JPH07385U

JPH07385U - ビル非常避難装置

Info

Publication number: JPH07385U
Application number: JP3001893U
Authority: JP
Inventors: 新壇蔡
Original assignee: 新壇蔡
Priority date: 1993-06-04
Filing date: 1993-06-04
Publication date: 1995-01-06

Abstract

(57)【要約】【目的】避難施設を自動的に開放する機能を備えて、
人々を迅速にビルまたは火災現場から避難させて人命の
安全を確保できるようにする。【構成】非常扉（１）、非常梯子（２）、支承枠
（３）、駆動装置（４）、および制御装置からなり、該
非常扉（１）に非常梯子（２）と支承枠（３）を設け
て、該非常扉（１）をビル各フロアの非常口（５０）に
取り付け、かつ制御装置の自動制御により上記駆動装置
（４）を介して非常扉（１）を自動的に開かせて、火災
が発生した際に、人々が各フロアの非常扉（１）の端縁
より垂下して互いに上下端相連なる非常梯子（２）を使
って火災現場やビルから避難できるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はビル非常避難装置に関し、特に火災などが発生した際に使用されるビル非常避難装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】

火災によってもたらされる人命や財産の損失はかなり重大なもので、特に高層ビルで火災が発生すると、そのビルの高所フロアにいる人々にとっての脱出は極めて困難である。したがって、通常、高層ビルにはそれぞれ防火施設を設けて、一旦火災が発生すると、警報を発する一方で自動散水し、人々が迅速に火災現場から避難するように警告している。また、この種の高層ビルには、それぞれ非常口を設けているが、災害が発生した緊急状態のもとでは、往々にして非常口のドアを開けることができず救助が来るのを待ってから、救助隊が準備した昇降梯子を利用して人々を火災現場から救出することが多く、この際、人々は屋上や窓からその昇降梯子に移らなければならない。一方、一般のマンション、ホテル、娯楽興行ビル、オフィスビルなどの高層ビルでは、一つの非常口を設けただけでは緊急時の非常脱出に用を足さず、したがって、この種の高層ビルで火災が発生すると、一部の人々が非常口から避難するのを待ち切れずに、緊迫した状態のもとで窓から飛び降りて、ひどい傷害を受け或いは命を失うなどの惨事が生じる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

このような問題点に鑑み、本考案は、避難装置を自動的に作動して使用状態にセットする機能を備えて、ビルまたは火災現場から迅速に避難させて人命の安全を確保できるビル非常避難装置を提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するため、本考案は、対向する両短辺を第１の端部および第２の端部とする長方形の戸板状をなし、該第１の端部の両側縁をビル内各フロアの非常口の両側端縁下端に外向き回動可能に枢着した非常扉と、一端を該非常扉の第２の端部に枢着して、ビル内各フロアの非常扉が完全に開いた際に、それぞれ上下端が互いに相連なるように垂下する非常梯子と、それぞれ一端を上記非常口の下端にあるビル側壁に枢接すると共に、他端を上記非常梯子に枢接した、２本の平行する支持棒からなる支承枠と、上記非常口を閉鎖した直立状態から水平状態に開かせ、或いは開いた水平状態から直立状態に該非常口を閉鎖するように、上記非常扉を駆動制御する駆動装置と、各フロアの非常扉における駆動装置を制御して、該非常扉を一斉に開けさせる制御装置とからなり、ビル内に火災が発生すれば警報シグナルを該制御装置に送って、該制御装置が上記駆動装置を自動制御して上記非常口と直角状態をなすように上記非常扉を開けさせ、かつ各フロアの上記非常梯子がそれぞれ水平状態に開いた該非常扉から垂下して、上方フロアの人が下方各フロアの非常梯子沿いに火災現場から避難できるように構成される。

