JPH0740407A - 射出成形機のモニタ表示方法 - Google Patents
射出成形機のモニタ表示方法Info
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- JPH0740407A JPH0740407A JP19034293A JP19034293A JPH0740407A JP H0740407 A JPH0740407 A JP H0740407A JP 19034293 A JP19034293 A JP 19034293A JP 19034293 A JP19034293 A JP 19034293A JP H0740407 A JPH0740407 A JP H0740407A
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- Japan
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- pressure
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- display
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/76—Measuring, controlling or regulating
- B29C45/77—Measuring, controlling or regulating of velocity or pressure of moulding material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C37/00—Component parts, details, accessories or auxiliary operations, not covered by group B29C33/00 or B29C35/00
- B29C2037/90—Measuring, controlling or regulating
- B29C2037/906—Measuring, controlling or regulating using visualisation means or linked accessories, e.g. screens, printers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C45/76—Measuring, controlling or regulating
- B29C2045/7606—Controlling or regulating the display unit
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 過渡現象を把持しやすく，かつ，解読性を向
上させた射出成形機のモニタ表示方法を提供するもので
ある。 【構成】 画面中央で左右２分割された各々の画成画面
に充填工程における速度波形と保圧工程における圧力波
形をそれぞれ表示するとともに，該各々の画成画面のほ
ぼ全域に亘って波形の全体が表示されるように各々異な
る時間スケールで表示したものである。
上させた射出成形機のモニタ表示方法を提供するもので
ある。 【構成】 画面中央で左右２分割された各々の画成画面
に充填工程における速度波形と保圧工程における圧力波
形をそれぞれ表示するとともに，該各々の画成画面のほ
ぼ全域に亘って波形の全体が表示されるように各々異な
る時間スケールで表示したものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，ダイカスト機を包含す
る射出成形機のモニタ表示方法に関し，特に過渡現象を
把握しやすく，かつ，解読性を向上させた射出成形機の
モニタ表示方法に関する。
る射出成形機のモニタ表示方法に関し，特に過渡現象を
把握しやすく，かつ，解読性を向上させた射出成形機の
モニタ表示方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】スクリュインライン式射出成形機の射出
部は，図５に示すような構造をしている。図５におい
て，１は樹脂材料であるペレットをシリンダバレル２に
供給するホッパであり，シリンダバレル２はホッパ１よ
り供給される樹脂材料をその内部で混練可塑化し，溶融
状態とするようになっている。３はシリンダバレル２内
の先端部に蓄えられた溶融樹脂をその前進動作によって
シリンダバレル２先端のノズル４より押し出すスクリュ
である。すなわち，型締された可動金型５と固定金型６
とで形成するキャビティ７内へ，図示しない射出シリン
ダに導入される圧油によって作動するスクリュ３を前進
させて，溶融樹脂を充填し，成形加工を行なっている。
このような射出成形機の充填工程と保圧工程とからなる
射出工程におけるスクリュ３の速度変化や圧力変化をＣ
