JPH074043Y2 - 遊 具 - Google Patents

遊 具

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JPH074043Y2
JPH074043Y2 JP6429090U JP6429090U JPH074043Y2 JP H074043 Y2 JPH074043 Y2 JP H074043Y2 JP 6429090 U JP6429090 U JP 6429090U JP 6429090 U JP6429090 U JP 6429090U JP H074043 Y2 JPH074043 Y2 JP H074043Y2
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JP
Japan
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housing
wall portion
present
vibration
playground equipment
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JP6429090U
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JPH0422979U (ja
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忠吾 神賀
Original Assignee
忠吾 神賀
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は幼児ないし子供は勿論のこと大人も楽しめ、ま
た、目や耳等が不自由な準禁治産者に対しても刺激を与
え知覚を促すことのできる新規な遊具に関する。
(従来の技術) 幼児や子供用の遊具としては種々のものがあるが、屋内
用のものとして手軽で、かつ古くから愛用されている代
表的な遊具としては積木がある。
また、屋外用としては、例えばジャングルジム等が存在
するが、遊び方が比較的単純で、創作力に欠けることな
どから、本願出願人によって、例えば実願昭62-200785
号、実願平1−141859号として創作力を培うことができ
る遊具が提供されている。
前者はジャングルジムの発展型であり、後者はジャング
ルジムと積木とをミックスした、全く新規な遊具であ
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来例においては、通常の健康体の
人が単に個々の部材を組合わせ使用するといった要素が
強く、目や耳等の不自由な子供達にも外部刺激、つまり
聴覚、触角上等の刺激を与え、刺激を通じ知覚を促し得
たり、また、大人にも同様の刺激を与えて例えば老化防
止の作用をもなさしめるものではない、という課題があ
った。
本考案はこのようなことに鑑み提案されたもので、その
目的とするところは、幼児から子供は勿論のこと、目や
耳等が不自由な人、更には大人をも対象とした遊具を提
供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、底部が開口し、かつ内部に出入り可能な中空
状の筐体と、この筐体の外側または内側に吊り下げら
れ、筐体と接触可能な吊り具とを備え、前記筐体は外壁
部とこれと間隔を介して設けられた内壁部とを有し、こ
れら外壁部および内壁部には振動・共鳴装置を構成する
複数のボルトが貫設され、かつ中間部分にそれぞれスプ
リングが縮設された構成とすることにより、上記目的を
達成するようにしている。
(作用) 上記のように構成し、筐体内には人が入ることができ、
筐体の内、外に設けられた何れかの吊り具で筐体を叩く
とボルト、スプリング等にてなる振動・共鳴装置によっ
て筐体が振動し、また、筐体は外壁部とこれと離間した
内壁部とにてなり、その間の空間部分において音が共鳴
して響くようになっているため、振動や音が刺激となっ
て人に伝達されるようになっている。
この場合、振動等を任意に設定(ボルト、スプリングの
種類によって調整できる)可能であり、バリエイション
に富んだものとすることができる。
(実施例1) 第1図ないし第5図は本考案の第1実施例を示す。この
うち第1図は本考案の正面図、第2図は斜視図、第3図
は第1図においてY方向から内部を見た状態説明図を示
す。
これらの図中(1)は底部が開口し、かつ中空状をなす
三角錐形状の筐体であり、この筐体(1)は横長の木材
(1a)、(1b)、(1c)・・・(1n)を略高さ方向に結
合して三角錐状に組立てられている。(2)は筐体
(1)の下方隅部に立設された例えば角材状の脚部であ
り、この脚部(2)により筐体(1)の下縁と床面
)との間に間隔が設けられている。この間隔として
は幼児ないし大人が屈んで筐体(1)内に入ることがで
きる寸法に設定される。
(4)は紐やゴム等の部材(5)によって吊り下げられ
た吊り具であり、部材(5)の一端は、例えば本材(1
b)と木材(1c)との適位置の接合部分に取付けられ、
かつ他端には適形状をなす吊り具(4)が取付けられて
いる。この吊り具(4)は筐体(1)の外面側および/
もしくは内面側に適数設けられている。
また、(6)は、例えば四角形状に組まれた木材からな
る囲い部材で床上に配され、その内側には多数の木片
(7)が設けられている。なお、脚部(2)は囲い部材
(6)の中に設けられている。なお、(8)は後述する
ボルトの頭部である。
第4図は第1図中A−A線断面図で、筐体(1)は外壁
部(1A)と内壁部(1B)との2重構造からなり、中間に
空間が形成されている。また、外壁部(1A)、内壁部
(1B)間にわたってボルト(8)が挿通され、内部にお
いてボルト(8)のネジ部外周にコイル状のスプリング
(9)が縮設されている。
このボルト(8)、スプリング(9)は筐体(1)の適
位置に適数設けられ、振動・共鳴音発生装置を構成して
いる。
なお、第4図中(10)はワッシャ、(11)は内壁部(1
B)側に突出したボルト(8)先端に螺着されたナット
である。
第5図は本考案の使用状態を示すものである。すなわ
ち、例えば内部に人Mが入り、吊り具(4)を内壁部
(1B)に当てたり、叩きつけたりすると振動・共鳴音発
生装置のスプリング(9)が振動し、また、内部の空間
