JPH0739881U - 遊技機の制御データ設定装置 - Google Patents

遊技機の制御データ設定装置

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JPH0739881U
JPH0739881U JP7074693U JP7074693U JPH0739881U JP H0739881 U JPH0739881 U JP H0739881U JP 7074693 U JP7074693 U JP 7074693U JP 7074693 U JP7074693 U JP 7074693U JP H0739881 U JPH0739881 U JP H0739881U
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吉平 新山
広司 伊東
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株式会社ソフィア
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 大当りの発生確率設定において、3段階の確
率設定の各段階を1→2→3のように対応させ、7つの
セグメント端子のうち所定の1つのセグメント端子を未
使用端子として空けておくとともに、逆流防止用ダイオ
ードを含むトランジスタ回路によりデコーダを構成する
ことによって、4本の信号線(コモン信号線を含む)と
1本の電源ラインとで確率設定装置用の7セグメント型
表示器を駆動させるようにした。 【効果】 3段階の確率設定の各段階を数字で表示する
場合、各設定段階を1→2→3のように対応させると、
7つのセグメントのうち6つのセグメントだけで「1」
「2」「3」の3つの数字を表示できるため、比較的少
ない信号線で確率設定装置用の7セグメント型表示器を
駆動する回路を構成し、確率設定装置および制御基盤の
配線を簡略化しかつ部品点数を減らすとともに、マイク
ロコンピュータのソフトウェアの負担を軽減することが
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、遊技機の制御データ設定装置さらには大当り確率を設定する装置に おけるセグメント型表示器の駆動回路に利用して効果的な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、補助遊技装置を備え特定遊技態様の発生により入賞確率が大幅に増大す るパチンコ遊技機が人気を集めている。この種のパチンコ遊技機は補助遊技装置 の動作を含めた遊技内容が複雑であるため、一般に、遊技内容の制御にマイクロ コンピュータが使用されており、マイクロコンピュータなどのICや電子部品で 構成された回路からなる制御基盤が遊技機裏面の裏機構盤に設けられている。ま た、この種のパチンコ遊技機においては、大当りの発生確率を変更することが許 容されるようになってきた。そのため、大当りの発生確率を変更、設定可能な確 率設定装置が上記制御基盤に設けられることがある。 上記確率設定装置は、大当りの発生確率を例えば1/200,1/210,1 /220の3段階に設定可能にする装置であり、適当なスイッチを用いて確率を 設定するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記確率設定装置における大当りの発生確率を設定する場合、設定段階が目視 によって確認できると便利である。そこで、本考案者は各設定段階を表示装置に より表示することを検討した。その結果、各設定段階をLED等のランプを3個 設けて各設定段階に応じて点灯させることも考えられるが、7セグメント型の数 値表示器を用いて表示させる方が作業者にとって設定段階を確認しやすいことを 見出した。
【0004】 ところが、7セグメント型の表示器を用いて従来の駆動方式を適用すると、表 示器を駆動するための信号線として、7本のセグメント信号線と1本のコモン信 号線の計8本が必要とされ、信号線の数や部品点数がLED方式に比べて多くな って確率設定装置および制御基盤の配線が複雑になるとともに、制御装置として マイクロコンピュータを使用した場合、ソフトウェアの負担が増加するという問 題点があることが明らかになった。
