JPH0738893A - ディジタルテレビジョン画像の送信又は記憶装置、ビデオレコーダー及び記憶媒体 - Google Patents

ディジタルテレビジョン画像の送信又は記憶装置、ビデオレコーダー及び記憶媒体

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JPH0738893A
JPH0738893A JP6123860A JP12386094A JPH0738893A JP H0738893 A JPH0738893 A JP H0738893A JP 6123860 A JP6123860 A JP 6123860A JP 12386094 A JP12386094 A JP 12386094A JP H0738893 A JPH0738893 A JP H0738893A
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JP6123860A
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With Peter H N De
ヘンドリック ネリス デ ウイス ピーター
Gestel Wilhelmus J Van
ヤコブス ファン ヘステル ウィルヘルムス
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
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    • H04N7/52Systems for transmission of a pulse code modulated video signal with one or more other pulse code modulated signals, e.g. an audio signal or a synchronizing signal
    • H04N7/54Systems for transmission of a pulse code modulated video signal with one or more other pulse code modulated signals, e.g. an audio signal or a synchronizing signal the signals being synchronous
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    • H04N9/8042Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components involving data reduction
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像を高い信頼性をもって送信し且つ比較的
簡単な受信機で復号できる、テレビジョン画像の送信又
は記憶装置と受信装置を提供する。 【構成】 各テレビジョン画像をピクセルブロックに分
割し、ピクセルの各ブロックを可変長コードワードの対
応するデータブロックにコード化する。このとき、デー
タブロックの余剰データを他のチャネルブロックに収容
し且つチャネルブロック中のデータの不足部分に他のデ
ータブロックの余剰データを満たしたデータブロックの
コードワードを、固定長の対応するチャネルブロックに
収容するフォーマット手段を具える。更にフォーマット
手段により、チャネルブロック中の余剰データの開始ア
ドレスを上記のチャネルブロックの所定の位置に収容す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタルテレビジョン
画像を送信もしくは記憶する装置及びディジタルテレビ
ジョン画像を受信する装置に関する。本発明はディジタ
ル画像が記憶される記憶媒体にも関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン画像のディジタル送信と記
憶に対して、例えば8×8ピクセルのような二次元ブロ
ックの画像変換が一般に使用されている。例えば離散余
弦変換(DCT)のような変換により係数のブロックが
得られ、その数は各ブロック中のピクセルの数に等し
い。これらの係数の1つであるDC係数はブロックの平
均輝度あるいは色調を表している。他の係数はAC係数
である。それらの各々は所与の画像細部が表される範囲
を表している。
【0003】画像当たりのビットの量は変換により低減
されない。それ故、ディジタル画像信号は送信もしくは
記憶の前に圧縮される。この圧縮は信号を走査(直列
化)し且つそれらに可変長コード化を行った後の係数の
量子化により得られる。量子化により多数の係数が値零
を有することになる。可変長コード化において、これら
一連の零係数は効率的にコード化される。ブロックの終
わりの一連の零係数のコード化は不要にさえできる。と
いうのは、ブロックの終わりはエンドオブブロック(E
OB)コードによりマークされるからである。
【0004】このようにして、ピクセルの各ブロックは
コードワードのブロックに変換される。可変数の可変長
コードワードを具えるそのようなブロックは今後データ
ブロックと規定する。ピクセルあるいは係数の代わりの
可変長コードワードの送信はかなりのビットレートの低
減の可能性を与える。コードワードの送信が送信エラー
に敏感であるという事実によりこのことは相殺される。
送信エラーは一般に受信端における同期の損失となる。
当該コードワードのみならず後続のコードワードはもは
や認識されない。
【0005】同期の損失を抑制するために、米国特許第
4,907,101 号明細書はデータブロックのコードワードを
固定長の対応するチャネルブロックに収容するフォーマ
ット手段を具備する装置を記載している。そのようなチ
ャネルブロックは送信エラーの場合にも検索できる。と
いうのは、それが既知の時点で送信されるか、あるいは
記憶媒体(磁気テープ、ディスク)の固定位置に記憶さ
