JPH0740486A - 積層体およびその製造方法 - Google Patents

積層体およびその製造方法

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JPH0740486A
JPH0740486A JP20826493A JP20826493A JPH0740486A JP H0740486 A JPH0740486 A JP H0740486A JP 20826493 A JP20826493 A JP 20826493A JP 20826493 A JP20826493 A JP 20826493A JP H0740486 A JPH0740486 A JP H0740486A
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JP
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laminate
shape
laminated body
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elastic material
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JP20826493A
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English (en)
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Riyousuke Yamada
良丞 山田
Kazuhiko Sano
和彦 佐野
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特殊な加工条件を必要とすることなく、物品
1の特定部分の表面形状に合致する形状に成形されて、
各部分に簡単かつ確実に取り付けられる積層体とその製
造方法を提供する。 【構成】 シート状とした弾性材31の少なくとも片面
に、熱融着性を有する熱可塑性繊維32cが10〜10
0重量%含まれた裏当材32を接合して基材3を形成
し、この基材3で物品1の特定部分の表面形状に合致す
る積層体2を型成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、靴、カメラのケース、
自動車の天井材、または車両の座席のような物品の表面
に取り付けられて、緩衝材や保形材などとして使用され
る積層材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば靴の内表面には、履き心
地を良好とするために、その踵や爪先および甲部分など
に天然皮革,合成皮革,織布,編物,不織布などからな
る積層体を、ライニング材として取付けている。上記積
層体は、履き物表面のデザインを損なうことなく、この
デザインに合致した曲面を表現させるように、上記各部
分の内面にそって縫製又は接着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記履き物
の踵や甲部分などは複雑な曲面形状とされていることか
ら、これら各部分の内面に上記積層体を縫製又は接着す
るためには、縫製箇所や接着箇所が非常に多くなり、場
合によっては各部分の内面形状に沿って連続的に縫製し
たり、全面を接着したりする必要があって、縫製,接着
加工に多大の手間を要し、加工コストが高くなる問題が
あった。
【0004】なお、従来では、表皮材と裏当材との間に
熱成形可能な特殊なウレタン樹脂を介在させた基材を用
い、この基材を所定の形状に成形して、この成形体を物
品の表面形状に追髄させて取付け得るようにしたものが
提案されている。しかし、この手段は、特殊なウレタン
樹脂を使用することから、このウレタン樹脂の発砲や熱
成形などに特殊な加工条件が必要となって、加工に熟練
度を要したり製品化率が悪くなったりする別の問題が発
生するので、一般的には採用し難いものであった。
【0005】本発明は、以上のような問題に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、特殊な加工条件を必要とする
ことなく、物品の特定部分と合致する形状に成形でき
て、これら各部分に簡単かつ確実に取付けることができ
る積層体とその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の積層体は、シート状とした弾性材の片面
に、熱融着性を有する熱可塑性繊維を10〜100重量
%含んだ裏当材が接合されており、上記物品の内面形状
に合致する形状に成形されている。
【0007】また、本発明にかかる積層体の製造方法
は、シート状の弾性材の片面に、熱融着性を有する熱可
塑性繊維が10〜100重量%含まれた裏当材を接合し
て基材を形成し、この基材を上記裏当材の溶融点以上に
加熱して、物品の表面形状に合致する形状に型成形す
