JPH0738043U - 積み重ね食器の分離装置 - Google Patents

積み重ね食器の分離装置

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JPH0738043U
JPH0738043U JP7342493U JP7342493U JPH0738043U JP H0738043 U JPH0738043 U JP H0738043U JP 7342493 U JP7342493 U JP 7342493U JP 7342493 U JP7342493 U JP 7342493U JP H0738043 U JPH0738043 U JP H0738043U
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JP
Japan
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base
backward
support plates
tableware
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP7342493U
Other languages
English (en)
Inventor
裕 飯島
Original Assignee
日本調理機株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 一つの進退駆動機構による単純な作動機構に
より、積み重ね食器を分離することを可能とする。 【構成】 進退駆動機5によって前後に進退する左右一
対のラック6,6を基盤3に設け、基盤3に、各ラック
6に噛み合ってその進退作動により正逆回転するギヤ
7,8を介して正逆回転する左右一対のガイド筒10,
10を設け、ガイド筒10の基端部に上下二枚の支受板
11,12を取付けた。支受板11,12が正逆回転す
るときそのいずれか一方の張り出し部の先端部が基盤3
の前端部の前方に交互に突出し、突出しないときにはガ
イド筒10の外周にほぼ近接する部分が基盤3の前端部
側に位置するにようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、積み重ね食器の分離装置、特に交互に出入りする上下二枚の支受 板により、上下に重ねた食器の上側を係止した状態で下側を切り離して食器洗浄 機の送りコンベア上等に落下させるようにした装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の上下二枚の支受板を用いた積み重ね食器の分離供給装置として、この上 下の支受板をそれぞれエアーシリンダにより交互に進退させ、上下に重ねた食器 の上側を係止支持した状態で下側を切り離して落下させるようにした装置が知ら れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の装置では上下の支受板を作動するためのエアーシリンダを2個要す る上に、その交互進退作動のためのシリンダ作動切り替え制御装置を要するなど の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
進退駆動機5によって前後に進退する左右一対のラック6,6を基盤3に設け 、左右のラック6の外側部分における基盤3に、各ラック6に噛み合ってその進 退作動により正逆回転するギヤ7,8を介して正逆回転する左右一対のガイド筒 10,10を設け、このガイド筒10の基端部に上下二枚の支受板11,12を 取付け、この支受板11,12は少なくともその一部がガイド筒10の外周にほ ぼ近接するように引っ込み、他の部分が外周から外側に張り出すように形成され 、各支受板11,12の張り出し部分11a,12aの先端部はガイド筒10の 周囲においてその位置が若干ずらされており、支受板11,12が正逆回転する ときそのいずれか一方の張り出し部11a,12aの先端部が基盤3の前端部の 前方に交互に突出し、突出しないときには引っ込み部分11b,12bが基盤3 の前端部側に位置するように、その張り出し部11a,12aの先端位置及び引 っ込み部分11b,12bの位置、並びに支受板11,12の回転範囲をラック 6の進退動作に伴うギヤ8の回転に対応して調整されていることを特徴とする積 み重ね食器の分離装置。
【0005】
【作用】
左右のラック6,6の後退位置において、最下端の食器Sを下側の支受板12 の張り出し部分12aの先端部と食器支持突部4とで支受しておき、この状態か ら進退駆動機5により左右のラック6,6を前進すると、支受板12が回転して その張り出し部分12aの先端部が最下端の食器Sの周縁から離脱する寸前に、 上側の支受板11の張り出し部11aの先端部が一つ上に重ねられた食器Sの周 縁の下側に入り込んでこれを支受し、この状態からさらに支受板12が回転する と、その張り出し部分12aの先端部が最下端の食器Sの周縁から離脱し、最下 端の食器Sは分離されて下方に放出落下する。
