JPH0738459Y2 - 芯合せ機構付きのケーシングクランプ装置 - Google Patents

芯合せ機構付きのケーシングクランプ装置

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JPH0738459Y2
JPH0738459Y2 JP9032490U JP9032490U JPH0738459Y2 JP H0738459 Y2 JPH0738459 Y2 JP H0738459Y2 JP 9032490 U JP9032490 U JP 9032490U JP 9032490 U JP9032490 U JP 9032490U JP H0738459 Y2 JPH0738459 Y2 JP H0738459Y2
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JP
Japan
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casing
centering member
arms
arm
centering
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JP9032490U
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JPH0450486U (ja
Inventor
潤 新庄
浩 畝嶋
公一 石川
昌穂 田中
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Koken Boring Machine Co Ltd
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Koken Boring Machine Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、杭埋設機における芯合せ機構付きのケーシン
グクランプ装置(ケーシングホルダ)に関する。
[従来の技術] 従来、杭の埋設は、第4図に示すような工程で行なわれ
る。すなわち、まず第4図(A)に示すように、杭の埋
設位置の地表部分をオーガビットで所定深さ掘削し、口
元ケーシング50を埋設して削孔の崩れを防止する。この
状態で第4図(B)に示すように、流体噴出口を有する
先端部52が設けられた掘削ロッド51より水を噴出しつつ
回転と推進力を与え、掘削して削孔する。所定の深度
(計画深度)まで削孔したら、水の供給を止め、セメン
トミルクの供給に切換え、第4図(C)に示すようにセ
メントミルクを噴出しつつ回転させながら掘削ロッド51
を引き上げ、所定のセメントミルクの層53を造成する。
所定のセメントミルクの層53が造成されたら掘削ロッド
51を引き上げる。所定のセメントミルクの層53が出来る
位置で、セメントミルクの供給は止め、掘削ロッド51を
引き上げる。次に、掘削ロッド51を取り外し、杭を取付
けて、第4図(D)に示すように、前記削孔に杭54を挿
入し埋設が完了するものである。
このような杭54の埋設は、例えば特開昭62-185917号公
報に記載されたような従来の杭埋設機を用い行なわれ
る。その一例を、第3図について説明すると、31は下部
走行体で、その上にはスキット32が設けられ、更にその
上には上スキット33が設けられ、この上スキット33は、
スキット32に対し前後、左右に摺動できるようになって
いる。前記スキット32には、アウトリガー34が設けら
れ、地上に支持できる。前記スキット32,33上には、ク
レーン35やロッドコンテナ36が設けられると共に、リー
ダ37が立設される。このリーダ37には、モータ40,スイ
ベル,ロッドチャック39等を具備するドリルヘッド38が
設けられ、給進装置41によりリーダ37にそって上下動で
きるようになっており、ロッドチャック39に掘削ロッド
や杭を把持し、削孔したり杭の埋設を行なうものであ
る。そして、前記リーダ37には、杭を保持する杭ホルダ
ー42,ロッドホルダー43が設けられている。従来のホル
ダー43は、半円形に湾曲したピース部材を長い腕の先に
取付け、このような装置を左右に一対だけ設けて、それ
らの腕のピース部材と反対側を夫々本体装置にピン接合
し、そのピン部分を中心に腕を円弧状にスイングさせ
て、先端の半円形に湾曲したピース部材を杭等に当接さ
せることによって杭等を保持する機構のものであり、こ
のホルダーには、芯合せ機構は設けられていなかった。
[考案が解決しようとする課題] 前記した従来のホルダーを有する杭埋設機を使用し、し
かもこのホルダーを使用してケーシングを保持し、ケー
シングを所定の設置箇所に合せて芯出ししようとしても
芯出しが難しいという欠点があった。
本考案は、このような点に鑑み前記欠点を解決した芯合
せ機構付きのケーシングクランプ装置を提供することを
目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、前記目的を達成するため、対向して湾曲し左
右に存在し、夫々の基端側の軸を中心として左右に開閉
するアームと、その先端対向面に設けられ、対向して同
心円状に湾曲するクランプシューと、前記アームの一方