ＲＴ等のモニタ画面に表示して，成形条件を把握し品質
管理を行なっているが，これらのモニタ表示方法は，従
来，下記のような複数のやり方がなされていた。第１の
方法は，図６に示すように，充填工程と保圧工程を同一
の時間スケールで横軸にとり，縦軸にそれぞれ速度や圧
力を表示して波形を画面表示したものである。第２の方
法は，図７に示すように充填工程の速度・圧力変化と保
圧工程の速度・圧力変化を時間軸を横軸として別々に画
面表示したり，図８に示すように充填工程の速度・圧力
変化は横軸を位置スケールで表示し，保圧工程の速度・
圧力変化は横軸を時間軸としてやはり別々の画面表示す
るやり方である。また，第３の方法は，図９に示すよう
に，充填工程は位置スケール，保圧工程は時間スケール
として同一画面に連続表示するやり方である。
部は，図５に示すような構造をしている。図５におい
て，１は樹脂材料であるペレットをシリンダバレル２に
供給するホッパであり，シリンダバレル２はホッパ１よ
り供給される樹脂材料をその内部で混練可塑化し，溶融
状態とするようになっている。３はシリンダバレル２内
の先端部に蓄えられた溶融樹脂をその前進動作によって
シリンダバレル２先端のノズル４より押し出すスクリュ
である。すなわち，型締された可動金型５と固定金型６
とで形成するキャビティ７内へ，図示しない射出シリン
ダに導入される圧油によって作動するスクリュ３を前進
させて，溶融樹脂を充填し，成形加工を行なっている。
このような射出成形機の充填工程と保圧工程とからなる
射出工程におけるスクリュ３の速度変化や圧力変化をＣ
ＲＴ等のモニタ画面に表示して，成形条件を把握し品質
管理を行なっているが，これらのモニタ表示方法は，従
来，下記のような複数のやり方がなされていた。第１の
方法は，図６に示すように，充填工程と保圧工程を同一
の時間スケールで横軸にとり，縦軸にそれぞれ速度や圧
力を表示して波形を画面表示したものである。第２の方
法は，図７に示すように充填工程の速度・圧力変化と保
圧工程の速度・圧力変化を時間軸を横軸として別々に画
面表示したり，図８に示すように充填工程の速度・圧力
変化は横軸を位置スケールで表示し，保圧工程の速度・
圧力変化は横軸を時間軸としてやはり別々の画面表示す
るやり方である。また，第３の方法は，図９に示すよう
に，充填工程は位置スケール，保圧工程は時間スケール
として同一画面に連続表示するやり方である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら，上述し
た第１の方法では設定した成形条件次第で充填工程と保
圧工程の時間が極端に異なる場合があり，どちらか一方
が表示画面の１部しか表示されず充分な分解能で表示で
きないという難点がある。また，第２の方法では，充填
工程から保圧工程へ移行する遷移領域に画面上の断点が
生じるので，ＶＰ切替点（充填工程と保圧工程との境界
線）付近の挙動が把握しにくいという欠点がある。一
方，第３の方法では，充填工程中の表示が位置軸に対応
するものであり，充填工程中の機械動作の過渡現象は時
間に対して変化するので，過渡現象がとらえにくいとい
う難点がある。また，通常，速度，圧力等の検出は一定
の時間間隔で検出されるため，充填工程の速度が速いと
ころは，サンプルデータ量が少なくなり，表示精度が低
下するという欠点もある。
た第１の方法では設定した成形条件次第で充填工程と保
圧工程の時間が極端に異なる場合があり，どちらか一方
が表示画面の１部しか表示されず充分な分解能で表示で
きないという難点がある。また，第２の方法では，充填
工程から保圧工程へ移行する遷移領域に画面上の断点が
生じるので，ＶＰ切替点（充填工程と保圧工程との境界
線）付近の挙動が把握しにくいという欠点がある。一
方，第３の方法では，充填工程中の表示が位置軸に対応
するものであり，充填工程中の機械動作の過渡現象は時
間に対して変化するので，過渡現象がとらえにくいとい
う難点がある。また，通常，速度，圧力等の検出は一定
の時間間隔で検出されるため，充填工程の速度が速いと
ころは，サンプルデータ量が少なくなり，表示精度が低
下するという欠点もある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに，本発明においては，射出成形機の成形条件を水平
な時間軸基準でモニタ表示する射出成形機のモニタ表示
方法において，ディスプレイ装置の画面中央で左右２分
割された各々の画成画面に充填工程における速度波形と
保圧工程における圧力波形をそれぞれ表示するととも
に，該各々の画成画面のほぼ全域に亘って前記速度波形
ならびに前記圧力波形の全体が各々表示されるように各
々異なる時間スケールで表示するようにした。また，第
２の発明では第１の発明のうえにさらに，表示画面の中
央垂直に設定された速度波形と圧力波形の境界線を基準
として各ショット毎の速度波形ならびに圧力波形を重ね
表示するようにした。
めに，本発明においては，射出成形機の成形条件を水平
な時間軸基準でモニタ表示する射出成形機のモニタ表示
