JPH0738794Y2 - 分岐用サドルの締付け装置 - Google Patents

分岐用サドルの締付け装置

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JPH0738794Y2
JPH0738794Y2 JP1313892U JP1313892U JPH0738794Y2 JP H0738794 Y2 JPH0738794 Y2 JP H0738794Y2 JP 1313892 U JP1313892 U JP 1313892U JP 1313892 U JP1313892 U JP 1313892U JP H0738794 Y2 JPH0738794 Y2 JP H0738794Y2
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JP
Japan
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shaft
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saddle
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JPH0620981U (ja
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洋一郎 尾崎
博 清水
純一 倉谷
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は主として地中に埋めた市
中ガス管、水道管等の地中管に需要家への引込み管を連
結する分岐用サドルを取付けるために使用する装置に関
し、地上から地中管を掘り出す狭い作業穴内での使用に
適したコンパクトな構成にしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂製地中管に樹脂製分岐用サド
ルを溶接するために締つける専用用具は大型の新設工事
用以外に提供されたことがなく、これ等は地上の広場と
か工場で使用されているもので、既設の地中配管に分岐
用サドルを溶接するため地上から掘つた作業穴で使用す
ることはできない。このため従来は適宜の工具を使用し
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記に鑑み、本考案は
小型で工事用材料運搬車による携帯運搬が容易であると
共に、狭い作業穴での使用が簡易な分岐用サドルを母管
である地中管への溶接までの保持及び使用勝手が簡易な
装置を開発することを解決することを課題とし、本考案
の目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の分岐用サドルの
締付け装置は、母管aを締める左右各一対の円弧形上片
1、1と円弧形下片3、3の各々の一側に設けた水平連
結用片2、2・4、4を開閉自由に連結すると共に、前
記上側の水平連結用片2、2を間隔5を生じさせて連結
用片6により連結し、下側の水平連結用片4、4を前記
間隔5に軸子8を渡した左右の連結用片7、7により連
結してなり、前記上片1、1の各下面の間に、両側のフ
ランジ31、31を介して分岐用サドル30を母管aに
押付ける押付板9、10を取付け、さらに前記軸子8に
前記間隔5を通つて回転する可動杆11を軸連結し、該
可動杆11の回転末端に前記上側の連結用片6上に対応
する偏心カム13を軸12により軸支し、偏心カム13
にハンドル14を取付けたことを特徴とするもので前記
した目的に合致するものである。
【0005】
【作用】本考案は、ハンドル14により可動杆(逆L形
杆)11を間隔5内で軸子8を中心にして図2の鎖線の
ように回転し、左右の円弧形上片1、1を図4のように
直立させて開き、分岐用サドル30を母管aの所定位置
に供給した後、ハンドル14を前記と逆方向から間隔5
にとおして、押圧板9、10によりフランジ31、31
を押して前記サドル30を母管aに押付け、ハンドル1
4を直立状態から図3のように90°程度寝かせて偏心
カム13の軸12を図2、3のように上方にしてサドル
30を母管aに締付け、サドル30が内蔵する電気抵抗
加熱手段により電流を流して母管aに溶接する。溶接後
母管a及びサドル30から本装置を外すには前記と反対
の操作により円弧形上片1、1を直立させて行う。
【0006】
【実施例】添付図面は本考案の一実施例を示すもので、
図1は平面図、図2は図1のAーA線切断側面図、図3
は背面図、図4は解放状態の側面図、図5は軸子8を渡
した左右の連結用片7、7の斜視図である。
【0007】図中1、1は母管aを締める左右各一対の
円弧形上片で、一側に一体の水平連結用片2、2を形成
する。3、3は母管aを締める左右各一対の円弧形下片
で、一側に一体の水平連結用片4、4を形成する。それ
等は図1に示しているようにL形の対称形なすもので各
水平連結用片2、2・4、4の端面の切込20に嵌めた
リンク21の上下を軸22、22により図4のように開
閉自由に連結すると共に、前記上側の水平連結用片2、
2を間隔5を生じさせて連結用片6により連結し、下側
の水平連結用片4、4を前記間隔5に軸子8を渡した左
右の連結用片7、7により連結する。
