JPH073927A - 壁面形成方法 - Google Patents

壁面形成方法

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Publication number
JPH073927A
JPH073927A JP7304093A JP7304093A JPH073927A JP H073927 A JPH073927 A JP H073927A JP 7304093 A JP7304093 A JP 7304093A JP 7304093 A JP7304093 A JP 7304093A JP H073927 A JPH073927 A JP H073927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall plate
wall
building
support member
fixing means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7304093A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiro Takeda
宣博 武田
Shinichi Okada
伸一 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOORI BIRUDO KK
Original Assignee
KOORI BIRUDO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KOORI BIRUDO KK filed Critical KOORI BIRUDO KK
Priority to JP7304093A priority Critical patent/JPH073927A/ja
Publication of JPH073927A publication Critical patent/JPH073927A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 建築物の外壁を構成する際に、壁面板を固定
支持するための支持部材が、壁面板によって完全に被覆
され美観を損なわないと共に、壁面板の間に施したシー
ル材の不備により万一雨水が侵入した場合にも、雨水が
建築物の内部に侵入することなく屋外に排出される、壁
面形成方法を得る。 【構成】 少なくとも水平方向の両端部に互いに他と対
向して突出する立ち上がり部2を備えた壁面板1と、立
ち上がり部2を受け止める支持部材が固定された支柱
と、立ち上がり部2を支持部材に固定するための固定手
段とからなり、固定手段が壁面板裏面の立ち上がり部2
が突出した側に於て使用され、壁面板1と支持部材が相
互に固定し、支持部材を壁面板1で覆うように施工する
壁面形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築物の壁面、特に外壁
を形成するのに適した壁面形成方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から工場生産された一定規格のコン
クリートパネル等からなる壁面板を、建築物のI型鋼材
を利用して懸装固定し、建物の外壁を構成する方法が公
知である。そのような方法は、二つのI型鋼材の凹陥部
を対向させて設置し、それらの間に壁面板を挿入固定す
る形式で、I型鋼材は外部に露出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来法によると、壁面
板を支持するための構造材であるI型鋼材が、壁面板と
壁面板の間に露出するため、壁面板とI型鋼材の間にシ
ールを施した場合にも、完成した壁面の内部への浸水が
発生しやすいと共に、外部に露出したI型鋼材は壁面の
仕上がりを美的に損なうものであり、また、壁面板の規
格寸法も大きく取り扱いが誠に不便であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】凹陥部を対向させて設置
したI型鋼材によって壁面板の水平方向の両端部を支持
する従来の形式を改め、施工完了時に壁面板が支持部材
を覆い隠すようにし、従来のごとくI型鋼材が壁面に露
出する事を避ける。
【0005】そのために使用される支持部材は、建築物
の外壁を施工する場合には、建築物の外部に向かって開
口した断面を有するU字型鋼材若しくはこれに類する形
状の鋼材を利用し、その外部に向かって突出する脚縁に
壁面板を固定することにする。
【0006】このような支持部材に壁面板を固定するに
は、少なくとも壁面板の水平方向の両端部に建築物の屋
内側に向かって突出する立ち上がり部を設置し、その立
ち上がり部と支持部材を、例えばボルトとナット、また
必要に応じてアングル金具のごとき固定手段を利用して
相互に固定する。
【0007】これら各部品の構成は任意であるが、固定
手段としては立ち上がり部から突出するボルトが簡単且
つ有効であり、支持部材の透孔に挿通されたボルトの突
出端部をナットで締め上げて、壁面板を支持部材に固定
する方法が望ましい。或は立ち上がり部に埋設した螺孔
にボルトを螺入する方法も採用できる。また、必要に応
じては、ボルトやナットを使用せず、固定手段を適当な
突杆とし、突杆と支持部材の間に楔を打ち込むことによ
って固定を行うことも可能である。
【0008】立ち上がり部は、例えばコンクリートを主
成分とするガラス補強合成体からなる壁面板と一体に形
成しても良いし、壁面板とは別個の材料からなる立ち上
がり部を壁面板から突出させても良い。
【0009】
【第一の実施例】図面に従って本発明方法の第一の実施
例を説明すると、図1及び図2に示されているのは固定
手段3、立ち上がり部2を備えた壁面板1であり、この
実施例の場合には壁面板1の水平方向の両端部に立ち上
がり部2が壁面板1と一体にガラス補強コンクリートに
よって成型されている。固定手段3は、立ち上がり部2
に成型時に埋設されたプラグ4に螺着されたボルト及び
該ボルトに螺着されるナットからなっている。この場
合、固定手段3は壁面板1の背面に於て壁面板1の本体
部分と平行に突出している。
【0010】図1に示した実施例に於ては、壁面板1の
垂直方向の一方の端部には凸縁部5が、また他の一方の
端部には凹縁部6が設置されており、壁面板1を垂直方
向に連接した場合、下方の壁面板1の凸縁部5が上方の
壁面板1の凹縁部6に陥入することになり、それらの間
にシール材を施すことによって、壁面板1の垂直方向の
防水処理が容易且つ迅速に行える。
【0011】図3に示されているのは壁面板1を支持す
るための構造材であり、7は鋼材等からなる支柱、8は
支柱7に固定された支持部材である。図示のごとく支持
部材8は断面がU字型を呈しており、支持部材8の二つ
の脚縁8a・8aには、壁面板1の固定手段3を受け入
