JPH0738028B2 - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JPH0738028B2
JPH0738028B2 JP60194459A JP19445985A JPH0738028B2 JP H0738028 B2 JPH0738028 B2 JP H0738028B2 JP 60194459 A JP60194459 A JP 60194459A JP 19445985 A JP19445985 A JP 19445985A JP H0738028 B2 JPH0738028 B2 JP H0738028B2
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JP
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voltage
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limiter
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JP60194459A
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宏 矢部
善次 西脇
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内部に発電機構と該発電機構で発電された電
力を蓄える電荷蓄積部材と該電荷蓄積部材への過充電を
抑えるリミツタ手段と該電荷蓄積部材に発生した電圧を
昇降圧する昇降圧手段と電圧検出手段を有し、その昇降
圧電圧をシステムの電源として使用する電子時計に関
し、特にそのシステムリセツト時のシステム動作に関す
る。
〔発明の概要〕
本発明は、内部に発電機構と該発電機構で発電された電
力を蓄える電荷蓄積部材と該電荷蓄積部材への過充電を
抑えるリミツタ手段と該電荷蓄積部材に発生した電圧を
昇降圧する昇降圧手段と電圧検出手段を有し、その昇降
圧電圧をシステムの電源として使用する電子時計におい
て、システムリセツト期間も前記電圧検出手段、昇降圧
手段及びリミツタ手段を含む電圧制御部を動作させるシ
ステム構成とすることにより、システムリセツト期間で
も電源制御を可能とし、システムの信頼性を向上させる
ものであり、さらにシステムリセツト期間の初期に前記
電圧制御部にリセツトをかけ電圧制御部の初期設定を可
能にしたものである。
〔従来の技術〕
従来電子時計は、ボタン型電池等の1次電池を使用して
動作していたが、近年時計の電池寿命を延ばすために太
陽電池等の発電機構を有し、その発電電力を2次電池に
充電して利用したり、最近では2次電池の換わりに電気
二重層コンデンサに前記発電電力を蓄えて電源とし、半
永久的に動作する電子時計も発売されている。さらに、
時計内部に電磁誘導発電機構を持ち、その発電電力を利
用する時計も考えられ、詳細は特願昭59−246778等に開
示されている。該特許に開示されているように該時計
は、その発電電力を無駄なく有効に利用するために、内
部に昇降回路を有し電荷蓄積部材に蓄えられ発生した電
圧を昇圧し電源として利用している。また、このような
時計は、通常動作時は前記電荷蓄積部材に蓄えられ発生
した電圧やその昇圧電圧等を電圧検出して、それらの電
圧が定格電圧以上になるリミツタ手段で電荷蓄積部材に
過充電されないように電流をバイパスしたり、昇圧手段
の倍率を変化させ定格電圧以上にならないように制御さ
れている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このような時計のシステムリセット状態は一般
の時計のように発振回路及び若干の分周回路を残し、前
記電圧検出手段・昇圧手段・リミッタ手段を含めた全て
をリセット状態としてしまう訳にはいかない。ここで、
システムリセットとは計時動作を行う分周器及び時計機
能手段を初期状態に戻す動作のことを意味する。またシ
ステムリセット期間とは、前記分周器及び時計機能手段
が初期状態に固定されたままの期間を意味する。
時計は一般に、外部スイッチによつてシステムリセット
がかけられると、発振回路及び一部の分周回路を残し時
計機能にリセットがかかり(初期状態に固定され)、そ
のシステムリセット期間は非計時状態となり、パワーセ
ーブしている。
このような時計システム一般の考え方で、本考案の電子
時計が有する電圧検出手段、昇圧手段、リミッタ手段を
リセットしてしまうと、以下の不具合が生じてしまう。
時計がシステムリセット状態にあっても、太陽電池や、
電磁誘導等の発電機構は、ユーザーの扱いかた次第でい
くらでも発電をし続け、ついには発電電圧がシステムの
定格電圧を越え時計の破壊へつながってしまうのであ
