JPH0738387U - 音声情報案内装置 - Google Patents

音声情報案内装置

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JPH0738387U
JPH0738387U JP6964093U JP6964093U JPH0738387U JP H0738387 U JPH0738387 U JP H0738387U JP 6964093 U JP6964093 U JP 6964093U JP 6964093 U JP6964093 U JP 6964093U JP H0738387 U JPH0738387 U JP H0738387U
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JP
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pipe
speaker
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handrail
signal
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JP6964093U
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宏夫 大村
陸男 坂口
昭雄 伊藤
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Nippon Road Co Ltd
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Nippon Road Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物内の案内情報が確実に得られると共に、
専用の設置スペースの確保を不用とし、見栄えの向上を
図る。 【構成】 手すり1の一部分に、手すり1と一体に連続
し合う非金属製のパイプ7を設け、そのパイプ7内に、
スピーカ9と、音声情報部15からの信号に基づいてス
ピーカ9を駆動するオン・オフ可能なスピーカ駆動装置
11と、パイプ7から離れた一定の範囲内に音声情報部
15からの信号に基づいて変調された交流信号を磁界と
して発する漏洩部13を設ける一方、前記パイプ7の外
側に、前記スピーカ駆動装置11をオン・オフする手動
スイッチSを設けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、手すりを利用した音声情報案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、通行人に対して各種情報を提供する手段として、例えば、有線放送が知 られている。
【0003】 有線放送は、有線によって接続されたスピーカを所定の間隔で配置し、地上局 からの音声情報をスピーカを介して流すようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記した如く有線放送は不特定多数の人の情報を提供するところから、広範囲 にわたり、できるだけ多くの人に情報が入る反面、特定の人にのみ情報を提供す る場合には不向きな手段となる。しかも、必要でない人にとっては、情報を遮断 する等選択することができず一種の騒音となる。このように、情報の範囲が一般 向けとなるため。情報が欲しい人や特定の人に限定して情報を提供できない不便 性があることと、また、人が多く出入りする公共施設、病院、ビル等の建物内に 設置することは有線放送という性格上難しいのが現状である。
【0005】 そこで、この考案は建物内において情報が欲しい人にのみ情報が与えられると 共に、専用の取付けスペースを不要にすると共に作業性の面でも好ましい音声情 報案内装置を提供することを目的としている
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この考案は、手すりの一部分に、手すりと一体に 連続し合う非金属製のパイプを設け、そのパイイプ内に、スピーカと、音声情報 部からの信号に基づいてスピーカを駆動するオン・オフ可能なスピーカ駆動装置 と、パイプから離れた一定の範囲内に音声情報部からの信号に基づいて変調され た交流信号を磁界として発する漏洩部を設ける一方、前記パイプの外側に、前記 スピーカ駆動装置をオン・オフする手動スイッチを設けてある。
【0007】
【作用】
かかる音声情報案内装置によれば、予め、手すりとなるパイプ内に音声情報部 、漏洩部及びスピーカ並びにスピーカ駆動装置を組入れ、そのパイプを手すりの 一部となるよう一体に連続して取付けることで工事は完了する。
【0008】 一方、情報の欲しい人は、手動スイッチによってスピーカ駆動装置をオンとす ることで音声情報部からの情報が得られる。この場合、パイプ内に組入れられた スピーカから音が出るため、広範囲にわたって影響を及ぼすことはなく、情報の 欲しい人のみ情報の入手が可能となる。
【0009】 また、漏洩部から狭いエリア内において磁界として発せられるから、情報の欲 しい人は、磁界となる情報提供エリア内に入った時に、持参している市販の携帯 ラジオのスイッチを入れて、情報を提供している周波数に合わせることで、その 本人だけが情報を得られるようになる。
【0010】
【実施例】
以下、図1乃至図5の図面を参照しながらこの考案の一実施例を詳細に説明す る。
【0011】 図中1は病院,公共施設,ビル等の建物内の廊下3の壁5に設けられた手すり を示している。
【0012】 手すり1は、中空のパイプ状に形成されると共に、所定の間隔で壁5から延長 された支持ブラケット6によって固定支持されている。
【0013】 手すり1の所定領域のパイプ7内には、スピーカ9と、スピーカ9を駆動する スピーカ駆動装置11と、変調された交流信号を磁界として発する漏洩部13と 音声情報部15とが組入れられ、ユニットとして独立して作られている。
【0014】 スピーカ駆動装置11は、パイプ7の外側に設けた手元スイッチSの操作によ りオン・オフとなり、オンとなることで、音声情報部15からの情報がスピーカ 9から流れるようになっている。この場合、パイプ7から2〜3mの領域内にお いて聞こえる音量となっている。