【0008】前記上片1、1の各下面の間に、両側のフ
ランジ31、31を介して分岐用サドル30を母管aに
押付ける押付板9、10を図2のように取付け、さらに
前記軸子8に前記間隔5を通つて回転する逆L形杆11
の屈曲下端を軸止する。本装置には前記上片1、1と前
記下片3、3と押付板9、10等により囲まれた四角形
のサドル保持孔23が形成される。前記上片1、1の水
平連結用片2、2には偏心カム13が通る欠部2a、2
aを設けることもある。前記の逆L形杆11の回転末端
に前記上側の連結用片6上に対応する偏心カム13を軸
12により軸支し、偏心カム13が図1、2のように連
結用片6に圧接した状態のとき図1の左方向に寝るハン
ドル14を取付ける。前記の逆L形杆11は、軸子8を
連結用片7、7の間で図2の右方に鎖線のように突出し
て設けたときには直線杆でもよいから本考案は逆L形杆
を含めて可動杆11と称することもある。
【0009】
【考案の効果】本考案の分岐用サドルの締付け装置は、
母管aを締める左右各一対の円弧形上片1、1と円弧形
下片3、3の各々の一側に設けた水平連結用片2、2・
4、4を開閉自由に連結すると共に、前記上側の水平連
結用片2、2を間隔5を生じさせて連結用片6により連
結し、下側の水平連結用片4、4を前記間隔5に軸子8
を渡した左右の連結用片7、7により連結してなり、前
記上片1、1の各下面の間に、両側のフランジ31、3
1を介して分岐用サドル30を母管aに押付ける押付板
9、10を取付け、さらに前記軸子8に前記間隔5を通
つて回転する可動杆(逆L形杆)11を軸連結し、該可動
杆11の回転末端に前記上側の連結用片6上に対応する
偏心カム13を軸12により軸支し、偏心カム13の側
面にハンドル14を取付けた構成になり、ハンドル14
を図3のように寝かせた状態から直立して偏心カム13
による連結用片9の押圧を緩め、可動杆11を間隔5に
通して回転させ、それにより円弧形上片1、1を直立状
にしてから円弧形下片3、3を母管aの下に潜らせて分
岐用サドル30を図2にのように母管a上に供給し、ハ
ンドル14を戻し回転し、それから再び約90°寝せて
押圧板9、10によりフランジ31を押圧し、前記サド
ル30を母管aに締付け、サドルが内蔵する電気抵抗加
熱手段により母管aに溶接するもので、分岐用サドル3
0の母管aへの締付けの必要がなくなれば前記と反対の
操作により母管aと分岐用サドル30から本装置を外す
操作を行うもので、コンパクトな構成と輕易な使用法に
なり、地上から掘った作用穴での使用を簡易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の一実施例を示すもので、
【図1】図1は平面図
【図2】図2は図1のAーA線切断側面図
【図3】図3は背面図
【図4】図4は解放状態の側面図
【図5】図5は軸子8を渡した左右の連結用片7、7の
斜視図
【符号の説明】 a 母管、 1 円弧形上片、 2 水平連結用片、
2a 欠部、3 円弧形下片、 4 水平連結用片、
5 間隔、 6、7 連結用片、8 軸子、 9、10
押付板、 11 可動杆、 12 軸、13 偏心カ
ム、 14 ハンドル、 20 切込み、 21 リン
ク、22 軸、 23 サドル保持孔、 30 分岐用
サドル、 31 フランジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 母管aを締める左右各一対の円弧形上片
    1、1と円弧形下片3、3の各々の一側に設けた水平連
    結用片2、2・4、4を開閉自由に連結すると共に、前
    記上側の水平連結用片2、2を間隔5を生じさせて連結
    用片6により連結し、下側の水平連結用片4、4を前記
    間隔5に軸子8を渡した左右の連結用片7、7により連
    結してなり、前記上片1、1の各下面の間に、両側のフ
    ランジ31、31を介して分岐用サドル30を母管aに
    押付ける押付板9、10を取付け、さらに前記軸子8に
    前記間隔5を通つて回転する可動杆11を軸連結し、該
    可動杆11の回転末端に前記上側の連結用片6上に対応
    する偏心カム13を軸12により軸支し、偏心カム13
    の側面にハンドル14を取付けたことを特徴とする分岐
    用サドルの締付け装置。
JP1313892U 1992-02-07 1992-02-07 分岐用サドルの締付け装置 Expired - Fee Related JPH0738794Y2 (ja)

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JPH0620981U JPH0620981U (ja) 1994-03-18
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JP6754660B2 (ja) * 2016-09-30 2020-09-16 積水化学工業株式会社 分岐継手

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JPH0620981U (ja) 1994-03-18

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