る。そして、特にアナログ時計は、時刻修正のためにリ
ューズを引く度に、システムリセット状態となるため、
この危険性は大きいものとなるのである。また、システ
ムリセツト時に前記のごとき発電手段に発電をさせない
ようにするためには、大きな電流を制御しなければなら
ずシステムに負担がかかる上発電を殺すというのは発電
電力利用システムとしては非常に具合が悪い。
また、システムリセツト信号を、電圧検出手段、昇圧手
段、からなる電圧制御部にかけないと、電圧制御部は初
期設定が全くできなくなり、メーカーでのシステム検査
時に電圧制御部の状態把握が難しくなり、検査時間が長
くなる、検査装置が複雑になるなどの不利な点も考えら
れる。
〔問題を解決するための手段〕
本発明の電子時計は、発電手段と、 前記発電手段により発電された電圧を蓄える電荷蓄積部
材と、 前記電荷蓄積部材の電圧を検出する電圧検出手段と、 前記電圧検出手段の出力により前記電荷蓄積部材の電圧
の過充電を防止するリミッタ手段と、 時計手段と、 前記時計手段を初期化するリセット信号と、前記リセッ
ト信号が発生しているリセット期間の初期の該リセット
期間より短い期間に前記電圧検出手段と前記リミッタ手
段をリセットするリセット信号とを出力する制御手段と
を有することを特徴とする。
〔作用〕
本発明の上記のシステム構成によれば、システムリセツ
ト期間中も電圧検出を行ない、昇降圧制御をしリミツタ
を動作させるので、システムリセツト中に発電機構によ
つて続々と発電された電力を制御できシステムとしての
信頼性を高められ、さらに常時発電電力の有効利用が可
能となる。また、システムリセツト期間の初期に電源制
御部に瞬間的にリセツトをかけることによつて、電源制
御部の初期設定が可能となり、メーカーでの試験やシス
テムに状態を規定するのが容易となる。
〔実施例〕
第1図は、本発明による発電機構付電子時計のブロツク
図である。第1図において、1は特願昭59−246778に開
示されているような発電機構であり、該発電機構1によ
る起動力はダイオード7で整流され電荷蓄積部材3に充
電される。該電荷蓄積部材3に規定以上の電圧Vscが充
電されないように余分な電流をバイパスするリミツタ手
段と、該電圧Vscを昇降圧してバックアツプコンデンサ
5に規定電圧範囲内の電圧Vscを充電する昇降圧手段
は、Vss及びVssを電圧検出する電圧検出手段4によつて
制御される。6は計時手段で前記Vssを電源とし、発振
回路、分周回路、外部スイツチ制御手段、各種時計機能
を含みシステム全体を制御しており、システムリセツト
時は分周回路の一部や各種時計機能にリセツトをかけ、
電圧検出手段4、リミツタ手段2、昇降圧手段8は能動
状態に保持するようになつている。第2図は、該計時手
段を細分した本発明のシステム図である。第2図におい
て、一点鎖線で囲つた部分が第1図の計時手段6であ
り、発振回路21から出力した原振は、分周回路22,23で
分周され基本時計、タイマー、表示等の各種時計機能24
に供給される。また、外部スイツチからの信号は、外部
スイツチ制御手段25によりコントロール信号に変換され
各種時計機能24等の制御を行ない、その内の1つとして
システムリセツト信号SRが出力される。信号SRは、一部
の分周回路23と各種時計機能24のみに与えられ、電圧検
出手段26、リミツタ手段27、昇圧手段28には与えられな
い。従つて、時計機能の初期値設定等のシステムリセツ
ト機能にはなんら支障を与えずに、電圧制御だけを作動
させることができる。
第3図(a)は、電圧制御部にシステムリセツト期間の
初期に瞬間的にリセツトをかけるように構成した本発明
の実施例のシステム図である。第3図(a)は、基本的
なシステムは第2図と全く同様であり、相異点は第2図
に対してシステムリセツト信号SRの微分信号SR↑を形成
するための微分手段36が加えられているのと、電圧検出
手段37、リミツタ手段38、昇圧手段39といつた電圧制御
部にそれぞれ微分信号SR↑が与えられ初期設定が可能と
なるところである。ここで、電圧制御部は、瞬間的なリ
セット信号として微分信号SR↑が入力されると、初期状
態となり、検査時等でシステムの状態の把握を容易とし
ている。しかし、この瞬間的なリセット信号により、電
圧制御部は一度初期状態となるが、システムリセット期
間中ずっと初期状態に固定されることはない。
第3図(b)にはシステムリセツト信号SRと微分手段36
によつて形成された微分信号SR↑のタイミングチャート
を示す。
ここで、電圧検出手段37は、第1図に示す電荷蓄積部材
3の電圧値vscと、コンデンサ5の電圧値vssが、ある範
囲に入っているかを検出している。
リミッタ手段38は、電荷蓄積部材3の過充電防止のため
発電電流をバイパスするか否かを制御するオン状態かオ
フ状態にある。
そして、昇圧手段39は、電荷蓄積部材3の電圧値vscを
