JPH0737569U - ホースバンドを簡単に締めつける工具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 主として、車の部品（ドライブ
シャフト）を車に取り付けた状態（狭い空間）で、ブー
ツ交換の際に生じる、バンドの締めつけ作業を容易にす
る為に考えられた工具である。 【構成】 丸いローラー（１）に溝（２）
を掘り、回転させる時に使用する六角頭（３）を付け、
突起を要した台（４）に、ローラー（１）を回転出来る
様に取付ける。切り口（５）を持つ金切りバサミの握り
部分の端に、台（４）を取付けた工具。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 最近の車は、フロントエンジン、フロント駆動（ 通称ＦＦ車）の車が多く、この車には、エンジンの回転をタイヤに伝える為の、 ドライブシャフト、と称する部品が使用されている。この部品には、自由自在に 曲がるジョイント部が付いていて、この部分にゴムのブーツが被せて有り、この ブーツがよく破れる為に、度々交換の必要が生じている。このブーツの両端がバ ンドで絞められているのであが、そこでこの実用新案は主として、この部品のバ ンドを手軽にしかも確実に絞めつける為の工具である。

【０００２】 従来のものは、構造が複雑で、セットして使用す るまでに、手間がかかる欠点が有り、使用に際しては塾練を要する事が指摘され ていた。

【０００３】 本案は、その欠点を除く為に考案されたもので、 構造そのものが簡単で、尚かつ、小型である為、経験の浅い人でも失敗が少なく 、成功率が高く使用出来る。

【０００４】 イ まずバンド（６）の端を折り曲げ、それをローラ ー（１）の溝（２）にはめ込み、台（４）の突起部をバンドの止メ金具（７）に あてがい、ローラー（１）を回転させる。 ロ 次に、適当に締めつけたバンドを、そのままの状態で外側に、直角に、折 り曲げる。 ハ この時点で、ローラーを反転させ、バンドをローラーから取り外す。取り 外してもバンドは緩むことはない。 ニ 次は、バンドの残り部分を、１５ｍｍ前後残して、切り口（５）を要した ハサミにて、切断する。 ホ 最後に、１５ｍｍ前後残ったバンドを止メ金具（７）の輪の中に通して、 ハンマー等で、平につぶせば、仕上りである。

【０００５】 この様にすれば、バンドは二度と、緩むこがなく 確実に、ブーツを固定する事が出来る。 尚このバンドは本来、再使用することはなく、一度取り外した場合には、新し いバンドを使用するものである。 本案は、小型軽量である為に、部品（ドライブシャフト）を車に付けたままの 状態での使用が、可能であり又、収納についても、机の引き出しの中等、狭い所 でも場所を取らず収納が、可能である。

【図面の簡単な説明】

【図 １】 本案の斜視図である。

【図 ２】 考案の詳細な説明

【０００４】イ、の説明図である。

【図 ３】 考案の詳細な説明

【０００４】ロ、の説明図である。

【図 ４】 金切りバサミの切り口部分の拡大
斜視図である。

【図 ５】 考案の詳細な説明

【０００４】ニ、ホ、の説明図である。

【符号の説明】

１ ローラー ２ 溝 ３ 六角頭 ４ 台 ５ 切り口 ６ バンド ７ 止メ金具

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 丸いローラー（１）に溝（２）
   を掘り回転させる時に使用する六角頭（３）を付ける、
   突起を要した台（４）にローラー（１）を回転出来る様
   に取付ける、切り口（５）を持った金切りバサミに突起
   を要した台（４）を取りつける。以上の如く構成された
   バンド締めつけ工具