JPH0739022A - 大型ビル配線スペース内に設置されるユニット化電源機器 - Google Patents

大型ビル配線スペース内に設置されるユニット化電源機器

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JPH0739022A
JPH0739022A JP5176816A JP17681693A JPH0739022A JP H0739022 A JPH0739022 A JP H0739022A JP 5176816 A JP5176816 A JP 5176816A JP 17681693 A JP17681693 A JP 17681693A JP H0739022 A JPH0739022 A JP H0739022A
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JP
Japan
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transformer
power supply
unit
unitized
circuit breaker
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Pending
Application number
JP5176816A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Kawasumi
河角真人
Mutsuo Kosaka
小坂睦夫
Hiroshi Inoue
博 井上
Eiji Fukuda
福田英治
Mineko Oda
小田美峰子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Fuji Electric Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Fuji Electric Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Fuji Electric Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気配線スペースの省スペース化、配線の簡
素化、、保守管理の容易化を図るとともに、無停電増設
を可能にする。 【構成】 機器取り付け用支持材を渡してフレーム組み
した機器収納架台に、開閉器、トランス、分岐盤等の機
器を取り付けてユニット化し、ビル配線スペース内に設
置するようにしたこと、また、機器収納架台にフレーム
組したケーブル引出し架を重ねて設置したことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大規模ビルの配電システ
ムにおいて使用される電源機器に関し、特に電気配線用
パイプスペース(EPS)内に設置されるタイトランス
および周辺機器をユニット化した電源機器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、特高受電による大規模事務所ビ
ル等では、変電室より各EPSまでは高圧もしくは41
5Vで配電し、EPS内でタイトランスにより210〜
105Vに降圧してコンセント等に電源供給している。
このような従来の415V配電システムを図8,図9に
より説明する。図8において、EPS1内には、例えば
20KVAトランス2、電話回線等の弱電ケーブルラッ
ク3、電力用幹線用の強電ケーブルラック4が奥側に設
置され、前面側には共用分電盤5、端子盤6、2次側分
岐盤7、1次側開閉器盤8等が設置されている。これら
の配線図を図9により説明すると、3層3線415Vが
幹線を通して供給され、EPS1内の強電ケーブルラッ
ク4から1次側開閉器盤8の手元開閉器を通してトラン
ス2に供給され、トランス2で1層3線210〜105
Vに降圧し、2次側分岐盤7を通して当該EPS以外の
分電盤12に供給され、各テナントに電源供給されてい
る。なお、分岐盤7からそれぞれ供給される電力はワッ
トアワーメータ11により計量されるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の41
5V配電システムにおいては、幹線分岐より手元開閉
器、タイトランス、分岐盤の3つの機器を通してテナン
トに電源供給されており、各機器は分離して別個に配置
されているため、図8に示す例においては、幅を360
0cmもとってしまうという問題があった。また、各機
器を接続する配線が錯綜して保守管理上好ましいもので
はなかった。
【0004】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、EPS内の開閉器、タイトランス、分岐盤等の機器
をユニット化することにより省スペース化を図ると共
に、配線を簡素化し、保守管理を容易にすると共に、電
源容量の増設に際して無停電で増設を行うことができる
大型ビル配線スペース内に設置されるユニット化電源機
器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のユニット化電源
機器は、機器取り付け用支持材を渡してフレーム組みし
た機器収納架台に、開閉器、トランス、分岐盤等の機器
を収納取り付けてユニット化したことを特徴とする。ま
た、本発明は、機器収納架台にフレーム組したケーブル
引出し架を重ねて設置したことを特徴とする。また、本
発明は、更に遠隔監視用端子台を取り付けたことを特徴
とする。また、本発明は、配線接続部を端子カバー付き
としたことを特徴とする。また、本発明は、機器収納架