れるからである。更に、チャネルブロックは同期語、識
別語及び保護ビットにより適切に保護できる。
【0006】既知の装置は各データブロックのできるだ
け多くのコードワードを対応するチャネルブロックに収
容する。チャネルブロックのスペースが満たされるま
で、余剰データは他のチャネルブロックに収容される。
スペースが残っている場合は、チャネルブロックは他の
データブロックの余剰データも含む。対応するデータブ
ロックのデータと他のデータブロックの余剰データとの
間の境界は前述のEOBコードにより構成される。
【0007】上記の特許明細書に記載されているよう
に、受信機は2つの復号器を具えている。第1復号器は
チャネルブロックを受信し、且つそのEOBコードの存
在を認識するよう構成される。この復号器により、受信
データストリームは対応するデータブロックと余剰デー
タに分離される。第2復号器はデータブロックを受信
し、且つそれらの完全な復号を確実にする。チャネルブ
ロックの大きさがデータブロックの復号の間に限界を超
える場合は、データブロックはEOBコードが認識され
るまで分離余剰データにより簡潔される。
【0008】既知の装置は、上記の第1復号器が複雑な
構造を有し、且つ大きなチップ表面を必要とするという
欠点を有している。事実、EOBコードの検出は少なく
とも先行コードワードの長さの認識を必要とする。その
ようなEOB検出器の複雑性は第2復号器、全可変長復
号器の複雑性と同等である。それ故、既知の装置は2つ
の複雑な復号器を必要とする。
【0009】既知の装置の別の欠点は、対応するチャネ
ルブロックが個別データブロックの各々に対して形成さ
れるという事実である。同期語、識別語及び保護ビット
によるチャネルブロックの所望の保護と識別はビットの
かなりのオーバーヘッドを必要とする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、画像
が信頼性をもって送信され、且つ比較的簡単な受信機に
より復号できるようにテレビジョン画像を送信もしくは
記憶する装置を与えることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的のため、本発明
の装置においては、フォーマット手段が、チャネルブロ
ックにおける余剰データの開始アドレスを該チャネルブ
ロックの予め定められた位置に収容するように構成され
たことを特徴としている。対応するデータブロックのデ
ータと他のデータブロックの余剰データとの間の境界
は、今やビットの簡単なダウンカウントにより受信機端
で得られる。可変長コードワードの長さ復号とEOB検
出は不要にできる。開始アドレスがチャネルブロックの
所定の位置に収容されるから、分離の信頼性は可変長コ
ードワードのビットエラーにより影響されない。
【0012】該装置の別の具体例は、該フォーマット手
段が、チャネルブロックに余剰データがないときには開
始アドレスの送信を行わず、該チャネルブロックの予め
定められた他の位置に余剰データがないことを表すステ
ータスコードを収容するように構成されている。ステー
タスコードの送信は余分なスペース(原理的には、チャ
ネルブロック毎に1ビット)を必要とするが、しかし実
際の実験ではこれはしばしば生起する(多重ビットの)
開始アドレスの冗長性により充分相殺されることが証明
されている。チャネルブロックが任意の余剰データを具
備しないときは、開始アドレスにより占有されるスペー
スはコードワードの送信に利用される。
【0013】開始アドレスは例えば8ビットである、整
数の固定ワード長で表現されることが好ましい。する
と、開始アドレスは僅かなビットしか占有しないのみな
らず、それはまたデータストリームを対応データと余剰
データに分離する所要の回路を簡単にする。対応するデ
ータブロックと余剰データとの間の可能なスペースはダ
ミービット系列で埋められる。上記のスペースより長い
可変長コードワードの開始はこの目的のために使用で
き、ダミービット系列のどんな個別規定も必要とされな
い。
【0014】該装置の別の具体例は、該フォーマット手
段が、更に、少なくとも2つのデータブロックの選ばれ
たコードワードを、1つのチャネルブロックの対応する
連続セクションに収容するように構成されている。一方
では、このことはオーバーヘッド情報(同期語、識別語
及び保護ビット)の低減となる。というのは、今やチャ
ネルブロックが少なくとも2つのデータブロックの群毎
に形成されるからである。それは、更に、各チャネルブ
ロックが例えばDC係数と最上桁位AC係数を表す各デ
ータブロックのコードワードのような対応するデータブ
ロックの少なくとも選択されたコードワードを含むこと
を確実にしている。
【0015】データブロックの群がチャネルブロックに
完全に適合せず、それ故、コードワードの一部が他のチ
ャネルブロックに余剰データの形で収容されるときは、
この余剰データはより少ない桁位のAC係数に常に関係
する。各データブロックの選択コードワードは可変長復
号なしにビットの簡単なダウンカウントにより復元で
き、従って信頼性のある方法で復元できる。ヘッド走査
がトラックの一部分のみであるビデオレコーダーのトリ
ックモードの場合であっても、一群のブロックの所定の
最低画像品質は読み取られた各チャネルブロックについ
て再構成できる。
【0016】ブロックセクションにおけるデータブロッ
クの選択されたコードワードの収容は非公開欧州特許出
願第EP-A 0 578 308 号明細書にも提案されていること
に注意すべきである。この出願に記載された装置におい
て、各チャネルブロックは、たとえデータブロックの群
がチャネルブロックで完全に適合していても、余剰デー
タを具えている。余剰データの開始アドレスは別に送信
されずに、チャネルブロックの最終ブロックセクション
の終わりにより形成される。
【0017】フォーマット手段は各チャネルブロックセ
クションのチャネルブロックの所定の位置に長さコード
を収容させるよう構成されることが好ましく、長さコー
ドはこのブロックセクションの長さを示している。この