【０００５】そして、上記駆動装置を、上記非常口の近傍にあるビル側壁に装着したモータと、該モータの出力軸に固着した伝動ウォームと、胴部が中間ギアを介して該伝動ウォームと噛合するように上記非常口の近傍にあるビル側壁に取り付けられ、上記モータが１回転すれば該伝動ウォームを介して１回転する主動軸と、一端が回転可能に中間ギアを介して該主動軸の上端と下端にそれぞれ噛合されると共に、他端が上記非常口の上端および下端近くにあるビル側壁にそれぞれ軸承される一対の従動軸と、一端が該非常口の上端縁近傍にある従動軸の胴部にそれぞれ固定されると共に、他端が上記第２の端部の端縁にそれぞれ係止された一対の引き縄と、上記従動軸が回転すれば上記非常扉を押して開くように、上記非常口の下端側近傍にある従動軸の胴部に設けられた押動部とからなり、開いた水平状態における上記非常扉の底面にある、上記非常梯子と対応する箇所に凹み切欠き部を設けて、平時、該非常梯子を没入収容できるようにし、さらに上記押動部を湾曲鈎状に形成して、その一端を固定端として上記非常口の下端側にある従動軸の胴部に固定し、他端を押動端として該従動軸の回転動にともない上記非常扉を押し開くようにする。

【０００６】

【作用】

上記のように構成された、本考案は、通常は上記駆動装置により非常扉が非常口を閉鎖するように制止して、一旦ビルで火災が発生すると、そのビル内の火災警報装置から警報シグナルを受けて該制御装置が起動シグナルを駆動装置に送り、該駆動装置により上記非常口に直立閉鎖した非常扉を徐々に押し開いて該非常口と直角状態をなすようにし、この際、該非常扉の端縁に枢接された非常梯子が自重で垂下することになり、各フロアのそれぞれ非常梯子は垂下した状態になれば互いに上下端が相連なるように設けられているので、上方フロアの人々は下方各フロアの非常梯子沿いに火災現場から避難することができる。

【０００７】そして、上記駆動装置を、上記非常口の近傍にあるビル側壁に装着したモータと、該モータの出力軸に固着した伝動ウォームと、胴部が中間ギアを介して該伝動ウォームと噛合するように上記非常口の近傍にあるビル側壁に取り付けられ、上記モータが１回転すれば該伝動ウォームを介して１回転する主動軸と、一端が回転可能に中間ギアを介して該主動軸の上端と下端にそれぞれ噛合されると共に、他端が上記非常口の上端および下端近くにあるビル側壁にそれぞれ軸承される一対の従動軸と、一端が該非常口の上端縁近傍にある従動軸の胴部にそれぞれ固定されると共に、他端が上記第２の端部の端縁にそれぞれ係止された一対の引き縄と、上記従動軸が回転すれば上記非常扉を押して開くように、上記非常口の下端側近傍にある従動軸の胴部に設けられた押動部とからなり、開いた水平状態における上記非常扉の底面にある、上記非常梯子と対応する箇所に凹み切欠き部を設けて、平時、該非常梯子を没入収容できるようにし、さらに上記押動部を湾曲鈎状に形成して、その一端を固定端として上記非常口の下端側にある従動軸の胴部に固定し、他端を押動端として該従動軸の回転動にともない、上記非常扉を押し開くようにすると、該非常扉の開閉制御がより確実、容易、迅速になり、平時は上記非常梯子を該非常扉に没入収容して各フロアの使用面積に影響をもたらさないで済む。この考案の上記またはその他の目的、特徴および利点は、図面を参照しての以下の実施例の詳細な説明から一層あきらかとなろう。

