JPH0739556U - バッグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 切符を紛失しないように保管できて、改札口
において容易且つ迅速に切符を取り出すことのできるバ
ッグの提供を目的とする。 【構成】 ポケットを備えたバッグにおいて、ポケット
の中に切符専用隠しポケットを設け、この切符専用隠し
ポケットの深さを切符の長さより浅くなしたものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は外ポケットまたは内ポケットを備えた袋物、バッグに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、切符を衣服のポケットや財布等に入れて所持することが多い。しかしな がら、衣服のポケットへ入れた場合は紛失することが多く、又、衣服のポケット や財布等に入れた場合は取り出すのが面倒であった。また、従来、切符の保管に 便利なバッグも存在しなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、切符を紛失しないように保管できて、改札口において容易且つ迅速 に切符を取り出すことのできるバッグの提供を目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために本考案のバッグは、ポケットを備えたバッグにおい て、ポケットの中に切符専用隠しポケットを設けたものであり、 そして、切符専用隠しポケットの深さを切符の長さより浅くしたものである。

【０００５】

【作用】

ポケット内に設けた切符専用ポケットに切符を収納することにより切符の紛失 を防止することが可能になり、また切符専用ポケットは切符専用なので切符が他 の物と混じることがなく、しかも切符の長さよりも浅くなした切符専用隠しポケ ットに切符を入れたときには当該切符の頭が数ｍｍ程度外に出ることになるので 容易に取り出すことが可能になる。

【０００６】

【実施例】

図は本考案の一実施例の手提げ買物用バッグを示したものであり、バッグ本体 １における前胴２の外面部の中央上端部に布製小片３を重ね合せて当該小片３の 左右両側辺部および底辺部を前胴２に縫着することによって切符４専用隠しポケ ット５を設けると共に上記前胴２の外面に布製大片６を当該大片６が切符４専用 隠しポケット５を被い隠す状態として重合し且つ当該大片６の左右両側辺および 底辺部を前胴２に縫着し、よって切符４専用隠しポケット５内蔵の小物等収納用 ポケット７を設けたものである。

【０００７】 尚、小物等収納用ポケット７は後胴８の外面部又は前胴２もしくは後胴８の内 面部に設けることも可能である。又は襠９，１０の外面部もしくは内面部に設け てもよい。又は提げ手１１に設けることも可能である。更に蓋付きのバッグでは その蓋の外面部又は内面部に設けてもよい。また、本考案のバッグの種類及び構 造は上記の実施例に限定するものではなく自由である。

【０００８】

【考案の効果】

本考案は上記の通りであり、切符専用ポケットに切符を収納することにより切 符の紛失を防止することができ、また切符専用ポケットは切符専用なので切符が 他の物と混じることがなく、切符の長さよりも浅くなした切符専用隠しポケット に切符を入れたときには当該切符の頭が数ｍｍ程外に度出ることになるので、切 符を捜す煩わしさを解消することができ容易且つ迅速に取り出すことができると いう効果があり、改札口で切符を捜して苛立つようなことがなくなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例を示す全体の斜視図である。

【図２】同じく一部切截側面図である。

【符号の説明】 １ バッグ本体 ２ 前胴 ３ 小片 ４ 切符 ５ 切符専用隠しポケット ６ 大片 ７ 小物等収納用ポケット ８ 後胴 ９ １０ 襠 １１ 提げ手

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ポケットを備えたバッグにおいて、ポケ
   ットの中に切符専用隠しポケットを設けたことを特徴と
   するバッグ。
2. 【請求項２】 切符専用隠しポケットの深さを切符の長
   さより浅くしたことを特徴とする請求項１記載のバッ
   グ。