JPH0737525U - 携帯用電気丸鋸 - Google Patents
携帯用電気丸鋸Info
- Publication number
- JPH0737525U JPH0737525U JP6743893U JP6743893U JPH0737525U JP H0737525 U JPH0737525 U JP H0737525U JP 6743893 U JP6743893 U JP 6743893U JP 6743893 U JP6743893 U JP 6743893U JP H0737525 U JPH0737525 U JP H0737525U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side handle
- circular saw
- portable electric
- plate
- electric circular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案の目的は、丸鋸の傾斜切断時におい
て、サイドハンドルをベースの傾斜にあわせ任意の位置
に回動、固定可能とすることによって、作業性及び安全
性を向上させることである。 【構成】 プレート5に穴9を設け、リベット6を支軸
としてサイドハンドル1を保持させ、更にサイドハンド
ル1の回動できる範囲を決定するプレート5に設けた長
孔10により、サイドハンドル1を0゜〜45゜の範囲
で回動固定可能となるようにした。
て、サイドハンドルをベースの傾斜にあわせ任意の位置
に回動、固定可能とすることによって、作業性及び安全
性を向上させることである。 【構成】 プレート5に穴9を設け、リベット6を支軸
としてサイドハンドル1を保持させ、更にサイドハンド
ル1の回動できる範囲を決定するプレート5に設けた長
孔10により、サイドハンドル1を0゜〜45゜の範囲
で回動固定可能となるようにした。
Description
【0001】
本考案はサイドハンドルを有する携帯用電気丸鋸に関するものである。
【0002】
図4〜図6を用いて従来の携帯用電気丸鋸の一例を説明する。 従来では、図5に示す如くサイドハンドル1をワッシャ7と六角袋ナット13 によりプレート5に固着し、該プレート5を本体ギヤカバー2上の取付座に装着 する。この状態では前記サイドハンドル1は直角切断の場合被削材11と平行と なっており、またベース3を傾斜させた傾斜切断の場合は、図4に示す如くベー ス3を調整した角度α分だけサイドハンドル1が傾く。
【0003】
従来の携帯用電気丸鋸は、傾斜切断の際に図4に示す如くサイドハンドル1も ギヤカバー2の傾斜に連動して調整した角度の分だけ傾斜するため、荷重F1が ベース3底面方向への荷重F3だけでなくF2へも分散されてしまう。このため 、ベース3の被削材11への押付力と切削方向への押付力のバランスが悪くなり 、互いの押付力が不安定になってしまい、切削面が波打ってしまうという問題が あった。また切断作業は常に切削方向と切削位置を確認しながら行うため、ケガ キ線12を常に容易に確認できなければならない。しかしながらサイドハンドル 1がギヤカバー2と連動して傾斜すると、図6に示す如く、ベース3ののこ刃の 延長線上の位置に設けられたケガキ線確認用の溝部が、サイドハンドル1及びサ イドハンドル1を握る作業者の手により隠れてしまい、ケガキ線12を覗き込み ながら作業しなければならなくなり、作業性が悪くなるという問題があった。 本考案の目的は、上記問題点を解決し、安定性の良い安全でかつ容易にきれい な切削面を得ることができる携帯用電気丸鋸を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記目的は、長孔を設けたプレートと、サイドハンドルの形状を工夫し、ギヤ カバー上でサイドハンドルを上下に回動可能とすることにより達成される。
【0005】
上記のように構成されたサイドハンドルは、蝶ナットの調節によって上下に0 ゜〜45゜の範囲で回動可能であり、傾斜切断時に本体の傾斜に併せて任意の角 度に調節することができる。
【0006】
本考案の一実施例を図1〜図3を用いて説明する。 図1は本考案携帯用丸鋸において、ベース3を傾斜させない通常の直角切断時 の状態を示す正面図、図2はベース3を傾斜させた傾斜切断時にサイドハンドル 1の角度調節を行った状態を示す斜視図、図3は本考案サイドハンドル1部を示 す展開図である。 本考案では、プレート5にサイドハンドル1を回動させる際に中心軸となるリ ベット6を通すための穴9を設け、更にサイドハンドル1の回動運動を0゜〜4 5゜に制限するための長孔10を設ける。すなわちリベット6をプレート5の穴 9に貫通させ、更に該リベット6をサイドハンドル1に設けた取付穴に貫通させ 、プレート5に対してサイドハンドル1を保持する。次に角根ボルト8を長孔1 0、サイドハンドル1側に設けた穴に貫通させ、ワッシャ7を介してプレート5 に設けた長孔10に貫通させ、チョウナット4で締め付けることによって、サイ ドハンドル1は角根ボルト8が長孔10に沿ってガイドされ、0゜〜45゜の範 囲において任意の位置に固定できる。またサイドハンドル1におけるプレート5 との接続部付近及びプレート5は、作業中の荷重に耐え得る材質とする。