る。
【0008】
【作用および効果】本発明の積層体によれば、その構成
素材である裏当材が熱可塑性繊維を10〜100重量%
含んでいることから、上記積層体を物品の表面形状と合
致する形状に型成形することができる。また、上記熱可
塑性繊維は、熱溶融性を有するから、裏当材を形成する
残部の繊維およびシート状弾性材の片面に融着して一体
化される。上記積層体は、その構成素材である裏当材に
熱融着性を有する熱可塑性繊維を含有させて型成形可能
としていることから、従来の特殊なウレタン樹脂を用い
て成形する場合のように格別な発砲や熱成形条件などが
不要となり、通常多用されている金型を用いた型成形が
可能となって、加工に特別な熟練度を要したり製品化率
が悪くなったりすることなく、上記物品の表面形状に合
致する形状に簡単に成形できる。
【0009】さらに、以上のように型成形された積層体
は、縫製や接着加工などにより上記物品の表面形状に確
実に追随させて取付けることができるので、見栄えがよ
い。しかも、上記積層体は物品の表面形状に合致する任
意形状に成形して、物品の表面形状に確実に追随させる
ことができるので、この履き物を製作するときのデザイ
ン対応範囲、つまり曲面形状の選択範囲を大幅に拡大す
ることができる。
【0010】また、型成形された上記積層体は、必要に
応じてその複数箇所を縫製、接着するだけで、物品の表
面形状に追随させて取り付けることができるので、多く
の縫製や接着材料を必要としたり、多大の手間を必要と
することなく、上記積層体の物品への取付作業を大幅に
簡略化して、加工コストを低減することができる。
【0011】また、本発明の製造方法によれば、シート
状とされた弾性材の片面に、熱融着性を有する熱可塑性
繊維が10〜100重量%含まれた裏当材を接合してな
る基材が使用され、この基材を上記裏当材の溶融点以上
に加熱して型形成することにより、上記物品の表面形状
に合致する形状の積層体が簡単に得られる。このように
製作された積層体を上記物品の表面形状に沿って取付け
ることにより、前述した場合と同様の作用効果が発揮さ
れる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の積層体が取り付けられる物品の
一例として靴1を示しており、この靴1は、靴本体11
の内面で爪先部分を含む甲部分12と踵部分13とに、
それぞれ第1,第2積層体2,2Aを取付けている。こ
の第1積層体2は、図2の(A)に示すように、上記甲
部分12の内表面形状に合致する曲面をもった偏平形状
に、また、上記第2積層体2Aは、同図の(B)に示す
ように、上記踵部分13の内表面形状に合致するほぼ半
割り円筒形状に形成している。
【0013】上記第1積層体2は、たとえば図3に示す
ように、シート状とされた弾性材31の一方の表面に裏
当材32が、他方の表面に表皮材33がそれぞれ接合一
体化された三層構造の基材3で形成されている。上記弾
性材31としては、たとえばウレタンスラブなどの薄肉
弾性発砲材(1〜10mm厚程度)が用いられる。
【0014】また、上記裏当材32には、熱融着性をも
つ熱可塑性繊維が10〜100重量%含有されており、
この裏当材32を上記弾性材31の一方の表面にニード
ルパンチ又はフレームラミネートなどの熱溶着手段で接
合一体化させる。上記の裏当材32に含有される熱可塑
性繊維としては、比較的低温度で溶融して成形後に柔軟
性を備えたものが好ましく、たとえばクラレエステルN
−720などの熱融着性ポリエステル繊維が用いられ
る。この熱可塑性繊維とレギュラーポリエステルとを所
定の配合比率で混合して上記裏当材32が形成される。
【0015】また、上記表皮材33としては、ポリエス
テルニットなどを用い、この表皮材33を上記弾性材3
1の他方の表面に、たとえば接着剤で接合一体化して上
記基材3を作製する。上記表皮材33としてホットメル
トフィルムを用いる場合には、上記接着剤による接合の
ほかに、このホットメルトフィルムを上記弾性材31の
他方の表面に接合しないで重ねておき、後述する型成形
の際に加熱溶融して上記弾性材31に接合一体化するこ
ともできる。
【0016】上記基材3で上記第1積層体2を成形し
て、上記表皮材33を靴1の内表面側に露出させて甲部
分12に取付けることにより、足の甲に接触したときの
感触が良好となり、また、上記表皮材33が通気性を富
むものとなって、靴1の履き心地が良好となる。
【0017】さらに、上記第2積層体2Aは、図4に示
すように、上記弾性材31Aの一方の表面だけに裏当材
32Aを接合一体化した二層構造の基材3Aで形成され
ている。上記弾性材31Aとしては、前述したものと同
様にウレタンスラブなどの薄肉弾性発砲材が用いられ、
また、上記裏当材32Aとしても、前述したものと同様
に熱融着性をもつ熱可塑性繊維を含有したものが使用さ
れ、この裏当材32Aを上記弾性材31Aの一側外表面
にニードルパンチ又はフレームラミネートなどの熱溶着
手段で接合一体化させる。
【0018】また、上記第2積層体2Aの基材3Aを構