【０００８】

【実施例】

図１、図２に示すように、本考案のビル非常避難装置は、各フロアのビル側壁５に装設した非常口５０に取り付けられるもので、非常扉１、非常梯子２、支承枠３、駆動装置４、および制御装置からなり、該非常扉１は、その第１の端部１０の両側縁を上記非常口５０における両側端縁の下端部位に回動可能に枢着して、その第２の端部１１に欠口１１１を設けると共に、該欠口１１１より延伸して、上記非常扉１が完全に開いて水平状態にあるときの該非常扉１の底面に凹み切欠き部１１２を形成する。上記非常梯子２は、その一端を該非常扉１の第２の端部１１における欠口１１１内に枢着して、該非常扉１が直立状態になった際に、該非常梯子２が該非常扉１の凹み切欠き部１１２内に没入できるようになっている。上記支承枠３は、２本の支持棒３０によってなり、該両支持棒３０のそれぞれ一端を非常口５０の下端にあるビル側壁５に枢着して、他端を上記非常梯子２の適当な箇所に枢接すると共に、該非常梯子２を揺れないように安定保持する。

【０００９】上記駆動装置４は、モータ４０、伝動ウォーム４１、主動軸４２、両従動軸４３、両引き縄４４、および押動部４５からなり、該駆動装置４の全体を上記非常扉１が外向き回動をするビル側壁５のビル内側に設け、上記モータ４０を非常口５０の近傍にあるビル側壁５のビル内側に装着して、上記伝動ウォーム４１をモータ４０の出力軸４０１に固着し、該モータ４０の駆動により回転できるようにする。上記主動軸４２も同じく非常口５０の近傍にあるビル側壁５のビル内側に設けられて、ほぼ中段部位にギア４２２を軸装して上記伝動ウォーム４１に噛合すると共に、上記モータ４０が１回転すれば該伝動ウォーム４１に連動されて１回転するようにして、該モータ４０に減速機能を備えさせるようにする。上記両従動軸４３は非常口５０の上下端近くにあるビル側壁５のビル内側に取り付けられて、それぞれ一端にギア４３１、４３２を軸装して各々上記主動軸４２の上下端に軸装されたベベルギア４２１と棒状ギア４２３に噛合し、かつ該主動軸４２が１回転すれば上記両従動軸４３もそれぞれ１回転するように伝動可能にされて、該両従動軸４３とも減速機能を備え付けられる。

【００１０】上記両引き縄４４はそれぞれ一端を上記非常口５０の上端縁近傍にあるビル側壁５のビル内側に取り付けられた従動軸４３の胴部の適当な部位に固定し、他端を上記非常扉１の第２の端部１１の端縁に固定させて、上記モータ４０が回転して上記従動軸４３を連動回転させれば、該従動軸４３が上記引き縄４４を巻き上げたり下ろしたりして上記非常扉１を開閉制御できるようにする。上記押動部４５は上記非常口５０の下端側近傍にあるビル側壁５のビル内側に取り付けられた従動軸４３の胴部の適当な２か所に設けられて、該従動軸４３が回転すれば上記非常扉１を押して開くようにし、本実施例では上記押動部４５を湾曲鈎状に形成して、該押動部４５に固定端４５１および押動端４５２を設けて、該固定端４５１を上記従動軸４３の胴部に固着して該押動端４５２により上記非常扉１を押し開けるようにする。

【００１１】上記制御装置は、上記駆動装置４の作動を制御して非常扉１を開かせるもので、本実施例では高層ビルの火災警報装置が警報シグナルを発すると、上記制御装置にも警報シグナルを送って、上記駆動装置４を起動制御するようにしている（該制御装置は従来技術に属し、ここでは冗述せず、かつ図示を省く）。したがって、図３に示すように、通常は、該駆動装置４の上方従動軸４３が引き縄４４を巻き取って、該引き縄４４により非常扉１の第２の端部１１を引き上げて、該非常扉１が非常口５０を閉鎖するようにし、この際、該非常扉１に枢着した非常梯子２は重力の作用から自動的に回動して該非常扉１の凹み切欠き部１１２内に没入する。