【0006】 次に、進退駆動機5によりラック6,6を後退すると、左右の各支受板11, 12は逆回転し、上側の支受板11の張り出し部分11aの先端部がこの上に載 せられていた食器Sの周縁部から離脱する寸前に、その食器Sの周縁の下側に下 側の支受板12の張り出し部分12aの先端部が入り込むため、この状態からさ らに支受板11が回転すると、その張り出し部分11aの先端部が食器Sの周縁 から離脱し、食器Sは下側の支受板12の張り出し部分12aの先端部上に落下 移行して支受される。
【0007】 従って、一つの進退駆動機構による単純な作動機構により上下の支持板を回転 作動して、積み重ね食器を一つづつ分離することが可能となる。
【0008】
【実施例】
食器供給部フレーム1に、進退調整ボルト2を介して基盤3が前後位置をスラ イド調整自在に設置され、この基盤3の前方における食器供給部フレーム1には 食器支持突部4が基盤3に対向する方向に突設されている。
【0009】 基盤3には、ロッドレスシリンダ等の進退駆動機5が取付けられ、この進退駆 動機5によって基盤3の前後方向に進退する左右一対のラック6,6が設けられ ている。
【0010】 左右のラック6の外側部分における基盤3には、各ラック6の歯に噛み合うギ ヤ7が設けられ、さらにこのギヤ7に噛み合うギヤ8が基盤3の前端付近に設け られており、進退駆動機構5により左右のラック6,6を進退することにより、 ギヤ7を介してギヤ8を正逆回転するように構成されている。
【0011】 左右のギヤ8の回転軸9の外周には、それぞれ合成樹脂のガイド筒10が取付 けられ、各ガイド筒10の基端部に上下二枚の支受板11,12が取付けられて おり、ギヤ8の正逆回転にしたがってガイド筒10と共に支受板11,12も同 様に正逆回転するようになっている。
【0012】 支受板11,12は図3に示すように、少なくともその一部がガイド筒10の 外周にほぼ近接するように引っ込み、他の部分が外周から外側に張り出すように 半円形、卵形等の所要形状に形成され、各支受板11,12の張り出し部分11 a,12aの先端部はガイド筒10の周囲においてその位置が若干ずらされてお り、支受板11,12が正逆回転するときそのいずれか一方の張り出し部分11 a,12aの先端部が基盤3の前端部の前方に交互に突出し、突出しないときに は引っ込み部分11b,12bが基盤3の前端部側に位置するように、その張り 出し部分11a,12aの先端位置及び引っ込み部分11b,12bの位置、並 びに支受板11,12の回転範囲をラック6の進退動作に伴うギヤ8の回転に対 応して調整されている(図6,7参照)。
【0013】 食器供給部フレーム1には基盤3の先端部の前方にお椀や皿などの食器Sを多 数積み重ねて保持し、順次基盤3の前方の空間部分にスライド移動させるための 保持ガイド13が設置されており、これに保持された積み重ね食器の最下端の食 器Sがその周縁において左右に対をなす各支受板11,12のいずれか一方の張 り出し部分11a,12aの先端部と食器支持突部4との3点で一時的に支受さ れるようになっている。
【0014】 従って、食器Sの種類及び大きさに応じて基盤3の固定位置を進退調整ボルト 2により進退調節して、左右の各支受板11,12の前後位置を調節することに より、各種形態及びサイズの食器Sを分離供給することが可能となる。
【0015】 以上の構成において保持ガイド13上に多数積み重ねた食器Sを分離供給する 際には、図5に示すように左右のラック6,6の後退位置において、最下端の食 器Sを下側の支受板12の張り出し部分12aの先端部と食器支持突部4とで支 受しておく。
【0016】 そして、この状態から進退駆動機5により左右のラック6,6を図6に示すよ うに前進すると、支受板12が回転してその張り出し部分12aの先端部が最下 端の食器Sの周縁から離脱する寸前に、上側の支受板11の張り出し部11aの 先端部が一つ上に重ねられた食器Sの周縁の下側に入り込んでこれを支受し、こ の状態からさらに支受板12が回転すると、その張り出し部分12aの先端部が 最下端の食器Sの周縁から離脱し、最下端の食器Sは分離されて下方に放出落下 する。
【0017】 次に、進退駆動機5によりラック6,6を図5に示すように後退すると、左右 の各支受板11,12は逆回転し、図8に示すように上側の支受板11の張り出 し部11aの先端部がこの上に載せられていた食器Sの周縁部から離脱する寸前 に、その食器Sの周縁の下側に下側の支受板12の張り出し部分12aの先端部 が入り込むため、この状態からさらに支受板11が回転すると、その張り出し部 分11aの先端部が食器Sの周縁から離脱し、食器Sは図9に示すように下側の 支受板12の張り出し部分12aの先端部上に落下移行して支受される。