成する裏当材32Aに含有させる熱可塑性繊維として
は、上記第1積層体2において用いられる熱可塑性繊維
と比べて、比較的高温度で溶融し、成形後に硬くて保形
性をもつ熱可塑性繊維が好ましく、例えば、後述するよ
うに、低融点変性ポリエステルおよびレギュラーポリエ
ステルからなるサイド・サイド構造の複合繊維であるク
ラレエステルN−780などが挙げられる。かかる熱可
塑性繊維とレギュラーポリエステルとを所定の配合比率
で混合して、上記裏当材32Aが形成される。そして、
この裏当材32Aを接合一体化してなる基材3Aで上記
第2積層体2Aを形成し、この積層体2Aを上記靴1の
内表面で踵部分13に取付けることにより、上記積層体
2Aが保形性に富むものとなって、上記踵部分13の形
崩れが阻止される。
【0019】ここで、上記熱可塑性繊維であるクラレエ
ステルN−720およびN−780は、全酸成分に対す
る共重合割合として、テレフタル酸を50モル%以上、
イソフタル酸を5〜45モル%、エチレングリコール、
1,4−ブタンジオールおよび1,6−ヘキサンジオー
ルの合計を70モル%以上、エチレングリコール、1,
4−ブタンジオールおよび1,6−ヘキサンジオールを
除く脂肪族および/または脂環族共重合成分を10モル
%以下含み、融点が80〜200℃である共重合ポリエ
ステルからなる繊維である。
【0020】上記裏当材32,32Aに含有される熱融
着性をもつ熱可塑性繊維としては、たとえば図5の
(A)に示すように、芯部がレギュラーポリエステル3
2a、外周囲が低融点変性ポリエステル32bでそれぞ
れ形成された芯鞘構造の複合繊維32c、又は、同図の
(B)に示すように、断面半分がレギュラーポリエステ
ル32aで、他の断面半分が低融点変性ポリエステル3
2bで形成されたサイド・サイド構造の複合繊維32c
を使用することができる。これら芯鞘構造又はサイド・
サイド構造の複合繊維32cは、成形条件や上記靴1の
内表面に取付けられる第1、第2積層体2,2Aなどに
応じ適宜選択されて、レギュラーポリエステルと混入し
てなる不織布もしくは織布、又は、上記複合繊維32c
のみからなる不織布もしくは織布として、上記裏当材3
2,32Aの作製に用いられる。
【0021】また、上記複合繊維32cを形成するレギ
ュラーポリエステル32aと上記低融点変性ポリエステ
ル32bとの配合比率は任意に選択できるもので、上記
靴1の内表面各部に取付けられる第1,第2積層体2,
2Aに応じて、両者の配合比率、又は複合繊維32cと
上記不織布や織布との配合比率を変えて、上記裏当材3
2,32Aの硬さや柔軟性などを任意に調節することに
より、上記各積層体2,2Aを、上記靴1の甲部分12
や踵部分13に最適な状態で取付けることができる。
【0022】つまり、上記靴11の甲部分12に取付け
られる第1積層体2の場合には、上記低融点変性ポリエ
ステル32bの配合比率を小とし、上記レギュラーポリ
エステル32aの配合比率を大にすることにより、第1
積層体2の柔軟性を高めて足の甲との馴染み性を良好に
する。また、上記靴1の踵部分13に取付けられる第2
積層体2Aの場合には、上記低融点変性ポリエステル3
2bの配合比率を大とし、上記レギュラーポリエステル
32aの配合比率を小とすることにより、第2積層体2
Aを硬くし保形性を高めて、上記踵部分13の形崩れを
阻止できる。
【0023】さらに、上記裏当材32,32Aに対する
上記低融点変性ポリエステル繊維32bの配合比率を任
意に選択し、かつ、上記ウレタンスラブからなる弾性材
31,31Aの厚みなどを任意に選択することによって
も、上記基材3,3Aの重量や厚さおよび弾性などを自
由に調整することができる。
【0024】さらに、上記複合繊維32cを構成するレ
ギュラーポリエステルの融点が約220〜260℃であ
るのに対し、上記低融点変性ポリエステルは、たとえば
融点80〜200℃範囲のものが好ましい。
【0025】また、熱融着性を持つ熱可塑性繊維、つま
り上記低融点変性ポリエステル繊維32bの裏当材32
に対する含有比率は、10〜80重量%とすることが好
ましい。上記含有比率が10重量%以下の場合には、各
積層体2,2Aとするときの型成形性が不充分となり、
一方、上記含有比率が80重量%以上の場合には、各積
層体2,2Aとしたときの柔軟性が得られにくい。な
お、熱融着性を有する熱可塑性繊維としては、上記変性
ポリエステル繊維のほかに、ポリプロピレン、ポリアミ
ドなどの繊維を用いることもできる。
【0026】以上の基材3を用いた第1,第2積層体
2,2Aは、次のようにして型成形される。先ず、図6
は、上記第1積層体2を成形する場合の成形装置を示し
ており、この積層体2の形状と対応する凹部41をもっ
た下型4と、この下型4の凹部41に突入される凸部5
1を備えた上型5とからなる成形型6を用い、この成形
型6内に上記基材3を入れて、この基材3を上記裏当材
32に含まれた低融点変性ポリエステル32bの溶融点
以上の温度条件下で、熱プレス又は冷熱プレスによって