【００１２】そして、一旦ビルに火災が発生すると、図４に示すように、そのビル内の火災警報装置から警報シグナルを受けて上記制御装置が起動シグナルを駆動装置４に送り、該駆動装置４のモータ４０が駆動して主動軸４２を回転させると共に、上記両従動軸４３を伝動回転するや否や、該両従動軸４３の非常口５０の上端縁側に取り付けられた上方従動軸４３が伝動回転すると同時に該引き縄４４を徐々に下ろし、かつ非常口５０の下端縁側に取り付けられた下方従動軸４３が伝動回転すると同時に上記押動部４５が作動して、該押動部４５の押動端４５２が、非常口５０を閉鎖していた非常扉１を押し開けるので、該非常扉１は該非常口５０の両側端縁の下端部位に枢着した第１の端部１０の側縁部位を支点としてビル外側向きに回転して水平状態を呈するように開く。

【００１３】図５に示すのは、本考案のビル非常避難装置の実施図で、図２、図５に示すように、高層ビルを建設して各フロアに非常口５０を設けた後、まず非常梯子２を非常扉１の第２の端部１１における欠口１１１に枢着し、次に支承枠３を該非常梯子２の適当な位置に枢接して、さらに上記非常扉１の第１の端部１０の両側縁を上記非常口５０の両側縁下端に枢着すれば、駆動装置４のモータ４０、伝動ウォーム４１、および主動軸４２を該非常口５０の近傍にあるビル側壁５のビル内側の適当な位置に装設することができ、しかる後、上記両従動軸４３のそれぞれ一端が該主動軸４２の上下端に噛合するように、該両従動軸４３を上記非常口５０の上下端縁近傍にあるビル側壁５のビル内側の適当な位置に取り付けて、上記両引き縄４４の一端をそれぞれ該非常口５０の上端縁側にある従動軸４３の胴部の適当な部位に固着させ、並びに該両引き縄４４の他端を該非常扉１の第２の端部１１の端縁の両端に固定して、各フロアの非常口５０における非常避難装置を取り付け完了する。

【００１４】そして、一旦ビルに火災が発生すると、制御装置の自動制御により各フロアの駆動装置４を起動して、該駆動装置４の押動部４５が非常口５０を閉鎖している非常扉１を押し開き、同時に両引き縄４４が下ろされて該非常扉１を完全に開かせることになり、該非常扉１が開いている最中に、上記非常梯子２が自重で回動して、完全に開いた該非常扉１から垂下するような状態をなし、かつ各フロアの非常梯子２の長さを上下相連なるように設けるので、上方フロアの人々を下方各フロアの非常梯子２沿いにビルの火災現場から安全に避難させることができる。

【００１５】本考案はさらに緊急給電手段（該緊急給電手段は周知技術であり、本考案の特徴に属せず、ここでは冗舌しないものとする）を備えてもよく、高層ビルに火災が発生したときに、停電の影響を受けずに制御装置に電源を供給することができると共に、通常、各フロアにある非常扉１を自分でコントロールして、必要なときに非常扉１を開けて伸縮バルコニーとし、物品を運搬するのに便利なようにすることができる。しかも、使用しないときは、該非常扉１をビル側壁５沿いに収縮させているので、通常は各フロアの使用面積に影響をもたらさず、緊急の場合には直ちに避難装置として使用することができるので極めて便利である。無論、本考案は一般のビルに使用されるばかりでなく、その他マンション、ホテル、娯楽性ビル、オフィスビルなどの高層ビルなどにも使用することができ、非常に実用性に富み、避難効果がかなり高い、人命の安全を確保できる非常避難装置である。

【００１６】

【考案の効果】

上記のように構成された、本考案のビル非常避難装置は、その制御装置により駆動装置を自動制御して非常扉を自動的に開けさせ、かつ非常梯子は該非常扉の開き動作に追従して垂直状態に垂下して、上下各フロアのそれぞれの非常梯子の上下端が互いに相連なるように設けられると共に、本避難装置を自動的に開放する機能を備えることにより、人々を迅速にビルまたは火災現場から避難させることができ、人命の安全が確保できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のビル非常避難装置の立体分解図

