JPH0739059Y2 - 光デイスク - Google Patents

光デイスク

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JPH0739059Y2
JPH0739059Y2 JP1987052999U JP5299987U JPH0739059Y2 JP H0739059 Y2 JPH0739059 Y2 JP H0739059Y2 JP 1987052999 U JP1987052999 U JP 1987052999U JP 5299987 U JP5299987 U JP 5299987U JP H0739059 Y2 JPH0739059 Y2 JP H0739059Y2
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JP
Japan
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disc
optical disc
protective layer
protective
optical
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JP1987052999U
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JPS63161426U (ja
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崇 阿部
郁男 尾崎
一展 島
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Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、光学的に情報が記録された光ディスクに関
し、特に端の断面形状に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕 一般に光学的に情報が記録された光学式ディスクは、第
3図に示す如く、ディスク基盤1、反射層2、保護層3
などより構成されてあり、端の断面形状は、垂直をして
おり、反射面の直径bと読取り面側の直径aとは、a=
bとなっている。
しかしこのような断面形状を有するディスクを製造する
場合、保護層3を形成するため保護膜コーティングを行
なうと、端部から、保護剤の一部がとび出してとび出し
部5を形成し、読み取り面に回り込んで、不良の原因に
なる場合があり、そのため保護コードの条件やUVラッカ
ーなどの保護剤の量や粘度を厳しく管理する必要があっ
た。
また第4図に示す如く、光学式ディスクの端の断面形状
を一定の角度を持って傾斜すうようにして、a<bの関
係にしたものが使用されているが、この場合、保護コー
トの読取り面への回り込みは垂直面に対していちぢるし
く防止出来るが、このような形状のディスク基盤を成形
する場合、成形技術上どうしても、バリ6が発生しやす
くなり、前記同様に不良の原因となっていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は以上の如くの現況に鑑みてなされたものであ
り、 光ディスクにおける読み取り面の直径aに対して反射面
の直径が、a<bの関係にあり、かつ基盤の外周端の断
面が垂直部分を有してしる形状となっている様にするこ
とで、 その製造工程において反射膜或いは光記録面を保護する
保護膜が読み取り面に回り込むことによる不良を防止で
きるようにした、光ディスクを提供するものである。
〔実施例〕
以下本考案について、図面を基により詳細に説明する。
本考案の光学的ディスクは、第1図に示す如く、透明な
ディスク基盤1上に情報部であるピットが形成され、さ
らに反射層2が、該ピット上に設けられ、そして、保護
層3がコーティングされてなるものである。
該、ディスク基盤1は、ポリカーボネート、ポリメチル
アクリレートなどの光学的透明性の優れた材料により構
成されてあり、また該ピットは情報でデジタル化して記
録されてあるもので、コンパクトディスク方式の場合
は、深さ0.1μ程度のものである。また該反射層2はア
ルミなどの金属を蒸着させたものであり、また保護層3
は、反射層2を保護するためUVラッカーなどをコーティ
ングしたものである。
ディスク外周部の断面形状はディスク面に対して垂直な
部分d、eと一定の角度で傾斜していて,逆テーパー8
を形成するfの部分より構成されてある。ここでdとe
の高さはfより少さく設定されてある。このことにより
読み取り面A側の直径aは、反射側の直径bよりも多少
小さく、a<bの関係になっている。このことによりデ
ィスクを製造する際の保護膜をスピンコーターでコーテ
ィングする際ディスク基盤の厚み外周(C)の反射膜外
周端面を包含した上部端部で膜切れが起きやすく図3の
様に信号の読み取り面(A方向)までコーティング剤が
回り込みにくいため、保護膜コートのためのスピンコー
トが容易で、条件も安定しやすい。その結果、高速で安
定した光ディスクの複製(レプレケーション)が可能と
なる。
また、図2に示した様にディスクの外周部において
(C)=(d)+(f)+(e)において、(e)、
(d)>(f)の関係でも上記効果が得られる。図1に
おいて、d及びeが外周端面において、(a)及び
(b)の面に垂直であることは、こられのディスクを射
出成形法により高速、高圧で樹脂を金型内に注入し信号
を転写しながら基盤を作るレプリケーション法を用いて
いるためによる。この金型では、高圧、高速で樹脂が充
填されるため、特に金型の合せ部(パーティングライ
ン)では、その部分が互いに垂直方向で交差しているこ
とが望ましく角度をもって交差している場合金型内部に
充填された樹脂圧力で金型が開きやすくバリと言う樹脂
のとび出し部5が生じやすい。
また、本考案によるディスク形状では図1、あるいは図
2に示した様にディスク反射面bとcのコーナー部が保
護膜でおおわれるため、金属膜などのの耐喰性の劣る反
射膜のエッジ部も保護されることにより、反射膜のエッ
ジプロテクトが可能となりディスクの耐候性、耐喰性も
同時に向上される。
〔効果〕
本考案は以上の如くであり、光ディス周縁部の断面を逆
テーパー部と上下両端の垂直部より成るようにすること
で、保護層コーティングの際の保護剤の回り込みがなく
なり、また垂直面のdの部分に保護層を満たすようにす
ることで、反射層の耐腐食性にすぐれたものとなって一
段と品質の向上した光ディスクとなるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案による光ディスクを示す断面
の説明図、第3図及び第4図は従来の光ディスクを示す
断面の説明図。 1……ディスク基盤 2……反射膜 3……保護層 4……光ディスク 5……保護剤とび出し 6……バリ 7……垂直部分 8……逆テーパー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明なディスク基盤と、反射層、保護層な
    どを有する光学的に情報が記録された光ディスクにおい
    て、 該ディスクの外周の断面形状が、読取り面に対して逆テ
    ーパー部を有しかつ上下両端部が垂直になっていること
    を特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】前記反射層側の垂直部分に保護層が設けら
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の光ディスク。
JP1987052999U 1987-04-08 1987-04-08 光デイスク Expired - Lifetime JPH0739059Y2 (ja)

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JP1987052999U JPH0739059Y2 (ja) 1987-04-08 1987-04-08 光デイスク

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JPS63161426U JPS63161426U (ja) 1988-10-21
JPH0739059Y2 true JPH0739059Y2 (ja) 1995-09-06

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