JPH0738703B2 - パネル型テレビジヨン受像機 - Google Patents

パネル型テレビジヨン受像機

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JPH0738703B2
JPH0738703B2 JP59091218A JP9121884A JPH0738703B2 JP H0738703 B2 JPH0738703 B2 JP H0738703B2 JP 59091218 A JP59091218 A JP 59091218A JP 9121884 A JP9121884 A JP 9121884A JP H0738703 B2 JPH0738703 B2 JP H0738703B2
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昌男 川村
孝弘 布施
浩二 山岸
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/50Tuning indicators; Automatic tuning control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、液晶などのパネル型表示装置を用いたテレビ
ジョン受像機に関し、特に、オートチューニング機能を
備えたパネル型テレビジョン受像機に関する。
[従来技術とその問題点] 近年、表示部に液晶表示パネルを用いたパネル型テレビ
ジョン受像機が実用化されている。この種、従来のパネ
ル型テレビジョン受像機においては、チャンネルの選択
をマニュアル操作によって行なっている。すなわち、従
来ではチューニング回路にチューニングボリュームを設
け、このチューニングボリュームをマニュアル操作する
ことによってチューナ同調電圧を変化させて所望のチャ
ンネルを選択するようにしている。また一方、CRT画面
を持つテレビジョン受像機では、オートチューニング機
能を備えたものがある。このオートチューニング機能に
よれば、自動的に受信電波に同調するから、チャンネル
選択の操作性が向上する。しかしながら、パネル型テレ
ビジョン受像機にオートチューニング機能を備えたもの
はなかった。これは、パネル型テレビジョン受像機は一
般に小型で携帯用に設計されているが、オートチューニ
ング機能を設けるにはオートチューニング用のLSIを付
加しなければならず、装置の小型化に支障ができるとい
う事情があるためである。
[発明の目的] 本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、回路構成が
それ程複雑化することなくオートチューニング機能を付
加することができるパネル型テレビジョン受像機を提供
することを目的とする。
[発明の要点] 本発明は、垂直同期信号に基づいて表示制御動作を行な
う表示制御手段と、垂直同期信号の有無を検出してチュ
ーニング動作を行なうチューニング手段と、を具備した
パネル型テレビジョン受像機において、基準周波数信号
をカウントして内部垂直同期信号を発生する手段と、上
記内部垂直同期信号とテレビジョン信号から分離された
垂直同期信号の一致回数をカウントする一致検出手段
と、上記内部垂直同期信号とテレビジョン信号から分離
された垂直同期信号の不一致回数をカウントする不一致
検出手段と、上記一致検出手段と不一致検出手段のカウ
ント結果により同期有無を判別する同期有無判別手段
と、この同期有無判別手段により同期有りと判別された
時は上記内部垂直同期信号を表示用垂直同期信号として
上記表示制御手段へ送出し、同期なしと判別された時は
上記垂直同期信号と内部垂直同期信号の両方を表示用垂
直同期信号として上記表示制御手段へ送出する同期信号
送出手段と、を具備し、上記表示制御手段は上記同期信
号送出手段からの垂直同期信号または内部垂直同期信号
に基づいて動作し、上記チューニング手段は所定期間内
の上記同期有無判別手段の判別結果に基づいて動作する
ことを特徴とするものである。
[発明の実施例] 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。ま
ず、第1図により本発明の外観構成について説明する。
第1図において、11はケースで、その前面には映像表示
部12、チャンネル表示部13、音量表示部14が設けられて
いる。上記映像表示部12、チャンネル表示部13、音量表
示部14は、例えば1枚の表示パネル15上に一体化して構
成されるが、ケース11の前面に形成した表示窓によって
それぞれ分離して表示されるようになっている。そし
て、上記チャンネル表示部13は、ケース11上の両側部に
おいてVHF、UHFのチャンネルを示す数値が印刷等により
表示されている。また、上記ケース11の前面には、チュ
ーニング用のアップキー16a及びダウンキー16bが設けら
れると共に、音量調整用のアップキー17aびダウンキー1
7bが設けられる。更に、ケース11には、オート/マニュ
アル切換スイッチ18、VHF/UHF切換スイッチ19、電源ス
イッチ20が設けられると共に、ケース11の上部にロッド
アンテナ21が設けられる。
次に上記ケース11内に設けられる電子回路の構成につい
て第2図により説明する。アンテナ21により受信した電
波は、電子同調チューナ22に供給される。この電子同調
チューナ22は、受信電波の中から所望の電波を選局して
中間周波数Aに変換し、テレビリニア回路23へ出力す
る。このテレビリニア回路23は、中間周波数増幅回路及
び映像検波回路、同期分離回路等からなり、音声信号を
音声回路(図示せず)へ出力すると共に、映像信号B、
中間周波数信号D、同期信号Eを出力する。上記テレビ
リニア回路23から出力される映像信号Bは、A/D変換回
路24へ送られる。このA/D変換回路24は、テレビリニア
回路23からの映像信号Bを4ビットのデジタル信号Cに