台の底部に架台を回転または移動させるための手段を設
けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明は1次側開閉器、タイトランス、分岐盤
等の機器をユニット化してEPS内に設置するようにし
たものであり、各機器が一体化されるため、EPSの幅
を大幅に狭くして省スペース化を図り、またユニット化
する機器のフレームの寸法を標準化し、トランス容量に
バリエーションを持たせることにより2段重ねの組み合
わせを自由にして無停電での増設を可能とし、さらに操
作前面の充電部分の露出を無くすことにより安全性の向
上を図る。また、機器をユニット化することにより、生
産性、信頼性、施工性を高めることも可能となる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の1実施例を示す図で、図1
(a)は正面図、図1(b)は右側面図である。本実施
例は、図9において、実線で囲んだ手元開閉器8、トラ
ンス2、分岐盤7をユニット化したもので、フレーム2
1に複数の取り付け用支持材22を渡し、これに1次側
開閉器(MCB)23、2次側開閉器24、ワットアワ
ーメータ26等を取り付け、中央部にトランス25を配
置したものである。このようにユニット化した電源機器
は、フレーム組のみとして4周のパネルは用いておら
ず、ブレーカの取り付け面のみアクリルパネルを貼り、
トランスは乾式でケースなしタイプのものとしている。
なお、図1(b)の400V分岐ボード(TB)27に
は、将来増設用として1次側分岐ブレーカを取り付けて
おく。
【0008】このように開閉器、タイトランス、分岐盤
をユニット化することにより図8で説明した2次側分岐
盤7、1次側開閉器盤8がユニット化電源機器20に組
み込まれてしまうため、図2の平面図で示すように奥行
きは同じであるものの、その分の幅を狭くし、600c
m程(約15%)幅を狭くすることができる。
【0009】なお、本実施例におけるユニット化電源機
器において、前面、右側面をメンテナンススペースとし
て必要とするが、EPSの納まりによってはTBとトラ
ンスの接続端子を対照に設けることにより前面左側面を
メンテナンススペースとすることも可能である。また、
ユニットはパネルで囲われていないため、側面等充電部
が露出しているので、事故防止対策としてEPS内は専
用区画とし、常時扉には鍵をかけておく必要がある。
【0010】図3は本発明のユニット化電源機器の他の
実施例を示す図である。本実施例においては、図3
(b)の右側面図に示されているように、遠隔監視用端
子台30を取り付け、ユニット化した電源機器の遠隔監
視に対応できるようにしたものであり、図3(a)の正
面図に示すようにワットアワーメータ26もパルス発振
器付として遠隔計測できるようになっている。このよう
な構成とすることにより、中央監視室等でEPS内での
電源機器の異常を監視することができる。また、狭いE
PS内での温度上昇に対し、換気扇連動接点を設けるこ
とにより換気を行うようにすることもできる。
【0011】図4は本発明のユニット化電源機器におけ
るケーブル引出しを説明する図である。図4(a)にお
いては、ユニットの側面のメンテナンススペース側に接
続端子が設けられているため、1次側ケーブル36、2
次側ケーブル37をユニットの上面を通し壁面取り付け
ケーブル支持材35に取り付けている。但しこの構成で
は電源容量を増やすためにトランスを増設するために2
段重ねするためにはケーブルが邪魔になる。そこで、図
4(b)に示すようにユニット20にケーブル引出し架
40を設置し、この中を通して配線を通すようにする。
もちろん、このケーブル引出し架もフレーム組のみとす
る。このような構成とすることにより、将来の2段重ね
もスムーズに施工することができ、使用中の電源機器を
稼働のまま増設工事ができるため、無停電の施工が可能
となる。
【0012】図5はトランス容量20KVAの場合の増
設したユニット化電源機器を示す図で、ケーブル架40
の上にユニット化電源機器20´を乗せて一体化して構
成している。図で25はトランス、25´は増設トラン
スを示しており、遠隔監視用端子台30´を用いて遠方
監視ができるようになっている。
【0013】図6はトランス容量30KVA、あるいは
50KVAの場合の増設ユニット取り付け時の状態を示
し、図5の場合と同様にケーブル引出し架40を用いて
その上に増設電源機器を乗せている。トランス容量20
KVAと50KVAのフレームの大きさを比較すると、
平面的には20KVAの場合は600mm×500m
m、50KVAの場合は600mm×600mmと奥行
き寸法で100mmしか違わないので、平面的なフレー
ム寸法を600mm×600mmで統一することにより
同じ架台で複数種類のトランスの組合わせを作ることが
可能である。
【0014】また、図1〜図4においては開閉器の配線
接続端子部が表面に出て、充電部が露出していたが、図
5、図6においては、開閉器を端子カバー付とすること
により端子部の充電部分を隠すようにして操作前面の安
全性を向上させている。
【0015】図7は本発明の他の実施例を示す図であ
る。大型ビルのシャフトスペースは狭く、設置上から保
守面は前面のみとなるため、ユニット化した場合の電源
機器の裏面側の修理等が困難となる。そこで、図7に示
すようにプレート50上に固定足51でユニット化電源
機器20を支持し、ユニット回転装置52を設けること
によりユニットを回転できる構造とすることにより、1
80°回転させることができ、裏面側を前面側において
保守することができる。もちろん、回転だけでなく、前
後左右に動ける構造としても良く、その場合キャスタ
