JPH0737796Y2 - チャック装置 - Google Patents

チャック装置

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JPH0737796Y2
JPH0737796Y2 JP8787789U JP8787789U JPH0737796Y2 JP H0737796 Y2 JPH0737796 Y2 JP H0737796Y2 JP 8787789 U JP8787789 U JP 8787789U JP 8787789 U JP8787789 U JP 8787789U JP H0737796 Y2 JPH0737796 Y2 JP H0737796Y2
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JP
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chuck
cam
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stage
fixed
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JP8787789U
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JPH0326408U (ja
Inventor
貞樹 田中
Original Assignee
ニチデン機械株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はチャック機構、特に微小寸法の電子部品をつ
かまえるのに好適のチャック装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、電子部品は益々小型化が進み、第4図に示すよう
な数mm角程度のミニモールド電子部品(1)がある。こ
の電子部品(1)は、素子(図示せず)を樹脂外装材
(2)でモールドし、一方の側壁(2a)から2本のリー
ド(3)(4)を導出し、他方の側壁(2b)から1本の
リード(5)を導出している。
上記ミニモールド電子部品(1)は、ターンテーブル上
に円周等配置されたチャック機構で位置決めした状態で
チャッキングされ、ターンテーブル上を間欠送りされて
レーザ捺印、ブラッシング、捺印認識等の一連作業が施
される。従来の上記チャック機構は第5図に示すよう
に、電子部品(1)が載置されるステージ(6)上のチ
ャック爪(7)(7)……を摺動自在に対向設置し、該
チャック爪(7)(7)……の夫々をステージ(6)を
上面の定位置に突設したチャック本体(8)に支軸
(9)を介して揺動自在に枢着されたレバー(10)の上
端に係合し、該レバー(10)をコイルバネ(11)にてカ
ム面(12)を有するロッド(13)にボール(14)(14)
を介して常時弾圧接触してある。ここで、ロッド(13)
を上昇してレバー(10)(10)……を支軸(9)(9)
……を支点として上端が外方に拡がるように揺動させて
チャック爪(7)(7)……を開かせる。そして、ステ
ージ(6)上に電子部品(1)が供給載置されると、ロ
ッド(13)を降下してレバー(10)(10)……を支軸
(9)(9)……を支点として該レバー(10)(10)…
…の上端が挟まるように揺動させ、これにより4つのチ
ャック爪(7)(7)……の先端で電子部品(1)を押
圧して電子部品(1)をステージ(1)上で位置決めす
るとともにチャッキングする。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、従来の上記チャック機構は、チャック爪
(7)(7)……が作動する方向に対する捩れや横荷重
に対して弱く、そのためチャック爪(7)(7)……の
夫々にクロスローラ等の直線ガイドが必要となって高価
になるという問題があった。
この考案は上記問題に鑑みてなされたものであり、チャ
ック爪に直線ガイドを必要としない新規且つ改良された
チャック装置の提供を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記目的を達成するため、その技術的手段
を、ワークが載置される平坦な上面を有するステージ
と、このステージの平坦な上面に摺動可能に例えば90°
間隔で配置した4つのチャック爪と、この各チャック爪
と対応して配置され、固定ブロックと可動ブロックとの
間に2枚の板バネを平行配置してなる平行板バネ体と、
この各平行板バネ体の可動ブロックに夫々回転自在に軸
支されたカムフォロワと、この各カムフォロワと当接す
るカム面を四方に設け、適宜の手段で昇降するカム板と
を具備し、上記チャック爪を平行板バネ体の可動ブロッ
クに揺動自在に枢着した爪支持体に夫々固設するととも
に、爪支持体と可動ブロックとの間にチャック爪の先端
をステージ上に常時弾圧接触させるコイルバネを圧縮介
在したものである。
換言すると、ステージを支える固定ブロックとチャック
手段を含む可動ブロック及び両ブロック間の平行板バネ
部材から成るチャック機構が開示される。
〔作用〕
上記機構によれば、カム板を昇降させることにより、カ
ムフォロワを介して平行板バネ部材で支承の可動ブロッ
クが移動し、これによりチャック手段を開閉することが
できる。
〔実施例〕
この考案に係るチャック装置の実施例を第1図乃至第3
図に基づいて説明する。
第1図乃至第3図において、(21)は電子部品(1)が
載置される平坦面を有するステージで、取付板(22)の
上方に支持軸(23)(23)を介して支持したベース(2
4)上の定位置に固設してある。(25)(25)……はス
テージ(21)の平坦な上面に摺動可能に90°間隔で配置
した4つのチャック爪で、平行板バネ体(26)(26)…
…に支軸(27)(27)……を介して揺動自在に枢着した
爪支持体(28)(28)……に夫々固設してあり、該爪支
持体(28)(28)……と平行板バネ体(26)(26)……
との間に圧縮介在させたコイルバネ(29)(29)……に
て夫々先端をステージ(21)の上面に常時弾圧接触して
ある。上記平行板バネ体(26)は2枚の板バネ(30)
(30)を平行に配置し、その両端間に固定ブロック(3
1)及び可動ブロック(32)をそれぞれ装架する。固定
ブロック(31)は取付板(22)に固設する。また、可動
ブロック(32)は、チャック手段の爪支持体(28)を枢
