JPH0740424Y2 - 東両用表示装置 - Google Patents

東両用表示装置

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JPH0740424Y2
JPH0740424Y2 JP1987133578U JP13357887U JPH0740424Y2 JP H0740424 Y2 JPH0740424 Y2 JP H0740424Y2 JP 1987133578 U JP1987133578 U JP 1987133578U JP 13357887 U JP13357887 U JP 13357887U JP H0740424 Y2 JPH0740424 Y2 JP H0740424Y2
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JP
Japan
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vehicle speed
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half mirror
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JP1987133578U
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JPS6437735U (ja
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哲 山田
安雄 萩里
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は車両用表示装置、特に表示源からの表示像を
車両インストルメントパネルに組込まれたメータ表示部
に投影して表示する車両用表示装置に関する。
[従来の技術] 車両のインストルメントパネルには、車速や走行距離、
燃料の残量、エンジン回転数等の運転車に認識させるた
めのディスプレイ装置が設けられており、このディスプ
レイ装置としては蛍光表示管表示方式、発行ダイオード
表示方式、透過型液晶表示方式等が採用されている。
最近ではこのような通常の装置とは異なり、デザイン面
や意匠性、並びにディスプレイ装置の多様化による増設
スペースの確保などを考慮して、表示源からの表示像を
反射板に投影表示する装置が提案されている。
特に、近年ではこのような投影表示装置における投影像
に関する光学系の長さを拡大して視認性を向上させるた
めに、二重反射式の投影表示装置が開発されている。
例えば、実開昭61−119831号公報では、第5図に示され
るように、インストルメントパネル10のメータ表示部12
に配設されている反射板14と表示源16との間に第2の反
射板18を介在させ、第1の反射板14の奥行き方向のより
遠い位置に表示像16aを虚像として投影表示させる構成
が示されている。
これによれば、フロントガラスを通しての遠方視認時と
メータ表示視認時との遠近方向におけるギャップが緩和
され、目の焦点合わせが楽になり、メータ表示の読取り
を迅速かつ正確に行うことができる。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の問題点 しかしながら、上記従来装置では、遠近方向における視
認性は改善されるものの、特に高速走行時に運転に必要
な車速表示のみを瞬時に読取ることが困難であった。
考案の目的 この考案は係る問題点を解決するためになされたもの
で、実像と虚像表示により特に高速走行時の視認性を向
上させた車両用表示装置の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段及び作用] 前記目的を達成するために、本考案は、表示源からの表
示像を車両インストルメントパネルに組込まれたメータ
表示部に投影表示する車両用表示装置において、 前記インストルメントパネルに設けられ車速を含む複数
種類の表示を行う第1の表示器に対して傾斜配置された
ハーフミラーと、反射板を介してこのハーフミラーに車
速のみを表示する第2の表示器と、前記第1の表示器と
第2の表示器とを選択的に切り換える切替回路とを備え
たことを特徴とする。
本考案は以上の構成からなり、第1の表示器は車速を含
む複数種類の表示を行い、第2の表示器は車速のみを表
示する。そして、第1の表示器からの光による実像は運
転車がハーフミラーを通して直接視認することができ、
また、第2の表示器からの表示像は反射板を介してハー
フミラーに投影された虚像によって認識することができ
る。
ここで、第2の表示器からの表示像は反射板とハーフミ
ラーとで二重反射されるため、第2の表示器とハーフミ
ラーとで形成される光学系の長さが大きくなり、ハーフ
ミラーの奥行き方向のより遠い位置に表示像を虚像とし
て拡大表示することができる。
また、前記切替回路は、第1の表示器と第2の表示器と
を選択的に切り換えるものであり、現在車速が予め定め
られた車速以下の時は、近視点に第1の表示器による実
像表示を行い、現在車速が予め定められた車速以上の時
は遠視点に第2の表示器による車速のみを虚像にて拡大
表示することにより視認性の向上が図られている。
[実施例] 以下、図面に基づき本考案の好適な実施例を説明する。
第1図には本考案に係る車両用表示装置の概略側断面図
が示されている。
同図において、車室内前部に設けられたインストルメン
トパネル10は、メータ表示部12とメータフード20を含
み、メータ表示部12において、車速や走行距離等の各種
車両情報の表示が行われる。
本考案の特徴的なことは、インストルメントパネルに設
けられ車速を含む複数種類の表示を行う第1の表示器に
対して傾斜配置されたハーフミラーと、反射板を介して
このハーフミラーに車速のみを表示する第2の表示器
と、前記第1の表示器と第2の表示器とを選択的に切り
換える切替回路とを備えていることである。
本実施例において、メータ表示部12には第1の表示器22
と第2の表示器24とが同一平面上に配置されている。ま
た、ハーフミラー26は第1の表示器22からの光のみを透
過させるように、第1の表示器22前方(運転車側)に所
定間隔を隔てて傾斜配置されている。そして、運転車は
第1の表示器22からの実像22aを通して直接表示像を視
認することができる。また、前記反射板28は第2の表示
器24及びハーフミラー26の前方において、第2の表示器
24の表示像がハーフミラー26に投影できるような傾き角
度で(例えばハーフミラー26と平行に)装着されてい
る。これによって、第1の表示器22からの表示像は実像
22aとしてその表示面にそのまま投影されるとともに、
第2の表示器24からの表示像は反射板28及びハーフミラ
