JPH073921B2 - 導波管帯域通過ろ波器 - Google Patents
導波管帯域通過ろ波器Info
- Publication number
- JPH073921B2 JPH073921B2 JP62310875A JP31087587A JPH073921B2 JP H073921 B2 JPH073921 B2 JP H073921B2 JP 62310875 A JP62310875 A JP 62310875A JP 31087587 A JP31087587 A JP 31087587A JP H073921 B2 JPH073921 B2 JP H073921B2
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- JP
- Japan
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- waveguide
- pass filter
- resonator
- waveguide band
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/207—Hollow waveguide filters
- H01P1/208—Cascaded cavities; Cascaded resonators inside a hollow waveguide structure
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、マイクロ波およびミリ波に使用される導波管
帯域通過ろ波器に関し、特に、高次モード阻止機能を備
えた導波管帯域通過ろ波器に関する。
帯域通過ろ波器に関し、特に、高次モード阻止機能を備
えた導波管帯域通過ろ波器に関する。
［従来の技術］ 従来の導波管帯域通過ろ波器は、ろ波器を構成するサセ
プタンスを実現するために、Ｅ面方向の寸法を小さくす
る容量性窓や、Ｈ面方向の寸法を小さくする誘導性窓
や、アイリスを用い、それらのサセプタンスをλg/2の
距離において帯域通過ろ波器を構成していた。
プタンスを実現するために、Ｅ面方向の寸法を小さくす
る容量性窓や、Ｈ面方向の寸法を小さくする誘導性窓
や、アイリスを用い、それらのサセプタンスをλg/2の
距離において帯域通過ろ波器を構成していた。
第４図は従来の誘導性窓を用いた導波管帯域通過ろ波器
の正面図、第５図は第４図の導波管帯域通過ろ波器にお
けるA1−A2横断面図、第６図は第４図の導波管帯域通過
ろ波器におけるB1−B2側断面図である。
の正面図、第５図は第４図の導波管帯域通過ろ波器にお
けるA1−A2横断面図、第６図は第４図の導波管帯域通過
ろ波器におけるB1−B2側断面図である。
同図において、11は導波管帯域通過ろ波器共振器部、12
は入出力導波管開口端、13は共振器開口部（誘導性窓）
である。
は入出力導波管開口端、13は共振器開口部（誘導性窓）
である。
ところで、このような帯域通過ろ波器は、ある特定の帯
域の信号のみを伝送するために使用されるのであるが、
信号にはスプリアス成分としてその基本波の二倍波が含
まれることが多い。しかしながら、帯域通過ろ波器は、
二倍波などの高次モードに対しても基本波同様に通過特
性を有しているため、二倍波を阻止することはできな
い。
域の信号のみを伝送するために使用されるのであるが、
信号にはスプリアス成分としてその基本波の二倍波が含
まれることが多い。しかしながら、帯域通過ろ波器は、
二倍波などの高次モードに対しても基本波同様に通過特
性を有しているため、二倍波を阻止することはできな
い。
このため、従来の導波管帯域通過ろ波器では、スプリア
ス成分である二倍波を阻止するため、導波管帯域通過ろ
波器に低域通過ろ波器を接続していた。
ス成分である二倍波を阻止するため、導波管帯域通過ろ
波器に低域通過ろ波器を接続していた。
［解決すべき問題点］ 上述した従来の導波管帯域通過ろ波器は、二倍波を阻止
するためには、さらに低域通過ろ波器を接続する必要が
あったため、回路が複雑になり小型化や軽量化しにくい
という問題点があった。
するためには、さらに低域通過ろ波器を接続する必要が
あったため、回路が複雑になり小型化や軽量化しにくい
という問題点があった。
本発明は、上記問題点にかんがみてなされたもので、二
倍波などの高次モードを阻止する低域通過特性を備えた
導波管帯域通過ろ波器の提供を目的とする。
倍波などの高次モードを阻止する低域通過特性を備えた
導波管帯域通過ろ波器の提供を目的とする。
［問題点の解決手段］ 上記目的を達成するため、本発明の導波管帯域通過ろ波
器は、導波管中の金属板に、ハイインピーダンス部とロ
ーインピーダンス部とを一体的に組み合わせて共振器を
形成するとともに、この共振器を二個以上設け、それぞ
れλg/4の間隔で従属接続して備えた構成としてある。
器は、導波管中の金属板に、ハイインピーダンス部とロ
ーインピーダンス部とを一体的に組み合わせて共振器を
形成するとともに、この共振器を二個以上設け、それぞ
れλg/4の間隔で従属接続して備えた構成としてある。
［実施例］ 以下、図面にもとづいて本発明の実施例を説明する。
第１図は本発明の一実施例に係る導波管帯域通過ろ波器
の正面図、第２図は第１図の導波管帯域通過ろ波器にお
けるA1−A2横断面図、第３図は第１図の導波管帯域通過
ろ波器におけるB1−B2側断面図である。
の正面図、第２図は第１図の導波管帯域通過ろ波器にお
けるA1−A2横断面図、第３図は第１図の導波管帯域通過
ろ波器におけるB1−B2側断面図である。
同図において、１は導波管帯域通過ろ波器共振器部（共
振器）、２は入出力導波管開口端である。
振器）、２は入出力導波管開口端である。
ここで、導波管帯域通過ろ波器共振器部（共振器）１
は、導波管の横幅（ａ），高さ（ｂ）の寸法を有する金
属板に、ハイインピーダンス部とローインピーダンス部
とを組み合わせて一体的に構成されている。
は、導波管の横幅（ａ），高さ（ｂ）の寸法を有する金
属板に、ハイインピーダンス部とローインピーダンス部
とを組み合わせて一体的に構成されている。
上記構成からなる導波管帯域通過ろ波器では、導波管帯
域通過ろ波器共振器部（共振器）１が、帯域外における
