JPH0739610Y2 - 切断装置 - Google Patents

切断装置

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JPH0739610Y2
JPH0739610Y2 JP10095689U JP10095689U JPH0739610Y2 JP H0739610 Y2 JPH0739610 Y2 JP H0739610Y2 JP 10095689 U JP10095689 U JP 10095689U JP 10095689 U JP10095689 U JP 10095689U JP H0739610 Y2 JPH0739610 Y2 JP H0739610Y2
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JP
Japan
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dust collecting
collecting tank
rotary blade
filter
slit
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JP10095689U
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JPH0339511U (ja
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松尾  茂
敏郎 西尾
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、丸鋸等の回転刃で平スレート板或いは波状ス
レート瓦等を切断する切断装置に関する。
(従来の技術) 従来、天板に回転刃の出入可能なスリットが前後方向に
設けられた基台と、天板の下方に配設された駆動源から
の動力により回転し、その一部をスリットより露出する
ようにした回転刃とからなる丸鋸式切断装置が汎用され
ている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来技術の場合、切断作業により発
生した切粉が上方に飛散し、粉塵による作業環境の悪化
の原因となっている。
本考案切断装置は、上記の欠点を解消し、波状スレート
瓦等の被切断物を切断するに際し、切断時に切粉が上方
に飛散し難く、長時間連続運転の可能な切断装置を提供
することを目的としてなされたものである。
(課題を解決するための手段) 本考案の要旨は、天板に回転刃の出入可能なスリットが
前後方向に設けられた基台と、天板の下方に配設された
支持杆付回転刃と、回転刃がスリットより出入する方向
に支持杆を回動可能に軸支すると共に、常時回転刃がス
リットより突出する方向に付勢する回動基部と、内部に
フィルターを有する集塵槽と、該集塵槽内を減圧する為
の吸引機とを有し、集塵槽のフィルターが、回動基部の
モーターもしくは吸引機の駆動中の震動伝播により震動
するようなされていることを特徴とする切断装置に存す
る。
本考案に於いて、回転刃用モーターもしくは集塵槽用吸
引機の駆動中の震動伝播により集塵槽のフィルターを震
動させるには、モーターや吸引機を基台の底板或いは側
板上に取付けると共に、これらが駆動中の基台の震動を
利用する為、集塵槽も基台に取付け、集塵槽の震動を介
してその中に設けられているフィルターを震動させる方
法があり、設置場所、機械の安定性等の観点から何れも
基台の底板上に設置するのが好ましい。又、その他の方
法としては、通常回転刃用モーターよりも吸引機の方が
集塵槽に近接しており、然も集塵槽と吸引機との間には
連結管が配設されるから、吸引機の震動伝播をこの連結
管を介して受けるようにしてもよい。
集塵槽内のフィルターは、集塵槽の震動が増幅されてフ
ィルターに伝わるよう集塵槽内に着脱自在に吊設するの
がよく、該フィルターの集塵槽への取付け、或いは集塵
槽の基台への取付けは、震動による脱離、脱落が起らな
いよう、例えばボルト締めの箇所にはスプリングワッシ
ャや螺子ロック等を用いるのが好ましい。
(作用) 本考案に於いては、内部にフィルターを有する集塵槽と
吸引機とを有すると共に、該集塵槽が、モーターもしく
は吸引機の駆動中の震動伝播により震動するようなされ
ているので、集塵槽内のフィルターが震動し、切粉によ
るフィルターの目詰りを防止する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は
同上の集塵槽収納室の横断面図であって、基台1の天板
11には略中央部にスリット2が前後方向(図面では左右
方向)に穿設されている。
3は丸鋸等の回転刃で、後述する回動基部5の支持軸51
を中心にして扇形状に回動可能な支持杆4の先端に、回
転可能に軸支されており、回転刃3の側方には回転刃3
より小径の円板状切断深さ規制ガイド33が添設されてい
る。支持杆4の下部には係止片41が突設されており、基
台1の側壁に突設されたストッパー12によって衝止され
ている。
5は回動基部であって、支持軸51、支持軸51のプーリー
52、ベルト53、モーター54及び引張スプリング6よりな
り、底板19上に載設されたモーター54は支持軸51のプー
リー52、ベルト53及び回転軸31のプーリー32を介して回
転刃3を回転させるものである。
引張スプリング6は、一端は基台1の内壁に固定される
と共に他端は支持杆4の下端に突設された突起42に固定
され、支持杆4を回転刃3がスリット2から上方に突出
する方向に付勢している。
基台1の天板11の下方、底板19上は、平面視T字形仕切
壁13によって、回転刃収納室14、吸引機収納室15、集塵
