JPH0738049U - ダンサローラの支持構造 - Google Patents

ダンサローラの支持構造

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JPH0738049U
JPH0738049U JP6735493U JP6735493U JPH0738049U JP H0738049 U JPH0738049 U JP H0738049U JP 6735493 U JP6735493 U JP 6735493U JP 6735493 U JP6735493 U JP 6735493U JP H0738049 U JPH0738049 U JP H0738049U
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JP
Japan
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dancer roller
supported
fixed
web
movable
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6735493U
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English (en)
Inventor
明 石川
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Komori Corp
Original Assignee
Komori Corp
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Publication date
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定部材と可動部材との間にずれが生じても
シリンダの作動を確実に行なう。 【構成】 球面軸受15を介して固定部21aをフレー
ム6側のピン8に支持すると共に、球面軸受16を介し
て可動部21bをダンサローラ3に支持し、非接触型エ
アシリンダ21の固定部21aと可動部21bとの間の
ダンサローラ3の軸方向のずれを吸収し、固定部に対す
る可動部の移動が妨げられることをなくし、シリンダの
作動を確実に行なう。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はダンサローラの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、輪転印刷機には、給紙部と印刷部の間に、送り出されるウエブの張力 を安定させるためのインフィード部が備えられている。インフィード部には揺動 自在なダンサローラが備えられ、ダンサローラが揺動することによりウエブの張 力変動が吸収される。
【0003】 図2にはインフィード部の概略構成を示してある。図示しない給紙部からイン フィード部1に送り出されたウエブ2は、ダンサローラ3を卷回して図示しない 印刷部に送られる。ダンサローラ3はアーム4を介して揺動自在(図中矢印方向 )にインフィード部1に支持されると共に、ダンサローラ3は接触型エアシリン ダ5を介して所定の揺動状態に保たれている。
【0004】 図3にはダンサローラ3の支持状態を示してある。インフィード部1の一対の フレーム6には回動軸7が回動自在に支持され、回動軸7には一対のアーム4の 基端がそれぞれ固定されている。それぞれのアーム4の先端はダンサローラ3の 両端部に支持され、回動軸7を介してアーム4が回動することによりダンサロー ラ3が揺動する。
【0005】 各フレーム6にはピン8及び円筒ブッシュ11を介して接触型エアシリンダ5 の固定部5aが回動自在に支持され、接触型エアシリンダ5の可動部5bは球面 軸受9を介してダンサローラ3の端部に支持されている。接触型エアシリンダ5 の可動部5bは固定部5aに移動自在に支持され、接触型エアシリンダ5には配 管10を介してエアが供給される。接触型エアシリンダ5にエアが供給されるこ とにより、固定部5aに対し可動部5bが所定位置関係状態に保たれる。ウェブ 2の張力が変動すると接触型エアシリンダ5にエアが供給され、接触型エアシリ ンダ5の可動部5bに固定部5aに対する移動力が生じ、固定部5aに対し可動 部5bが移動し、アーム4を介してダンサローラ3が揺動する。
【0006】 給紙部から送り出されたウエブ2は、インフィード部1で所定張力に調整され 印刷部に送られる。この時、ダンサローラ3は接触型エアシリンダ5により揺動 位置が保持されている。何らかの原因によってウエブ2に張力変動が生じた場合 、ダンサローラ3に揺動力が生じ、接触型エアシリンダ5の固定部5aに対して 可動部5bが移動し、アーム4を介してダンサローラ3が揺動する。これにより ウエブ2の張力変動が吸収され、送り出されたウエブ2の張力を安定させること ができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上述した接触型エアシリンダ5は、可動部5bが固定部5aと接触しているた め、作動時の可動部5bと固定部5aとの摩擦抵抗が大きく、可動部5bを円滑 に動かすことができなかった。このため、時々刻々と変化するウェブ2の張力を 常に安定させることが難しく、さらに微少なウェブ2の張力変動を修正できる高 精度な制御ができず、印刷の正確な見当合せが難しかった。また、ウェブ2によ りダンサローラ3に軸方向の力が負荷された場合、可動部5bが固定部5aに対 して偏心し、可動部5bの移動が妨げられてウェブ2の張力を制御することがで きないおそれがあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本考案の構成は、流体を介して可動部が固定部に移 動自在に支持されたシリンダの固定部を球面軸受を介して固定部材に支持すると 共に、可動部を球面軸受を介してダンサローラに支持したことを特徴とする。
【0009】
【作用】
ダンサローラを流体を介して可動部が固定部に移動自在に支持されたシリンダ で支持したことにより、可動部が固定部に接触することなく移動する。また、こ のシリンダの固定部を球面軸受を介して固定部材に支持すると共に、可動部を球 面軸受を介してダンサローラに支持したことにより、ウェブによりダンサローラ に軸方向の力が負荷された場合でも、可動部と固定部との隙間を変えることなく シリンダが傾動する。
【0010】
【実施例】
図1には本考案の一実施例に係るダンサローラの支持構造を適用したダンサロ ーラの支持状態を示してある。尚、図3に示した部材と同一部材には同一符号を 付して重複する説明は省略する。
【0011】 固定部材としてのフレーム6にはピン8が設けられ、ピン8には球面軸受15 を介して非接触型エアシリンダ21の固定部21aが支持されている。非接触型 エアシリンダ21の可動部21bは球面軸受16を介して可動部材としてのダン サローラ3の端部に支持されている。
【0012】 非接触型エアシリンダ21の可動部21bは微少隙間Sを介して固定部21a に移動自在に支持され、非接触型エアシリンダ21には配管22を介してエアが 供給される。非接触型エアシリンダ21にエアが供給されることにより、固定部 21aに対し可動部21bが所定位置関係状態に保たれる。ウェブ2の張力が変 動すると非接触型エアシリンダ21にエアが供給され、可動部21bに固定部2 1aに対する移動力が生じ、微少隙間Sからエアが流出して可動部21bが移動 し、アーム4を介してダンサローラ3が揺動する。これによりウェブ2の張力変 動が吸収され、送り出されたウェブ2の張力を安定させることができる。