ことは各個別データブロックについて、最低画像品質に
必要な選択されたコードワードの数の決定の可能性を与
える。チャネルブロックのブロックセクションの長さは
それに適合されている。各ブロックセクションの正確な
長さは容易に送信される。しかし、データブロックが画
像エネルギー内容について分類される装置においては、
長さコードがデータブロックのクラスにより構成される
ことが好ましい。
【0018】いずれにしてもクラスは送信されるため、
長さコードの送信は何らの余分な送信スペースもしくは
記憶スペースを必要としない。長さコードは例えば8ビ
ットのような整数の固定ワード長を表すことが好まし
い。チャネルブロックの最終ブロックセクションの可能
なスペースはダミービット列で埋めることができ、スペ
ースより長い可変長コードワードの開始部分によって埋
められることが好ましい。
【0019】
【実施例】〔全体構成〕図1に示されたビデオレコーダ
ーを参照して本発明を詳細に説明する。この図面におい
て、テレビジョン信号を送信もしくは記憶する装置はコ
ード化機構2により構成され、且つテレビジョン信号を
受信する装置は復号化機構8により構成されている。コ
ード化機構は画像信号源1からアナログ画像信号x(
t) を受信し、且つ変調回路3を経て書き込みヘッド4
に印加される直列チャネルビットストリームzj を供給
し、それによりこのチャネルビットストリームは磁気テ
ープ5上に記録される。元の画像信号を復元するために
読み取りヘッド6が存在し、それは磁気テープ上の情報
を電気信号に変換し、その電気信号は復調回路7での復
調の後、復号化機構8の入力に印加されるチャネルビッ
トストリームz′j を生じる。復号化機構の出力はモニ
ター9に印加されるアナログ画像信号x′( t) を供給
する。
【0020】〔コード化機構〕コード化機構2におい
て、アナログ画像信号x( t) はA/D変換器21で適当
なサンプリング周波数fs でサンプルされる。このサン
プリング周波数は例えば輝度信号Yに対して13.5MHzで
あり、色差信号U及びVに対して6.75MHzである。サン
プリング動作は各ピクセルに対して8ビット画像信号サ
ンプルs( n) を生じる。これらの画像信号サンプルは
引き続いて順方向二次元離散余弦変換器(DCT)22に
印加される。そのような変換器の多数の実例は例えば欧
州特許出願第EP 0 286 184号明細書のような文献に記載
され、従ってこの点に関して、8×8ピクセルの各サブ
画像に対して図2Aに示された係数ブロックを変換器が
供給することを注意することで充分である。
【0021】そのようなブロックの係数はyi,k により
示され、ここでi,k=0,1,2,....7である。係
数y0,0 はDC係数を表し、且つそれはサブ画像の平均
輝度Yあるいは色度U,Vの測度である。i,k≠0の
他の係数yi,k はAC係数である。この係数はDC係数
0,0 により連続的に読まれる。シーケンスは図2Aの
矢印により示され、且つこの目的でアドレス語AD(
i,k) を発生し、それを変換器22に印加する制御回路
26により決定される。
【0022】このようにして得られた係数の系列は量子
化回路23に印加される。この回路は係数yi,k に量子化
操作を行い、従って量子化係数^yi,k (^は図では文
字の上に位置している、以下同じ)が各係数yi,k につ
いて得られる。一般に、量子化は係数ブロック中の係数
の位置に依存している。この目的で、量子化回路23は係
数を受信するのみならず、対応するアドレス語AD(
i,k) も受信する。多数のAC係数が小さい値を有し
ているから、多数の量子化係数^yi,k は値零を有す
る。これに関して、これらの係数を零係数及び非零係数
として規定するのが一般的な方法である。量子化係数^
i,k の列は図2Bに示されている。
【0023】通常の目標は、サブ画像が画像細部を含む
範囲に量子化を依存させることである。画像細部の量は
AC係数の値とそれらが表す空間周波数により決定され
る。量子化が画像細部の範囲に依存する量子化回路23の
一例は米国特許第4,398,217号明細書に記載されてい
る。ここで、係数ブロックのAC係数はその各々が画像
細部クラスを表す多数の所定基準ブロックの対応する係
数と比較される。
【0024】最大に対応する基準ブロックは、どの画像
細部クラスがその係数ブロックに割り付けられるかを決
定する。そのブロックのAC係数は、このようにして決
定されたクラスに依存して量子化される。画像細部クラ
スは分類コードCの形で復号機構に送信される。8×8
ピクセルの対応するサブ画像に多くの画像細部が存在す
るから、Cは大きな値を有している。Cは今後2ビット
数であると仮定され、ここでC=0は最小画像細部に対
応し、C=3は最大画像細部に対応している。
【0025】量子化係数^yi,k は引き続いて可変長コ
ード化(VLC)回路24に印加され、該回路は、64個の
量子化係数^yi,k の各係数ブロックの可変長コード化
を行い、且つそれらを可変長の一連のコードワードに変
換する。更に、VLCコード化回路は各コードワードに
長さLENを供給する。VLCコード化回路24のあり得
る実施例は欧州特許第EP 0 260 748号明細書に記載され
ている。この実施例において、明白なコードワードは直
接後続あるいは先行する零係数と共に、各非零係数を発
生する。VLCコード化回路はまた分類コードCを量子
化回路23から受信し、このコードをコードワードとして
復号化機構に送信する。
【0026】1つの係数ブロックを他のものから区別す
るために、各係数ブロックはエンドオブブロック(EO
B)コードにより終端される。このEOBコードは制御
回路26のVLCコード化回路が最終アドレス語AD(
7,7) を受信するや否や供給される。DC係数を可変
長コード化するのではなく固定長コード化するのが有利
であることに注意すべきである。分類コードCは固定長
を有している。
【0027】係数ブロックのコードワードはデータブロ
ックを構成する。この実施例において、VLCコード化
回路24はコードワードビットを直列に供給し、従ってビ