槽収納室16の3室に分離され、集塵槽収納室16に収納さ
れた集塵槽8には、側壁に穿設された吸気口87、排気口
88よりなる連結部86が設けられ、基台1の左右方向(第
1図では紙面に垂直な方向)に並設された回転刃収納室
14と吸引機収納室15に夫々連通する通気口となる連結管
17、18に、脱着可能に嵌着し、連結されている。集塵槽
8は、集塵槽収納室16内の底板19上に載置され、集塵槽
収納室16の扉10を閉鎖することにより、扉10の裏面の枠
体101よりも内方に突出された横桟102により押圧され、
集塵槽8の連結部86が連結管17、18に密接する方向に付
勢するようなされている。
扉10に穿設された横長の透孔103には、集塵槽8の把手8
5が挿通されている。
7は集塵受け部であって、支持杆4の支持軸51を中心と
する円弧状曲面を有する防塵板71と該防塵板71の下方よ
り前方に向け連設された集塵受け板73とからなり、防塵
板71には支持杆用スリット72が穿設され、支持杆4は該
支持杆用スリット72に挿通されている。又、支持杆4に
は、前記防塵板71の前面の沿って摺動し、支持杆用スリ
ット72を閉塞する鍔43が設けられている。
集塵槽8の内部には、有底筒状フィルター81が吊設され
ており、フィルター81の上部開口部と排気管83とを蓋82
の下面側に設けられ、両端が開口された排気路84によっ
て左右方向に(第1図では紙面に対して垂直方向)に連
通させると共に集塵槽8を密封する蓋82が、ボルトと蝶
ナットによって取着されている。
9はフィルター81、排気路84、排気管83、連結管18を介
して集塵槽8の内部を減圧する吸引機である。
次に本考案切断装置の使用方法を前記実施例に基いて説
明する。
切断の開始前、回転刃3は、引張スプリング6により上
方に引上げられて、スリット2を通して箱体1の天板11
の上に突出して待機している。被切断物が波状スレート
瓦の場合には、切断面が波目の方向と垂直になるように
して天板11の前側上面に載置し、回転刃3に向かって移
送すると、回転刃3により瓦の裏面から切断され始め、
切断深さ規制ガイド33の外周縁が瓦の裏面に当たる迄切
断し、波形状に沿って回転刃3を上下動させながら切断
することになる。切断により発生する切粉は、スリット
2の後側端部より下方に落下することになり、集塵受け
部7より連結管17を経て、集塵槽8に吸引収集される。
集塵槽8内のフィルター81の網目に付着した切粉は、底
板19を経て伝えられるモーター54の震動及び連結管18を
経て伝えられる吸引機9の震動伝播により惹起されるフ
ィルター81の震動により、フィルター81から振落され、
集塵槽8内に落下滞積する。フィルター81の交換は蓋82
を取外し、フィルター81の鍔を持って上方に抜き出して
行うが、切粉排出の為、集塵槽8を集塵槽収納室16より
取出した際に同時に行ってもよい。
(考案の効果) 本考案切断装置は、叙上の通り構成されているので、集
塵槽内のフィルターには自浄作用が具備され、逆洗の如
き特別の掃除を行わなくとも、フィルターの目詰りを防
止することが出来、長時間連続運転が可能である。又、
逆洗等の余分な装置が不要となるので、全体を軽量且つ
コンパクトにすることが出来、例えば屋根上での使用に
適する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は同
上の集塵槽収納室の横断面図である。 1……基台、2……スリット、3……回転刃、4……支
持杆、5……回動基部、8……集塵槽、9……吸引機、
11……天板、17、18……連結管、19……底板、54……モ
ーター、81……フィルター、88……排気口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板に回転刃の出入可能なスリットが前後
    方向に設けられた基台と、天板の下方に配設された支持
    杆付回転刃と、回転刃がスリットより出入する方向に支
    持杆を回動可能に軸支すると共に、常時回転刃がスリッ
    トより突出する方向に付勢する回動基部と、内部にフィ
    ルターを有する集塵槽と、該集塵槽内を減圧する為の吸
    引機とを有し、集塵槽のフィルターが、回動基部のモー
    ターもしくは吸引機の駆動中の震動伝播により震動する
    ようなされていることを特徴とする切断装置。
JP10095689U 1989-08-29 1989-08-29 切断装置 Expired - Lifetime JPH0739610Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10095689U JPH0739610Y2 (ja) 1989-08-29 1989-08-29 切断装置

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JP10095689U JPH0739610Y2 (ja) 1989-08-29 1989-08-29 切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0339511U JPH0339511U (ja) 1991-04-16
JPH0739610Y2 true JPH0739610Y2 (ja) 1995-09-13

Family

ID=31649933

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JP10095689U Expired - Lifetime JPH0739610Y2 (ja) 1989-08-29 1989-08-29 切断装置

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