JP3037858U - ボディーガードベアー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】普段はインテリアとして部屋に飾っておくこと
ができ，いざというときには警報装置として護身用具に
なる。 【構成】人形（１）の内部に警報装置（２）を，外部に
作動スイッチ（３）を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は，人形に警報装置をつけた，護身用具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来，警報装置のみで構成された護身道具があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには次のような欠点があった。 （イ）その性質上，一部の販売店でしか取り扱われておらず，本当に必要である と思われる一般の女性にはあまり認知されていなかった。 （ロ）犯罪にまきこまれた経験のない一般の人にとって，護身用具のみの購入及 び設置は抵抗があった。 本考案は，これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

人形（１）の内部に警報装置（２）を，外部に作動スイッチ（３）を設けた。 本考案は，以上のような構成よりなる護身用具である。

【０００５】

【作用】

作動スイッチ（３）を引くと警報音が鳴る。

【０００６】

【実施例】

以下，本案の実施例について説明する。 （イ）人形（１）の内部に警報装置（２）を，外部に作動スイッチ（３）を設け る。 本案は以上のような構造で，これを使用するときは，作動スイッチ（３）を引き ，警報音を鳴らせる。

【０００７】

【考案の効果】

従来，アラーム等の名称で，小型，軽量の警報装置が市販されているが，その性 質上，一部の販売店でしか扱われておらず，また，その高い性能を追求した外観 上，犯罪にまきこまれた経験のない一般の人々にとって身近な存在ではなかった 。また以上に述べた物よりも小型で，イチゴ等のかわいらしいデザインの警報装 置が一般の電気店で販売されているが，これは外出時に持つことが考えられてお り，小型ゆえの警報音量の限界で，屋内での使用では効果が期待できない。しか し，本案の場合は，普段は人形として部屋に飾っておくことができる。また，一 般的に女性は，ベッドサイドにぬいぐるみを飾っている場合が多く，それは彼氏 からのプレゼントである場合が多いが，私は，一人暮らしの彼女を思いやって彼 氏がこのようなぬいぐるみをプレゼントし，彼女はそれを枕元へ置き，安心して やすらかな眠りにつくというような様子を思い描く。 また，本案のように相手を傷つけない護身用具が，少しは一般に認知され普及 することによって少年の犯罪が少しでも未然に防がれることを期待したい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の側面透視図である。

【図２】本考案の側面図である。

【符号の説明】

１ 人形 ２ 警報装置 ３ 作動スイッチ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】人形（１）の体内に警報装置（２）を設け
   る。人形（１）の体外に警報装置（２）の作動スイッチ
   （３）を設ける。以上の如く構成した，ボディーガード
   ベアー。