ットストリーム^zj が得られる。データブロックに対
応するビットストリームは図2Cに示されている。この
図面から明らかなように、データブロックは、例えば2
ビットの固定長を有する分類コードC、例えば9ビット
の固定長を有するDC係数、可変長コードワードV1,V
2,... Vn の可変数及び例えば5ビットの固定長を有す
るEOBコードを連続的に含んでいる。
【0028】前述の操作は輝度信号Yならびに色度信号
U及びVに使用される。水平及び垂直方向の色度信号の
サンプル周波数が輝度信号のサンプル周波数の半分にな
る場合は、4つの輝度ブロックY毎に1つの色度ブロッ
クUと1つの色度ブロックVが得られる。この点に関
し、マクロブロックを語るのが一般的な方法である。そ
のようなマクロブロックは図3に象徴的に示されてい
る。
【0029】一群のデータブロックのコードワードとそ
れらの各長さLENは、引き続いてチャネルビットスト
リームzj を形成するフォーマット回路25に印加され
る。フォーマット回路については今後詳細に説明する。
【0030】〔フォーマット回路〕図4はフォーマット
回路25の一実施例を図式的に示している。該回路はバッ
ファメモリ251 、分配スイッチ252 、第1メモリ253 、
第2メモリ254 、及び多重スイッチ255 を具えている。
以後、第1メモリ253 はMIDメモリ(Most Important
Data memory)と称する。以後、第2メモリ254 はOV
Fメモリ(overflowmemory )と称する。第1制御回路2
56 はバッファ251 と組合わされ、分配スイッチ252 を
制御し、且つMIDメモリに書き込みアドレスを供給す
る。第2制御回路257 は多重スイッチ255 を制御し、且
つMIDメモリに読み取りアドレスを供給する。
【0031】第1制御回路256 はバッファ251 に記憶さ
れたデータブロックの群のコードワードをメモリ253 と
254 の間に分配するよう構成される。一群の12個のデー
タブロックが毎回処理されるものと今後仮定する。これ
らの12個のデータブロックはDB1,....DB12として規
定され、且つ2つの隣接マクロブロックを含むダブルマ
クロブロックに対応する(図3参照)。
【0032】MIDメモリは図5Aに示されたような配
置を有している。それは128 バイト長であり、且つステ
ータス情報を記憶する第1バイトSTA、固定長コード
ワードを記憶する24バイトの長さを有するセクションF
L、低周波AC係数を表す可変長コードワードを記憶す
るセクションLAC、及び他の可変長コードワードを記
憶する残りのセクションHACを含む。LACセクショ
ンの大きさは各ダブルマクロブロックに対して制御回路
256 により決定される。
【0033】更に特定すると、各データブロックDBi
のLACセクションは、データブロックDBi の分類コ
ードCに依存する長さLi を有するメモリセクションを
含む。既に前に述べたように、Cは対応するサブ画像の
画像細部の範囲に依存して、値0....3を取る。制御回
路において、長さLはCの各値に対して固定されてい
る。この例ではC=0に対する長さは2バイトであり、
C=1に対しては3バイトであり、C=2に対しては4
バイトであり、そしてC=3に対しては6バイトであ
る。
【0034】制御回路256 の動作を図6に示したフロー
チャートを参照して説明する。ステップ60において、ダ
ブルマクロブロックを処理する操作が初期化される。こ
の初期化ステップにおいて、制御回路はメモリバッファ
251 から12個のデータブロックの分類コードCを読み取
り、対応する長さLi を合算する。このようにして得ら
れた和は、MIDメモリの長さNLAC のLACセクショ
ンを構成する。更に、制御回路はHACセクションの残
りの長さNHAC を固定する。
【0035】引き続いて、この回路は、MIDメモリの
LACセクション及びHACセクション内のビット位置
をそれぞれ表す2つのメモリアドレスnL 及びnH を初
期化する。双方のアドレスは初期値0を有している。更
に、論理値0がステータスバイトSTAの1つのビット
に割り当てられる(図5A参照)。このステータスビッ
トの意味については更に詳細に説明する。
【0036】この初期化の後で、データブロックDBi
の連続コードワード(図2C参照)はバッファメモリ25
1 からメモリMIDあるいはOVFの1つに転送され
る。ステップ61において、制御回路はMIDメモリのF
Lセクションの所定の固定位置に最初の2つのコードワ
ード(固定長の分類コードCとDC係数)を記憶する。
プロセス62において、データブロックDBi の多数の可
変長コードワードは引き続いてMIDメモリのLACセ
クションに記憶される。これは以下のようにして実現さ
れる。コードワードVが読み取られ(ステップ621 )、
ステップ622 においてそれがLACセクションにビット
位置nL から記憶される。引き続いて、ビット位置nL
は記憶コードワードの長さLENだけ繰上げられる。
【0037】ステップ623 において、記憶コードワード
がEOBコードであるかどうか、あるいはメモリセクシ
ョンの終わりがコードワードの記憶により限界を越えた
かどうかが引き続いて確かめられる。メモリセクション
の終わりはこれまで処理されたデータブロックD
1 ....DBi の分類コードCに対応する長さLi の和
によって決定される。メモリセクションの終わりが限界
を越えず、且つ、記憶コードワードがEOBコードでな
いときは、回路はステップ621 に戻り、次のコードワー
ドをメモリセクションに記憶する。
【0038】このような方法で、長さLi を持つLAC
セクションの各メモリセクションは、対応するデータブ
ロックDBi の可変長コードワードV1 ,V2 等(図2
C参照)により可能な限り埋められる。これらのコード
ワードはこのブロックの最上桁位AC係数を表してい
る。
【0039】前述のことから明らかなように、メモリセ
クションに最後に記憶されたコードワードはこのメモリ
セクションの終わり(整数バイトで表現された)を超え
