JPH0739393U - ペット用シート - Google Patents

ペット用シート

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JPH0739393U
JPH0739393U JP7366493U JP7366493U JPH0739393U JP H0739393 U JPH0739393 U JP H0739393U JP 7366493 U JP7366493 U JP 7366493U JP 7366493 U JP7366493 U JP 7366493U JP H0739393 U JPH0739393 U JP H0739393U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pet
deodorant
sheet
moisture
sheet according
Prior art date
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Pending
Application number
JP7366493U
Other languages
English (en)
Inventor
孝 江良
元泰 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kohjin Holdings Co Ltd
Original Assignee
Kohjin Holdings Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kohjin Holdings Co Ltd filed Critical Kohjin Holdings Co Ltd
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Publication of JPH0739393U publication Critical patent/JPH0739393U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 消臭機能が充分であり、取扱いやすく見栄え
のよいペット用シート及び該シートを使用したペット用
衣装、寝具、袋、自動車座席、死骸用覆布、小屋を提供
する。 【構成】 カルボキシル基あるいはカルボニル基を有す
るセルロース誘導体と銅等の金属との金属錯体からなる
消臭剤をパルプと混抄しシートとする。これを少なくと
も片面を透湿性不織布及び/又は透湿防水シートと積層
し、ペット用シートとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はペット飼育に伴う人間の居住空間でのペットに起因する悪臭等の発生 防止等に用いるペット用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のペットブームによる飼育ペット数の増大、生活の成熟化に伴う生活空間 の気密性のアップ、アメニティー志向の生活スタイルの普及により、ペット飼育 に起因する臭気等の発生への配慮が必要となりつつある。従来の悪臭対策として は、実公平4−11500号、実開平5−39258号、実開平5−51346 号、特開平1−120234号等に見られるように、ペットの排泄物が発する悪 臭対策が主流であった。また最近ではペットへの認識が愛玩動物から家族の一員 との認識が深まり、ペット死亡時の取扱いも簡単な葬儀を実施することも多く見 られるようになり、特開平3−275601号にみられるように動物遺体の保存 剤の等の報告もみられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ペット排泄物の悪臭やペット遺体の発する悪臭は強力であり、悪臭の発生量も 多い。従来用いられている消臭剤としては、活性炭やセラミックス等があるが、 これらは主に吸着作用によるものであるため、ペット用のシートとして機能を高 めるために併用される殺菌剤、芳香剤、水分等も吸着し、相対的に悪臭の吸着量 が減ること、また悪臭の吸着が飽和した場合は、吸着平衡により吸着した悪臭成 分を放出する減少が見られる等の欠点があった。 一方、不織布に消臭液を含浸させ消臭シ−トとする方法は取扱いが簡便で上記 の欠点を改善する効果はあるが、含浸量を増やすと消臭薬剤が液状の場合は薬剤 の浸みだし、薬剤が個体の場合は粉体の欠落等があり含浸量に限界がある。また 悪臭の発生が多い場合は消臭剤量の必要量が増えるため使用含浸不織布の枚数を 増やす必要がある。更に運搬や使用時に消臭薬剤が滲みだしたり、消臭薬剤の粉 末が欠落したりして外観上の見栄えや体裁に悪影響を与えことは好ましい事では ない。 ペットと人間との居住空間の共有かが進み、ペット愛好家以外にペット臭の嫌 いな人々がペットと同一空間に存在する機会が増えたため、ペット臭除去のため の充分な消臭機能をもちかつ簡便な消臭シート、ペット用消臭衣装、ペット用消 臭寝具、ペット用消臭袋、ペット用消臭自動車座席、屋内用消臭ペット小屋、あ るいはペットの死骸用覆布等の提供が待たれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案者等は、繊維状で消臭容量が大きく且つ取扱いの容易な消臭剤を使用す ることにより上記課題を解決したものである。 すなわち本考案は、カルボキシル基、カルボニル基、スルホニル基のいずれか を有するセルロ−ス誘導体と銅、亜鉛、マンガン、コバルト、鉄、モリブデンか ら選ばれたの1種以上の金属との金属錯体よりなる消臭機能を有する消臭剤ある いは該消臭剤とパルプとの混合物からなる消臭剤の層の少なくとも片面に透湿性 の不織布及び/又は透湿防水シートが積層されたペット用シート及び該シートを 使用したペット用衣装、ペット用寝具、ペット用自動車座席、ペットの死骸用覆 布、ペット用袋、ペット小屋を提供するものである。
【0005】 本考案に使用される消臭剤としては、ハルプ、レ−ヨン、木綿等の形状を有す るセルロ−ス繊維にカルボキシル基、アルデヒト基、スルホニル基を導入した繊 維状のセルロ−ス誘導体と銅、コバルト、亜鉛、鉄、マンガン、モリブデン等の 金属を反応させ合成した金属セルロ−ス金属錯体、あるいはこれとパルプとの混 合物が挙げられる。繊維状を形成するためには、置換度はピラノ−ス環単位にた いし化学当量で0.05〜1.0当量の金属の配位した錯体が好ましく、また錯 体を形成する金属としては単独の化合物でも良いし、複数の金属の組み合わせで も良い。カルボキシル基、アルデヒド基、スルホニル基を導入したセルロース誘 導体は、公知の方法により、例えば、アルカリ等により活性化された反応性セル ロ−スと有機酸ハロゲン化化合物、有機酸の酸無水物等との反応により、あるい はセルロ−ス繊維を酸化剤処理することにより製造される。 消臭剤は、抄紙することにより消臭紙として、あるいは成形して顆粒状・粉末 状として使用することができる。
【0006】 本考案では、上記繊維状消臭剤の性能向上のため悪臭成分と選択的に反応し消 臭機能を発現する化学物質等を上記繊維状消臭剤に滲み出すことや、欠落するこ とのない範囲ないで吸着させることもできる。 かかる化学物質としては、脂肪酸と銅、鉄、亜鉛、マンガン、コバルト、モリ ブデン等の金属錯体、カルボキシル基・カルボニル基・ヒドロキシル基・スルホ ニル基等を有する有機化合物と銅、鉄、亜鉛、マンガン、コバルト、モリブデン 等の金属よりなる有機化合物酸と金属イオンよりなる金属錯体化合物、グルタミ ンサン等のアミノ酸と銅、鉄、亜鉛、マンガン、コバルト、モリブデン等の金属 よりなる金属アミノ酸の錯体化合物等が挙げられる。 更に、上記の消臭素材の消臭機能に殆ど影響を与えない防ダニ剤、防虫剤、殺 菌剤あるいは芳香剤を共存させることによりペット用消臭シートにふさわしい機 能を付与し、より効果的なアメニティー機能を有するペット用シートとすること もできる。
【0007】 以下、図面を用いて本考案を詳しく説明する。 図1は本考案のペット用シート1の例であり、消臭剤の層2の両側に透湿性不 織布3と布4で積層したものである。消臭剤の層2は、シート状、顆粒状あるい は粉末状いずれでもよい。また、透湿性不織布3にかえて透湿防水シートを用い ることもでき、これらは両面に用いてもよい。 各々の層、2、3、4は縫製、接着、折合わせ等の単独或いは組み合わせ加工 により実用レベルの強度・取扱い易さをシートに付与することが出来る。 消臭剤の層2には、更に悪臭成分と選択的に反応して消臭機能を発現する化学 物質等を担持させて消臭機能を更に向上させることができる。 積層されたシートは必要な強度を維持するが、素材の組み合わせ等で比較的柔 らかく且つシートを使用する任意の形状に設定でき、またコンパクトな状態に折 り畳むことができ、消臭薬液の滲みだしや欠落による汚れの発生もないため運搬 ・保管・使用時に用いる消臭機能を有する簡便に取扱い可能なシートとして有効 である。 ペット用衣装、ペット用袋、ペット用寝具、ペットの死骸用覆布は、図1のペ ット用シート1を任意の形状で使用することができる。寝具とする場合は、シー ト1に更にふとん綿、発泡ウレタン等を積層することが好ましい。 覆布として用いる場合は、消臭剤の層2に殺菌作用を有する植物製油成分等を 必要量含浸させることにより、死骸の腐敗進行をおくらせたり、フィントンチッ ト等の芳香成分を担持させて、死骸の周りに清楚な香りを漂わせることもできる 。 ペット用小屋としては、小屋の床の一部にペット用シート1を使用したものを 例示することができる。この場合、ペット用シート1としては、消臭剤の層の片 面を透湿防水シートを用い積層したものが好ましい。 ペット用自動車座席は、ペットを収納する座席の内側にペット用シート1を粘 着剤で固定したものを例示することができる。
【0008】
【考案の効果】
本考案のペット用シート及び該シートを使用した製品は、消臭能力が大きくか つ防ダニ剤、殺虫剤、抗菌剤、芳香剤等を任意に併用できるために、充分な消臭 機能に加え、目的に応じた任意のアメニティー機能を付与することができ、目的 に適した商品を提供することができる。また消臭剤の滲みだしや欠落がなく、シ ートの保存、移動・使用中の汚れ発生がなく取扱いが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のペット用シートの例である。
【符号の説明】
1 ペット用シート 2 消臭剤の層 3 透湿性不織布 4 布