【0013】 上述した非接触型エアシリンダ21は、球面軸受15を介して固定部21aが フレーム6側に支持され、球面軸受16を介して可動部21bがダンサローラ3 に支持されているので、固定部21a及び可動部21bが傾動自在となり、ダン サローラ3の軸方向に非固定状態になる。このため、ウェブ2によりダンサロー ラ3に軸方向の力が負荷された場合、非接触型エアシリンダ21は可動部21b と固定部21aとの微少隙間Sを維持したまま傾動し、固定部21aに対する可 動部21bの移動が妨げられることがない。従って、ウェブ2の張力を確実に安 定させることができる。
【0014】 非接触型エアシリンダ21の可動部21bを球面軸受を介して固定部材に支持 させこれを固定部とし、固定部21aを球面軸受を介してダンサローラ3に支持 させこれを可動部としても同様の効果を得られることは言うまでもない。
【0015】
【考案の効果】
本考案のダンサローラ支持構造は、流体を介して可動部が固定部に移動自在に 支持されたシリンダの固定部を球面軸受を介して固定部材に支持すると共に、可 動部を球面軸受を介してダンサローラに支持したことにより、可動部が固定部に 接触することなく円滑に移動するので、時々刻々と変化するウェブの張力を常に 安定させることができ、印刷品質が向上し、ウェブによりダンサローラに軸方向 の力が負荷された場合でもシリンダは固定部と可動部の隙間を維持したまま傾動 するので、ウェブ2の張力を確実に安定させることができる。
【提出日】平成6年1月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【作用】
ダンサローラを流体を介して可動部が固定部に移動自在に支持されたシリンダ で支持したことにより、可動部が固定部に接触することなく移動する。また、こ のシリンダの固定部を球面軸受を介して固定部材に支持すると共に、可動部を球 面軸受を介してダンサローラに支持したことにより、ウェブの蛇行やシリンダの 組立精度及び各部品の加工精度 によりダンサローラに軸方向の力が負荷された場 合でも、可動部と固定部との隙間を変えることなくシリンダが傾動する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 非接触型エアシリンダ21の可動部21bは微少隙間Sを介して固定部21a に移動自在に支持され、非接触型エアシリンダ21には配管22を介してエアが 供給される。非接触型エアシリンダ21にエアが供給されることにより、固定部 21aに対し可動部21bが所定位置関係状態に保たれる。ウェブ2の張力が変 動するとアーム4を介してダンサローラ3が揺動する。これによりウェブ2の張 力変動が吸収され、送り出されたウェブ2の張力を安定させることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 上述した非接触型エアシリンダ21は、球面軸受15を介して固定部21aが フレーム6側に支持され、球面軸受16を介して可動部21bがダンサローラ3 に支持されているので、固定部21a及び可動部21bが傾動自在となり、ダン サローラ3の軸方向に非固定状態になる。このため、ウェブ2の蛇行やシリンダ 21の組立精度及び各部品の加工精度 によりダンサローラ3に軸方向の力が負荷 された場合、非接触型エアシリンダ21は可動部21bと固定部21aとの微少 隙間Sを維持したまま傾動し、固定部21aに対する可動部21bの移動が妨げ られることがない。従って、ウェブ2の張力を確実に安定させることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【考案の効果】
本考案のダンサローラ支持構造は、流体を介して可動部が固定部に移動自在に 支持されたシリンダの固定部を球面軸受を介して固定部材に支持すると共に、可 動部を球面軸受を介してダンサローラに支持したことにより、可動部が固定部に 接触することなく円滑に移動するので、時々刻々と変化するウェブの張力を常に 安定させることができ、印刷品質が向上し、ウェブの蛇行やシリンダの組立精度 及び各部品の加工精度 によりダンサローラに軸方向の力が負荷された場合でもシ リンダは固定部と可動部の隙間を維持したまま傾動するので、ウェブの張力を確 実に安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るシリンダの支持構造を
適用したダンサローラの支持状態を表わす断面図。
【図2】インフィード部の概略構成図。
【図3】ダンサローラの支持状態を表わす断面図。
【符号の説明】
3 ダンサローラ 4 アーム 6 フレーム 7 回動軸 8 ピン 15,16 球面軸受 21 非接触型エアシリンダ 21a 固定部 21b 可動部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体を介して可動部が固定部に移動自在
    に支持されたシリンダの固定部を球面軸受を介して固定
    部材に支持すると共に、可動部を球面軸受を介してダン
    サローラに支持したことを特徴とするダンサローラの支
    持構造。
JP6735493U 1993-12-17 1993-12-17 ダンサローラの支持構造 Withdrawn JPH0738049U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6735493U JPH0738049U (ja) 1993-12-17 1993-12-17 ダンサローラの支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6735493U JPH0738049U (ja) 1993-12-17 1993-12-17 ダンサローラの支持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0738049U true JPH0738049U (ja) 1995-07-14

Family

ID=13342604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6735493U Withdrawn JPH0738049U (ja) 1993-12-17 1993-12-17 ダンサローラの支持構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH0738049U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017007782A (ja) * 2015-06-19 2017-01-12 住友重機械工業株式会社 ダンサシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017007782A (ja) * 2015-06-19 2017-01-12 住友重機械工業株式会社 ダンサシステム

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Effective date: 19980305