昇降圧するものであるが、例えば、複数段の昇降圧をお
こなう場合、今何倍昇圧かを保持して昇圧を行ってい
る。
したがって、リミッタ手段38と昇降圧手段39は、電圧検
出手段37の電圧検出値に基づき動作をしているものであ
る。
以上述べたように、電圧制御部の各手段は相互に関連が
深く、初期条件が各々決まっていないと、電圧制御部の
製造工程での動作確認に、電荷蓄積手段に充電を行い、
各手段の状態を検査するといったように、様々な動作
(充填)状態を作り出さなければならず、時間がかか
る、あるいは装置が複雑化するという先に述べた不利な
問題が生じてしまうのである。
本実施例では、電圧検出手段37は、微分信号SR↑が入力
され初期化されると、検出レベルを、例えば、一番高い
状態(各々の電圧値が一番高い範囲に入っているか否
か)を検出する状態にする。
リミッタ手段38は、例えば、初期化後はオフ状態にす
る。その後電圧検出手段37の電荷蓄積部材3の電圧検出
値vscに基づく制御信号によってオン状態かオフ状態を
制御すれば常に充電電力を有効に利用できる。
昇圧手段39は、例えば、初期化後は、それまでの昇圧倍
率とは関係なく、最高の倍率で昇圧する状態にして、そ
の後電圧検出手段37の電圧検出値によって昇圧倍率を変
えるようにするのが好ましい。
以上のように、電圧制御部の初期設定が行われるとする
と、例えば、リミッタ手段であれば、初期化後、オン状
態の制御信号を入力し、オンになるか否かということを
検出すればよく、昇降圧手段であれば、一定のvscに相
当する電圧を与え初期条件の倍率に応じた電圧値が得ら
れるかを検出するというように、製品完成時のシステム
チェックの際に、電圧制御部を構成する各手段毎に、正
確で迅速に検査を行うことができるものである。
〔効果〕
以上述べたごとく本発明によれば、特願昭59−246778に
開示された様な、発電手段により発電した電荷を電荷蓄
積部材に蓄え、さらに昇降圧して電源とする電子時計の
電圧検出手段、昇降圧手段、リミッタ手段等の電圧制御
部をシステムリセツト中も稼動させるシステム構成とす
ることによつて、システムリセツト期間でも電圧制御が
行なえ、その期間でも時計になんら支障を与えることな
く発充電が可能となり発電電力の有効利用ができる上、
システムの信頼性を高めることも同時にできるようにな
る。さらに、リセット信号が発生しているリセット期間
の初期の、リセット期間より短い期間に電圧検出手段と
リミッタ手段をリセットするリセット信号とを出力し、
システムリセット期間に、電圧検出や過充電防止といっ
た電圧制御部を初期化でき、電圧制御部の初期設定がお
こなわれるので、製品ラインでのシステム検査の際に、
各手段毎に、正確で迅速に行うことができ、品質を高め
製品の製造コストを低減することができるものである。
したがって、検査装置を簡略化して製造コストも低減で
き、かつ信頼性の高い検査が可能となる電子時計を提供
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図…本発明による発電機構付電子時計のブロック図 第2図…本発明による電子時計のシステム図 第3図(a)…本発明による他の電子時計のシステム図 第3図(b)…信号SRと信号SR↑のタイミングチヤート 1…発電機構、3…電荷蓄積部材、6…計時手段、2,2
7,38…リミツタ手段、4,26,37…電圧検出手段、8,28,39
…昇降圧手段、36…微分手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発電手段と、 前記発電手段により発電された電圧を蓄える電荷蓄積部
    材と、 前記電荷蓄積部材の電圧を検出する電圧検出手段と、 前記電圧検出手段の出力により前記電荷蓄積部材の電圧
    の過充電を防止するリミッタ手段と、 時計手段と、 前記時計手段を初期化するリセット信号と、前記リセッ
    ト信号が発生しているリセット期間の初期の該リセット
    期間より短い期間に前記電圧検出手段と前記リミッタ手
    段をリセットするリセット信号とを出力する制御手段と
    を有することを特徴とする電子時計。
JP60194459A 1985-09-03 1985-09-03 電子時計 Expired - Lifetime JPH0738028B2 (ja)

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JPS62240893A JPS62240893A (ja) 1987-10-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS62240893A (ja) 1987-10-21

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