ー、ネジ構造等を用いれば良く、このときケーブルを予
め余裕を持たせて配線させ、ユニットを回転あるいは移
動させた時にそれを吸収できるようにしておけば良い。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、EPS内
設置のタイトランス、その周辺機器をユニット化するこ
とにより在来工法に比べてコスト、スペース、施工性の
全ての面において改善することができ、また遠隔監視用
端子台を取り付けて中央で監視できるようにすることに
より、異常の早期発見、管理運営の簡素化が図れ、また
ユニット上面にケーブル引出し架を設置することによ
り、将来の増設工事をケーブルの取替えや停電を行うこ
となく実施することが可能となる。また、タイトランス
の平面スペースを小さくしてEPSの必要面積を縮小す
ることができ、また、フレームの大きさを標準化するこ
とによりトランスの多様化が図れ、端子カバー付開閉器
を使用することにより操作前面の安全性を向上させるこ
とが可能となる。また、ユニット電源機器の底面に回転
あるいは移動のためのキャスターやネジ等を取り付ける
ことによりユニット化電源機器を回転、あるいは移動可
能にして前面からの保守を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例を示す図で、同図(a)は
正面図、同図(b)は右側面図である。
【図2】 EPS内の機器の配置を説明する図である。
【図3】 本発明のユニット化電源機器の他の実施例を
示す図である。
【図4】 ケーブルの引出し架を設置したユニット化電
源機器を示す図である。
【図5】 トランス容量20KVAの場合の増設ユニッ
ト化電源機器を説明する図である。
【図6】 トランス容量30KVA、あるいは50KV
Aの場合の増設ユニット化電源機器を説明する図であ
る。
【図7】 回転可能にしたユニット化電源機器を説明す
る図である。
【図8】 EPS内の機器の配置の従来例を説明する図
である。
【図9】 EPS内の機器の配線図である。
【符号の説明】
20…ユニット化電源機器、21…フレーム、22…取
り付け用支持材、23…1次側開閉器、24…2次側開
閉器、25…トランス、26…ワットアワーメータ、2
7…400V分岐ボード、28…2次側分岐ボード、3
0…監視用端子台、40…ケーブル架、50…プレー
ト、51…固定足、52…ユニット回転装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02B 7/06 (72)発明者 井上 博 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設株 式会社内 (72)発明者 福田英治 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号富 士電機株式会社内 (72)発明者 小田美峰子 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号富 士電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器取り付け用支持材を渡してフレーム
    組みした機器収納架台に、開閉器、トランス、分岐盤等
    の機器を収納取り付けてユニット化したことを特徴とす
    る大型ビル配線スペース内に設置されるユニット化電源
    機器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の機器において、前記機器
    収納架台にフレーム組したケーブル引出し架を重ねて設
    置したことを特徴とするユニット化電源機器。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の機器において、
    遠隔監視用端子台を取り付けたことを特徴とする大型ビ
    ル配線スペース内に設置されるユニット化電源機器。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載機器において、配
    線接続部を端子カバー付きとしたことを特徴とする大型
    ビル配線スペース内に設置されるユニット化電源機器。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の機器において、
    機器収納架台の底部に架台を回転または移動させるため
    の手段を設けたことを特徴とする大型ビル配線スペース
    内に設置されるユニット化電源機器。
JP5176816A 1993-07-16 1993-07-16 大型ビル配線スペース内に設置されるユニット化電源機器 Pending JPH0739022A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000064020A1 (en) * 1999-04-19 2000-10-26 Giju Park Package type reception power transforming apparatus
JP2008533965A (ja) * 2005-03-17 2008-08-21 リッタル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト 配電盤装置若しくはラック装置
CN102122802A (zh) * 2009-12-03 2011-07-13 株式会社日立制作所 真空绝缘开关设备

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