【0005】 本考案は、上記のような背景の下になされたもので、その目的とするところは 、比較的少ない信号線で確率設定装置用の7セグメント型表示器を駆動する回路 を構成し、確率設定装置および制御基盤の配線を簡略化しかつ部品点数を減らす とともに、マイクロコンピュータのソフトウェアの負担を軽減できるようにする ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
大当りの発生確率設定において、3段階の確率設定の各段階を1→2→3のよ うに対応させ、7つのセグメント端子のうち所定の1つのセグメント端子を未使 用端子として空けておくとともに、逆流防止用ダイオードを含むトランジスタ回 路によりデコーダを構成することによって、4本の信号線(コモン信号線を含む )と1本の電源ラインとで確率設定装置用の7セグメント型表示器を駆動させる ようにしたものである。
【0007】
【作用】
3段階の確率設定の各段階を数字で表示する場合、0→1→2のように対応さ せることも可能であるが、その場合7つのセグメントをすべて使用することにな る。ところが、各設定段階を1→2→3のように対応させると、7つのセグメン トのうち6つのセグメントだけで「1」「2」「3」の3つの数字を表示できる (図6の表示部では符号fに相当するセグメントを使用しない)。そのため、上 記のような手段によれば、比較的少ない信号線で確率設定装置用の7セグメント 型表示器を駆動する回路を構成し、確率設定装置および制御基盤の配線を簡略化 しかつ部品点数を減らすとともに、マイクロコンピュータのソフトウェアの負担 を軽減するという上記目的を達成することができる。
【0008】
【実施例】
図1は、本考案に係る制御データ設定装置を適用して好適なパチンコ遊技機の 一実施例の外観斜視図を示す。 図1において、1はパチンコ遊技機、2はパチンコ遊技機の側方に1:1で配 設された玉貸機であり、図にはカードリーダを内蔵しカード挿入口3に投入され たカードの残高の範囲内で、パチンコ遊技機1の前面の供給皿4に設けられた操 作パネル5上の玉貸ボタン6により指定された金額(度数)に相当する貸し球を パチンコ遊技機1に内蔵されている球排出装置より排出させるカード式の玉貸機 が示されている。 上記玉貸機2の前面パネルには、投入されたカードの残高を100円を1度と する度数で表示する残高表示器7が設けられており、例えば玉貸ボタン6の1回 の操作で1度(100円)分の貸し球が排出される。なお、パチンコ遊技機1の 操作パネル5上には、同様の残高表示器8やカード排出指令用のボタン9等が設 けられている。
【0009】 パチンコ遊技機1は、額縁状の前面枠11と、この前面枠11の内側に固定さ れた遊技盤12と、前面枠11の開口部に配設され遊技盤12の前方を覆うよう に設けられるガラス板を保持する金枠13とにより構成され、上記前面枠11の 下部には賞品球の受け皿14と、発射前のパチンコ球を貯留する供給皿4から1 個宛供給されるパチンコ球を上記遊技盤12の前面の遊技部内に発射する打球発 射装置29(図2参照)の操作ダイヤル15等が設けられている。 また、上記前面枠11の上部には、賞品球の排出時に点灯される賞球排出表示 器16、大当り発生時に点灯される大当り表示器17および賞品球排出数が所定 数に達した打止め状態が生じたときに点灯される完了ランプ18が設けられてい る。なお、上記遊技部内には、補助遊技装置としての可変表示装置、いわゆるチ ューリップやアタッカのような電動役物等が設けられている。
【0010】 図2には、パチンコ遊技機1の裏機構の一例を示す。 図2に示すように、パチンコ遊技機1の裏機構は、排出前の賞品球を貯留する 貯留タンク21と、遊技部に設けられた入賞領域へ入賞したパチンコ球を1ヵ所 に集める集合樋22と、入賞球の発生に基づいて賞品球を排出する賞品球排出装 置23と、上記貯留タンク21に貯留されている予備球を上記賞品球排出装置2 3へ誘導する誘導路24と、上記賞品球排出装置23や賞球排出表示器16等を 制御する排出制御基盤25と、遊技部に設けられた前記可変表示装置や電動役物 、大当り表示器17等の動作を制御する役物制御基盤26と、上記排出制御基盤 25および役物制御基盤26と遊技店の集中管理装置との間の信号の送受信のた めの中継基板27と、これらの装置を保持する裏機構盤28と、打球発射装置2 9と、スピーカ30等により構成されている。そして、上記役物制御基盤26上 に本考案に係る制御データ設定装置としての確率設定装置が設けられている。