変換して液晶駆動回路25へ送り、液晶表示パネル15にお
ける映像表示部12を表示駆動する。また、上記テレビリ
ニア回路23から出力される中間周波数信号Dは周波数検
出回路26へ送られ、同期信号Eは制御回路27へ送られ
る。上記周波数検出回路26は、テレビリニア回路23から
入力される中間周波信号を弁別し、H(High)あるいは
L(Low)の2種のパルス信号を出力し、制御回路27へ
与える。また、この制御回路27には、キー入力部28が接
続されている。このキー入力部28は、上記第1図におけ
るチューニング用のアップキー16a、ダウンキー16b、音
量調整用のアップキー17a、ダウンキー17bと共に、オー
ト/マニュアル切換スイッチ18、VHF/UHF切換スイッチ1
9、電源スイッチ20を備えている。。しかして、上記制
御回路27は、電子同調チューナ22に対し、キー入力部28
からのチューニング用アップキー16a及びダウンキー16b
の操作に従ってチューナ同調電圧制御回路29へ同調制御
信号を出力し、このチューナ同調電圧制御回路29から電
子同調チューナ22へチューニング信号Vtを出力する。こ
の場合、制御回路27は、上記チューニング動作が行なわ
れている間、つまり、次の局が選択されるまでの間、音
声回路にミュート信号を出力して音声出力を禁止してい
る。また、上記制御回路27は、キー入力部28からの音量
調整用アップキー17a、ダウンキー17bの操作に従って、
上記音声回路に音量調整信号を出力する。さらに、上記
制御回路27は、上記キー入力部28における各キー操作に
従って音量表示信号及びチャンネル表示信号Fを液晶駆
動回路25に出力すると共に、テレビリニア回路23からの
同期信号Eに従って液晶駆動回路25に表示タイミング信
号を出力する。この液晶駆動回路25は、A/D変換回路24
及び制御回路27からの信号に従って液晶表示パネル15に
おける映像表示部12、チャンネル表示部13、音量表示部
14をそれぞれ表示駆動する。
次に上記第2図における各部の詳細について説明する。
第3図は、電子同調チューナ22の詳細を示すもので、ア
ンテナ結合回路221、高周波結合回路222、混合回路22
3、局部発振回路224からなっている。そして、上記アン
テナ結合回路221にアンテナ21からの受信信号が入力さ
れ、局部発振回路224にチューナ同調電圧制御回路29か
らのチューニング信号Vtが入力かれる。この局部発振回
路224は、チューナ同調電圧制御回路29からのチューニ
ング信号Vtに応じて局部発振周波数が変化する。この局
部発振周波数の変化に従って混合回路223から受信局と
の間における中間周波信号Aが出力され、テレビリニア
回路23へ送られる。
第4図は、テレビリニア回路23の詳細を示すもので、中
間周波増幅回路231、検波回路232、映像増幅回路233、
同期分離回路234からなり、中間周波増幅回路231に電子
同調チューナ22から中間周波信号Aが入力される。上記
中間周波増幅回路231は、入力された中間周波信号Aを
増幅し、音声回路へ出力すると共に、検波回路232を介
して映像増幅回路233へ出力する。そして、この映像増
幅回路233から出力される映像信号BがA/D変換回路24へ
送られると共に、同期分離回路234へ送られる。この同
期分離回路234は、映像増幅回路233からの映像信号中に
含まれる水平同期信号φv及び垂直同期信号φhを分離
し、制御回路27へ出力する。
第5図は周波数検出回路26の詳細を示すもので、周波数
弁別器261、コンパレータ262、263からなり、上記テレ
ビリニア回路23から送られてくる中間周波信号Dが周波
数弁別器261に入力される。そして、周波数弁別器261の
出力がコンパレータ262の「+」端子に入力されると共
に、コンパレータ263の「−」端子に入力される。ま
た、コンパレータ262の「−」端子及びコンパレータ263
の「+」端子には、基準電源264、265がそれぞれ接続さ
れている。そして、コンパレータ262、263の出力がオー
トチューニングコントロール信号L、Hとして出力さ
れ、制御回路27へ送られる。上記周波数弁別器261は、
第6図に示すように入力周波数が設定周波数fpより低け
れば正、高くなると負の弁別信号を出力する。そして、
この弁別信号が基準電圧V1より高くなると、その間コン
パレータ262から信号Lが出力され、上記弁別信号が基
準電圧V2より低くなると、その間コンパレータ263から
信号Hが出力される。そして、上記コンパレータ262、2
63の出力信号L、Hが制御回路27へ送られてオートチュ
ーニング処理が行なわれる。
第7図は制御回路27の詳細を示すもので、271はテレビ
リニア回路23からの水平同期信号φhに応じて基準クロ
ックパルスφ1、φ2、φ3、φ4を発生する基準クロ
ック発生回路である。上記クロックパルスφ1、φ2、
φ3は、水平同期信号φhの2倍の周波数を持つ3組の
クロックであり、クロックパルスφ4は、クロックパル
スφ1を4分周したものである。また、272はキー制御
回路で、キー入力部28からのキー入力を判断して制御部
273へ出力する。この制御部273には、周波数検出回路26
の出力信号L、Hが入力されている。上記制御部273
は、コントロール信号L、Hに従って動作し、詳細を後
述する垂直同期検出回路274へチャンネル一致信号CHを
出力する。また、上記制御部273には、マニュアルチュ
ーニング制御回路273a及びマニュアルカウント回路273b
を備え、同調電圧カウンタ275に対してカウントパルス
を出力する。上記垂直同期検出回路274は、制御部273か
らの制御信号及びテレビリニア回路23からの垂直同期信
号φvに従って動作し、垂直同期信号φVを液晶駆動回
路25、リセット信号Rを制御部273、ミュート信号MUを
音声回路へ出力する。一方、同調電圧カウンタ275は、
制御部273からの信号によってカウントアップ動作する
