JPH0737227Y2 - ヒューズ内蔵型高圧バイパスケーブル - Google Patents

ヒューズ内蔵型高圧バイパスケーブル

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JPH0737227Y2
JPH0737227Y2 JP1991020649U JP2064991U JPH0737227Y2 JP H0737227 Y2 JPH0737227 Y2 JP H0737227Y2 JP 1991020649 U JP1991020649 U JP 1991020649U JP 2064991 U JP2064991 U JP 2064991U JP H0737227 Y2 JPH0737227 Y2 JP H0737227Y2
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由一 旭爪
英一郎 田村
正克 二反田
彰 伊藤
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はヒューズ内蔵型高圧バイ
パスケーブルに係り、更に詳しくはバイパス工事に際し
て、ケーブルを機器に接続するたけで過電流による機器
の破損を防止できるとともに作業者の安全も図ることが
できるヒューズ内蔵型高圧バイパスケーブルに関するも
のである。
【0002】
【従来技術とその課題点】高圧活線作業や高圧活線近接
作業など、高圧電気作業における感電事故は作業者の死
亡につながる場合が多い。この為バイパス工事に使用す
るバイパス線等は過って触れても感電の心配のない電力
ケーブルが使用されている。また、架空配電線路に設け
られている柱上変圧器などの電気機器には、例えば短絡
事故等によって過電流が流れた場合に溶断することによ
って電流を遮断する限流ヒューズが内蔵または外付けさ
れており、これによって電気機器の破損を防止するとと
もに作業者の安全も図られている。
【0003】図2を参照して架空配電線路の構成を説明
する。電柱30の上部に架設された高圧架空配電線31
とその下方に設けてあるプライマリーカットアウト33
は高圧引下線32によって接続されている。プライマリ
ーカットアウト33と変圧器34は高圧絶縁電線35で
接続されている。このような構成の架空配電線路におい
てバイパス工事を行う場合は、各高圧絶縁電線35の中
間部に設けられている接続器36の下方に限流ヒューズ
を有する変圧器接続器具を配設し、この変圧器接続器具
を支持する取り付けアームが電柱に装着される。そして
変圧器接続器具にバイパスケーブルが接続される。
【0004】接続器36から変圧器接続器具までの間は
絶縁電線で接続してあり、この絶縁電線と上記変圧器接
続器具は、高圧架空配電線31、高圧引下線32、プラ
イマリーカットアウト33、変圧器34、高圧絶縁電線
35と同様に充電部であり、いわば充電部が作業を行う
下方に拡大された状態となっている。従って、作業者が
作業中にバランスを崩す等、とっさの場合に回りの配線
や接続器具等に過って近接したり触れたりすると感電事
故が発生する危険性がある。このため、充電部が下方に
拡大しないでバイパス工事が行えるバイパス線の開発が
希求されていた。また、上記したように多くの機器や配
線が複雑に錯綜し作業がやりにくいばかりか外観の点で
も見苦しくもあった。
【0005】上記したように、柱上変圧器等の場合は限
流ヒューズを内蔵または外付けすることによって電気機
器の破損を防止するとともに作業者の安全性も図ること
ができる。電気機器の破損防止と作業者の安全性確保と
いう観点からは、バイパス工事に使用する工事用開閉器
にも限流ヒューズを内蔵または外付けすることが好まし
い。しかし、その場合は端子類等の周辺部品を含めて全
体が著しく大型化するとともに重量も重くなる。このた
め電柱上での設置時や交換時の作業性が悪く、ヒューズ
の内蔵または外付けによる大型化は好ましい状態とはい
えない。従って工事用開閉器には限流ヒューズが取り付
けられていないのが現状であり、電気機器の破損防止と
作業者の安全性確保の観点から問題があった。
【0006】
【考案の目的】そこで本考案の目的は、充電部が下方に
拡大しないでバイパス工事が行えるヒューズ内蔵型高圧
バイパスケーブルを提供することにある。また、本考案
の他の目的は、限流ヒューズが取り付けられていない電
気機器でも限流ヒューズが取り付けられている場合と同
様に電気機器の破損防止と作業者の安全性が確保できる
ヒューズ内蔵型高圧バイパスケーブルを提供することに