【図２】本考案のビル非常避難装置の組立完了図

【図３】本考案のビル非常避難装置の作動表示図

【図４】本考案のビル非常避難装置の作動表示図

【図５】本考案のビル非常避難装置を高層ビルの各フ
ロアに使用した際の実施図

【符号の説明】

１非常扉１０第１の端部１１第２の端部１１２凹み切欠き部２非常梯子３支承枠３０支持棒４駆動装置４０モータ４０１出力軸４１伝動ウォーム４２主動軸４３従動軸４４引き縄４５押動部４５１固定端４５２押動端５ビル側壁５０非常口

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】対向する両短辺を第１の端部（１０）お
よび第２の端部（１１）とする長方形の戸板状をなし、
該第１の端部（１０）の両側縁をビル内各フロアの非常
口（５０）の両側端縁下端に外向き回動可能に枢着した
非常扉（１）と、一端を該非常扉（１）の第２の端部（１１）に枢着し
て、ビル内各フロアの非常扉（１）が完全に開いた際
に、それぞれ上下端が互いに相連なるように垂下する非
常梯子（２）と、それぞれ一端を上記非常口（５０）の下端にあるビル側
壁（５）に枢接すると共に、他端を上記非常梯子（２）
に枢接した、２本の平行する支持棒（３０）からなる支
承枠（３）と、上記非常口（５０）を閉鎖した直立状態から水平状態に
開かせ、或いは開いた水平状態から直立状態に該非常口
（５０）を閉鎖するように、上記非常扉（１）を駆動制
御する駆動装置（４）と、各フロアの非常扉（１）における駆動装置（４）を制御
して、該非常扉（１）を一斉に開けさせる制御装置とか
らなり、ビル内に火災が発生すれば警報シグナルを該制御装置に
送って、該制御装置が上記駆動装置（４）を自動制御し
て上記非常口（５０）と直角状態をなすように上記非常
扉（１）を開けさせ、かつ各フロアの上記非常梯子
（２）がそれぞれ水平状態に開いた該非常扉（１）から
垂下して、上方フロアの人が下方各フロアの非常梯子
（２）沿いに火災現場から避難できるようにしてなるビ
ル非常避難装置。
【請求項２】上記駆動装置（４）を、上記非常口（５０）の近傍にあるビル側壁（５）に装着
したモータ（４０）と、該モータ（４０）の出力軸（４０１）に固着した伝動ウ
ォーム（４１）と、胴部が中間ギアを介して該伝動ウォーム（４１）と噛合
するように上記非常口（５０）の近傍にあるビル側壁
（５）に取り付けられ、上記モータ（４０）が１回転す
れば該伝動ウォーム（４１）を介して１回転する主動軸
（４２）と、一端が回転可能に中間ギアを介して該主動軸（４２）の
上端と下端にそれぞれ噛合されると共に、他端が上記非
常口（５０）の上端および下端近くにあるビル側壁
（５）にそれぞれ軸承される一対の従動軸（４３）と、一端が該非常口（５０）の上端縁近傍にある従動軸（４
３）の胴部にそれぞれ固定されると共に、他端が上記第
２の端部（１１）の端縁にそれぞれ係止された一対の引
き縄（４４）と、上記従動軸（４３）が回転すれば上記非常扉（１）を押
して開くように、上記非常口（５０）の下端側近傍にあ
る従動軸（４３）の胴部に設けられた押動部（４５）と
からなる請求項１に記載のビル非常避難装置。
【請求項３】開いた水平状態における上記非常扉
（１）の底面にある、上記非常梯子（２）と対応する箇
所に凹み切欠き部（１１２）を設けて、平時、該非常梯
子（２）を没入収容できるようにしてなる請求項１に記
載のビル非常避難装置。
【請求項４】上記押動部（４５）を湾曲鈎状に形成し
て、その一端を固定端（４５１）として上記非常口（５
０）の下端側にある従動軸（４３）の胴部に固定し、他
端を押動端（４５２）として該従動軸（４３）の回転動
にともない、上記非常扉（１）を押し開くようにしてな
る請求項１に記載のビル非常避難装置。