が、そのカウントデータをメモリ276に書込むと共に、
同調電圧パルス幅変調波作成回路277へ出力する。この
同調電圧パルス幅変調波作成回路277は、同調電圧カウ
ンタ275のカウント値に応じて同調電圧パルス幅変調波
を発生し、チューナ同調電圧制御回路29へ出力する。
次に上記垂直同期検出回路274の詳細について第8図に
より説明する。第8図において、31は不一致カウンタ
で、カウント値が「64」になった時に出力端から“1"信
号を出力する。32は一致カウンタで、出力端子O1、O2
備え、カウント値が「2」の時に出力端子O1から“1"信
号を出力し、カウント値が「4」の時に出力端子O2から
“1"信号を出力する。、33は525進カウンタで、出力端
子O1、O2を備え、出力端子O1からはカウント内容を出力
し、出力端子O2からはカウント値が「525」になった時
に“1"信号を出力する。、34は同期検出カウンタで、出
力端子O1、O2を備え、カウント値が「7」の時に出力端
子O1から“1"信号を出力し、カウント値が「8」の時に
出力端子O2から“1"信号を出力する。しかして、第3図
の同期分離回路234から送られてくる垂直同期信号φv
は、オア回路35及びクラッチ回路36を介して不一致カウ
ンタ31のクロック端子CK、アンド回路37を介して一致カ
ウンタ32のクロック端子CK及び不一致カウンタ31のリセ
ット端子R、ノア回路38を介して同調検出カウンタ34の
クロック端子CKにそれぞれ入力される。また、上記525
進カウンタ33のクロック端子CKには、水平同期信号φh
の2倍の周波数をもつ基準クロックパルスφ1が入力さ
れる。上記ラッチ回路36は、ノア回路361、アンド回路3
62及びインバータ363からなり、アンド回路362に入力さ
れるクロックパルス1によってセットされ、上記オア
回路35の出力によりリセットされる。そして、上記カウ
ンタ31の出力は、オア回路39を介して一致カウンタ32の
リセット端子Rに入力されると共に、ラッチ回路41にリ
セット信号として入力される。このラッチ回路41の出力
は、同期信号の有無信号Mとしマニュアルチューニング
制御回路273aへ送られると共に、ノア回路42を介してナ
ンド回路43に入力される。上記ラッチ回路41は、ナンド
回路411、アンド回路412及びインバータ413からなり、
一致カウンタ32からインバータ44を介してアンド回路41
2に入力される信号によってセットされる。また、上記
ナンド回路43には、同期分離回路234から送られてくる
垂直同期信号φvがオア回路45及びナンド回路46を介し
て入力される。また、上記ナンド回路46には、インバー
タ413の出力が入力される。そして、上記ナンド回路43
の出力が垂直同期検出回路274の出力信号φVとして液
晶駆動回路25へ送られると共に、525進カウンタ33のリ
セット端子Rに入力される。この525進カウンタ33の出
力端子O2から出力される信号は、フリップフロップ47へ
送られる。このフリップフロップ47は、クロックパルス
φ2に同期して525進カウンタ33の出力を読込み、ナン
ド回路42、オア回路45、アンド回路37に入力すると共
に、インバータ48を介してオア回路35に入力する。ま
た、525進カウンタ33の出力端子O1から出力されるカウ
ント内容は、デコーダ49によりデコードされた後、クロ
ックパルスφn2に同期してフリップフロップ50に読込ま
れる。このクロックパルスφn2は液晶駆動回路25で1Hの
表示データをラッチするクロックである。そして、この
フリップフロップ50に保持されたデータが液晶駆動回路
25へ垂直走査を開始させる信号として送られる。
また一方、制御部273から送られてくるチャンネル一致
信号CHは、フリップフロップ51に入力される。上記フリ
ップフロップ51は、入力データをクロックパルスφ1に
同期して読込んでフリップフロップ52及びアンド回路53
に入力する。上記フリップフロップ52は、入力データを
クロックパルスφ2に同期して読込み、クロックパルス
φ1に同期して出力する。このフリップフロップ52の出
力は、アンド回路53及びオア回路39を介して一致カウン
タ32のリセット端子Rに入力される。また、上記チャン
ネル一致信号CHは、インバータ54を介して同期検出カウ
ンタ34のリセット端子Rに入力される。この同期検出カ
ウンタ34は、キャリー出力がノア回路38を介して自己の
クロック端子CKに入力され、カウント出力がインバータ
55及びノア回路56を介して第7図における制御部273へ
リセット信号として送られる。さらに、上記チャンネル
一致信号CHは、フリップフロップ57のリセット端子及び
アンド回路58に入力される。また、上記フリップフロッ
プ57のセット端子には、上記一致カウンタ32の出力端子
O1から出力される信号がインバータ59を介して入力され
る。そして、フリップフロップ57の出力はアンド回路58
を介して取出され、ノア回路56に入力されると共に、音
声回路へミュート信号MUとして送られる。
次に上記第7図における制御部273内のマニュアルチュ
ーニング制御回路273aについて第9図により説明する。
キー制御回路272からのチューニング用アップキー16aの
操作信号UPは、フリップフロップ61に入力され、クロッ
クパルスφ2に同期して読込まれると共にクロックパル
スφ1に同期して出力される。このフリップフロップ61
の出力は、フリップフロップ62に入力されると共にノア
回路63に入力される。上記フリップフロップ62は、クロ
ックパルスφ2に同期して入力信号を読込み、クロック
パルスφ1に同期して出力する。そして、上記フリップ
フロップ62の側出力がノア回路63及びノア回路64を介
して64進のカウンタ65のリセット端子Rに入力される。
また、キー制御回路272から入力されるダウンキー16bの
操作信号DOWNは、フリップフロップ66に入力され、クロ