【0018】 その後は上記同様の作動を繰り返すことにより、順次食器Sが切り離されて放 出落下する。
【0019】
【考案の効果】
以上の通りこの考案によれば、一つの進退駆動機構による単純な作動機構によ り上下の支持板を回転作動して、積み重ね食器を一つづつ分離することが可能と なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の装置の実施例を示す平面図。
【図2】この考案の装置の実施例を示す縦断側面図。
【図3】この考案の装置の主要部を示す底面図。
【図4】この考案の装置の主要部の縦断側面図。
【図5】この考案の装置の主要部の縦断側面図。
【図6】この考案の装置の作動の一態様を示す概略平面
図。
【図7】この考案の装置の作動の他の態様を示す概略平
面図。
【図8】この考案装置による食器の支受状態の一態様を
示す側面図。
【図9】この考案装置による食器の支受状態の他の態様
を示す側面図。
【符号の説明】
1 食器供給部フレーム 2 進退調整ボルト 3 基盤 4 食器支持突部 5 進退駆動機 6 ラック 7 ギヤ 8 ギヤ 9 回転軸 10 ガイド筒 11 支受板 11a 張り出し部分 11b 引っ込み部分 12 支受板 12a 張り出し部分 12b 引っ込み部分 13 保持ガイド S 食器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 進退駆動機によって前後に進退する左右
    一対のラックを基盤に設け、左右のラックの外側部分に
    おける基盤に、各ラックに噛み合ってその進退作動によ
    り正逆回転するギヤを介して正逆回転する左右一対のガ
    イド筒を設け、このガイド筒の基端部に上下二枚の支受
    板を取付け、この支受板は少なくともその一部がガイド
    筒の外周にほぼ近接するように引っ込み、他の部分が外
    周から外側に張り出すように形成され、この上下の支受
    板の張り出し部分の先端部はガイド筒の周囲においてそ
    の位置が若干ずらされており、前記上下の支受板が正逆
    回転するときそのいずれか一方の張り出し部の先端部が
    前記基盤の前端部の前方に交互に突出し、突出しないと
    きには前記引っ込み部分が前記基盤の前端部側に位置す
    るように、その張り出し部の先端位置及び前記引っ込み
    部分の位置、並びに前記支受板の回転範囲を前記ラック
    の進退動作に伴う前記ギヤの回転に対応して調整されて
    いることを特徴とする積み重ね食器の分離装置。
JP7342493U 1993-12-22 1993-12-22 積み重ね食器の分離装置 Pending JPH0738043U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7342493U JPH0738043U (ja) 1993-12-22 1993-12-22 積み重ね食器の分離装置

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JP7342493U JPH0738043U (ja) 1993-12-22 1993-12-22 積み重ね食器の分離装置

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Publication Number Publication Date
JPH0738043U true JPH0738043U (ja) 1995-07-14

Family

ID=13517842

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JP7342493U Pending JPH0738043U (ja) 1993-12-22 1993-12-22 積み重ね食器の分離装置

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JP (1) JPH0738043U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102150399B1 (ko) * 2020-03-03 2020-09-01 진산피앤씨 주식회사 식판 투입장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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