伝搬、すなわち高次モードの伝搬を阻止する低域通過特
性を有している。このため、従来の導波管帯域通過ろ波
器のように、さらに低域通過ろ波器を接続する必要はな
くなることになる。
域通過ろ波器共振器部（共振器）１が、帯域外における
伝搬、すなわち高次モードの伝搬を阻止する低域通過特
性を有している。このため、従来の導波管帯域通過ろ波
器のように、さらに低域通過ろ波器を接続する必要はな
くなることになる。
このように本実施例では、Ｅ面方向の寸法を小さくする
容量性窓や、Ｈ面方向の寸法を小さくする誘導性窓や、
アイリスの代わりに、ハイインピーダンス部とローイン
ピーダンス部とで構成された共振器をλg/4の間隔で設
置して導波管帯域通過ろ波器を構成している。
容量性窓や、Ｈ面方向の寸法を小さくする誘導性窓や、
アイリスの代わりに、ハイインピーダンス部とローイン
ピーダンス部とで構成された共振器をλg/4の間隔で設
置して導波管帯域通過ろ波器を構成している。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、要
旨の範囲内における種々変形例を含むものである。例え
ば、上述の実施例では、ハイインピーダンス部とローイ
ンピーダンス部とをＥ面寸法を変化させて構成している
が、誘電率の異なる窓を複数枚組み合わせて構成するこ
ともできる。
旨の範囲内における種々変形例を含むものである。例え
ば、上述の実施例では、ハイインピーダンス部とローイ
ンピーダンス部とをＥ面寸法を変化させて構成している
が、誘電率の異なる窓を複数枚組み合わせて構成するこ
ともできる。
［発明の効果］ 以上説明したように本発明は、ハイインピーダンス部と
ローインピーダンス部を一体的に構成してなる複数の共
振器をλg/4の間隔で従属接続して構成することによ
り、単独で高次モードを阻止することができ、回路の簡
素化を図るとともに小型化、軽量化が可能となる導波管
帯域通過ろ波器を提供できるという効果がある。
ローインピーダンス部を一体的に構成してなる複数の共
振器をλg/4の間隔で従属接続して構成することによ
り、単独で高次モードを阻止することができ、回路の簡
素化を図るとともに小型化、軽量化が可能となる導波管
帯域通過ろ波器を提供できるという効果がある。
しかも、構成部品が少ないので製造価格を低減すること
ができるという効果もある。
ができるという効果もある。
第１図は本発明の一実施例に係る導波管帯域通過ろ波器
の正面図、第２図は第１図の導波管帯域通過ろ波器にお
けるA1−A2横断面図、第３図は第１図の導波管帯域通過
ろ波器におけるB1−B2側断面図、第４図は従来の誘導性
窓を用いた導波管帯域通過ろ波器の正面図、第５図は第
４図の導波管帯域通過ろ波器におけるA1−A2横断面図、
第６図は第４図の導波管帯域通過ろ波器におけるB1−B2
側断面図である。 1:導波管帯域通過ろ波器共振器部
の正面図、第２図は第１図の導波管帯域通過ろ波器にお
けるA1−A2横断面図、第３図は第１図の導波管帯域通過
ろ波器におけるB1−B2側断面図、第４図は従来の誘導性
窓を用いた導波管帯域通過ろ波器の正面図、第５図は第
４図の導波管帯域通過ろ波器におけるA1−A2横断面図、
第６図は第４図の導波管帯域通過ろ波器におけるB1−B2
側断面図である。 1:導波管帯域通過ろ波器共振器部
Claims (2)
- 【請求項１】導波管中の金属板に、ハイインピーダンス
部とローインピーダンス部とを一体的に組み合わせて共
振器を形成するとともに、この共振器を二個以上設け、
それぞれλg/4の間隔で従属接続したことを特徴とする
導波管帯域通過ろ波器。 - 【請求項２】前記共振器のハイインピーダンス部とロー
インピーダンス部が、導波管中の金属板のＥ面寸法を変
化させて構成されるものである特許請求の範囲第１項記
載の導波管帯域通過ろ波器。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62310875A JPH073921B2 (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 導波管帯域通過ろ波器 |
| EP88311641A EP0320268A1 (en) | 1987-12-10 | 1988-12-08 | Waveguide band-pass filter |
| US07/281,556 US4849724A (en) | 1987-12-10 | 1988-12-08 | Waveguide band-pass filter |
| CA000585456A CA1290826C (en) | 1987-12-10 | 1988-12-09 | Waveguide band-pass filter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62310875A JPH073921B2 (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 導波管帯域通過ろ波器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01152801A JPH01152801A (ja) | 1989-06-15 |
| JPH073921B2 true JPH073921B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=18010437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62310875A Expired - Lifetime JPH073921B2 (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 導波管帯域通過ろ波器 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4849724A (ja) |
| EP (1) | EP0320268A1 (ja) |
| JP (1) | JPH073921B2 (ja) |
