
ネル、特に、パネル側面部が表面と側面部とのなす傾斜
角が８０度以上、９０度未満であり、かつパネル側面部
の下方１／５〜１／２の部分の裏面と側面部とのなす傾
斜角が１２０〜１５０度となるよう形成される。
る二重床用パネルを提供する。 【構成】二重床用として用いるパネル１において、パネ
ル側面部２が該パネルの表面付近の上部でのみ隣接する
他のパネル１′と接触して、下部に向かうほど隙間が広
くなるように傾斜していることを特徴とする二重床用パ
ネル、特に、パネル側面部が表面と側面部とのなす傾斜
角が８０度以上、９０度未満であり、かつパネル側面部
の下方１／５〜１／２の部分の裏面と側面部とのなす傾
斜角が１２０〜１５０度となるよう形成される。
Description
【０００１】
本考案は、人が床上を歩いてもきしみ音が発生しにくい二重床用パネルに関す るものである。
【０００２】
最近、ＯＡ機器の使用台数の増加やレイアウトの変更等に対応するために二重 床構造を採用するビル、事務所が急増している。ところが、二重床構造とするた めには通常複数の二重床パネルを敷き詰めて形成するため、その上を人が歩いた りするとパネルが撓んで隣接するパネルと側端部同士が擦れ合ってきしみ音が発 生し不快感を与えるという問題があった。
【０００３】 このような、問題を解決する手段としてはパネルに剛性を与えて撓みを少なく する方法が考えられるが、通常の材料では極めて困難なことであった。
【０００４】
本考案は通常の材料を用いながらもきしみ音が防止できる二重床用パネルを提 供することを目的とする。
【０００５】
本考案によれば、二重床用として用いるパネルにおいて、パネル側面部が該パ ネルの表面付近の上部でのみ隣接する他のパネルと接触して、下部に向かうほど 隙間が広くなるように傾斜していることを特徴とする二重床用パネルが提供され 、 更に、前記パネル側面部が表面と側面部とのなす傾斜角が８０度以上、９０度 未満であり、かつパネル側面部の下方１／５〜１／２の部分の裏面と側面部との なす傾斜角が１２０〜１５０度となるよう形成されていることを特徴とする前記 二重床用パネルが提供される。
【０００６】 すなわち、パネル側面部の形状を位置合わせに必要な程度だけ隣接するパネル の側面部と接触するようにして、接触面積が小さくなるようにすれば、パネルが 撓んだ際にも側面部は隣接するパネルの側面部とは接触しないのできしみ音が防 止できることを見いだし本考案に到達した。
【０００７】 以下に、本考案を図面に基づいて説明する。 本考案のパネル１は、図１に示すように側面部２の表面と側面部のなす傾斜角 Ａを８０度以上、９０度未満になるよう形成する必要がある。このような傾斜角 Ａを側面部２の上部付近でのみ接触して下方にいくほど隙間３が広くなる形状と することにより、きしみ音を防止することができる。一方、傾斜角Ａを８０度未 満にした場合はきしみ音は防止できるものの表面側の端部が鋭角となるため施工 時や運送中に破損する恐れがあり、また作業中に怪我をする恐れもあるので好ま しくない。側面部２の形状は例えば図１に示すように９０度より多少小さい直線 状に形成することもできるが、曲線状、その他の形状に形成することももちろん 可能である。
【０００８】 更に、二重床用パネル１は敷き変え、配置の変更等が頻繁に行われるので、パ ネル１の取り外しが容易であることも必要とされており、特に側面部２の下方１ ／５〜１／２の部分にはある程度以上の隙間３を有していることが望まれている 。従って、図１に示すようにパネル１の表面と側面部２とのなす傾斜角Ａは８０ 度以上にし、裏面と側面部２とのなす傾斜角Ｂは１２０〜１５０度程度にして、 側面部２が二段になるように形成すれば、端部の破損や作業中の怪我が防止でき 、しかも下方１／５〜１／２程度の部分の隙間３は広くなるので取り外しも容易 な二重床パネル１を得ることができる。
【０００９】
本考案の二重床用パネル１を二重床に使用すれば上に人が乗ってパネル１が撓 んでも、隣接するパネル１’と接触している部分がはずれるので、側面部同士が 擦れ合うことがなく、床のきしみ音を防止することができる。また、このような パネル１は従来のパネルに比べてもさほど手間がかからずに製造できるので安価 に提供することができる。
【図１】本考案のパネル１で施工した場合の、未荷重状
態を説明する部分断面図（Ａ）及びパネル１に荷重がか
かった状態を説明する部分断面図である。
態を説明する部分断面図（Ａ）及びパネル１に荷重がか
かった状態を説明する部分断面図である。
【図２】本考案のパネルの他の例を示す断面図である。
【図３】従来のパネルの側面部の形状を示す部分断面図
である。
である。
１ パネル １’ 隣接するパネル ２ 側面部 ３ パネルの側面部同士が形成する隙間 Ａ 表面と側面部とがなす傾斜角 Ｂ 裏面と側面部とがなす傾斜角
Claims (2)
- 【請求項１】二重床用として用いるパネルにおいて、パ
ネル側面部が該パネルの表面付近の上部でのみ隣接する
他のパネルと接触して、下部に向かうほど隙間が広くな
るように傾斜していることを特徴とする二重床用パネ
ル。 - 【請求項２】前記パネル側面部が表面と側面部とのなす
傾斜角が８０度以上、９０度未満であり、かつパネル側
面部の下方１／５〜１／２の部分の裏面と側面部とのな
す傾斜角が１２０〜１５０度となるよう形成されている
ことを特徴とする請求項１記載の二重床用パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7536793U JPH0740884U (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 二重床用パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7536793U JPH0740884U (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 二重床用パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0740884U true JPH0740884U (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=13574187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7536793U Pending JPH0740884U (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 二重床用パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740884U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006037566A (ja) * | 2004-07-28 | 2006-02-09 | Sanyo Industries Ltd | 床材の取付構造 |
| JP2011038358A (ja) * | 2009-08-17 | 2011-02-24 | Sekisui House Ltd | 化粧床材、床構造、及び床構造のメンテナンス方法 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP7536793U patent/JPH0740884U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006037566A (ja) * | 2004-07-28 | 2006-02-09 | Sanyo Industries Ltd | 床材の取付構造 |
| JP2011038358A (ja) * | 2009-08-17 | 2011-02-24 | Sekisui House Ltd | 化粧床材、床構造、及び床構造のメンテナンス方法 |
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