ックパルスφ2に同期して読込まれると共に、クロック
パルスφ1に同期して出力される。このフリップフロッ
プ66の出力は、フリップフロップ67に入力されると共に
ノア回路68に入力される。上記フリップフロップ67は、
クロックパルスφ2に同期して入力信号を読込み、クロ
ックパルスφ1に同期して出力する。そして、このフリ
ップフロップ67の側出力端から出力される信号は、ノ
ア回路68を介してノア回路64に入力される。さらに、上
記チューニングアップキー入力UP及びダウンキー入力DO
WNは、ナンド回路69を介して取出され、キー制御回路27
2からのマニュアル/オート切換え信号MAと共にナンド
回路70に入力される。上記マニュアル/オート切換え信
号MAは、マニュアルモード時に“1"、オートモード時に
“0"となる信号である。そして、上記ナンド回路70の出
力は、カウンタ71のリセット端子R及びフリップフロッ
プ72のリセット端子Rに入力される。上記カウンタ71
は、クロックパルスφ2によってカウントアップ動作
し、動作開始後0.5を経過すると出力端より“1"信号を
出力してフリップフロップ72をセットする。このフリッ
プフロップ72の出力は、ノア回路64に入力されると共に
アンド回路73に入力される。上記ノア回路64には、さら
に、マニュアル/オート切換え信号MA及びミュート信号
MUがノア回路74を介して入力される。そして、上記ノア
回路64の出力が上記したようにカウンタ65のリセット端
子Rに入力される。このカウンタ65のクロック端子CKに
は、クロックパルスφ3、クロックパルスφ4がそれぞ
れクロックドインバータ75、76をそれぞれ介して入力さ
れる。上記インバータ75のゲート端子にはアンド回路73
の出力が直接入力され、インバータ76のゲートにはアン
ド回路73の出力がインバータ77を介して入力される。上
記アンド回路73は、同期有無信号Mによってゲート制御
される。この同期有無信号Mは、同期信号が入力されて
いる状態では“0"、同期信号が入力されなくなると“1"
となる。しかして、上記カウンタ65は、カウント値が
「64」になると、キャリー信号を出力し、第7図の同調
電圧カウンタ275のクロック端子に入力する。
次に上記実施例の動作を説明する。第2図において、ア
ンテナ21に誘起したテレビ信号は、電子同調チューナ22
によって選局及び周波数変換された後、テレビリニア回
路23によって帯域増幅及び映像検波されて映像信号Bと
して取出される。この映像信号は、A/D変換回路24にお
いて4ビットのデジタル信号Cに変換されて、液晶駆動
回路25へ送られて映像表示部12に表示される。また、上
記テレビリニア回路23からは音声信号が出力され、音声
回路へ送られる。この音声回路は、テレビリニア回路23
からの音声信号を増幅し、スピーカより出力する。
さらに、上記テレビリニア回路23は、内部の中間周波増
幅回路231で増幅した中間周波信号Dを周波数検出回路2
6へ出力すると共に、同期分離回路234で分離した垂直同
期信号φv及び水平同期信号φhを制御回路27へ出力す
る。しかして、上記周波数検出回路26は、テレビリニア
回路23からの中間周波信号Dを周波数弁別器261に入力
して周波数変化を電圧変化に変換し、コンパレータ26
2、コンパレータ263によりオートチューニングを行なう
為に必要な信号H、Lを作成する。現在、日本では、受
信電波の信号よりも局部発振周波数の方が高い上側へテ
ロダイン方式が使用されている。従って、局部発振周波
数は必ず受信チャンネル映像搬送波よりも中間周波数だ
け高くなる。そして、チューナ同調電圧を高くしていく
と、それにつれて局部発振周波数も徐々に高くなる。こ
れにより局部発振周波数と受信映像周波数との差である
中間周波数も徐々に高くなる。このときの中間周波数を
横軸にして周波数弁別器261の出力電圧の変化を示した
ものが第6図である。上記周波数弁別器261の出力が基
準電圧V1以上の時“1"レベルを与える信号Lをコンパレ
ータ262で作成する。同様に周波数弁別器261の出力が基
準電圧V2以下の時“1"レベルを与える信号Hをコンパレ
ータ263で作成する。そして、周波数検出回路26から上
記デジタル信号がL−Hの順に出力された時にチューナ
同調電圧を固定させれば、中間周波数を所定の周波数例
えば58.75MHzに正しく設定することができる。
また、反対にチューナ同調電圧を下げていくと、中間周
波数は徐々に低くなっていくので、デジタル信号がH−
Lの順に周波数検出回路26から出力された時にチューナ
同調電圧を固定させれば、上記の場合と同様に中間周波
数を正しく設定することができる。しかして、上記周波
数検出回路26から出力される信号L,Hは制御回路27へ送
られ、この制御回路27において上記したようなチューナ
同調電圧の制御が行なわれるが、その詳細については後
述する。
一方、制御回路27においては、テレビリニア回路23から
の同期信号φv、φhを検出して映像表示部12に対する
走査制御を行なっている。まず、制御回路27内の垂直同
期検出回路274における同期信号の検出処理について、
第10図のフローチャート及び第11図のタイミングチャー
トを参照して説明する。垂直同期検出回路274は、電源
スイッチ20がオンされた時に第10図のステップA1に示す
ように不一致カウンタ31、一致カウンタ32、ラッチ回路
41がリセットされる。ラッチ回路41がリセットされる
と、インバータ413の出力が“1"なってナンド回路46に
入力される。この状態で同期分離回路234から第11図に
示す垂直同期信号φvが与えられると、ナンド回路46の
出力が“0"となり、ナンド回路43から“1"信号が出力さ
れてステップA2に示すように525進カウンタ33がリセッ
トされる。この525進カウンタ33は、その後、水平同期
信号φhの2倍の周波数を持つクロックパルスφ1をカ
