JPS6144215Y2 - - Google Patents

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JPS6144215Y2
JPS6144215Y2 JP5125982U JP5125982U JPS6144215Y2 JP S6144215 Y2 JPS6144215 Y2 JP S6144215Y2 JP 5125982 U JP5125982 U JP 5125982U JP 5125982 U JP5125982 U JP 5125982U JP S6144215 Y2 JPS6144215 Y2 JP S6144215Y2
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JP
Japan
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furniture
earthquake
drawers
chest
floor
Prior art date
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JP5125982U
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JPS58154968U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、起震装置とこれにより励震される模
擬家屋とを有する地震シミユレータに関する。
従来、実際の地震に可及的に近似した震動を人
工的に発生させる地震シミユレータとして、起震
車があり、車両の荷台部位に垂直震動発生機構と
水平震動発生機構を配設し、それら双方の震動発
生機構を動力取出軸を介して車両の出力軸により
駆動させ、それにより上記双方の震動発生機構上
に関連載置されている模擬家屋を、設定条件に即
して震動させ得る如くにした起震車が知られてい
る。そして一般にこの起震車によれば、多くの
人々に実際の地震に可及的に近似した震動を実体
験させ、その実体験に基づき、実際に地震が発生
した際、冷静且つ沈着に避難行動を開始し得るよ
うにすることができる。
しかし、上記の起震車の模擬家屋は、その室内
に机、椅子、ガスコンロややかんを置き、起震車
の震動シミユレーシヨンによつて、これらが実際
の地震のときと同様の動きをするようになつてい
る。この際、体験者はガスコンロのガスを止め、
机の下に入いるよう指導され、その実現が体験で
きる。しかし、やかん等が落下したりすることも
ある。そのために必ず指導員を付添わせて、体験
者に予め注意を促しけがの防止に努めること、並
びに1回の地震シミユレーシヨンが終つた後もし
落下したやかん等があればそれを次回の体験者の
為に元どおりにすることが必要であつた。つまり
従来の地震シミユレータはその使用目的のため、
指導員の無人化を図ることができなかつた。
本考案の目的は、地震の恐さを簡易に体験させ
る無人の遊戯機械として適した地震シミユレータ
を提供することにある。
無人の遊戯機械として地震シミユレータを構成
するには、模擬家屋内の家具類が震動に応じて動
くことという本質的要求と、模擬家屋内の体験者
がけがをしないことという安全性からの要求、即
ち相矛盾する2つの要求を同時に満足させなけれ
ばならない。また、同一又は別の体験希望者即ち
遊戯者が間隔をあけずに引き続いて幾度も地震シ
ミユレーシヨンを繰返さねばならない場合に備
え、前回の地震シミユレーシヨンの終了と同時に
次回の遊戯者の為の受入れ準備が調うことが望ま
れる。
そこで、本考案においては、堅型の家具類(タ
ンス、鏡台、ロツカー、書棚、げた箱など)に模
して且つ重量を軽く構成した模擬家具を模擬家屋
内の壁に寄せて配置し、その家具の底の前方縁を
蝶番を介して床に固定し、該蝶番を中心として家
具が一定角度以上前側に傾倒するのを阻止するた
め家具ストツパー部材を介して壁又は床に連結
し、そして上記一定角度範囲内での家具の傾倒を
許し且つ上記一定角度範囲まで傾倒した家具を定
位置状態に戻すようにするため弾性体を家具と壁
又は床との間に設ける。
以下本考案を図示の具体例に従つて説明する。
第1図は本考案の地震シミユレータ遊戯機械の
模擬家屋部分の外観図であり、この模擬家屋1は
図示してない起震装置上に設けられており上記模
擬家屋の回りは柵2により囲まれている。起震装
置自体は公知のもので良いので、ここでは詳述し
ないが、例えばX方向の一定の動きとY方向のラ
ンダムな動きとを発生する水平震動発生機構と、