ー26を介して実像22aと略同一角度線上に虚像24aとして
投影される。
即ち、第1の表示器22が発光または点灯して実像22aが
投影されると、ハーフミラー26はこの光を反射すること
なく直接透過させることとなる。従って、運転者はこの
ハーフミラー26越しに実像22aをそのまま視認すること
ができる。一方、第2の表示器24が発光または点灯する
ことにより、この光がまず反射板28に対し所定角度で入
射し、その反射光は反射板28への入射角と同一角度にて
ハーフミラー26に入射する。ハーフミラー26はこの反射
板28からの光を透過させることなく入射角と同一角度で
反射させる。このとき、第2の表示器24からの表示像は
反射板28で反射され、反射板28の奥行き方向には第2の
表示器24と反射板28とで形成される光学系の距離l1に相
当する位置に虚像が表示される。この表示像は、更にハ
ーフミラー26に反射されてハーフミラー26の奥行き方向
に、反射板28とハーフミラー26とで形成される光学系の
長さl2と前記l1とが加算された位置(l1+l2)に虚像24
aが表示される。
以上において、第1の表示器22は車速やエンジン回転数
等の車両情報の表示をフルに備えており、この第1の表
示器22の点灯によりその表示像は近視点に実像22aにて
表示される。一方、第2の表示器24は車速のみを表示
し、しかもこの車速表示は遠視点にて拡大された虚像に
て表示される。そして、これら第1の表示器22と第2の
表示器24とは、後述する切替回路36によって選択的に切
り換えられる。
第2図には、本実施例における制御ブロック図が示され
ており、この実施例では、前述した実像表示と虚像表示
とが自動的に切り換えられるようになっている。即ち、
第1の表示器22としての蛍光表示管22−1と第2の表示
器24としての蛍光表示管24−1を個別に駆動するための
ドライブ回路30が比較回路44とインバータ回路46を含む
切替回路36に接続されている。
そして、車速はスピードセンサ38によって検出され、そ
の検出信号はパルス信号として波形整形回路40、スピー
ドIC42をへて前記各表示管22−1,24−1に入力され、こ
こで現在車速がデジタル表示される。前記スピードIC42
では車速信号をカウントして7セグメント数字で出力す
るとともに、その出力信号は前記切替回路36に入力され
ている。
以上により、比較回路44には基準値Vrefとして予め設定
された車速、例えば80km/hが設定されており、現在車速
が80km/h以下の時は比較回路44からLoレベルの信号が出
力される。これによって、第1の表示管22−1を駆動す
るためのトランジスタTr1がオン作動状態となり、蛍光
表示管(VFB)22−1が点灯されて現在車速やエンジン
回路数などが実像表示される。次に、現在車速が80km/h
以上の時は、比較回路44からHiレベルの信号が出力され
る。これによって、第2の表示器としての蛍光表示管
(VFB)24−1が点灯し、虚像による車速表示のみが行
われる。
以上のように、本実施例によれば同一表示エリアに実像
と虚像が表示可能であって、高速走行時には車速のみが
自動的に拡大表示され、視認性が向上する結果安全性が
高められる。
第3図には他の実施例における制御ブロック図が示され
ており、この実施例では手動によって実像と虚像による
切り換え表示が行われる。即ち、同図における切り換え
回路136は、フリップフロップ回路34と切替スイッチ35
を含み、この切替スイッチ35の操作によって実像表示と
虚像表示の切り換えが可能となっている。この実施例に
よれば、例えば運転者が低速走行時と判断した時は、切
替スイッチ35を1回プッシュすると前記と同様に一方の
トランジスタTr1がオン作動状態となり、第1の表示器
としての蛍光管22−1が点灯して現在車速やエンジン回
転数などが実像表示される。次に、運転者が高速走行時
と判断したときには、切替スイッチ35をもう1度プツュ
すると他方のトランジスタTr2がオン作動状態となり、
第2の表示器としての表示管24−1が点灯し、虚像によ
る車速表示のみが行われる。この実施例によれば、運転
者は運転時の気分や体調により表示画面を任意に選択す
ることができる。
第4図(a)には、第1の表示器22による車速とエンジ
ン回転数等の実像表示がなされた場合の実施例が示され
ており、第4図(b)には、第2の表示器24による車速
のみの虚像表示がなされた場合の実施例が示されてい
る。
同図で明らかなように、虚像表示の場合は車速が拡大表
示され、視認性が向上されることが理解される。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案は第1の表示器に対して傾
斜配置されたハーフミラーと、反射板を介してこのハー
フミラーに車速のみを表示する第2の表示器と、これら
の各表示器を選択的に切り換える切替回路とを備えたこ
とにより、同一エリアに表示画面を2種類用意し、特に
高速走行時の視認性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用表示装置の概略側断面図、 第2図は本考案の実施例による制御ブロック図、 第3図は他の実施例を示す制御ブロック図、 第4図はメータ表示の実施例を示す図、 第5図は従来の車両用表示装置の要部側断面図である。 22……第1の表示器 22……第2の表示器 26……ハーフミラー 28……反射板 36……切替回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示源からの表示像を車両インストルメン
    トパネルに組込まれたメータ表示部に投影表示する車両
    用表示装置において、 前記インストルメントパネルに設けられ車速を含む複数
    種類の表示を行う第1の表示器に対して傾斜配置された
    ハーフミラーと、反射板を介してこのハーフミラーに車
    速のみを表示する第2の表示器と、前記第1の表示器と
    第2の表示器とを選択的に切り換える切替回路とを備
    え、 現在車速が予め定められた車速以下の時は近視点に前記
    第1の表示器による実像表示を行い、現在車速が予め定
    められた車速以上の時は遠視点に前記第2の表示器によ
    る虚像表示を行うようにしたことを特徴とする車両用表
    示装置。
JP1987133578U 1987-08-31 1987-08-31 東両用表示装置 Expired - Lifetime JPH0740424Y2 (ja)

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JPS6437735U JPS6437735U (ja) 1989-03-07
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