る。但し1つの例外が存在する。最終データブロックD
12のコードワードはLACセクションの長さを超えて
はならない。これは最終データブロックDB12の各コー
ドワードに対してこのコードワードがLACセクション
に完全に記憶されるかどうか(ステップ625 )を確かめ
る(ステップ624 )ことにより達成される。コードワー
ドが適合しないときは、LACセクションはステップ62
6 でダミービットにより満たされる。
【0040】データブロックDBi の最も重要な可変長
コードワードがLACセクションの対応メモリセクショ
ンに記憶された後、このデータブロックの他のコードワ
ードが記憶される。この操作はプロセス63で起きる。こ
のプロセスのステップ631 において、データブロックD
i の引き続くコードワードVが読み取られる。ステッ
プ632 において、ステータスビットSTAが論理値0を
有するかどうかが確かめられる。この値によって、ステ
ータスビットはコードワードがMIDメモリのHACセ
クションに記憶されることを示す。分配スイッチ252 は
図4に示された位置にある。まだステータスビットは値
0を有する。
【0041】ステップ633 において、コードワードVが
MIDメモリのHACセクションに適合するかどうかが
引き続き確かめられる。適合する場合は、コードワード
はステップ634 でビット位置nH からこのセクションに
記憶される。引き続いて、ビット位置nH は記憶コード
ワードの長さLENだけ繰上げられる。ステップ635に
おいて、記憶コードワードがEOBコードであるかどう
かが確かめられる。そうでない場合は、引き続くコード
ワードが読み取られる(ステップ631 )。EOBコード
であり、そしてすべてのデータブロックが処理されない
場合(ステップ636 )は、制御回路はステップ61に戻り
引き続くデータブロックを処理する。
【0042】このような方法で、データブロックのすべ
ての他のコードワードがMIDメモリのHACセクショ
ンに連続的に記憶され、それはステップ633 において当
該コードワードがもはやHACセクションにおいて完全
には適合しなくなるまで行われる。その場合、ステップ
637 が実行される。このステップで、コードワードはこ
のセクションに適合する限りHACセクションに記憶さ
れる。この適合する部分は図6ではVL により示され
る。
【0043】引き続いて制御回路は分配スイッチ252
(図4参照)を他の位置に置く。それ故、コードワード
の他のビット(VR )はOVFメモリに記憶される。更
に、論理値1がステータスビットSTAに割り付けられ
る。その結果、データブロックのすべての引き続くコー
ドワードはステップ638 でOVFメモリに記憶される。
このようにしてこのOVFメモリはもはやMIDメモリ
に適合しないデータのバッファを構成する。このデータ
は余剰データと規定される。
【0044】図6のステップ627 と636 を説明する。こ
れらのステップにおいて、最終データブロックDB12
EOBコードが処理されたかどうかが確かめられる。そ
の場合、2つのメモリMIDとOVFの間のコードワー
ドの分配が終了する。制御回路はステータスビットST
Aが論理値0を維持したかどうかをステップ64でチェッ
クする。12個のデータブロックはMIDメモリに完全に
記憶され、OVFメモリへの余剰データの記憶は起きな
い。その場合、MIDメモリのなお残るスペースの開始
アドレスはステップ65でのビット位置nH に基づいて計
算される。整数のバイトに上に丸められたこの開始アド
レスは、MIDメモリの最終メモリ位置にポインターP
の形で記憶される。最終コードワードと丸められた開始
アドレスとの間の残りのスペースはダミービットで埋め
られる。
【0045】図5BはMIDメモリ中のダブルマクロブ
ロックのコードワードの分布の第1の例を示している。
分類コードCと12個のデータブロックのDC係数はFL
セクションの固定位置にある。LACセクションの第1
メモリセクション(長さL1を持つ)はDB1 の可変長
コードワードV1 ,V2 及びV3 を収容し、ここでV3
は長さL1 を超えている。第2メモリセクションはEO
Bコードを含めてDB 2 のすべてのコードワードを収容
したように見える。それ故、第3データブロックDB3
の第1コードワードV1 は第2メモリセクションで既に
開始できる。最終データブロックDB12のV1 ....V4
はLACセクションに記憶される。
【0046】コードワードV5 はこのセクションを超え
ている。LACセクションがダミービットで満たされる
ことを陰影をつけた領域により示している。議論を完全
にするために、各メモリセクションの長さLi がFLセ
クションの対応分類コードCの値に直接連結されること
をもう一度注意すべきである。HACセクションはDB
1 のV4 ....VN とEOBから開始する他のコードワー
ドで埋められる。12個のデータブロックは、すべてのコ
ードワードがMIDメモリに適合しない全長を有してい
るように見える。このことは論理値1を有するステータ
スビットSTAにより示される。余剰データは先行のダ
ブルマクロブロックの余剰データに隣接してOVFメモ
リに記憶される。
【0047】図5CはMIDメモリ中のダブルマクロブ
ロックのコードワードの分布の第2の例を示している。
この例では、12個のデータブロックのすべてのコードワ
ードはメモリに収容される。従ってステータスビットは
値0を有し、且つポインターPはメモリのHACセクシ
ョンのなお空のスペースの開始アドレスを指示する。最
終コードワードと、Pにより決定されたバイト限界との
間のスペースがダミービットにより埋められることを陰
影をつけた領域により示している。
【0048】図4に戻ると、メモリMIDとOVFに記
憶されたデータは、第2制御回路257 の制御の下で、多
重スイッチ255 により送信すべきチャネルビットストリ
ームzj に結合されるように見える。この第2制御回路
の動作は図7に示されるフローチャートを参照して説明
する。
【0049】ステップ71において、制御回路はステータ