Z方向の動きを発生する垂直震動発生機構とを有
する。模擬家屋1の入口ドア3の上方には遊戯者
が居ることを示す搭乗表示器4が設けてあり、こ
れはコイン投入と同時に点灯する。ドアの隣りに
は地震シミユレーシヨンの震度表示器5が設けて
ある。6は窓であり、この窓は通常開いているが
震動シミユレーシヨンが開始されると、シヤツタ
ー6Aにより自動的に閉じられる。7はコインボ
ツクスを示す。
第2図において、模擬家屋1の中には、正面の
壁8に向つて遊戯者の座る椅子9が2個並置され
ており、両椅子9の間には、遊戯者が自ら地震シ
ミユレーシヨンの震動パターンの選択及び開始並
びに緊急時の停止を行うためのセレクタ・スター
トスイツチとストツプスイツチがコントロールボ
ツクス10に設けられている。椅子9及びコント
ロールボツクス10は床11にしつかりと固定さ
れている。正面の壁8に寄せて堅型の模擬家具の
1つとして模擬タンス12が配置されている。こ
の模擬タンス12は外観のみ実際のタンスに似せ
たもので実際のタンスより軽く、例えば中空の単
なる箱体として、作られている。
このタンス12は、第3図に示すように、その
底面における前方縁、即ち遊戯者に近い側の縁
が、蝶番13により床11に連結されている。従
つてタンス12はこの蝶番13を中心として前後
に揺動することができる。タンス12が蝶番13
を中心として一定角度以上前側に傾倒する危険を
避るため、タンス12の背面上部は、一定の長さ
を有するストツパー部材として構成されたチエー
ン14を介して、壁8のほゞ対応する高さ位置に
連結されている。本実施例では、ストツパー部材
としてチエーンを使用したが、これに限らずワイ
ヤー、ロープなどでも良い。タンス12の背面上
部は、更に弾性体として構成されたゴムバンド1
5によつて、壁8のほゞ対応する高さ位置に連結
されている。本実施例では弾性体としてゴムバン
ドを使用したが、これに限らず、例えばコイルス
プリングを使用してもよい。このゴムバンド15
の伸縮度もしくは引張力は、上記一定角度範囲内
で震動の大きさに応じタンス12が傾倒するのを
許し且つ上記一定角度範囲の限度一つぱいまで傾
倒した場合でも、そのタンスを第3図に鎖線で示
す定位置即ち床に対しタンスが垂直な状態に戻る
ことができるように調整されている。本実施例で
は上記ストツパー部材及び弾性体を、タンスの上
部と壁とに設けているが、タンスの傾倒角度の設
定、タンスの重さ及び弾性体の引張力に基づき、
その取付け位置を床に換えることもできる。
更に、模擬家屋1内には、天井からコードによ
り電球16が吊るされている。側面の壁には、紐
によつて額17が、棚18の上には釘によつてコ
ツプ19が、それぞれ揺動可能しかし落下不能に
取付けられている。床11には、電気スタンド2
0が、基部20Aを中心として揺動可能にしかし
自然に起き上ることができるように、設けられて
いる。
遊戯者はコインボツクス7にコインを入れてド
ア3から模擬家屋1内に入る。椅子9に座り、コ
ントロールボツクス10のセレクタ・スタートス
イツチを入れると選択した地震シミユレーシヨン
が開始される。震度の大きさは、その都度震度表
示器5の数値で外部の人に報知される。
第4図は“震度7”における様子を絵画的に示
したもので、模擬タンス12がゴムバンド15に
抗して前側に倒れた様子、電球16、額17、コ
ツプ19及び電気スタンド20が揺れた様子が描
かれている。模擬タンス12の前後に揺れる回動
中心は蝶番13であり、模擬タンス12はゴムバ
ンド15により常時復帰力を加えられ今にも倒れ
そうに揺れている。地震シミユレーシヨン中の模
擬タンス12の傾倒はゴムバンド15が切れても
チエーン14により一定角度までに制限される。
即ち、万一の場合でも遊戯者の安全性を保つてい
る。スタートから一定時間経過後又は遊戯者が緊
急停止用ストツプスイツチを押すことにより地震
シミユレーシヨンは終了する。ゴムバンド15の
復帰力により模擬タンス12は定位置に自然に戻
り、また電球、額、コツプ、電気スタンドも第2
図に示す静止状態に移行する。
本実施例においては、チエーンがないとした場
合に、揺動による家具等の動きにより切断される
最大伸長時の弾性体の長さよりチエーンの長さが
短かく構成されているが、チエーンの長さはこれ
より長く構成してもよい。家具等を定位置に戻す
弾性体と、それが切れた時でも家具等を傾倒させ
ないためのストツパー部材があれば、本考案の目
的は達成されるからである。
以上のように、本考案の地震シミユレータは、
堅型の家具類が地震シミユレーシヨンの地震の強
さに応じて遊戯者側に傾倒するが、その弾性体や