部分が共鳴箱として作用し、その振動が外壁部(1A)や
内壁部(1B)に伝達され、手で触るとピーンと響き触角
を刺激する。
このような刺激は五体満足な健康人は認識し得ることは
勿論のこと、目の見えない人や耳の聞こえない人におい
ても外的刺激となって感知し得る。この場合、例えばス
プリング(9)の大小を適宜設定することによって振動
や共鳴を調整することができ、例えば部位によって段階
的にスプリング(9)の大小や太さ等を変化させてゆけ
ば、叩く部分を、変えることにより、異なる振動や共鳴
を得ることができ、例えば楽器のようにすることも可能
となり、このように構成すれば創作しながら遊ぶことが
でき、また、種類の異なる刺激を得ることができる。
このような刺激は子供のみならず、大人にも興味をそそ
らすもので、老化防止に役立つものである。
なお、所定時間後に振動や共鳴音が減衰し消滅し、無の
静寂の状態になる。つまり、云わば有から無の状態に変
化し、この状態変化を知覚上認識し得る。
また、本考案において筐体(1)は三角錐状の形状、つ
まりピラミッド形状をなしており、科学的に解明される
に至っていないが、いわゆるピラミッドパワーが生じ
得、これを楽しむこともできる。
さらに、囲い部材(6)中に木片(7)があり、この木
片(7)を積木のようにして遊ぶことも可能であり、あ
るいは吊り具(4)の代わりに、もしくは吊り具(4)
と共に内壁部(1B)に当てたりして遊ぶこともできる。
なお、これら木片(7)や囲い部材(6)は別段設ける
ことなく、筐体(1)のみを使用して遊具としても良
い。
(実施例2) 第6図は本考案の第2実施例を示すもので、この例では
第1実施例における脚部(2)を省略し、外壁部(1A)
およびこれと対応する内壁部(1B)に出入り用の入口
(12)を設けた構成としたものである。この入口(12)
に開閉自在な扉(図示せず)を設けるようにしても良
い。この場合、扉によって外部の音を遮断することがで
きるため、瞑想するのに好適である。
その他の構成、作用は前述の第1実施例と同様である。
(実施例3) 第7図は本考案の第3実施例を示す。この例では、筐体
(1)の形状が四角い枠状の部分(21)とその上方部に
設けられた略三角錐状部分(22)との組合せ形状とした
ことに特徴を有している。
このように筐体(1)の形状としては、適宜のものとす
ることができる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、健康な幼児ないし子供は
勿論のこと、目や耳等が不自由な人であっても、振動や
共鳴音等によって知覚を刺激しながら創作力をもって遊
ぶことができ、また、大人、特に高齢者においては刺激
を通じての遊びによって老化防止にもつながる、といっ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の第1実施例で、第1図は
本考案の遊具の正面図、第2図は傾斜図、第3図は内部
状態を示す説明図、第4図は第1図中A−A線断面図、
第5図は使用状態説明図、第6図は本考案の第2実施
例、第7図は本考案の第3実施例である。 1……筐体、1A……外壁部 1B……内壁部、2……脚部 4……吊り具、8……ボルト 9……スプリング、10……ワッシャ 11……ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部が開口し、かつ内部に出入り可能な中
    空状の筐体と、この筐体の外側または内側に吊り下げら
    れ、筐体と接触可能な吊り具とを備え、前記筐体は外壁
    部とこれと間隔を介して設けられた内壁部とを有し、こ
    れら外壁部および内壁部には振動・共鳴装置を構成する
    複数のボルトが貫設され、かつ中間部分にそれぞれスプ
    リングが縮設されたことを特徴とする遊具。
JP6429090U 1990-06-18 1990-06-18 遊 具 Expired - Lifetime JPH074043Y2 (ja)

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JP6429090U JPH074043Y2 (ja) 1990-06-18 1990-06-18 遊 具

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JP6429090U JPH074043Y2 (ja) 1990-06-18 1990-06-18 遊 具

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Publication Number Publication Date
JPH0422979U JPH0422979U (ja) 1992-02-25
JPH074043Y2 true JPH074043Y2 (ja) 1995-02-01

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ID=31595101

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JP6429090U Expired - Lifetime JPH074043Y2 (ja) 1990-06-18 1990-06-18 遊 具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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ES2098172B1 (es) * 1992-08-05 1997-10-16 Ferre Jose Manuel Rodriguez "perfeccionamientos introducidos en las estructuras articuladas para muñecos"
JP6688493B1 (ja) * 2019-06-20 2020-04-28 賢太郎 竹内 立体内壁遊具

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JPH0422979U (ja) 1992-02-25

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