スビットSTAをMIDメモリに読み込む。ステップ72
において、ステータスビットSTAが論理値1を有する
かどうかが確かめられる。YESの場合は、MIDメモ
リはダブルマクロブロックのデータで完全に埋められ
る。ステップ73において、MIDメモリの128 バイトは
多重スイッチを介して出力に印加される。ステータスビ
ットが論理値0を有する場合は、この回路は値Pをステ
ップ74でMIDメモリに書き込む。引き続いて、ステッ
プ75において、回路はMIDメモリからの最初のPバイ
ト、OVFメモリからの127-Pバイト及びPそれ自身の
値の1バイトを出力に印加する。
【0050】このようにして、128 バイトのチャネルブ
ロックは各ダブルマクロブロックに送信される。そのよ
うなチャネルブロックの分割は図5Bと図5Cから明ら
かであり、別に説明する必要はない。図5Cに示された
「空き」スペースは他のダブルマクロブロックから一般
に発生する余剰データによる送信で埋められることのみ
を注意すべきである。とにかく各チャネルブロックは2
つの対応マクロブロックの画像細部の所定の範囲を表し
ているコードワードを含んでいることを強調すべきであ
る。図5Bと図5Cから明らかなように、ポインターP
は本当に必要な場合には送信スペースのみを占有してい
る。チャネルブロックに余剰データが存在しないなら、
当該バイトはコードワードの送信に利用できる。
【0051】〔復号化機構〕復号化機構8(図1参照)
において、受信チャネルビットストリームz′j は、デ
フォーマット回路81、可変長復号回路82、逆量子化回路
83、逆DCT回路84及びD/A変換器85を順次進行す
る。デフォーマット回路81は更に詳細に説明する。他の
回路は一般に既知であり、これ以上説明しない。
【0052】〔デフォーマット回路〕図8に図式的に示
されたデフォーマット回路81は、フォーマット回路25
(図4参照)と同じ構造を有している。この回路はチャ
ネルブロックバッファ811 、分配スイッチ812 、第1メ
モリ813 、第2メモリ814 及び多重スイッチ815 を具え
ている。2つのメモリ813 及び814 は今後MIDメモリ
及びOVFメモリとそれぞれ規定される。第1制御回路
816 はチャネルブロックバッファ811 と組合わされ、分
配スイッチ812 を制御し、且つMIDメモリに書き込み
アドレスを供給する。第2制御回路817 はMIDメモリ
に読み取りアドレスを供給し、且つ多重スイッチ815 を
制御する。それはまた可変長復号器82(図1参照)にも
連結されている。
【0053】第1制御回路816 はメモリMIDとOVF
の間の各チャネルブロックのデータの分配に適用され
る。この分配動作は図9に示されたフローチャートを参
照して説明する。ステップ91においてステータスビット
STAが読み取られ、且つステップ92においてステータ
スビットが論理値1を有するかどうかが確かめられる。
YESの場合は、完全なチャネルブロックがステップ93
で分配スイッチを介してMIDメモリに記憶される。ス
テータスビットが論理値0を有する場合は、回路はステ
ップ94で値Pを読み取る。
【0054】引き続いて、回路はMIDメモリにPバイ
トを書き込み、且つ他のデータをOVFメモリに書き込
む。この分配動作の後で、MIDメモリは対応するダブ
ルマクロブロックのコードワードを含む。これらのコー
ドワードが記憶される方法は図5Bあるいは図5Cと完
全に一致する。このようにMIDメモリは、24バイトの
FLセクション、長さLi の12個のメモリセクションを
具備するLACセクション、及び残りのHACセクショ
ンを有している。OVFメモリ中のデータは他のマクロ
ブロックの余剰データである。
【0055】このようにしてチャネルブロックが分離さ
れた後、ダブルマクロブロックのコードワードとその可
変長復号化との再結合が続く。これは第2制御回路817
の制御の下で実行される。第2制御回路817 の動作は図
10に示されたフローチャートを参照して説明される。
連続コードワードは、多重スイッチ815 (図8参照)を
介してMIDメモリからまず読み取られ、且つ可変長復
号回路82に印加される。図5Bと図5Cから明らかなよ
うに、分類コードCと12個のデータブロックのDC係数
が最初に関係する。ステップ101 において、それらは可
変長復号回路により対応する係数ブロックに記憶され
る。分類コードCの読み取りの間に、制御回路は各LA
Cメモリセクションの長さLi 、LACセクションの全
長NLAC 及びHACセクションの残りの長さNHAC も決
定する。
【0056】引き続いて、連続コードワードVはプロセ
ス102 でLACセクションから読み取られる。このプロ
セスは図11に更に示されている。ステップ1021におい
て、データブロックカウンターiとビット位置カウンタ
ーnが初期化される。引き続いて各コードワードが読み
取られ、且つ可変長復号器に印加される(ステップ102
2)。ステップ1023において、LACセクションの終わ
りに到達したかどうかが確かめられる。まだ到達してい
ない場合は次のようになる。読み取られたコードワード
Vは1つ以上のAC係数を表す。
【0057】ステップ1024において、これらの係数^y
i,k が可変長復号器により復号され、且つ対応係数ブロ
ックに記憶される。引き続いてステップ1025において、
現行のLACメモリセクションの限界ΣLi が超過され
たかどうか、あるいは復号されたコードワードがEOB
コードであったかどうかが確かめられる。YESの場合
は、データブロックカウンターiは引き続くコードワー
ドが引き続くデータブロックDBi から発生したことを
示すように1だけ増加される(ステップ1026)。
【0058】引き続いて次のコードワードが読み取られ
る。ステップ1023ですべてのコードワードがLACセク
ションに書き込まれたことが決定されると、直ちにプロ
セス102 から出る。このことは、コードワードが可変長
復号器により復号される前に、コードワードの読み取り
の間にビット位置カウンターnが長さNLAC を超える場