| CA (1) | CA1290826C (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5430342A (en) | 1993-04-27 | 1995-07-04 | Watson Industries, Inc. | Single bar type vibrating element angular rate sensor system |
| JPH0750501A (ja) * | 1993-08-04 | 1995-02-21 | Nec Corp | 導波管型帯域通過濾波器 |
| US5407904A (en) * | 1993-08-13 | 1995-04-18 | Das; Satyendranath | High Tc superconducting high power filters |
| EP1492194A1 (en) * | 2003-06-24 | 2004-12-29 | BSC Filters Ltd | Bandpass filter and diplexer |
| GB2456043B (en) | 2007-12-28 | 2011-11-30 | Furuno Electric Co | Harmonic suppression resonator, harmonic propagation blocking filter, and radar apparatus |
| JP5781474B2 (ja) * | 2012-07-10 | 2015-09-24 | アンリツ株式会社 | ミリ波帯フィルタおよびその共振周波数可変方法 |
| US9184486B2 (en) | 2011-11-30 | 2015-11-10 | Anritsu Corporation | Millimeter waveband filter and method of varying resonant frequency thereof |
| JP5499080B2 (ja) * | 2012-05-23 | 2014-05-21 | アンリツ株式会社 | ミリ波帯フィルタおよびその製造方法 |
| JP6196793B2 (ja) * | 2013-03-28 | 2017-09-13 | アンリツ株式会社 | ミリ波帯スペクトラム解析装置 |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2518092A (en) * | 1945-07-24 | 1950-08-08 | Philco Corp | Ultra high frequency band-pass circuits |
| GB905813A (en) * | 1960-04-21 | 1962-09-12 | Cossor Ltd A C | Improvements in and relating to wave guide filters |
| GB1199780A (en) * | 1967-07-13 | 1970-07-22 | Gen Electric & English Electri | Improvements in or relating to Waveguide Filters |
| DE2001487A1 (de) * | 1970-01-14 | 1971-07-22 | Siemens Ag | Verzoegerungsleitung fuer Wanderfeldroehren |
| FR2119146A5 (ja) * | 1970-12-22 | 1972-08-04 | Thomson Csf | |
| US3845422A (en) * | 1973-04-17 | 1974-10-29 | Microwave Dev Labor | Stop band filter |
| FR2258080B1 (ja) * | 1974-01-15 | 1978-06-09 | Cgr Mev | |
| FR2487587A1 (fr) * | 1980-07-22 | 1982-01-29 | Thomson Csf | Filtre passe-bande hyperfrequence realise en guide d'ondes |
| FR2525835A1 (fr) * | 1982-04-27 | 1983-10-28 | Thomson Csf | Filtre passe-bande a resonateurs lineaires, auquel est associee une fonction coupe-bande |
| JPS598401A (ja) * | 1982-07-06 | 1984-01-17 | Toshiba Corp | 高調波抑圧フイルタ |
| DE3536001A1 (de) * | 1985-10-09 | 1987-04-09 | Ant Nachrichtentech | Daempfungs- und laufzeitentzerrer fuer ein hohlleiterfilter |
-
1987
- 1987-12-10 JP JP62310875A patent/JPH073921B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-12-08 US US07/281,556 patent/US4849724A/en not_active Expired - Fee Related
- 1988-12-08 EP EP88311641A patent/EP0320268A1/en not_active Withdrawn
- 1988-12-09 CA CA000585456A patent/CA1290826C/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CA1290826C (en) | 1991-10-15 |
| EP0320268A1 (en) | 1989-06-14 |
| US4849724A (en) | 1989-07-18 |
| JPH01152801A (ja) | 1989-06-15 |
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