ストツパー部材は遊戯者から見えないので地震の
恐さを簡易に体験させることができると共に、そ
の堅型の家具類の傾動中心は床に固定で遊戯者側
にずれて来ることがなく、また家具類はストツパ
ー部材により倒れないように構成されておりしか
も地震シミユレーシヨンが終了したときには、弾
性体ベルトの働きで自然に定位置に復帰する。即
ち地震シミユレーシヨン中に体験者を危険にさら
すことなく、恐わさを体験させ地震シミユレーシ
ヨンの終了と同時に最初の状態に家具類が戻るた
め、指導員なしの無人の地震シミユレータ遊戯機
械として極めて適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の地震シミユレータの模擬家屋
の斜視図、第2図はその模擬家屋の概略内観図、
第3図は模擬家屋が傾倒した状態を示す説明図、
そして第4図は地震シミユレーシヨン中の家具類
等の揺動している様子を絵画的に示した図であ
る。 1……模擬家屋、7……コインボツクス、8…
…正面の壁、9……椅子、10……コントロール
ボツクス、11……床、12……模擬タンス、1
3……蝶番、14……チエーン、15……弾性体
バンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 起震装置と、家具、床及び壁を備えその起震装
    置により励震される模擬家屋とを有する地震シミ
    ユレータにおいて、家具の底における一端を蝶番
    を介して床に固定し、該蝶番を中心として家具が
    一定角度以上傾倒するのを阻止するため家具を一
    定の長さのストツパー部材を介して壁又は床に連
    結し、そして上記一定角度範囲内での家具の傾倒
    を許し且つ上記一定角度範囲まで傾倒した家具を
    定位置状態に戻すようにするため弾性体を家具と
    壁又は床との間に設けたことを特徴とする地震シ
    ミユレータ。
JP5125982U 1982-04-08 1982-04-08 地震シミユレ−タ Granted JPS58154968U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5125982U JPS58154968U (ja) 1982-04-08 1982-04-08 地震シミユレ−タ

Applications Claiming Priority (1)

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JP5125982U JPS58154968U (ja) 1982-04-08 1982-04-08 地震シミユレ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS58154968U JPS58154968U (ja) 1983-10-17
JPS6144215Y2 true JPS6144215Y2 (ja) 1986-12-12

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ID=30061981

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JP5125982U Granted JPS58154968U (ja) 1982-04-08 1982-04-08 地震シミユレ−タ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102307331B1 (ko) * 2020-06-11 2021-10-05 코리아넷 주식회사 가정형 지진 시청각 교육 키트

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH026456Y2 (ja) * 1984-09-13 1990-02-16
JP6355958B2 (ja) * 2014-04-22 2018-07-11 日鉄住金テックスエンジ株式会社 荷崩れ体験装置

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KR102307331B1 (ko) * 2020-06-11 2021-10-05 코리아넷 주식회사 가정형 지진 시청각 교육 키트

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JPS58154968U (ja) 1983-10-17

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