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルボキシル基、カルボニル基、スルホ
    ニル基のいずれかを有するセルロ−ス誘導体と銅、亜
    鉛、マンガン、コバルト、鉄、モリブデンから選ばれた
    1種以上の金属との金属錯体よりなる消臭機能を有する
    消臭剤あるいは該消臭剤とパルプとの混合物からなる消
    臭剤の層の少なくとも片面に透湿性不織布及び/又は透
    湿防水シートが積層されたペット用シート。
  2. 【請求項2】 消臭剤の層が該消臭剤成分とは反応しな
    い防ダニ剤、殺菌剤、殺虫剤あるいは芳香剤成分を担持
    した素材と複合したものである請求項1記載のペット用
    シート。
  3. 【請求項3】 請求項1及び2記載のペット用シートを
    衣装の一部としたペット用衣装。
  4. 【請求項4】 請求項1及び2記載のペット用シートを
    寝具の一部としたペット用寝具。
  5. 【請求項5】 請求項1及び2記載のペット用シートを
    小屋の一部としたペット小屋。
  6. 【請求項6】 請求項1及び2記載のペット用シートを
    自動車用座席の一部としたペット用自動車座席。
  7. 【請求項7】 請求項1及び2記載のペット用シートを
    死骸用覆布として用いるペットの死骸用覆布。
  8. 【請求項8】 請求項1及び2記載のペット用シートを
    袋状にしたペット用袋。
JP7366493U 1993-12-27 1993-12-27 ペット用シート Pending JPH0739393U (ja)

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JP7366493U JPH0739393U (ja) 1993-12-27 1993-12-27 ペット用シート

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JP7366493U JPH0739393U (ja) 1993-12-27 1993-12-27 ペット用シート

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JPH0739393U true JPH0739393U (ja) 1995-07-18

Family

ID=13524759

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JP7366493U Pending JPH0739393U (ja) 1993-12-27 1993-12-27 ペット用シート

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003007702A1 (fr) * 2001-07-10 2003-01-30 Ajinomoto Co., Inc. Matieres pour alimentation animale

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