合である。
【0059】回路は、他のコードワードがHACセクシ
ョンから読み取られるプロセス103(図10参照)を続
ける。このプロセスは図12に更に示される。ステップ
1031において、データブロックカウンターiとビット位
置カウンターnは再初期化される。このとき、ビット位
置カウンターはMIDメモリのHACセクションの位置
を指示する。更に、このステップにおいて論理値0はル
ーティングビットRに割り当てられる。このルーティン
グビットは多重スイッチ815 (図8参照)の位置を制御
する。
【0060】MIDメモリはR=0に対して選択され、
且つOVFメモリはR=1に対して選択される。ステッ
プ1032においては、選択されたメモリからコードワード
が読み取られる。それは、ここではまだMIDメモリで
ある。ステップ1033において、HACセクションの限界
に達したかどうかが確かめられる。NOの場合は、HA
Cセクションは完全なコードワードVを供給する。YE
Sの場合は、それはMIDメモリにもはや完全に収容さ
れないコードワードである。
【0061】ステップ1034において、ルーティングビッ
トは値1を獲得し、従って多重スイッチは他の位置に置
かれる。コードワードの残りならびに引き続く任意のコ
ードワードがOVFメモリから読み取られる。このよう
に読み取られたコードワードVは可変長復号器によりス
テップ1035で復号され、且つ係数^yi,k として対応す
る係数ブロックに記憶される。
【0062】ステップ1036において、復号されたコード
ワードがEOBコードであるかどうかが確かめられる。
NOの場合は、引き続くコードワードが読み取られる。
YESの場合は、データブロックカウンターiは1だけ
まず増加される(ステップ1038)。このようにしてダブ
ルマクロブロックのすべてのコードワードは最終EOB
コードが見出されるまで(ステップ1037)復号される。
【0063】〔その他の事項〕OVFメモリのオーバー
フローを回避するために、チャネルブロックの長さとテ
レビジョン画像毎のチャネルブロックの数はデータの量
と一致すべきである。しかし、チャネルブロックの長さ
がダブルマクロブロックの平均長に一致する必要はな
い。何らかの理由でより短い長さのチャネルブロックが
必要の場合は、対応するデータをもつ複数のチャネルブ
ロックの送信を、余剰データのみをもつチャネルブロッ
クで代替できる。その場合、各チャネルブロックのステ
ータスバイトはチャネルブロックタイプを示す表示を含
む。
【0064】チャネルブロックが必ずしも等距離のビッ
ト位置で開始する必要はないことに更に注意されてよ
い。チャネルビットストリームの明確にするためには、
各チャネルブロックが開始するビット位置が予め決定さ
れ且つ受信機端で知られるだけで充分である。実際に
は、一般的及び専門的使用に対してレコーダーの異なる
フォーマットが標準化できる。同じことは標準TV信号
とHDTV信号の送信と記録について適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるテレビジョン画像を記憶
する装置とそれを受信する装置を具えるビデオレコーダ
ーのブロック図である。
【図2】図2は、図1のコード化機構の動作を説明する
線図である。
【図3】図3は、図1のコード化機構の動作を説明する
別の線図である。
【図4】図4は、図1のフォーマット回路の一実施例を
示すブロック図である。
【図5】図5は、図4のフォーマット回路の動作を説明
する線図である。
【図6】図6は、図4のフォーマット回路の動作を説明
するフローチャートである。
【図7】図7は、図4のフォーマット回路の動作を説明
するフローチャートである。
【図8】図8は、図1のデフォーマット回路の一実施例
を示すブロック図である。
【図9】図9は、図8のデフォーマット回路の動作を説
明するフローチャートである。
【図10】図10は、図8のデフォーマット回路の動作
を説明するフローチャートである。
【図11】図11は、図8のデフォーマット回路の動作
を説明するフローチャートである。
【図12】図12は、図8のデフォーマット回路の動作
を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像信号源 2 コード化機構 3 変調回路 4 書き込みヘッド 5 磁気テープ 6 読み取りヘッド 7 復調回路 8 復号化機構 9 モニター 21 A/D変換器 22 離散余弦変換器(DCT) 23 量子化回路 24 可変長コード化(VLC)回路 25 フォーマット回路 26 制御回路 60−61 ステップ 62−65 プロセス 71−75 ステップ 81 デフォーマット回路 82 可変長復号回路 83 逆量子化回路 84 逆DCT回路 85 D/A変換器 91−95 ステップ 101 ステップ 102 −103 プロセス 251 バッファメモリ 252 分配スイッチ 253 第1メモリ 254 第2メモリ 255 多重スイッチ 256 第1制御回路 257 第2制御回路 621 −638 ステップ 811 チャネルブロツクバッファ 812 分配スイッチ 813 第1メモリ 814 第2メモリ 815 多重スイッチ 816 第1制御回路 817 第2制御回路 1021−1026 ステップ 1031−1038 ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィルヘルムス ヤコブス ファン ヘス テル オランダ国 5621 ベーアー アインドー フェン フルーネヴァウツウェッハ 1

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各テレビジョン画像をピクセルのブロッ
    クに分割する手段と、 ピクセルの各ブロックを可変長のコードワードの対応す
    るデータブロックにコード化するためのコード化手段
    と、 固定長の対応するチャネルブロックにデータブロックの
    コードワードを収容させるためのフォーマット手段であ
    って、該データブロックのデータの余剰は他のチャネル