【0011】 図3〜図5には上記役物制御基盤26の構成例が、また図6には確率設定装置 の回路構成例が示されている。 役物制御基盤26は制御回路を構成するICやトランジスタ、コンデンサ、コ ネクタ等の電子部品が搭載された回路基板31と、この回路基板31に対して着 脱可能に構成された金属製の箱体32と、この箱体32の内側に固定された透明 樹脂製の取付け部材33と、この取付け部材33に植設されたボス部33aに固 定された確率設定装置34とにより構成されている。
【0012】 確率設定装置34は、確率設定用のスイッチ41と、設定段階表示用の7セグ メント型表示器42およびその駆動回路を構成するトランジスタやダイオード、 コンデンサ、抵抗等の電子部品43と、役物制御基盤26に電気的に接続するた めのコネクタ44と、これらを搭載する基板45等から構成されている。 また、確率設定用のスイッチ41はこの実施例では、キー型スイッチにより構 成されており、取付け部材33にはこれに植設された4つのボス部33aによっ て囲まれた部分に円形開口部33cが形成されており、この円形開口部33cに 上記キー型スイッチ41のシリンダ端部が露出するように係合されている。41 aは上記キー型スイッチ41のシリンダ端面に形成されたキー挿入孔である。
【0013】 この実施例では、特に限定されるものでないが、上記円形開口部33cにキー 型スイッチ41のシリンダ部を挿入する際に、導電性の金属板46を取付け部材 33との間に介挿するようになっており、金属板46にはスイッチ41のシリン ダ端部が通過可能なU字状の切り込み46aが形成され、金属板46は取付け部 材33とスイッチ41のシリンダ端部のテーパ面との間に挾まれ、金属製のシリ ンダと金属板46とが接触するようになっている。
【0014】 また、金属板46の縁部にはアース接続用の接触片46Eが設けられており、 この接触片46Eは取付け部材33に形成された挿通口33Eを貫通して前記箱 体32に接触されるようになっている。金属板46はその4隅にピン穴46bが 形成されており、このピン穴46bが取付け部材33の内面に形成された突起3 3bと係合されることにより位置決めが行なわれる。 上記確率設定装置34は、取付け部材33に固定される際に、その基板45裏 面に設けられたコネクタ44が役物制御基盤26の回路基板31の対向する位置 に設けられたコネクタ35(図3参照)と結合されることにより、役物制御基盤 26と電気的に接続されるようになっている。
【0015】 また、役物制御基盤26の回路基板31上には、その一側に沿って、前記可変 表示装置や電動役物、大当り表示器17等からのリード線や排出制御基盤25、 中継基板27との間を接続する信号線が接続される複数のコネクタ36が配設さ れており、上記確率設定装置34が装着された箱体32を回路基板31上に取り 付けたときに、上記コネクタ36が箱体32の外側に露出するように構成されて いる。上記取付け部材33は透明樹脂製であるため、図5に示すごとく、設定段 階表示用の7セグメント型表示器42の表示を外側から視認することができる。 図5は、上記役物制御基盤26を裏機構盤28と一体の基枠体50に固定した 状態を示す。役物制御基盤26は、箱体32から側方へ突出した突出片37に装 着されたクリップ38が、基枠体50に設けられたボス部51に係合されること により基枠体50に固定される。上記クリップ38は、箱体32の周囲縁部に少 なくとも3箇所設けられている。
【0016】 図5において、61は一端が上記コネクタ36に接続され他端が可変表示装置 や電動役物、大当り表示器17等からのリード線62と結合される信号線、63 は役物制御基盤26に電源電圧を供給する電源配線で、この電源配線63はその 端部に設けられたプラグ71が基枠体50に固定されたソケット72に挿入され ることで電源電圧の供給を受けるように構成されている。 なお、67は打球発射装置29から引き出されたリード線、68は貯留タンク 21内の予備球の有無を検出する球不足検出器から引き出されたリード線で、こ れらのリード線をコネクタ67a,68aを介して接続することにより、球不足 検出器からの信号を打球発射装置29へ伝え、貯留タンク21が空になったとき 打球発射装置29を停止させるような制御が可能とされる。