ウントし、そのカウント値が「525」になると、出力端
子O2から“1"信号を出力する。この525進カウンタ33の
出力は、クロックパルスφ2に同期してフリップフロッ
プ47に読込まれる。この結果、フリップフロップ47の出
力が“1"となり、アンド回路37に入力されると共に、イ
ンバータ48により“0"信号に反転されてオア回路35に入
力され、これによりステップA3に示すように垂直同期信
号φvの有無が判断される。すなわち、次の垂直同期信
号φvが正常に受信されていれば、アンド回路37の出力
が“1"になり、ステップA4に示すように一致カウンタ32
が「+1」されると共に、ステップA5に示すように不一
致カウンタ31がリセットされる。その後、ステップA6に
おいて、一致カウンタ32のカウント値が「4」であるか
否かの判断が行なわれ、すなわち「4」であれば出力端
子O2から“1"信号が出力される。これによりステップA7
に示すようにラッチ回路41がセットされ、その後、ステ
ップA8に進む。また、上記ステップA6において、一致カ
ウンタ32のカウント値が「4」になっていなければ、ス
テップA8に進み、ラッチ回路41がセットされているか、
リセットされているかを判断する。ラッチ回路41がセッ
トされている場合は、その出力が“1"となってナンド回
路42に入力されるので、ステップA9に示すようにフリッ
プフロップ47に保持されて525進カウンタ33の出力がナ
ンド回路42から出力される。この結果、ナンド回路42の
出力が“0"、ナンド回路43の出力が“1"となり、このナ
ンド回路43の出力が垂直同期信号φVとして液晶駆動回
路25へ送られる。上記垂直同期信号φVにより、液晶駆
動回路25において、第11図に示すようにフレーム信号φ
fが作成される。また、上記ラッチ回路41がリセットさ
れている場合は、インバータ413の出力が“1"となって
ナンド回路46に入力される。このためステップA10に示
すように、同期分離回路234からの垂直同期信号φvと
フリップフロップ47に保持されている525進カウンタ33
とのオア回路45出力がナンド回路46より出力される。こ
の結果、ナンド回路46の出力が“0"、ナンド回路43の出
力が“1"となり、このナンド回路43の出力が垂直同期信
号φVとして液晶駆動回路25へ送られる。このように同
期分離回路234から垂直同期信号φvが正常に与えられ
ている場合は、一致カウンタ32のカウント値が「4」に
なるまでは525進カウンタ33の出力を垂直同期信号φV
として使用し、一致カウンタ32のカウント値が「4」に
なると、同期分離回路234からの垂直同期信号φvと525
進カウンタ33から出力される信号とのオア出力を垂直同
期信号φVとして液晶駆動回路25へ与えられる。その
後、ステップA2へ戻り、ナンド回路43の出力により525
進カウンタ33をリセットし、上記した動作を繰返して行
なう。
しかして、上記ステップA3において、525進カウンタ33
の出力がフリップフロップ47に読込まれた際、例えば受
信状態の悪化等により次の垂直同期信号φvが与えられ
なかった場合は、オア回路35の出力が“0"となってラッ
チ回路36がセットされる。これによりラッチ回路36の出
力が“1"となり、ステップA11に示すように不一致カウ
ンタ31の内容が「+1」される。次いで、ステップA12
に示すように不一致カウンタ31のカウント値が「64」に
達しているか否かを判断し、「64」に達していなければ
不一致カウンタ31の出力が“0"であるので、直ちにステ
ップA8に示すようにラッチ回路41のラッチ状態を判断し
て次の動作に進む。また、不一致カウンタ31のカウント
値が「64」に達していれば、不一致カウンタ31から“1"
信号が出力され、ステップA13に示すように一致カウン
タ32がリセットされると共に、ステップA14に示すよう
にラッチ回路41がリセットされる。その後、ステップA8
に示すようにラッチ回路41がセットされているか、リセ
ットされているかを判断する。ラッチ回路41がリセット
されている場合は、ステップA9に示すようにフリップフ
ロップ47に保持している525進カウンタ33の出力を、ナ
ンド回路42、43を介して垂直同期信号φVとして液晶駆
動回路25へ出力する。また、ラッチ回路41がリセットさ
れている場合は、ステップA10に示すように同期分離回
路234からの垂直同期信号φvと525進カウンタ33の出力
信号のオア出力をナンド回路46、43を介して液晶駆動回
路25に出力する。すなわち、受信状態の悪化等により垂
直同期信号φvが与えられなかった場合には、不一致カ
ウンタ31のカウント値が「64」になるまでは、525進カ
ウンタ33の出力を垂直同期信号φVとして使用し、カウ
ント値が「64」になるとラッチ回路41をセットしてナン
ド回路46のゲートを開き、同期分離回路234からの垂直
同期信号φv及び525進カウンタ33の出力が液晶駆動回
路25へ送られるようにする。また、不一致カウンタ31の
カウント値が「64」に達するまでに同期分離回路234か
ら垂直同期信号φvが与えられれば、一致カウンタ32を
「+1」すると共に、不一致カウンタ31をクリアして通
常の動作状態に戻る。また一方、不一致カウンタ31は、
そのカウント値が「525」に達する毎にデコーダ49でデ
コードされ、クロックφn2に同期してフリップフロップ
50に読込まれる。そして、このフリップフロップ50の出
力が第11図に示すように垂直走査スタート信号Doutとし
て液晶駆動回路25へ送られる。
次に第7図および第8図に示す制御回路27のオートチュ
ーニング動作について説明する。オートチューニングで
は、オートモードとマニュアルモードの2種がある。オ
ートモードでは、周波数検出回路26を用いて自動的にチ
ャンネルを選択する。マニュアルモードでは、キー操作
によりチューナ同調電圧の掃引を行なう。まず、オート
モードにおけるチューニング動作について、第12図のフ