方法において，ディスプレイ装置の画面中央で左右２分
割された各々の画成画面に充填工程における速度波形と
保圧工程における圧力波形をそれぞれ表示するととも
に，該各々の画成画面のほぼ全域に亘って前記速度波形
ならびに前記圧力波形の全体が各々表示されるように各
々異なる時間スケールで表示するようにした。また，第
２の発明では第１の発明のうえにさらに，表示画面の中
央垂直に設定された速度波形と圧力波形の境界線を基準
として各ショット毎の速度波形ならびに圧力波形を重ね
表示するようにした。
【０００５】
【作用】本発明によれば，モニタ表示画面ほぼ２等分
し，充填工程と保圧工程の全体をそれぞれ分割された画
面全域に拡大して表示するため各々の時間軸（横軸）を
異なるスケールで画面表示した。したがって，モニタ波
形の解読性が高く，過渡現象も把握しやすい。また，第
２の発明では，さらにショット毎の重ね書きを同一ＶＰ
切替点基準にして表示するので複数のショット毎の波形
の差異が明確で，成形条件の変更が容易で，成形不良時
の対応が早い。
し，充填工程と保圧工程の全体をそれぞれ分割された画
面全域に拡大して表示するため各々の時間軸（横軸）を
異なるスケールで画面表示した。したがって，モニタ波
形の解読性が高く，過渡現象も把握しやすい。また，第
２の発明では，さらにショット毎の重ね書きを同一ＶＰ
切替点基準にして表示するので複数のショット毎の波形
の差異が明確で，成形条件の変更が容易で，成形不良時
の対応が早い。
【０００６】
【実施例】以下図面に基づいて本発明に係る実施例につ
いて詳細に説明する。図１〜図４は本発明の実施例に係
り，図１はモニタ表示例を示すモニタ表示画面図，図２
はモニタ画面作成手順を示すフローチャート，図３はモ
ニタ表示画面の構成説明図，図４は重ね表示した１例を
示すモニタ表示画面図である。図１に示すように，ディ
スプレイ装置のＣＲＴ画面の中央に上下の余白を残して
ほぼ２分割された左右一対の画成された２つの表示領域
を設け，それぞれ充填工程の速度・圧力波形と保圧工程
の速度・圧力波形を表示し，上下の余白部分は備考欄と
して使用し，種々のデータの表示個所としている。波形
表示画面は，比較的短時間の充填工程の時間軸の１目盛
は比較的長時間を要する保圧工程の時間軸の１目盛
（１．０秒）に対して０．１秒としてあり，両画面の全
体に亘って速度波形や圧力波形が表示されるようになっ
ている。
いて詳細に説明する。図１〜図４は本発明の実施例に係
り，図１はモニタ表示例を示すモニタ表示画面図，図２
はモニタ画面作成手順を示すフローチャート，図３はモ
ニタ表示画面の構成説明図，図４は重ね表示した１例を
示すモニタ表示画面図である。図１に示すように，ディ
スプレイ装置のＣＲＴ画面の中央に上下の余白を残して
ほぼ２分割された左右一対の画成された２つの表示領域
を設け，それぞれ充填工程の速度・圧力波形と保圧工程
の速度・圧力波形を表示し，上下の余白部分は備考欄と
して使用し，種々のデータの表示個所としている。波形
表示画面は，比較的短時間の充填工程の時間軸の１目盛
は比較的長時間を要する保圧工程の時間軸の１目盛
（１．０秒）に対して０．１秒としてあり，両画面の全
体に亘って速度波形や圧力波形が表示されるようになっ
ている。
【０００７】このような上述の表示画面を作成する作成
手順について図２に基づいて説明する。図２に示すよう
に，まず〜１０ｍ秒程度のサンプル周期ΔＴを適当に選
定し，射出を開始してからサンプル周期ΔＴ毎に１ショ
ット中の圧力や速度などのプロセス値を計測し，射出成
形機に付属の制御装置の記憶場所に記憶させる。このよ
うにして１ショットの充填工程，保圧工程が終了したあ
と，射出開始からＶＰ切替点（充填工程と保圧工程の境
界）までに計測した回数であるデータサンプル数Ｎ1
と，ＶＰ切替点から保圧工程終了点までのデータサンプ
ル数Ｎ2 を求め，充填工程における速度・圧力波形を表
示する画面上のグラフの横軸（時間軸）の表示器の１ド
ットあたりのデータ数（表示間隔Ｋ1 ）と保圧工程にお
ける速度・圧力波形を表示する画面上のグラフの横軸
（時間軸）の表示器の１ドットあたりのデータ数（表示
間隔Ｋ2 ）を決定する。表示間隔Ｋ1 を算出するには，
両画面横軸方向の全ドット数をＰとすると，片画面のド
ット数はＰ／２であるから，表示間隔Ｋ1 は前記のデー
タサンプル数Ｎ1 をこのドット数Ｐ／２で除した値の整
数値を採用する。同様に表示間隔Ｋ2 はデータサンプル
数Ｎ2 をこのドット数Ｐ／２（片画面のドット数）で除
した値の整数値を採用する。このように表示間隔Ｋ1 と
表示間隔Ｋ2 の２種類に分けて，速度波形と圧力波形を
それぞれ片画面に各々表示すると，各プロットした画面
上のデータは各々片画面のほぼ全域に拡がり，分解能の
良い画面が得られる。たとえば，全ドット数が５００の
ＣＲＴ上に，充填工程のサンプル数Ｎ1 は１０００，保
圧工程ではサンプル数Ｎ2 は５０００とすると，Ｐ／２
は２５０であるからＫ1 ＝４（個），Ｋ2 ＝４０（個）