ある。更に本考案の他の目的は、限流ヒューズの熱劣化
防止(所定の電流よりも小さい電流で溶断することを防
止する)と共に限流ヒューズの周囲の絶縁物の熱劣化防
止を図ったヒューズ内蔵型高圧バイパスケーブルを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決する為の手段】上記課題を解決するために
講じた本考案の技術手段は次のとおりである。第1の考
案にあっては、ヒューズ内蔵型高圧バイパスケーブルで
あって、このケーブルは、基部側保護ケースと当該基部
側保護ケースの先部側端部に接続される先部側保護ケー
スを有し、上記基部側保護ケースは、当該基部側保護ケ
ースの基部側端部に設けてあり、電気機器側と接続する
ための接続手段と、上記基部側保護ケースの先部側端部
に設けてあり、上記先部側保護ケース側の接続手段と協
働して基部側保護ケースと先部側保護ケースとを接続す
るための接続手段と、上記基部側保護ケースの内部に配
設されている半導電ゴム製の内部半導電層と、当該内部
半導電層に内蔵してあり、電気機器側の接続端子と電気
的に接続される端子線と、当該端子線の先側端部に設け
てあるヒューズホルダと、上記内部半導電層と上記基部
側保護ケースの間に設けてある絶縁ゴム製の絶縁層と、
当該絶縁層の外側に設けてある半導電性の遮蔽層と、を
備え、上記先部側保護ケースは、当該先部側保護ケース
内部に配設してあり、電力ケーブルの芯線を接続するた
めの芯線ホルダが内蔵してある、半導電ゴム製の内部半
導電層と、上記芯線ホルダの基部側保護ケース側寄りの
端部に設けてあるヒューズホルダと、上記内部半導電層
と先部側保護ケースの間に設けてある絶縁ゴム製の絶縁
層と、当該絶縁層の外側に設けてある半導電性の遮蔽層
と、を備え、上記基部側保護ケース側の絶縁層と遮蔽層
は、上記先部側保護ケース側の絶縁層と遮蔽層と端部を
重ね合わせて接続してあり、それぞれの絶縁層の内部側
および両ヒューズホルダの間には、限流ヒューズを内蔵
するための空隙部が形成されており、両ヒューズホルダ
間には限流ヒューズが取付けられており、更に、限流ヒ
ューズのまわりには、熱伝導部材である絶縁スペーサが
設けられて空隙部に実質的に空隙が生じないようにした
ことを特徴とする、ヒューズ内蔵型高圧バイパスケーブ
ルである。
【0008】第2の考案にあっては、ヒューズ内蔵型高
圧バイパスケーブルであって、このケーブルは、基部側
保護ケースと当該基部側保護ケースの先部側端部に接続
される先部側保護ケースとを有し、上記基部側保護ケー
スは、当該基部側保護ケース内部に配設してあり、電力
ケーブルの芯線を接続するための芯線ホルダが内蔵して
ある、半導電ゴム製の内部半導電層と、上記芯線ホルダ
の先部側保護ケース側寄りの端部に設けてあるヒューズ
ホルダと、上記内部半導電層と基部側保護ケースの間に
設けてある絶縁ゴム製の絶縁層と、当該絶縁層の外側に
設けてある半導電性の遮蔽層と、当該基部側保護ケース
の先部側端部に設けてあり、上記先部側保護ケース側の
接続手段と協働して基部側保護ケースと先部側保護ケー
スとを接続するための接続手段と、を備え、上記先部側
保護ケースは、当該先部側保護ケース内部に配設してあ
り、電力ケーブルの芯線を接続するための芯線ホルダが
内蔵してある、半導電ゴム製の内部半導電層と、上記芯
線ホルダの基部側保護ケース側寄りの端部に設けてある
ヒューズホルダと、上記内部半導電層と先部側保護ケー
スの間に設けてある絶縁ゴム製の絶縁層と、当該絶縁層
の外側に設けてある半導電性の遮蔽層と、を備え、上記
基部側保護ケース側の絶縁層と遮蔽層は、上記先部側保
護ケース側の絶縁層と遮蔽層と端部を重ね合わせて接続
してあり、それぞれの絶縁層の内部側および両ヒューズ
ホルダの間には、限流ヒューズを内蔵するための空隙部
が形成されており、両ヒューズホルダ間には限流ヒュー
ズが取付けられており、更に、限流ヒューズのまわりに
は、熱伝導部材である絶縁スペーサが設けられて空隙部
に実質的に空隙が生じないようにしたことを特徴とす
る、ヒューズ内蔵型高圧バイパスケーブルである。
【0009】
【実施例】本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。図1は本考案に係るヒューズ内蔵型高圧
バイパスケーブルの一実施例の構造を示す断面図であ
る。符号Aはヒューズ内蔵型高圧バイパスケーブルで、
一端部に電力ケーブルC1が取付けられている。ヒュー
ズ内蔵型高圧バイパスケーブルAは、L型に形成された
割合わせ式のアルミ合金製の基部側保護ケース1を備え