ローチャートを参照して説明する。オートモードでは、
前記したようにチューニング用のアップキー16aが押さ
れた場合は、周波数検出回路26よりL−Hの順で、ま
た、ダウンキー16bが押された場合は、H−Lの順でデ
ジタル信号を出力したときにチャンネル一致を検出す
る。しかして、制御回路27は、第12図のステップB1に示
すようにチューニング用のキーが操作されたか否かを常
に判断しており、キー入力が無ければそのまま待機す
る。そして、キー入力が行なわれると、ステップB2に示
すように操作キーがアップキー16aであるか否かを判断
し、アップキー16aが操作された場合であれば、ステッ
プB3に示すように制御部273から同調電圧カウンタ275に
カウントアップ信号を送り、同調電圧カウンタ275の内
容を「+8」する。ここで「+8」する理由は、確実に
現チャンネルを抜け出すためである。この同調電圧カウ
ンタ275のカウント値は、変調波作成回路277へ送られ
る。この変調波作成回路277は、同調電圧カウンタ275の
カウント値をパルス幅に変調し、第2図に示すチューナ
同調電圧制御回路29へ出力する。このチューナ同調電圧
制御回路29は、上記変調波作成回路277からの変調波を
積分回路により積分し、その後、増幅してチューナ同調
電圧に変換し、電子同調チューナ22に与えて局部発振周
波数を変化させる。この状態でステップB4に示すように
周波数検出回路26から信号Lが出力されているか否かを
判断し、出力されていなければステップB5に示すように
同調電圧カウンタ275を「+1」し、電子同調チューナ2
2の受信周波数を高くする。上記ステップB4、B5の処理
は、周波数検出回路26から信号Lが出力されるまで繰返
して行なう。そして、周波数検出回路26から信号Lが出
力されると、ステップB6に示すように同調電圧カウンタ
275を「+1」し、その後、ステップB7に示すように周
波数検出回路26から信号Hが出力されたか否かを判断
し、信号Hが出力されていなければステップB6に戻って
同調電圧カウンタ275を「+1」する。このステップB
6、ステップB7の処理は、周波数検出回路26から信号H
が出力されるまで繰返して行なう。そして、周波数検出
回路26から信号Hが出力されると、ステップB8に示すよ
うに制御部273からチャンネル一致信号CHを垂直同期検
出回路274へ出力すると共に、ステップB9に示すよう
に、この時の同調電圧カウンタ275のカウント値をメモ
リ276に記憶させる。このメモリ276は、電源をオフした
場合でも動作電圧が供給され、記憶内容が保護されるよ
うになっている。そして、上記メモリ276の記憶内容
は、次に電源をオンしたときに同調電圧カウンタ275に
ロードし、同調電圧カウンタ275のカウント値が電源オ
フ前と同じ値に保持する。これにより電源をオンした
際、電源オフ時と同じチャンネルが選択される。一方、
第8図に示す垂直同期検出回路274は、制御部273からチ
ャンネル一致信号CHが送られてくると、ステップB10に
示すように同期検出カウンタ34をリセットすると共に、
ステップB11に示すように一致カウンタ32をリセットす
る。すなわち、上記チャンネル一致信号CHは、インバー
タ54を介して同期検出カウンタ34のリセット端子Rに入
力されると共に、フリップフロップ51、52、アンド回路
53により一定幅のパルス信号に波形整形され、オア回路
39を介して一致カウンタ32のリセット端子Rに入力され
る。これにより同期検出カウンタ34及び一致カウンタ32
がリセットされる。その後、ステップB12に示すように5
25進カウンタ33がクロックパルスφ1によりカウントア
ップするが、同期分離回路234から垂直同期信号φvが
送られてくると、この垂直同期信号φvはノア回路38を
介して同期検出カウンタ34に入力され、同期検出カウン
タ34が「+1」される。次いでステップB14に示すよう
に一致カウンタ32のカウント値が「2」であるか否か、
つまり、同期分離回路234から送られてくる垂直同期信
号φvが正しい周期のものであるか否かを判断する。正
しい周期の垂直同期信号φvであれば、一致カウンタ32
がカウントアップされるので、そのカウント値が「2」
となった時にその出力端子O1から“1"信号が出力され、
インバータ59を介してフリップフロップ57へ送られ、ス
テップB15に示すように同期有りラッチ、つまり、フリ
ップフロップ57がセットされる。その後、ステップB16
に示すように同期検出カウンタ34の内容が「7」である
か否かを判断する。また、上記ステップB14において、
一致カウンタ32の内容が「2」に達していない場合は、
直ちにステップB16に進んで同期検出カウンタ34に内容
が「7」になったか否かを判断する。同期検出カウンタ
34の内容が「7」に達していなければ、ステップB12に
戻って同様の処理を繰返す。そして、同期検出カウンタ
34の内容が「7」になると、ステップB17に示すように
フロップフロップ57がセットされているか否か、つま
り、同期検出カウンタ34のカウント値が「7」になるま
でに一致カウンタ32のカウント値が「2」になったか否
かを判断する。上記同期検出カウンタ34は、そのカウン
ト値が「7」になると出力端子O1から“1"信号が出力さ
れ、インバータ55で“0"に反転されてノア回路56に入力
される。このときフリップフロップ57がセットされてい
れば、その出力信号“1"がアンド回路58を介してノア回
路56に入力されるので、ノア回路56から出力されるリセ
ット信号は、“0"状態に保持される。また、上記アンド
回路58の出力は、ミュート信号MUとして音声回路へ送ら
れる。音声回路は、ミュート信号MUが“0"の場合に音声
出力を禁止し、ミュート信号MUが“1"になると、音声の
出力動作を再開する。その後、同期検出カウンタ34のカ
ウント値が「8」になると、出力端子O2から“1"信号が