となる。つまり，ディスプレイ上の表示有効ドット数よ
りも，データサンプル数が大きいのが通常であり，した
がって，Ｋ1 ，Ｋ2 の表示間隔毎のデータをプロットす
る，またはＫ1 ，Ｋ2 個毎に平均化処理を施し，平均値
をデータとしてプロットすることになる。このようにし
て表示間隔Ｋ1 ，Ｋ2 が求められた後，射出開始からＶ
Ｐ切替点までの計測データを画面上にプロットして作画
し，さらにＶＰ切替点から保圧終了までの計測データを
画面上にプロット作画して，画面表示が完成する。以上
の説明から分かるように，短時間で終了する充填工程に
対して保圧工程は長いから，データサンプル数Ｎ2 はデ
ータサンプル数Ｎ1 に比べてはるかに大きく，その結
果，図３に示すように，表示間隔Ｋ2 に含まれるデータ
数（換言すればサンプル周期ΔＴ）は表示間隔Ｋ1 に含
まれるデータ数よりもはるかに大きくなり，保圧工程
（左画面）の１目盛は充填工程（右画面）の１目盛より
もはるかに大きな時間間隔となる。したがって，両波形
ともほぼ画面全域に拡大されて表示され，合理的な画面
が構成されることになる。
手順について図２に基づいて説明する。図２に示すよう
に，まず〜１０ｍ秒程度のサンプル周期ΔＴを適当に選
定し，射出を開始してからサンプル周期ΔＴ毎に１ショ
ット中の圧力や速度などのプロセス値を計測し，射出成
形機に付属の制御装置の記憶場所に記憶させる。このよ
うにして１ショットの充填工程，保圧工程が終了したあ
と，射出開始からＶＰ切替点（充填工程と保圧工程の境
界）までに計測した回数であるデータサンプル数Ｎ1
と，ＶＰ切替点から保圧工程終了点までのデータサンプ
ル数Ｎ2 を求め，充填工程における速度・圧力波形を表
示する画面上のグラフの横軸（時間軸）の表示器の１ド
ットあたりのデータ数（表示間隔Ｋ1 ）と保圧工程にお
ける速度・圧力波形を表示する画面上のグラフの横軸
（時間軸）の表示器の１ドットあたりのデータ数（表示
間隔Ｋ2 ）を決定する。表示間隔Ｋ1 を算出するには，
両画面横軸方向の全ドット数をＰとすると，片画面のド
ット数はＰ／２であるから，表示間隔Ｋ1 は前記のデー
タサンプル数Ｎ1 をこのドット数Ｐ／２で除した値の整
数値を採用する。同様に表示間隔Ｋ2 はデータサンプル
数Ｎ2 をこのドット数Ｐ／２（片画面のドット数）で除
した値の整数値を採用する。このように表示間隔Ｋ1 と
表示間隔Ｋ2 の２種類に分けて，速度波形と圧力波形を
それぞれ片画面に各々表示すると，各プロットした画面
上のデータは各々片画面のほぼ全域に拡がり，分解能の
良い画面が得られる。たとえば，全ドット数が５００の
ＣＲＴ上に，充填工程のサンプル数Ｎ1 は１０００，保
圧工程ではサンプル数Ｎ2 は５０００とすると，Ｐ／２
は２５０であるからＫ1 ＝４（個），Ｋ2 ＝４０（個）
となる。つまり，ディスプレイ上の表示有効ドット数よ
りも，データサンプル数が大きいのが通常であり，した
がって，Ｋ1 ，Ｋ2 の表示間隔毎のデータをプロットす
る，またはＫ1 ，Ｋ2 個毎に平均化処理を施し，平均値
をデータとしてプロットすることになる。このようにし
て表示間隔Ｋ1 ，Ｋ2 が求められた後，射出開始からＶ
Ｐ切替点までの計測データを画面上にプロットして作画
し，さらにＶＰ切替点から保圧終了までの計測データを
画面上にプロット作画して，画面表示が完成する。以上
の説明から分かるように，短時間で終了する充填工程に
対して保圧工程は長いから，データサンプル数Ｎ2 はデ
ータサンプル数Ｎ1 に比べてはるかに大きく，その結
果，図３に示すように，表示間隔Ｋ2 に含まれるデータ
数（換言すればサンプル周期ΔＴ）は表示間隔Ｋ1 に含
まれるデータ数よりもはるかに大きくなり，保圧工程
（左画面）の１目盛は充填工程（右画面）の１目盛より
もはるかに大きな時間間隔となる。したがって，両波形
ともほぼ画面全域に拡大されて表示され，合理的な画面
が構成されることになる。
【０００８】図４は，複数のショットのデータを重ね書
き（重ね表示）する場合に，ＶＰ切替点を一致させて表
示した例を示し，図１０に示す場合に比べてショット毎
の圧力変化，速度変化の差異が明確で成形不良に対する
対応がしやすく，また，成形条件の設定変更の判断がし
やすい。
き（重ね表示）する場合に，ＶＰ切替点を一致させて表
示した例を示し，図１０に示す場合に比べてショット毎
の圧力変化，速度変化の差異が明確で成形不良に対する
対応がしやすく，また，成形条件の設定変更の判断がし
やすい。
【０００９】以上説明したように，本発明の方法によれ
ば，充填工程，保圧工程ともＣＲＴ表示画面の全域に亘
って速度波形，圧力波形を抽出できるので波形の変化が
分かりやすくモニタ性能が著しく向上する。また，重ね
表示をする場合もＶＰ切替点を一致させて表示するの
で，差異が明確に判断できる。
ば，充填工程，保圧工程ともＣＲＴ表示画面の全域に亘
って速度波形，圧力波形を抽出できるので波形の変化が
分かりやすくモニタ性能が著しく向上する。また，重ね
表示をする場合もＶＰ切替点を一致させて表示するの