【0007】 上記のように構成されたサイドハンドル1を有する丸鋸では、サイドハンドル 1はリベッタ6を中心軸として角根ボルト8により0゜〜45゜の範囲内で回動 可能となる任意の位置で蝶ナット4を締め付けることにより固定可能となる。ま た傾斜切断においても、図6に示すように、サイドハンドル1を傾けて使用すれ ば、ケガキ線12が作業者の手やサイドハンドル1によって邪魔されることがな くなり、容易にケガキ線12を確認することができ、安定した姿勢での作業が可 能となる。
【0008】
本考案によれば、丸鋸の使用状況に応じてサイドハンドルを任意の位置で固定 することが可能となるので、傾斜切断時においても丸鋸の進行方向に描かれたケ ガキ線が隠れることはなくなる。また丸鋸をつかむ左右の手がほぼ同方向を向く ので、丸鋸本体に対して荷重を加えやすく動作の制御も容易になり、切断作業が 安全に行え、きれいな切断面を容易に得ることができる。
【図1】 本考案サイドハンドルを有する丸鋸の通常の
使用状態を示す正面図。
使用状態を示す正面図。
【図2】 図1に示す丸鋸で傾斜切断をしている状態を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図3】 サイドハンドル部の展開斜視図。
【図4】 従来のサイドハンドルを有する丸鋸の一例を
示す傾斜切断時の斜視図。
示す傾斜切断時の斜視図。
【図5】 図4のサイドハンドル部の展開斜視図。
【図6】 図4の傾斜切断時を示す説明用斜視図。
1はサイドハンドル、2はギヤカバー、3はベース、4
はチョウナット、5はプレート、8は角根ボルト、10
は長孔、11は被削材、12はケガキ線である。
はチョウナット、5はプレート、8は角根ボルト、10
は長孔、11は被削材、12はケガキ線である。
Claims (1)
- 【請求項1】 モータにより駆動される鋸刃と、該鋸刃
を覆うギヤカバーと、切り込みを設定するベースと、前
記鋸刃のほぼ下半周を覆う安全カバーからなり、前記ギ
ヤカバー上にサイドハンドルの取付座が設けられた携帯
用電気丸鋸において、 長孔が設けてあるプレートを介し、前記ギヤカバーにサ
イドハンドルを取付け、サイドハンドルの取付角度を長
孔の範囲内の任意の位置に固定できるようにしたことを
特徴とする携帯用電気丸鋸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6743893U JP2582782Y2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 携帯用電気丸鋸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6743893U JP2582782Y2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 携帯用電気丸鋸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0737525U true JPH0737525U (ja) | 1995-07-11 |
JP2582782Y2 JP2582782Y2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=13344937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6743893U Expired - Lifetime JP2582782Y2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 携帯用電気丸鋸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2582782Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP6743893U patent/JP2582782Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2582782Y2 (ja) | 1998-10-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980630 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |