JPH0737912A - 半導体レーザチップ供給装置 - Google Patents

半導体レーザチップ供給装置

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Publication number
JPH0737912A
JPH0737912A JP18097993A JP18097993A JPH0737912A JP H0737912 A JPH0737912 A JP H0737912A JP 18097993 A JP18097993 A JP 18097993A JP 18097993 A JP18097993 A JP 18097993A JP H0737912 A JPH0737912 A JP H0737912A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor laser
adhesive sheet
laser chip
chip
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18097993A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Matsubara
和徳 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP18097993A priority Critical patent/JPH0737912A/ja
Publication of JPH0737912A publication Critical patent/JPH0737912A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体レーザチップ供給装置において、粘着
シート上の半導体レーザチップを1ケずつ取り出す時、
突き上げニードルの突き上げによって粘着シートに加え
られる張力を適当な大きさに保ち、粘着シートから半導
体レーザチップを確実に剥離させ、安定なチップ供給を
行うことを目的とする。 【構成】 粘着シート2の上面に搭載された半導体レー
ザチップ1の近傍の粘着シート2を筒状又はリング状の
ガイド20により押える構成を有する。 【効果】 上記構成により、突き上げニードルで粘着シ
ートを突き上げた時に粘着シートから半導体レーザチッ
プを剥離するのに必要な粘着シートの張力を確保でき、
安定した半導体レーザチップ供給が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば半導体レー
ザの製造工程において、その半導体レーザチップを半導
体レーザの製造装置に供給する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、コンパクトディスク用、光情報処
理機器用として半導体レーザが多く導入されている。こ
の半導体レーザは、ステム上に半導体チップを固定した
構造であり、このステム上に半導体チップを固定する手
段としてダイボンディング装置が使用される。
【0003】このダイボンディング装置に半導体レーザ
チップを供給する容器として、半導体レーザチップを粘
着シートに数百個単位で搭載し、リングにその粘着シー
トをはめ込んだ形式のものが使用されることが多い。そ
の場合、粘着シートから半導体レーザチップを1ケずつ
取り出し、ダイボンディング装置の所定の場所に移載、
搭載する必要がある。
【0004】粘着シートから半導体レーザチップを1ケ
ずつ取り出す場合、従来、吸着コレットと突き上げニー
ドルを併用する機構が用いられてきた。粘着シート上に
搭載された半導体レーザチップの上面を吸着コレットで
吸着するとともに、粘着シートの裏面から突き上げニー
ドルを用いて半導体レーザチップを突き上げ、つぎに、
吸着コレットを粘着シートに垂直な方向に移動させ粘着
シートから遠ざけることで、粘着シートから半導体レー
ザチップを1ケずつ取り出す方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法で、粘着シ
ートから半導体レーザチップを確実に剥離させるために
は、突き上げニードルの突き上げによって粘着シートに
加えられる張力を適当な大きさに保つ必要がある。とこ
ろが、リングなどの枠にはめ込まれた粘着シートにはも
ともと弛みが存在したり、粘着シートに弛みが存在しな
くても粘着シートの中央付近に位置する半導体レーザチ
ップと粘着シートの端面に位置する半導体レーザチップ
では粘着シートの張力に差があるため、突き上げニード
ルの突き上げストロークを一定にしていたのでは、粘着
シートに加えられる張力を適当な大きさに保つことが難
しく、粘着シートから半導体レーザチップを確実に剥離
させることができないので、半導体レーザ製造装置など
に安定なチップ供給を行うことができず、生産効率の低
下につながる。
【0006】
【課題を解決するための手段】半導体レーザチップ供給
装置において、半導体レーザチップを搭載した粘着シー
トの下方に突き上げニードル、及び前記粘着シート上方
位置に吸着コレット及び筒状又はリング状ガイドを有
し、前記ガイドは駆動部により上下方向に駆動可能であ
り、前記粘着シートの半導体レーザチップ搭載面の周辺
部と遊挿する位置に駆動し、前記粘着シートと近傍し、
前記突き上げニードルは前記固定されたガイド内側部の
粘着シート下面を突き上げ、当接する位置に駆動し、前
記ガイド内に遊挿されている粘着シート上の半導体レー
ザチップを上記吸着コレットにより吸着することを特徴
とする半導体レーザチップ供給装置。
【0007】
【作用】上記構成を有することにより、粘着シート上の
半導体レーザチップの周辺部を円筒又はリング状ガイド
で押さえ、ガイド内部に位置する半導体レーザチップの
下部の粘着シートを該シート裏面から突き上げニードル
により突き上げるので粘着シートに加えられる張力を適
当な大きさに保ち、粘着シートから半導体レーザチップ
を確実に剥離させることができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。
【0009】図1中1は半導体レーザチップであり、こ
れは粘着シート2の上に搭載されて供給される。この半
導体レーザチップ1の上部には吸着コレット3が設けら
れ、半導体レーザチップ1の上面を吸着し、粘着シート
2に対して垂直な方向に移動する機構を有している。一
方、4は半導体レーザチップ1の下部に設けられた突き
上げニードルであり、粘着シート2に対して垂直な方向
に移動する機構を有し、半導体レーザチップ1を粘着シ
ート2の搭載面の裏から突き上げるようになっている。
本発明では、この粘着シート2の上に半導体レーザチッ
プ1のピックアップ時に粘着シート2の張力を安定して
得るための円筒ガイド20を設けてあり(斜視図 図
2)、円筒ガイド20は、垂直方向に移動するための機
構21と水平面で回転運動するための機構22を有して
いる。
【0010】つぎに、前述のように構成された半導体レ
ーザチップ供給方式の作動図を図3〜図5に示す。ま
ず、粘着シート2の上面に搭載された半導体レーザチッ
プ1の外形を上空のカメラ10で認識し半導体レーザチ
ップ1をXYθステージ11により任意の位置に移動す
る(図3(a))。つぎに、円筒ガイド20を円筒ガイ
ド回転機構22により粘着シート2の上空に、また、上
下機構21により粘着シート2に接触させる(図3
(b))。その後、吸着コレット3の先端が半導体レー
ザチップ1の上面に位置決め配置され、半導体レーザチ
ップ1の上面を吸着する(図4(a))。つぎに、吸着
コレット3の先端の位置決め配置に同期して半導体レー
ザチップ1の粘着シート2をはさんだ下面に位置決め配
置された突き上げニードル4が、半導体レーザチップ1
を粘着シート2の側から突き上げる。このとき、粘着シ
ート2の上に配置した円筒ガイド20は、半導体レーザ
チップ1の極近傍を押えているため、粘着シートのゆる
み及び粘着シート上の半導体レーザチップ1の位置(中
央部、周辺部)の違いによる張力の影響を受けにくく、
いつも安定した張力で半導体レーザチップ1を粘着シー
トから剥離する事が出来る(図4(b))。最後に、吸
着コレット3が上昇し、半導体レーザチップ1が粘着シ
ート2から確実に剥離し、吸着コレット3に吸着された
まま、所定の場所に位置決め配置動作により供給される
(図5(a),(b))。本発明の実施例では、円筒ガ
イド20を用いた例を示したが、角管ガイドでも同様の
効果が得られる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、粘着シートの上に円筒又は、角管状のガイドを粘着
シート上の任意の半導体レーザチップの極近傍に配置す
ることにより、突き上げ時に必要な粘着シートの張力を
確保できるので、半導体レーザチップを粘着シートから
確実に剥離させ、所定の場所に半導体レーザチップを安
定供給することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の構成要件である円筒ガイドの斜視図で
ある。
【図3】本発明の実施例の作動工程図(a),(b)で
ある。
【図4】本発明の実施例の作動工程図(a),(b)で
ある
【図5】本発明の実施例の作動工程図(a),(b)で
ある。
【図6】従来の1実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザチップ 2 粘着シート 3 吸着コレット 4 突き上げニードル 5 モータ 6 ボールネジ 7 リニアガイド 20 円筒ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01S 3/18

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザチップ供給装置において、
    半導体レーザチップを搭載した粘着シートの下方に突き
    上げニードル、及び前記粘着シート上方位置に吸着コレ
    ット及び筒状又はリング状ガイドを有し、 前記ガイドは駆動部により上下方向に駆動可能であり、
    前記粘着シートの半導体レーザチップ搭載面の周辺部と
    遊挿する位置に駆動し、前記粘着シートと近傍し、 前記突き上げニードルは前記固定されたガイド内側部の
    粘着シート下面を突き上げ、当接する位置に駆動し、 前記ガイド内に遊挿されている粘着シート上の半導体レ
    ーザチップを上記吸着コレットにより吸着することを特
    徴とする半導体レーザチップ供給装置。
JP18097993A 1993-07-22 1993-07-22 半導体レーザチップ供給装置 Pending JPH0737912A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18097993A JPH0737912A (ja) 1993-07-22 1993-07-22 半導体レーザチップ供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18097993A JPH0737912A (ja) 1993-07-22 1993-07-22 半導体レーザチップ供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0737912A true JPH0737912A (ja) 1995-02-07

Family

ID=16092629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18097993A Pending JPH0737912A (ja) 1993-07-22 1993-07-22 半導体レーザチップ供給装置

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JP (1) JPH0737912A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022024030A (ja) * 2015-03-20 2022-02-08 ロヒンニ リミテッド ライアビリティ カンパニー 半導体デバイスの転写方法

Cited By (1)

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