【0017】 次に、図6を用いて、確率設定装置34の回路構成例を説明する。 図6において、SW−X,SW−Yは上記キースイッチ41に内蔵された接点 であり、キー挿通孔41aにキー80を挿入して例えば右に回すと接点SW−X が導通され、左に回すと接点SW−Yが導通されるように構成されている。 また、図6において、T0〜T6は上記コネクタ44に設けられた役物制御基 盤26への接続用端子であり、このうちT0は7セグメント型表示器42のコモ ン端子ccとの間を接続する信号線(図示省略)が結合される端子である。T1 は上記接点SW−Xの導通側端子N0とを接続する信号線L1が結合される端子 、T2は上記接点SW−Yの導通側端子N0とを接続する信号線L2が結合され る端子である。
【0018】 さらに、T3は表示器の駆動電圧(+5)を供給する端子、T4,T5,T6 は上記表示器42のセグメント電極を駆動するための信号(符号化された2進コ ード)が供給される信号入力端子で、上記信号端入力子T4,T5,T6には、 それぞれPNP型バイポーラトランジスタからなるスイッチトランジスタQ1, Q2,Q3の各ベース端子が信号線L4,L5,L6を介して接続されている。 また、上記スイッチトランジスタQ1,Q2,Q3の各エミッタ端子には、電源 ラインL3を介して駆動電圧(+5)が印加されている。なお、上記電源ライン L3には、コンデンサC1と電解コンデンサC2とからなる保護回路が接続され 、電源スパイクのような異常な電源電圧からトランジスタQ1,Q2,Q3を保 護するようになっている。
【0019】 そして、上記トランジスタQ1,Q2,Q3のうちQ1のコレクタ端子は、抵 抗R1を介して表示器42のセグメント端子cに接続されるとともに、ダイオー ドD1および抵抗R2を介して表示器42のセグメント端子bに接続されている 。また、上記トランジスタQ2のコレクタ端子は、ダイオードD2および抵抗R 2を介して表示器42のセグメント端子bに接続されるとともに、抵抗R3を介 して表示器42のセグメント端子eに接続されている。さらに、上記トランジス タQ3のコレクタ端子は、抵抗R4,R5,R6を介してそれぞれ表示器42の セグメント端子a,g,dに接続されている。この実施例では、セグメントfは 未使用の空き端子とされる。
【0020】 なお、上記ダイオードD1は、トランジスタQ1がオフされかつQ2がオンさ れた状態で抵抗R1を介してセグメント端子cに駆動電流が流されないようにす るための逆流防止ダイオードで、上記ダイオードD2は、トランジスタQ1がオ ンされかつQ2がオフされた状態で抵抗R3を介してセグメント端子eに駆動電 流が流されないようにするための逆流防止用ダイオードである。 従って、この実施例では、端子T4,T5,T6に供給されるセグメント駆動 信号S0,S1,S2のうちS0がロウレベル、他がハイレベルにされると上記 トランジスタQ1がオンされ、Q2,Q3がオフされる。これによって、抵抗R 1,R2に電流が流れ、表示器42のセグメントSc,Sbが駆動されて数字「 1」が表示される。
【0021】 また、信号S1,S2がロウレベル、S0がハイレベルにされると上記トラン ジスタQ2,Q3がオンされ、Q1がオフされる。これによって、抵抗R2,R 3,R4,R5,R6に電流が流れ、表示器42のセグメントSb,Se,Sa ,Sg,Sdが駆動されて数字「2」が表示される。 さらに、信号S0,S2がロウレベル、S1がハイレベルにされると上記トラ ンジスタQ1,Q3がオンされ、Q2がオフされる。これによって、抵抗R1, R2,R4,R5,R6に電流が流れ、表示器42のセグメントSc,Sb,S a,Sg,Sdが駆動されて数字「3」が表示される。このように、本実施例で は、トランジスタQ1,Q2,Q3とダイオードD1,D2とによって、デコー ド回路が構成されている。