成形する。これにより、図2の(A)に示すように、上
記靴1における甲部分12の内表面形状と合致する曲面
をもった偏平形状な第1積層体2が成形される。
【0027】ここで、上記低融点変性ポリエステル32
bは熱溶融性を有するから、裏当材32を形成する残部
の繊維および弾性材31に融着して一体化される。こう
して作製された第1積層体2は、図1に示すように、上
記靴1における甲部分12の内表面形状に沿って少ない
縫製又は接着などによって取付けられる。
【0028】また、上記第2積層体2Bも、図示しない
が、上記第1積層体2を成形する場合と同様に、下型と
上型とを用い、同様の温度条件下で、熱プレス又は冷熱
プレスによって成形される。
【0029】次に、上記第1、第2積層体2、2Aの具
体的な製作例について説明する。 具体例1 先ず、上記第1積層体2を製作する場合には、図3で示
した基材3が使用される。この基材3は、その弾性材3
1として2mm厚さのウレタン発砲シートを用い、ま
た、上記裏当材32としては、約110℃程度で溶融す
る熱融着性ポリエステル繊維であるクラレエステルN−
720の30重量%と、約220℃程度で溶融するレギ
ュラーポリエステル繊維の70重量%とが混在されたウ
ェッブを使用し、このウェッブからなる裏当材32を上
記弾性材31の一方の表面にニードルパンチによって接
合一体化した。さらに、上記弾性材31の他方の表面に
ポリエステル100%のニットからなる表皮材33をフ
レームラミネート法(加熱溶着法)で接合一体化して、
上記基材3を形成した。そして、この基材3を所定サイ
ズに裁断した後に、150℃の熱雰囲気で加熱し、上記
成形型6内に入れて成形し、この後常温にまで冷却する
ことにより、上記第1積層体2が得られた。
【0030】具体例2 また、上記第2積層体2Aを製作する場合には、図4で
示した基材3が使用される。この基材3は、その弾性材
31として2mm厚さのウレタン発砲シートを用い、ま
た、上記裏当材32としては、約180℃程度で溶融
し、図5の(B)で示した低融点変性ポリエステルおよ
びレギュラーポリエステルからなるサイド・サイド構造
の複合繊維であるたとえばクラレエステルN−780の
50重量%と、約220℃程度で溶融するレギュラーポ
リエステル繊維の50重量%とが混在された不織布を使
用し、この不織布からなる裏当材32を上記弾性材31
の一方の表面にフレームラミネートによって接合一体化
し、上記基材3を形成した。そして、この基材3を所定
サイズに裁断した後に、180℃の熱雰囲気で加熱し、
成形型内に入れて成形し、この後常温にまで冷却するこ
とにより、上記第2積層体2Aが得られた。この第2積
層体2Aは、上記第1積層体2の場合と同様に、上記弾
性材31の他方の表面にポリエステルニットなどからな
る表皮材を接合一体化するようにしてもよい。
【0031】なお、本発明の積層体は、靴のほか、カメ
ラのケース、自動車の天井材、化粧箱のような物品の内
表面に取り付けて、緩衝材とすることができる。また、
家具における他の物体と当たる外表面に取り付けて、保
護材としたり、車両の座席の外表面に取り付けてシート
カバーとすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る積層体の靴への取付状態を示す側
面図である。
【図2】同靴の各部に取付けられる積層体を示す拡大斜
視図である。
【図3】同積層体を形成する基材の一例を示す縦断面図
である。
【図4】同基材の他の例を示す縦断面図である。
【図5】同基材を構成する裏当材の素材例を示す断面図
である。
【図6】同積層体の製造装置の一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1…履き物、2,2A…積層体、3,3A…基材、3
1,31A…弾性材、32,32A…裏当材、32a…
レギュラーポリエステル、32b…低融点変性ポリエス
テル、32c…熱融着性を有する熱可塑性繊維。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品の表面に取付けられる積層体であっ
    て、シート状の弾性材の片面に、熱融着性を有する熱可
    塑性繊維を10〜100重量%含んだ裏当材が接合され
    てなり、上記物品の表面形状に合致する形状に成形され
    ている積層体。
  2. 【請求項2】 物品の表面に取付けられる積層体の製造
    方法であって、シート状の弾性材の片面に、熱融着性を
    有する熱可塑性繊維が10〜100重量%含まれた裏当
    材を接合して基材を形成し、上記基材を上記裏当材の溶
    融点以上に加熱して、上記物品の表面形状に合致する形
    状に型成形する積層体の製造方法。
JP20826493A 1993-07-30 1993-07-30 積層体およびその製造方法 Pending JPH0740486A (ja)

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