出力されてノア回路38に入力され、同期検出カウンタ34
のクロック入力が禁止される。以上は垂直同期信号φv
が正常に受信されていると判定された場合で、このとき
制御部273は同調電圧カウンタ275のクロックを止めてそ
のカウント値を固定し、チューニング動作を終了する。
また、正常な受信状態とならず、同期検出カウンタ34の
カウント値が「7」になるまでに一致カウンタ32のカウ
ント値が「2」に達しなかった場合は、フリップフロッ
プ57がセットされないので、アンド回路58の出力は“0"
状態に保持される。この状態で同期検出カウンタ34のカ
ウント値が「7」になって出力端子O1から“1"信号が出
力されると、インバータ55で“0"に反転されてノア回路
56に入力される。この時上記したようにアンド回路58か
らノア回路56に“0"信号が入力されているので、ノア回
路56から出力されるリセット信号Rが“1"となり、制御
部273がリセットされる。このため制御部273は、ステッ
プB4に戻って上記したチューニング動作を再開する。
以上はアップキー16aを操作した場合について説明した
が、ダウンキー16bを操作した場合は、ステップB2にお
いてダウンキー16bの操作が検出され、上記アップ処理
の場合と同様にしてダウン処理が行なわれる。その際、
周波数検出回路26から出力されるH、Lの関係及び同調
電圧カウンタ275のアップ、ダウンの関係はアップ処理
とちょうど逆になる。
次にマニュアルモード時のチューニング動作について、
第9図に示すマニュアルチューニング制御回路273a及び
第13図のフローチャートを参照して説明する。マニュア
ルモード時において所望のチャンネルを選択する場合
は、チューニング用のアップキー16aまたはダウンキー1
6bを所望のチャンネルが受信されるまで押し続ける。マ
ニュアルモードが指定されている場合、制御部273は第1
3図のステップC1に示すようにチューニング用のキーが
操作されたか否かを常にチェックしており、キー入力が
あるとステップC2に示すようにアップキー16aであるか
否かを判断する。アップキー16aであればステップC8に
示すように、マニュアルカウント回路273bから同調電圧
カウンタ275にカウントアップ信号を送ってその内容を
「+8」し、その後、ステップC4に進んでアップキー16
aが押し続けられているか否かを判断する。アップキー1
6aキーが押し続けられていなければステップC1に戻る
が、押し続けられていればステップC5に進んで0.5秒の
カウントを行なう。すなわち、第9図に示すマニュアル
チューニング制御回路273aは、マニュアルモードの場
合、マニュアルオート切換え信号MAとして“1"信号がナ
ンド回路70及びノア回路74に入力される。この状態でア
ップキー16aが操作されると、そのキー入力(“0"信
号)がフリップフロップ61、62、ノア回路63により波形
整形された後、ノア回路64を介してカウンタ65のリセッ
ト端子Rに入力され、カウンタ65がリセットされる。ま
た、上記アップキー16aが操作されると、その間ナンド
回路69の出力が“1"、ナンド回路70の出力が“0"となっ
てカウンタ71のリセット状態が解除される。このため、
カウンタ71はクロックパルスφ2によってカウントアッ
プし、0.5秒を経過すると出力端より“1"信号を出力し
てフリップフロップ72をセットする。この結果、フリッ
プフロップ72から“1"信号が出力され、アンド回路73の
ゲートを開くと共にノア回路64の出力が“0"となってカ
ウンタ65のリセットが解除される。また、上記アンド回
路73には第8図のラッチ回路41から同期信号の有無を示
す信号Mが入力されている。この信号Mは、上記したよ
うに同期有りの場合に“0"、同期無しの場合に“1"とな
るもので、それによりインバータ75、76を介してクロッ
クパルスφ3、クロックパルスφ4が選択され、ステッ
プC6に示すようにカウンタ65がカウントアップされる。
そして、このカウンタ65の出力が同調電圧カウンタ275
へ送られてチューナ同調電圧が掃引される。この場合、
上記信号Mが“0"であれば、インバータ76が選択されて
周波数の低いクロックパルスφ4が選択されてカウンタ
65に入力され、これによりカウンタ65は遅い周期でカウ
ントアップする。また、信号Mが“1"であれば、アンド
回路73の出力が“1"となり、インバータ74が選択されて
周波数の高いクロックパルスφ3がカウンタ65へ送ら
れ、これによりカウンタ65は速い周期でカウントアップ
する。すなわち、チャンネルがあっている時は同期信号
が検出されるので、信号Mが“0"となってチューナ同調
電圧の掃引速度が遅くなり、そのチャンネルから離脱す
ると同期信号か検出されなくなるので、信号Mが“1"と
なってチューナ同調電圧の掃引速度が速くなる。そし
て、上記マニュアルチューニング制御回路273aは、ステ
ップC7に示すようにキー操作が引き続き行なわれている
か否かを判断し、キー操作が行なわれていればステップ
C6に戻ってカウンタ65のカウントアップ動作を継続す
る。しかして、上記チューナ同調電圧の掃引により所望
のチャンネルが選択された時にアップキー16aから手を
離すと、ステップC8に示すようにカウンタ65のカウント
動作を停止する。すなわち、アップキー16aから手を離
すと、そのキー信号は“1"となり、ナンド回路69の出力
が“0"、ナンド回路70の出力が“1"となってカウンタ71
及びフリップフロップ72がリセットされる。従って、フ
リップフロップ72の出力が“0"となり、アンド回路73の
ゲートを閉じると共に、ノア回路64の出力が“1"となっ
てカウンタ65をリセットし、チューニング動作を終了す
る。
また、ダウンキー16bを操作した場合は、ステップC2に
おいてダウンキー16bの操作が検出され、ステップC9に
進む。このステップC9では、マニュアルカウント回路27