ている。基部側保護ケース1の元側端部には、端子接続
用の袋ナット11が回転自在に取付けられており、また
先側端部には、後述する先部側保護ケース2を接続する
ための袋ナット40が同じく回転自在に取付けられてい
る。
【0010】基部側保護ケース1の内部には、半導電性
ゴム製の内部半導電層13が配設されている。内部半導
電層13には、端子線14が内蔵してあり、端子線14
の先側端部にはヒューズホルダ15が設けられ、また元
側端部には端子線14とほぼ直角を成してピンコンタク
ト16が設けられている。なお、ピンコンタクト16の
まわりは電気機器側の接続端子部が挿入される挿入部1
60となっている。
【0011】また、内部半導電層13と基部側保護ケー
ス1の間には、絶縁ゴム製の絶縁層17が設けられてお
り、その外側には半導電性ゴム製の遮蔽層18が設けら
れている。なお、符号19は検電キャップである。
【0012】基部側保護ケース1の先側端部には、元側
端部に設けられた螺着部材21を袋ナット40で螺合し
て、先部側保護ケース2が取付けられている。先部側保
護ケース2の内部には、半導電性ゴム製の内部半導電層
23が配設されている。内部半導電層23は、電力ケー
ブルの芯線を接続するための芯線ホルダ22が内蔵して
あり、芯線ホルダ22の基部側保護ケース1側寄りの端
部にはヒューズホルダ25が設けられている。
【0013】また、内部半導電層23と先部側保護ケー
ス2の間には、絶縁ゴム製の筒状の絶縁層27が設けら
れており、その外側には半導電性ゴム製の遮蔽層28が
設けられている。そして、前記した基部側保護ケース1
側の絶縁層17と遮蔽層18は、先部側保護ケース2側
の絶縁層27と遮蔽層28と端部を重ね合わせて接続し
てある。絶縁層17と絶縁層27の内部側、即ち両ヒュ
ーズホルダ15、25の間には、限流ヒューズFを内蔵
するための空隙部100が形成されている。両ヒューズ
ホルダ15、25間には限流ヒューズFが取付けられて
いる。本実施例における限流ヒューズFは、大電流遮断
部と低電流遮断部を備えた高圧限流ヒューズである。限
流ヒューズFまわりの空隙部100には、シリコンゴム
製の熱伝導部材である絶縁スペーサ20が充填されてい
る。
【0014】芯線ホルダ22には、電力ケーブルC1の
芯線が接続されており、その外側には前記絶縁層27が
延出されており、絶縁層27には保護カバー29が被せ
てある。なお、基部側保護ケース1、2は、使用時には
アースに接続される。
【0015】(作用) 図2はバイパス工事の際の結線状態を示す使用状態説明
図である。図1及び図2を参照して本実施例の作用を説
明する。電柱30の上部に架設された高圧架空配電線3
1とその下方に設けてあるプライマリーカットアウト3
3は高圧引下線32によって接続されている。プライマ
リーカットアウト33と変圧器34は高圧絶縁電線35
で接続されており、各高圧絶縁電線35の中間部には接
続器36によってヒューズ内蔵型高圧バイパスケーブル
Aの電力ケーブルC1が接続されている。電力ケーブル
C1の一端側は支持棒37によって支持されている。そ
して、各ヒューズ内蔵型高圧バイパスケーブルAの端子
接続用の袋ナット11は、電柱に取付けられた工車用開
閉器38の接続端子部(図示省略)に接続されている。
工事用開閉器38からは高圧バイパスケーブル39が下
方へ延出され、図示していない他方の接続側に接続され
ている。
【0016】このように、工事作業部の配線において、
ヒューズ内蔵型高圧バイパスケーブルAを使用すること
により、作業者のまわりは、高圧ケーブルからの引出部
以外は、全てケーブル構造としているので、作業者が作
業中にバランスを崩す等、とっさの場合に回りの配線や
接続器具等に過って近接したり触れたりしても感電する
心配はなく安全である。また、限流ヒューズFまわりに
は熱伝導部材である絶縁スペーサ20が設けてあり、こ
れによって限流ヒューズFから基部側保護ケース1、2
までの熱伝導が良好になり、熱の発散も効率よく行なわ
れるので、限流ヒューズFの性能が低下せず、寿命も延
びる。更には空隙部が実質的になくなるために部分放電
の発生を防止できる。
【0017】図3は本考案に係るヒューズ内蔵型高圧バ
イパスケーブルの他の実施例の構造を示す断面図であ
る。符号Cはヒューズ内蔵型高圧バイパスケーブルで、
本実施例においては電力ケーブルC2、C3の接続部に
限流ヒューズFを介在させた構造である。ヒューズ内蔵
型高圧バイパスケーブルCの構造は、第1図に示した電
力ケーブルC1に接続されたヒューズ内蔵型高圧バイパ
スケーブルAと、一端側が接続端子でなく電力ケーブル
である点を除いては、ほぼ同様の構造であるので詳細な
説明は省略する。なお、図において、図1と同等または
同一箇所には同一の符号を付して示している。
【0018】これによると、電気工事において電力ケー
ブルを繋いでいくときに、同時に限流ヒューズを設ける
こどができ、しかも限流ヒューズF部分には遮蔽層1
8、28が設けてあるので電気的に遮蔽されており、感
電の心配はない。また、ヒューズ内蔵型高圧バイパスケ
ーブルCは、例えば開閉器等、限流ヒューズFを内蔵し
ていない電気機器の配線用として使用すれば、電気機器
を大型化することなく、過電流による機器の破損を防止
できる。なお、本考案は図示の実施例に限定されるもの
ではなく、実用新案登録請求の範囲の記載内において数
々の変形が可能である。
【0019】
【考案の効果】本考案は上記構成を有し、次の効果を奏
する。 (1)配電線路のバイパス工事に、本考案に係るバイパ
スケーブルを使用することによって限流ヒューズを有す
る変圧器接続器具やそれに付随する器具、或は絶縁電線
を使用しないで済む。従って作業者のまわりは、高圧架
空電線からの高圧引下線以外は全て電気的に遮断されて
いるケーブル構造とすることができ、充電部を下方に拡
大させないで済む。このため作業者が作業中にバランス
を崩す等、とっさの場合に回りの配線や接続器具等に過
って近接したり触れたりしても感電する心配はなく、安
全性が確保できる。 (2)工事用開閉器等のように、限流ヒューズを内蔵し
ていない電気機器の配線用として使用すれば、電気機器
を大型化することなく、過電流による機器の破損を防止
できるとともに作業者の安全も図ることができる。ま
た、通常では限流ヒューズを内蔵する電気機器に配線用
として使用すれば、限流ヒューズが不要なだけ電気機器
の小型化を図ることができ、高所での据付けや交換作業
が容易になる。更に意匠製作上も制約が少なくなり、小
型で意匠的に優れた電気機器が提供できる。 (3)限流ヒューズのまわりには熱伝導部材である絶縁
スペーサが設けてあるので、限流ヒューズの発熱が保護
ケースまで良好に伝導され、保護ケースから熱の発散が
効率よく行なわれる。このため限流ヒューズが所定の電
流以下で溶断する、いわゆる熱劣化を防止できる。ま
た、熱の発散も効率よく行なわれるので、限流ヒューズ
周囲の絶縁物の熱劣化を防止することができる。更には
空隙部が実質的になくなるので部分放電の発生も防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るヒューズ内蔵型高圧バイパスケー
ブルの一実施例の構造を示す断面図である。
【図2】バイパス工事の際の結線状態を示す使用状態説
明図である。
【図3】本考案に係るヒューズ内蔵型高圧バイパスケー
ブルの他の実施例の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
A,C ヒューズ内蔵型高圧バイパスケーブル 18、28 遮蔽層 F 限流ヒューズ 100 空隙部 20 絶縁スペーサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 二反田 正克 広島県広島市西区上天満町1番15号 株式 会社 中電工内 (72)考案者 伊藤 彰 佐賀県三養基郡北茂安町中津隈3330 大電 株式会社佐賀工場内 (72)考案者 井上 誠二 佐賀県三養基郡北茂安町中津隈3330 大電 株式会社佐賀工場内 (56)参考文献 特開 昭58−152338(JP,A) 実開 昭55−18782(JP,U) 実開 昭58−123553(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒューズ内蔵型高圧バイパスケーブルで
    あって、このケーブルは、 基部側保護ケース(1)と当該基部側保護ケース(1)
    の先部側端部に接続される先部側保護ケース(2)を有
    し、 上記基部側保護ケース(1)は、 当該基部側保護ケース(1)の基部側端部に設けてあ
    り、電気機器側と接続するための接続手段と、 上記基部側保護ケース(1)の先部側端部に設けてあ
    り、上記先部側保護ケース(2)側の接続手段と協働し
    て基部側保護ケース(1)と先部側保護ケース(2)と
    を接続するための接続手段と、 上記基部側保護ケース(1)の内部に配設されている半
    導電ゴム製の内部半導電層(13)と、 当該内部半導電層(13)に内蔵してあり、電気機器側