のアームの基端側適所に存在する雄型芯合せ部材と、前
記アームの他方のアームの基端側適所に存在する雌型芯
合せ部材とを有すると共に、該雄型芯合せ部材と雌型芯
合せ部材とを嵌脱自在に対向して設けた構成としたもの
である。
[作用] アームは左右対称に開閉する。従って、アームのクラン
プシューの部分でケーシングを挾持し保持することがで
きる。この時、雄型芯合せ部材と雌型芯合せ部材は合致
して嵌合する。従って、ケーシングは芯合せされて保持
される。
[実施例] 以下第1図及び第2図に示す実施例について本考案を詳
細に説明すると、第1図は平面図を示し、1はリーダを
構成するフレームであって、ケーシング、杭及びロッ
ド,等が挿通する円形の穴2が穿設されている。前記フ
レーム1にはアームを枢着する軸5a,5bが固設され、そ
の軸5a,5bには対向してアーム3a,3bが、左右対称の開閉
自在に設けられている。そのアーム3a,3bの先端側に
は、対向して円形状に湾曲するクランプシュー4a,4b
が、対向して設けられている。前記アーム3a,3bには、
駆動装置,例えば、油圧シリンダ6が連結され、その油
圧シリンダ6により左右対称に開閉される。前記クラン
プ装置は、前記フレーム1の穴2の上方に位置し、クラ
ンプシュー4a,4bが形成する円が穴2と同心的に設けら
れる。
前記アーム3a,3bの基端側には、第2図に拡大して示し
たように、一方のアーム3aに雄型芯合せ部材7が、他方
のアーム3bに雌型芯合せ部材8が、設けられている。こ
の芯合せ部材7,8は、アーム3a,3bの開閉に応じて嵌脱自
在に設けられ、両者が合致して嵌合したとき、ケーシン
グ10が芯合せされ保持できるように設定されている。前
記芯合せ部材7,8は、アーム3a,3bの上面だけでなく、下
面にも同様に設けられる。
しかして、アーム3a,3bは、シリンダ6で左右に開閉す
るから、アーム3a,3bを開いた状態で、アーム3a,3bを閉
じると、ケーシング10は、クランプシュー4a,4bに挾持
され保持される。この時、雄型芯合せ部材7と雌型芯合
せ部材8は、合致して嵌合する位置が、ケーシング10の
芯出し位置として設定されているため、両芯合せ部材7,
8が合致して嵌合し、ケーシング10は芯合せされて保持
される。
尚、本考案の芯合せ機構付きのケーシングクランプ装置
は、従来の杭埋設機の杭ホルダー43の上部に設けてもよ
いし、又、従来の杭ホルダーの代わりに使用してケーシ
ングだけでなく、杭等の他の部材を保持するために使用
してもよい。
[考案の効果] 以上説明のとおり、本考案のケーシングクランプ装置
(ケーシングホルダ)によれば、ケーシング10は、常に
芯合せされて保持される。しかも、簡単な機構であっ
て、保持すれば、自然に芯出しされるようになっている
ため、特別な操作も必要なく非常に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示す平面図、第2図は、本
考案の要部拡大斜視図、第3図は、杭埋設機の一例を示
す側面図、第4図(A),(B),(C),(D)は、
杭の埋設工程を示す説明図である。 1……フレーム、2……穴、3a,3b……アーム、4a,4b…
…クランプシュー、5a,5b……軸、6……シリンダ、7
……雄型芯合せ部材、8……雌型芯合せ部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向して湾曲し左右に存在し、夫々の基端
    側の軸を中心として左右に開閉するアームと、その先端
    対抗面に設けられ、対向して同心円状に湾曲するクラン
    プシューと、前記アームの一方のアームの基端側適所に
    存在する雄型芯合せ部材と、前記アームの他方のアーム
    の基端側適所に存在する雌型芯合せ部材とを有すると共
    に、該雄型芯合せ部材と雌型芯合せ部材とを嵌脱自在に
    対向して設けられていることを特徴とする芯合せ機構付
    きのケーシングクランプ装置。
JP9032490U 1990-08-28 1990-08-28 芯合せ機構付きのケーシングクランプ装置 Expired - Lifetime JPH0738459Y2 (ja)

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JP9032490U JPH0738459Y2 (ja) 1990-08-28 1990-08-28 芯合せ機構付きのケーシングクランプ装置

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JP9032490U JPH0738459Y2 (ja) 1990-08-28 1990-08-28 芯合せ機構付きのケーシングクランプ装置

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Publication Number Publication Date
JPH0450486U JPH0450486U (ja) 1992-04-28
JPH0738459Y2 true JPH0738459Y2 (ja) 1995-09-06

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