【0022】 表1に役物制御基盤26から上記信号入力端子T4,T5,T6に供給される セグメント駆動信号S0,S1,S2と、それによって表示される設定段階を示 す数字と、設定される確率モードとの関係を示す。
【表1】
【0023】 次に、上記確率設定装置34による確率設定の手順を説明する。 図4に示すように、取付け部材33の円形開口部33cには、キー型スイッチ 41のキー挿通孔41aが臨むようにされており、作業者がこのキー挿通孔41 aにキー80を差し込んで回動操作することにより、役物制御基盤26による可 変表示装置における特別遊技態様すなわち大当りの発生確率の設定、変更が行な われる。
【0024】 具体的には、先ずパチンコ遊技機1の電源を投入する前に、キー型スイッチ4 1のキー挿通孔41aにキー80を差し込んで左(反時計回り方向)に回動させ る。これは、モード確認および変更の準備をするためである。次いで、パチンコ 遊技機1の主電源を投入する。すると、確率設定装置34の表示器42にそれま で設定されていた確率モードが数字で表示される。 ここで、確率モードには、「1」「2」「3」の3段階があり、「1」は高確 率モード、「2」は中確率モード、「3」は低確率モードである。なお、設定前 の初期モードは「2」である。
【0025】 この状態からキー80を中立の位置に戻すと、確率モードの表示が所定時間( 例えば5秒間)行なわれる。この表示器間中にキー80を右(時計回り方向)に 1回回動させ元の中立位置に戻すと、表示されていた確率モードが“1”だけ増 加してこれを繰り返すことにより、モード表示が「1」→「2」→「3」→「1 」のように順繰りに変化する。 このようなキー80の回動操作によりモード表示が所望の値になったときにキ ーの回動操作を終了し、中立位置で所定時間(例えば5秒間)放置すると、役物 制御基盤26のマイクロコンピュータがキースイッチ41の状態を読み込んでそ の時点で表示されている数字に対応する確率モードを選択し、以後このモードに 従って可変表示装置を制御することとなる。
【0026】 確定した確率モードは、パチンコ遊技機1の主電源が切られるまでその変更を 禁止され、また表示器42は上記所定時間経過後確率モードの表示を停止し、外 部からはモードの設定状態が分からないようにされる。なお、設定されている確 率モードは、キー型スイッチ41にキー80を差し込んで左に回動させることに よって表示器42に表示させ、キーを所有している遊技店の係員等にはいつでも 自由に確認できるようになっている。 また、パチンコ遊技機1の主電源が投入されている状態で、確率モードの変更 を行ないたい場合には、役物制御基盤26への電源供給を行なう前記リード線6 3のプラグ71を抜いて、上記と同様の操作を行なうことで実行することができ るようになっている。
【0027】 なお、上記実施例では、設定された各確率モードは上記表示器において「1」 「2」「3」のいずれかの数字によって表示されるように構成しているが、上記 以外の例えば「3」「4」「5」もしくは「0」「1」「7」のような数字の組 合せ、または「L」「−」「H」のような記号の組合せによって表示させるよう にしても良い。要するに、7セグメント表示器において未使用の空き端子が生じ かつ互いに識別できるような表示の組合せならばどのようなものであってもよい 。ただし、本考案は、7セグメント表示器において未使用の空き端子が生じない ような表示を行なう場合にも利用できるものである。その場合、未使用の空き端 子がある場合に比べて信号線の数は多少多くなるが、セグメント駆動信号をコー ド化しているため、従来の7セグメント全ての端子毎に信号を与える方式に比べ ると信号線の数は少なくて済む。
【0028】
【考案の効果】