    の接続端子と電気的に接続される端子線(14)と、 当該端子線(14)の先側端部に設けてあるヒューズホ
    ルダ(15)と、 上記内部半導電層(13)と上記基部側保護ケース
    (1)の間に設けてある絶縁ゴム製の絶縁層(17)
    と、 当該絶縁層(17)の外側に設けてある半導電性の遮蔽
    層(18)と、 を備え、 上記先部側保護ケース(2)は、 当該先部側保護ケース(2)内部に配設してあり、電力
    ケーブル(C1)の芯線を接続するための芯線ホルダ
    (22)が内蔵してある、半導電ゴム製の内部半導電層
    (23)と、 上記芯線ホルダ(22)の基部側保護ケース(1)側寄
    りの端部に設けてあるヒューズホルダ(25)と、 上記内部半導電層(23)と先部側保護ケース(2)の
    間に設けてある絶縁ゴム製の絶縁層(27)と、 当該絶縁層(27)の外側に設けてある半導電性の遮蔽
    層(28)と、 を備え、 上記基部側保護ケース(1)側の絶縁層(17)と遮蔽
    層(18)は、上記先部側保護ケース(2)側の絶縁層
    (27)と遮蔽層(28)と端部を重ね合わせて接続し
    てあり、それぞれの絶縁層(17,27)の内部側およ
    び両ヒューズホルダ(15,25)の間には、限流ヒュ
    ーズ(F)を内蔵するための空隙部(100)が形成さ
    れており、両ヒューズホルダ(15,25)間には限流
    ヒューズ(F)が取付けられており、更に、限流ヒュー
    ズ(F)のまわりには、熱伝導部材である絶縁スペーサ
    (20)が設けられて空隙部(100)に実質的に空隙
    が生じないようにしたことを特徴とする、 ヒューズ内蔵型高圧バイパスケーブル。
  2. 【請求項2】 ヒューズ内蔵型高圧バイパスケーブルで
    あって、このケーブルは、 基部側保護ケース(1)と当該基部側保護ケース(1)
    の先部側端部に接続される先部側保護ケース(2)とを
    有し、 上記基部側保護ケース(1)は、 当該基部側保護ケース(1)内部に配設してあり、電力
    ケーブル(C2)の芯線を接続するための芯線ホルダ
    (22)が内蔵してある、半導電ゴム製の内部半導電層
    (13)と、 上記芯線ホルダ(22)の先部側保護ケース(2)側寄
    りの端部に設けてあるヒューズホルダ(15)と、 上記内部半導電層(13)と基部側保護ケース(1)の
    間に設けてある絶縁ゴム製の絶縁層(17)と、 当該絶縁層(17)の外側に設けてある半導電性の遮蔽
    層(18)と、 当該基部側保護ケース(1)の先部側端部に設けてあ
    り、上記先部側保護ケース(2)側の接続手段と協働し
    て基部側保護ケース(1)と先部側保護ケース(2)と
    を接続するための接続手段と、 を備え、 上記先部側保護ケース(2)は、 当該先部側保護ケース(2)内部に配設してあり、電力
    ケーブル(C3)の芯線を接続するための芯線ホルダ
    (22)が内蔵してある、半導電ゴム製の内部半導電層
    (23)と、 上記芯線ホルダ(22)の基部側保護ケース(1)側寄
    りの端部に設けてあるヒューズホルダ(25)と、 上記内部半導電層(23)と先部側保護ケース(2)の
    間に設けてある絶縁ゴム製の絶縁層(27)と、 当該絶縁層(27)の外側に設けてある半導電性の遮蔽
    層(28)と、 を備え、 上記基部側保護ケース(1)側の絶縁層(17)と遮蔽
    層(18)は、上記先部側保護ケース(2)側の絶縁層
    (27)と遮蔽層(28)と端部を重ね合わせて接続し
    てあり、それぞれの絶縁層(17,27)の内部側およ
    び両ヒューズホルダ(15,25)の間には、限流ヒュ
    ーズ(F)を内蔵するための空隙部(100)が形成さ
    れており、両ヒューズホルダ(15,25)間には限流
    ヒューズ(F)が取付けられており、更に、限流ヒュー
    ズ(F)のまわりには、熱伝導部材である絶縁スペーサ
    (20)が設けられて空隙部(100)に実質的に空隙
    が生じないようにしたことを特徴とする、 ヒューズ内蔵型高圧バイパスケーブル。
JP1991020649U 1991-03-07 1991-03-07 ヒューズ内蔵型高圧バイパスケーブル Expired - Lifetime JPH0737227Y2 (ja)

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