【0015】 パイプ7は、非金属の材料によって2つに分割可能に形成され、外側には、コ ンセント17と接続可能な電源接続用のコネクタ19を有している。また、パイ プ7の両端には挿入部7a,7bが、内部には音を遮断する遮断壁20がそれぞ れ設けられている。左右の挿入部7a,7bの端縁から端縁までの寸法aは、手 すり1の途中をカットした寸法bより長く設定され、図4に示すように、一方の 挿入部7bを一杯に片側の手すり1内に挿入した時、反対側の挿入部7aが、他 方の手すり1より若干短い寸法となるよう設定されている。これにより、図5に 示すように、左右の挿入部7a,7bの挿入代を約半分とした後、左右の遊び代 に固定バンド21,21を設けることで、既設の手すり1に対して簡単に後付け することが可能となる。
【0016】 一方、音声情報部15は、図2に示すように音声出力部23と、変調部25と 、磁界出力部27とから成っている。
【0017】 音声出力部23は、例えば公共施設にあっては、公共情報、又は大学病院等に あっては内部の案内情報等の各種情報がそれぞれ独立して音声ROMによって収 録され、変調部25に出力される。
【0018】 変調部25は、局部発振器29からの信号によって例えば、市販の携帯ラジオ によって聞くことができる53〜162×10kHz の範囲内において既存のAM 局で使用されている周波数以外の周波数に振幅変調(AM)するよう機能する。 この場合、周波数変調(FM)であっても可能である。
【0019】 励磁出力部27は、変調部25からの変調された交流信号をスピーカ駆動部1 1へ出力する機能と、交流信号を所定のレベルまで増幅する増幅回路を有し、音 声変調交流信号を含む振幅変調波を磁界として出力する機能を有する。
【0020】 これにより、漏洩部13の領域は、情報提供領域となり図2に示すように外周 のコイルに交流信号が流れることで振幅変調波となる小さいエリアの磁界がパイ プ7に沿って発せられるようになる。この場合、パイプの領域には、一般の人に わかるように、どのような情報が得られるのか、情報内容や周波数等を標識等に よって表示することが望ましい。
【0021】 このように構成された音声情報案内装置によれば、パイプ7を手すり1内に組入 れ、コネクタ19をコンセント17に挿入することで、各種情報は漏洩部13か ら小さいエリアの磁界として発せられるようになる。
【0022】 したがって、情報が欲しい人は、情報エリア内に入った時に、携帯しているラ ジオのスイッチを入れて、情報を提供している周波数に合わせることで、例えば 、公共施設、病院等の内部の案内情報が的確に得られるようになる。
【0023】 一方、携帯ラジオのない人は、手すり1に設けられた手元スイッチSをオンと することで、スピーカ9から必要な情報が流れるようになる。
【0024】 この場合の音量は、パイプ7の領域内に収まると共に、手すり1内に設けられ ているため、専用の設置スペースの確保が不要となる。
【0025】
【発明の効果】
以上、説明したようにこの考案の音声情報案内装置によれば、建物内の案内情 報が確実に得られるようになる。しかも、手すりを利用するため専用の設置スペ ースの確保が不用となると共に見栄えの面、作業性の面でも大変好ましいものと なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る音声情報案内装置全体の概要説
明図。
【図2】音声情報部の説明図。
【図3】手すり内にスピーカ,スピーカ駆動部,漏洩部
を組入れた要部の拡大説明図。
【図4】この考案を実施した手すり全体の説明図。
【図5】パイプの取付け説明図。
【図6】パイプの取付け完了後の説明図。
【符号の説明】
1 手すり 7 パイプ 9 スピーカ 11 スピーカ駆動装置 13 漏洩部 15 音声情報部 S 手元スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手すりの一部分に、手すりと一体に連続
    し合う非金属製のパイプを設け、そのパイイプ内に、ス
    ピーカと、音声情報部からの信号に基づいてスピーカを
    駆動するオン・オフ可能なスピーカ駆動装置と、パイプ
    から離れた一定の範囲内に音声情報部からの信号に基づ
    いて変調された交流信号を磁界として発する漏洩部を設
    ける一方、前記パイプの外側に、前記スピーカ駆動装置
    をオン・オフする手動スイッチを設けたことを特徴とす
    る音声情報案内装置。
JP1993069640U 1993-12-27 1993-12-27 音声情報案内装置 Expired - Lifetime JP2599190Y2 (ja)

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JP1993069640U JP2599190Y2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 音声情報案内装置

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Publications (2)

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JPH0738387U true JPH0738387U (ja) 1995-07-14
JP2599190Y2 JP2599190Y2 (ja) 1999-08-30

Family

ID=13408670

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015183394A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 大日工業株式会社 手すりユニットおよび手すり設備

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015183394A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 大日工業株式会社 手すりユニットおよび手すり設備

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