    ブロックに収容し、チャネルブロックでのデータの不足
    部分は他のデータブロックのデータの余剰で埋めるフォ
    ーマット手段と、 を具えるディジタルテレビジョン画像の送信又は記憶装
    置において、 該フォーマット手段が、チャネルブロックにおける余剰
    データの開始アドレスを該チャネルブロックの予め定め
    られた位置に収容するように構成されたことを特徴とす
    るディジタルテレビジョン画像の送信又は記憶装置。
  2. 【請求項2】 該フォーマット手段が、チャネルブロッ
    クに余剰データがないときには開始アドレスの送信を行
    わず、該チャネルブロックの予め定められた他の位置に
    余剰データがないことを表すステータスコードを収容す
    ることを特徴とする請求項1に記載のディジタルテレビ
    ジョン画像の送信又は記憶装置。
  3. 【請求項3】 アドレスが固定長の整数で表されること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のディジタルテレビ
    ジョン画像の送信又は記憶装置。
  4. 【請求項4】 更に、対応するデータブロックと余剰デ
    ータとの間のスペースを、該スペースより長い可変長の
    コードワードの開始部分で埋めるようにすることを特徴
    とする請求項3に記載のディジタルテレビジョン画像の
    送信又は記憶装置。
  5. 【請求項5】 該フォーマット手段が、更に、少なくと
    も2つのデータブロックの選ばれたコードワードを、1
    つのチャネルブロックの対応する連続セクションに収容
    し、他方で、各チャネルブロックセクションについて、
    チャネルブロックセクションの長さを表す長さコード
    が、該チャネルブロックの予め定められた位置に収容さ
    れているように構成したことを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれか1項に記載のディジタルテレビジョン画像
    の送信又は記憶装置。
  6. 【請求項6】 コード化手段が、画像のエネルギー成分
    に応じてデータブロックをクラス分類し、該長さコード
    がデータブロックのクラスによって構成されるようにな
    されたことを特徴とする請求項5に記載のディジタルテ
    レビジョン画像の送信又は記憶装置。
  7. 【請求項7】 該長さコードが固定ワード長の整数を表
    すことを特徴とする請求項6に記載のディジタルテレビ
    ジョン画像の送信又は記憶装置。
  8. 【請求項8】 チャネルブロックを対応するデータブロ
    ックのコードワードと他のデータブロックの余剰データ
    とに分解し、余剰データを対応するデータブロックのコ
    ードワードに加えるためのデフォーマット手段と、 データブロックをテレビジョン画像にデコードするため
    のデコード手段とを含むディジタルテレビジョン画像を
    一連の固定長のチャネルブロックの形態で受信する装置
    において、 該デフォーマット手段が、該チャネルブロックに収容さ
    れている余剰データの開始アドレスに応じて該チャネル
    ブロックの分解を行うように構成されたことを特徴とす
    るディジタルテレビジョン画像の受信装置。
  9. 【請求項9】 チャネルブロックの予め定められた連続
    部分に収容されているコードワードが対応するデータブ
    ロックに割当てられ、各ブロックセクションの長さは該
    チャネルブロックに収容されている前記長さコードに応
    じた固定長であるように構成されたことを特徴とする請
    求項8に記載のディジタルテレビジョン画像の受信装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載
    のディジタルテレビジョン画像の送信又は記憶装置及び
    請求項8又は9に記載のディジタルテレビジョン画像の
    受信装置を具備したことを特徴とするビデオレコーダ
    ー。
  11. 【請求項11】 可変長のコードワードで一連のデータ
    ブロックの形態にコード化されたディジタルテレビジョ
    ン画像を記憶する記憶媒体において、 1つのデータブロックのコードワードが1つの対応する
    固定長のチャネルブロックに記憶され、該データブロッ
    クの余剰データが他のチャネルブロックに収容され、チ
    ャネルブロックのデータの不足部分は他のデータブロッ
    クの余剰データで埋められ、他方、余剰データの開始ア
    ドレスが該チャネルブロックの予め定められた位置に記
    憶されることを特徴とする記憶媒体。
  12. 【請求項12】 チャネルブロックに余剰データがない
    場合は開始アドレスの記憶は行われず、該チャネルブロ
    ックの予め定められた他の位置に余剰データがないこと
    を示すステータスコードが記憶されることを特徴とする
    請求項11に記載の記憶媒体。
  13. 【請求項13】 アドレスが固定長の整数で表されるこ
    とを特徴とする請求項11又は12に記載の記憶媒体。
  14. 【請求項14】 対応するデータブロックと余剰データ
    との間のスペースを、該スペースより長い可変長のコー
    ドワードの開始部分で埋めることを特徴とする請求項1
    3に記載の記憶媒体。
  15. 【請求項15】 少なくとも2つのデータブロックの選
    ばれたコードワードが、1つのチャネルブロックの対応
    する連続セクションに収容され、他方で、各チャネルブ
    ロックセクションについて、チャネルブロックセクショ
    ンの長さを表す長さコードが、該チャネルブロックの予
    め定められた位置に収容されていることを特徴とする請
    求項11乃至14のいずれか1項に記載の記憶媒体。
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