着してある。(33)(33)……は平行板バネ部材の板バ
ネ体(26)(26)……の可動ブロック(32)(32)……
に取付けたブラケット(34)(34)……に回転自在に軸
支したチャック爪開閉用カムフォロワである。(35)は
カムフォロワ(33)(33)……に当接するカム面(36)
(36)……を四方に有するカム板で、取付板(22)に穿
設した孔(37)に昇降自在に貫通して、取付板(22)の
下面に取付けた支持ブロック(38)に昇降自在に挿通支
持された一対のロッド(39)(39)の上端間に装架した
上側支持部材(40)に取付けてあり、支持ブロック(3
8)の下端に取付けた板材(41)との間に圧縮介在した
コイルバネ(42)にて常時下方に付勢されている。(4
3)は上記一対のロッド(39)(39)の下端間に装架し
た下側支持部材(44)に回転自在に軸支したカム板昇降
用カムフォロワである。
次に、上記実施例による動作について説明する。尚、こ
の考案に係るチャック装置は、取付板(22)をターンテ
ーブルに固設して該ターンテーブルに円周等配置し、タ
ーンテーブルの下方に配設した固定カムにカム板昇降用
カムフォロワ(43)を臨ませて、ターンテーブルの間欠
送りにより固定カムでカムフォロワ(43)を介してカム
板(35)を適宜に昇降するようになっている。
先ず、カム板(35)を上昇してそのカム面(36)(36)
……によりチャック爪開閉用カムフォロワ(33)(33)
……を外方へ押しやり、これにより平行板バネ体(26)
(26)……の可動ブロック(32)(32)……が2枚の板
バネ(30)(30)、(30)(30)……に抗して外方に移
動して拡がり、これに応じてチャック爪(25)(25)…
…を爪支持体(28)(28)……を介してを開らかせる。
この後、この状態でステージ(21)上に電子部品(1)
が供給載置されると、カム板(35)を降下して可動ブロ
ック(32)(32)……を内方に移動して元の位置に戻
す。この動きは、可動ブロック(32)とベース(24)に
取付けられた各バネ掛(45)(45)間に配置された引張
コイルバネ(46)により行なわれる。すると、爪支持体
(28)(28)……を介してチャック爪(25)(25)……
の先端が電子部品(1)を押圧して、チャック爪(25)
(25)……で電子部品(1)をステージ(21)上で位置
決めし乍らチャッキングする。尚、平行板バネ体(26)
の2枚の板バネ(30)(30)は専ら水平移動に使われ、
安定した動きをチャック爪に与えている。
尚、上記実施例ではカム板(35)をターンテーブルの下
方に配置させた固定カムとカムフォロワ(43)で昇降さ
せるようにしたが、この考案はこれに限定されることな
くシリンダ等により昇降させることも可能である。ま
た、カム板(35)のカム面(36)(36)……の位置関係
をズラしておけば、チャック爪(25)(25)……を同時
に開閉させるだけでなく順番を決めて開閉することも可
能である。
更にチャック爪とその支持体は4組のものを示すが単一
体でも平行板バネ体は有効に作用する。
〔考案の効果〕
この考案によれば、チャック爪を平行板バネ体に支持し
たから、チャック爪には作動方向に対する捩れや横荷重
に対して充分な剛性を持つことができて従来のようにク
ロスローラ等の直線ガイドを必要とせず、これにより安
価な装置を得ることができる。また、平行板バネ体によ
る固定ブロックに対する可動ブロックの変位を、チャッ
ク爪を可動ブロックに揺動自在に枢着してその先端をコ
イルバネによりステージに常時弾圧接触したことにより
解消して安定したチャッキングを実現することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るチャック装置の一実施例を示す
正面図、第2図はその平面図、第3図は要部縦断側面図
である。 第4図は電子部品の一例を示す斜視図、第5図はチャッ
ク装置の従来例を示す要部縦断側面図である。 (1)……電子部品、(21)……ステージ、(25)……
チャック爪、(26)……平行板バネ体、(28)……爪支
持体、(29)……コイルバネ、(30)……板バネ、(3
1)……固定ブロック、(32)……可動ブロック、(3
3)……カムフォロワ、(35)……カム板、(36)……
カム面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークが載置される平坦な上面を有するス
    テージを支承する固定ブロックと、 この平坦面に摺動可能に配置したチャック手段を有し、
    一方が前記固定ブロックに固定された平行板バネ部材に
    支承された可動ブロックと、 この可動ブロックに回転自在に軸支したカムフォロワ
    と、 このカムフォロワと当接するカム面を有する昇降自在の
    カム手段とを具備し、 上記チャック手段を前記可動ブロックに揺動自在に枢着
    するとともに、前記可動ブロックとの間に介在したコイ
    ルバネによりチャック先端を前記ステージに常時弾圧接
    触させたことを特徴とするチャック装置。
JP8787789U 1989-07-25 1989-07-25 チャック装置 Expired - Lifetime JPH0737796Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8787789U JPH0737796Y2 (ja) 1989-07-25 1989-07-25 チャック装置

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JP8787789U JPH0737796Y2 (ja) 1989-07-25 1989-07-25 チャック装置

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Publication Number Publication Date
JPH0326408U JPH0326408U (ja) 1991-03-18
JPH0737796Y2 true JPH0737796Y2 (ja) 1995-08-30

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ID=31637516

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