3bにより同調電圧カウンタ275を「−8」し、次いでス
テップC10に示すようにダウンキー16bが押し続けられて
いるか否かを判断し、キーが押し続けられていなければ
ステップC1に戻る。ダウンキー16bが押し続けられてい
ればステップC11に示すようにカウンタ71において0.5秒
をカウントし、その後、ステップC12に示すようにカウ
ンタ65をカウントダウンする。次いでステップCB13に示
すようにキー操作が終了したか否かを判断し、キーが未
だ押されていればステップC12に戻ってカウンタ65のカ
ウントダウン動作を継続する。そして、ステップC13で
キー操作の終了が検出されるとステップC8に示すように
カウンタ65のカウント動作を停止してチューニング動作
を終了する。
なお、上記制御回路27における各カウンタの設定値は上
記実施例に限定されるものでなく、他の値に設定しても
良いことは勿論である。
[発明の効果] 以上詳記したように本発明によれば、パネル型テレビジ
ョン受像機において、チューナ同調電圧を自動的に掃引
するオートチューニング回路と液晶駆動回路の共通化に
よって回路の減少が可能になり、上記オートチューニン
グ回路と液晶駆動制御回路を1チップのLSI上に実現す
ることができる。このためパネル型テレビジョン受像機
において、別LSIを持つことなくオートチューニング機
能を設けることが可能になると共に、オートチューニン
グ機能を備えることにより、チューニングボリュームな
どの部品を無くすことができ、コストの低減を計ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は外観構
成図、第2図は電子回路の全体の構成を示すブロック
図、第3図は電子同調チューナの詳細を示すブロック
図、第4図はテレビリニア回路の詳細を示すブロック
図、第5図は周波数検出回路の詳細を示すブロック図、
第6図は第5図の周波数検出回路の動作を説明するため
のタイミングチャート、第7図は制御回路の詳細を示す
ブロック図、第8図は第7図における垂直同期検出回路
部分詳細を示すブロック図、第9図は第7図における制
御部内のマニュアルチューニング制御回路部分の詳細を
示すブロック図、第10図は同期検出動作を示すフローチ
ャート、第11図は同期検出動作を説明するためのタイミ
ングチャート、第12図はオートモードにおけるオートチ
ューニング動作を示すフローチャート、第13図はマニュ
アルモードにおけるオートチューニング動作を示すフロ
ーチャートである。 11……ケース、12……映像表示部、13……チャンネル表
示部、14……音量表示部、15……表示パネル、16a……
チューニング用のアップキー、16b……ダウンキー、17a
……音量調整用のアップキー、17b……ダウンキー、18
……オート/マニュアル切換スイッチ、19……VHF/UHF
切換スイッチ、20……電源スイッチ、21……アンテナ、
22……電子同調チューナ、23……テレビリニア回路、24
……A/D変換回路、25……液晶駆動回路、26……周波数
検出回路、27……制御回路、28……キー入力部、29……
チューナ同調電圧制御回路、221……アンテナ結合回
路、222……高周波結合回路、223……混合回路、224…
…局部発振回路、231……中間周波増幅回路、232……検
波回路、233……映像増幅回路、234……同期分離回路、
261……周波数弁別器、262、263……コンパレータ、26
4、265……基準電源、271……基準クロック発生回路、2
72……キー制御回路、273……制御部、273a……マニュ
アルチューニング制御回路、273b……マニュアルカウン
ト回路、274……垂直同期検出回路、275……同調電圧カ
ウンタ、276……メモリ、277……変調波作成回路、31…
…不一致カウンタ、32……一致カウンタ、33……525進
カウンタ、34……同期検出カウンタ、36、41……ラッチ
回路、65……カウンタ、71……カウンタ。
フロントページの続き (72)発明者 山岸 浩二 東京都西多摩郡羽村町栄町3丁目2番1号 カシオ計算機株式会社羽村技術センター 内 (56)参考文献 特開 昭58−106970(JP,A) 特開 昭54−147725(JP,A) 特開 昭56−132017(JP,A) 実開 昭56−160031(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直同期信号に基づいて表示制御動作を行
    なう表示制御手段と、 垂直同期信号の有無を検出してチューニング動作を行な
    うチューニング手段と、 を具備したパネル型テレビジョン受像機において、 基準周波数信号をカウントして内部垂直同期信号を発生
    する手段と、 上記内部垂直同期信号とテレビジョン信号から分離され
    た垂直同期信号の一致回数をカウントする一致検出手段
    と、 上記内部垂直同期信号とテレビジョン信号から分離され
    た垂直同期信号の不一致回数をカウントする不一致検出
    手段と、 上記一致検出手段と不一致検出手段のカウント結果によ
    り同期有無を判別する同期有無判別手段と、 この同期有無判別手段により同期有りと判別された時は
    上記内部垂直同期信号を表示用垂直同期信号として上記
    表示制御手段へ送出し、同期なしと判別された時は上記
    垂直同期信号と内部垂直同期信号の両方を表示用垂直同
    期信号として上記表示制御手段へ送出する同期信号送出
    手段と、 を具備し、 上記表示制御手段は上記同期信号送出手段からの垂直同
    期信号または内部垂直同期信号に基づいて動作し、 上記チューニング手段は所定期間内の上記同期有無判別
    手段の判別結果に基づいて動作することを特徴とするパ
    ネル型テレビジョン受像機。
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