で，差異が明確に判断できる。
【００１０】
【発明の効果】以上述べたように，本発明の方法では，
速度波形，圧力波形ともにモニタ表示画面の全域に拡が
るデータ表示が得られるから，解読性が向上し，かつ，
両波形とも時間軸表示されるから，過渡現象がとらえや
すくモニタ性能や運転操作性が向上する。また，ショッ
ト毎の重ね表示も同一基準軸で表示されるから，ショッ
ト毎の圧力変化や速度変化の差異が把握しやすい。
速度波形，圧力波形ともにモニタ表示画面の全域に拡が
るデータ表示が得られるから，解読性が向上し，かつ，
両波形とも時間軸表示されるから，過渡現象がとらえや
すくモニタ性能や運転操作性が向上する。また，ショッ
ト毎の重ね表示も同一基準軸で表示されるから，ショッ
ト毎の圧力変化や速度変化の差異が把握しやすい。
【図１】本発明の実施例に係るモニタ表示例を示すモニ
タ表示画面図である。
タ表示画面図である。
【図２】本発明の実施例に係るモニタ画面作成手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図３】本発明の実施例に係るモニタ表示画面の構成説
明図である。
明図である。
【図４】本発明の実施例を示す重ね表示した概略モニタ
表示画面図である。
表示画面図である。
【図５】射出成形機における射出部の構成を示す要部側
断面図である。
断面図である。
【図６】従来の１例を示す表示画面図である。
【図７】従来の１例を示す表示画面図である。
【図８】従来の１例を示す表示画面図である。
【図９】従来の１例を示す表示画面図である。
【図１０】従来の１例を示す重ね書きの表示画面図であ
る。
る。
１ ホッパ ２ シリンダバレル ３ スクリュ ４ ノズル ５ 可動金型 ６ 固定金型 ７ キャビティ ΔＴ サンプル時間 Ｎ1 データサンプル数 Ｎ2 データサンプル数 Ｋ1 表示間隔 Ｋ2 表示間隔 Ｐ ドット数
Claims (2)
- 【請求項１】 射出成形機の成形条件を水平な時間軸基
準でモニタ表示する射出成形機のモニタ表示方法におい
て，ディスプレイ装置の画面中央で左右２分割された各
々の画成画面に充填工程における速度波形と保圧工程に
おける圧力波形をそれぞれ表示するとともに，該各々の
画成画面のほぼ全域に亘って前記速度波形ならびに前記
圧力波形の全体が各々表示されるように各々異なる時間
スケールで表示する射出成形機のモニタ表示方法。 - 【請求項２】 表示画面の中央垂直に設定された速度波
形と圧力波形の境界線を基準として各ショット毎の速度
波形ならびに圧力波形を重ね表示する請求項１記載の射
出成形機のモニタ表示方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19034293A JPH0740407A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 射出成形機のモニタ表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19034293A JPH0740407A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 射出成形機のモニタ表示方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0740407A true JPH0740407A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16256605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19034293A Pending JPH0740407A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 射出成形機のモニタ表示方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740407A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09248664A (ja) * | 1996-03-18 | 1997-09-22 | Toshiba Mach Co Ltd | ダイカストマシン制御装置の画面表示制御方法 |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP19034293A patent/JPH0740407A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09248664A (ja) * | 1996-03-18 | 1997-09-22 | Toshiba Mach Co Ltd | ダイカストマシン制御装置の画面表示制御方法 |
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