れる透孔9・9が穿設されている。
【0012】透孔9の形状は各種のものが考えられる
が、図示の実施例においては透孔9が脚縁8aの縁部に
開口部9aを備えており、開口部9aが固定手段3の通
過を許すように設置されている。
【0013】これらを使用して壁面を形成するには、ま
ず支持部材8を定められた間隔で設置し、二つの支持部
材8に対して一個の壁面板1を懸吊しつつ、その固定手
段3を支持部材8の脚縁8aに設置された開口部9aを
通過させて透孔9に挿通する。然る後に透孔9の外部に
突出した固定手段3の端部にナット10を螺着し、支持
部材8の外側から固定手段3を締め上げ、壁面板1を支
持部材8に固定する。
【0014】そのようにして固定された壁面板1と支持
部材8の平面図は図4に示す通りであり、一個の支持部
材8の二つの脚縁8a・8aにそれぞれ固定された隣接
する立ち上がり部2・2の間にシール材11が施されて
いる。
【0015】上下に隣接する壁面板1の間のシールは凸
縁部5と凹縁部6の間に施されたシール材により、また
左右に隣接する壁面板1の間のシールは図4に示すごと
きシール材11により達成されるので、壁面板1の外表
面から内表面への雨水の浸透は完全に防御されるが、本
発明方法による支持部材8の構造とそれに対する壁面板
1の取付方法によって、支持部材8の付近に雨水が侵入
した場合にも、全ての雨水は支持部材8のU字型鋼材に
よって受け止められ、支持部材8に沿って下方へ導かれ
るので、建築物内部に雨水侵入の恐れはない。
【0016】
【第二の実施例】図5に示す第二の実施例においては、
第一の実施例において支柱7に固定されていた支持部材
8に換えて平板からなる支持板8’を支柱7に固定し、
更に第一の実施例において支持部材8が有していた脚縁
8aに換えて、アングル8a’を使用する。
【0017】支持板8’とアングル8a’にはそれぞれ
ボルトからなる固定部材3を挿通するための孔Hが穿設
されており、孔Hは固定の際の微調整が可能なように、
必要な方向へ長さを有する長孔とされている。
【0018】本実施例においては、支柱7に固定された
支持板8’に、ボルトとナットを使用してアングル8
a’を固定し、これらアングルの一辺を突出させて第一
の実施例の脚縁8aに換えることにする。
【0019】アングル8a’の孔Hに挿通したボルトか
らなる固定手段3を壁面板1の立ち上がり部2に埋設さ
れたプラグ4に螺着することにより、壁面板1を支持部
材8’に固定するが、アングル8a’と立ち上がり部2
の間にはパッキンPを介在させるとともに、支持板8’
とアングル8a’によって形成されるチャンネル部12
を水抜き樋13によって被覆し、隣接する壁面板1、1
の間に施したシール材11及び裏打ち材14の防水作用
を補助する。
【0020】この第二の実施例によると、第一の実施例
に示した支持部材8をより簡単に製造できると共に、壁
面板1の固定の際の融通性が増加し、作業がより容易に
行えることになる。
【0021】以上の二つの実施例においては、少なくと
も壁面板1の水平方向の両端部に立ち上がり部2が設置
された例が示されたが、壁面板の水平方向の長さ若しく
はその重量の要求に従って、壁面板1の両端部以外の個
所に立ち上がり部2を更に設置することも任意である。
【0022】
【発明の効果】以上のごとく本発明方法によると、壁面
板により支持部材を完全に覆い隠した体裁の良い壁面を
得ることができ、雨水の侵入に対して確実な防護が可能
な壁面形成ができる効果があり、壁面板の単価も従来品
に比較して大幅に廉価なものにできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例による、本発明方法の使用に適し
た壁面板の斜視図である。
【図2】図1に示したものの縮尺を変えた平面図であ
る。
【図3】第一の実施例による、本発明方法に使用するに
適した支持部材の斜視図である。
【図4】第一の実施例によって形成した壁面の支持部材
付近の平面図である。
【図5】第二の実施例によって形成した壁面の支持部材
付近の平面図である。
【図6】第二の実施例に使用するアングルの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 壁面板 2 立ち上がり部 3 固定部 4 プラグ 5 凸縁部 6 凹縁部 7 支柱 8 支持部材 8’ 支持板 8a 脚縁 8a’ アングル 9 透孔 9a 開口部 10 ナット 11 シール材 12 チャンネル部 13 水抜き樋 14 裏打ち材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱に固定された支持部材と、 少なくとも水平方向の両端部に前記支持部材に対応して
    突出する立ち上がり部を有する壁面板と、 前記壁面板の前記立ち上がり部を支持部材に固定するた
    めの固定手段とからなり、 固定手段が壁面板裏面の立ち上がり部が突出した側にお
    いて使用されることを特徴とする壁面形成方法。
  2. 【請求項2】壁面板がコンクリートパネルにより構成さ
    れた事を特徴とする請求項1記載の壁面形成方法。
  3. 【請求項3】壁面板と立ち上がり部がコンクリートパネ
    ルにより一体に形成された事を特徴とする請求項1記載
    の壁面形成方法。
  4. 【請求項4】壁面板が水平方向の両端部以外にも立ち上
    がり部を備えたことを特徴とする請求項1記載の壁面形
    成方法。
JP7304093A 1993-03-08 1993-03-08 壁面形成方法 Pending JPH073927A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7304093A JPH073927A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 壁面形成方法

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JP7304093A JPH073927A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 壁面形成方法

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JPH073927A true JPH073927A (ja) 1995-01-06

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JP7304093A Pending JPH073927A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 壁面形成方法

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