本考案は、モード設定用のスイッチ手段と、予め容易されている複数の制御モ ードの中から上記スイッチ手段からの信号状態に応じて一つの制御モードを選択 し実行する制御手段と、選択されたモードを数字にて表示するセグメント型表示 器と、該表示器の駆動手段とを備えてなる遊技機の制御データ設定装置において 、上記駆動手段は、上記表示器のセグメント端子数よりも少ない信号入力端子と 、これらの信号入力端子にそれぞれのベース端子が接続され表示器のセグメント 端子に選択的に電流を流すための複数のスイッチトランジスタを備え、これらの トランジスタのコレクタ端子は抵抗を介して上記表示器のセグメント端子接続さ れるとともに、上記セグメント端子のうち複数のトランジスタのコレクタ端子が 共通に接続されているセグメント端子の信号線間には非選択のセグメント端子へ の電流供給を遮断する逆流防止用のダイオードが接続されるように構成したので 、比較的少ない信号線で確率設定装置用の7セグメント型表示器を駆動する回路 を構成でき、回路の配線を簡略化しかつ部品点数を減らすことができるとともに 、制御手段がマイクロコンピュータで構成された場合にソフトウェアの負担を軽 減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る制御データ設定装置を適用して好
適なパチンコ遊技機の一実施例を示す外観斜視図、
【図2】実施例のパチンコ遊技機の裏機構の一例を示す
背面図、
【図3】役物制御基盤の一実施例を示す分解斜視図、
【図4】実施例の役物制御基盤の組立て過程のある段階
を示す斜視図、
【図5】役物制御基盤を、裏機構盤を構成する基枠体に
固定した状態を示す斜視図、
【図6】本考案を適用した確率設定装置の一実施例を示
す回路図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 2 玉貸機 25 排出制御基盤 26 役物制御基盤 34 確率設定装置 41 キースイッチ 42 7セグメント型表示器 T4〜T6 セグメント駆動信号入力端子 Q1〜Q3 スイッチトランジスタ D1,D2 逆流防止用ダイオード

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モード設定用のスイッチ手段と、予め容
    易されている複数の制御モードの中から上記スイッチ手
    段からの信号状態に応じて一つの制御モードを選択し実
    行する制御手段と、選択されたモードを数字にて表示す
    るセグメント型表示器と、該表示器の駆動手段とを備え
    てなる遊技機の制御データ設定装置において、上記駆動
    手段は、上記表示器のセグメント端子数よりも少ない信
    号入力端子と、これらの信号入力端子にそれぞれのベー
    ス端子が接続され表示器のセグメント端子に選択的に電
    流を流すための複数のスイッチトランジスタを備え、こ
    れらのトランジスタのコレクタ端子は抵抗を介して上記
    表示器のセグメント端子接続されるとともに、上記セグ
    メント端子のうち複数のトランジスタのコレクタ端子が
    共通に接続されているセグメント端子の信号線間には非
    選択のセグメント端子への電流供給を遮断する逆流防止
    用のダイオードが接続されていることを特徴とする遊技
    機の制御データ設定装置。
  2. 【請求項2】 上記表示器はそのセグメント端子のうち
    少なくとも一つは未使用の空き端子とされていることを
    特徴とする請求項1記載の遊技機の制御データ設定装
    置。
  3. 【請求項3】 上記制御モードは3種類であって、設定
    された各モードは上記表示器において「1」「2」
    「3」のいずれかの数字によって表示されるように構成
    されていることを特徴とする請求項2記載の遊技機の制
    御データ設定装置。
JP7074693U 1993-12-28 1993-12-28 遊技機の制御データ設定装置 Pending JPH0739881U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019166134A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 株式会社三共 遊技機
JP2019166136A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 株式会社三共 遊技機
JP2019213622A (ja) * 2018-06-11 2019-12-19 株式会社三共 遊技機

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