JPS6051230B2 - 筒状カットアウト用限流ヒュ−ズ - Google Patents

筒状カットアウト用限流ヒュ−ズ

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JPS6051230B2
JPS6051230B2 JP3564182A JP3564182A JPS6051230B2 JP S6051230 B2 JPS6051230 B2 JP S6051230B2 JP 3564182 A JP3564182 A JP 3564182A JP 3564182 A JP3564182 A JP 3564182A JP S6051230 B2 JPS6051230 B2 JP S6051230B2
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JP
Japan
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electrode
fuse
small diameter
insulating
diameter portion
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JP3564182A
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JPS58152338A (ja
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克朗 石原
俊雄 高岡
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Takamatsu Electric Works Ltd
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Takamatsu Electric Works Ltd
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【発明の詳細な説明】 この発明は例えば現用の筒状カットアウトスイッチに
装着でき、定格電流容量をより一層大きくすることがで
きる筒状カットアウト用限流ヒューズに関するものであ
る。
従来の筒状カットアウトスイッチにおいては、筒状の
碍子体の上部にその上端部から下部へ小径孔が形成され
るとともに同じく下部に同小径孔の下端に対し段差部を
介して連続する拡径部が形成され、前記小径孔の上端部
には上部固定電極が設けられ、又前記段差部に係止され
るように拡径部に嵌着された下部固定電極フレームには
下部固定電極が設けられていた。
そして、前記碍子体の小径孔には消弧筒を介して限流ヒ
ューズの絶縁筒が挿嵌され、この絶縁筒の上端部に取着
した上部電極を前記上部固定電極に電気的に接続すると
ともに同じく下部に取着した下部電極を前記下部固定電
極に電気的に接続していた。1 碍子体の小径孔の内径
は筒状カットアウトスイッチを小形化するためにもあま
り大きくすることはできない。
又、その長さも同様である。従つて、この小径孔に挿嵌
される絶縁筒の外径も消弧筒に制限されることもあつて
大きくはできない7し、又その長さも制限される。一般
に、限流ヒューズの定格電流容量を大きくしたい場合に
は、絶縁筒内のヒューズエレメントの線径を太くするか
、ヒューズエレメントの本数を増やす方法が考えられる
。しかし、ヒューズエレメントの線径を太くすると、ヒ
ューズ遮断時に発生する溶融生成物も大きくなり、それ
が絶縁筒内壁に付着し、絶縁筒が熱劣化する。そのため
、上下両電極間の絶縁耐圧が不十分になる。ところが、
絶縁筒の外径はその外側の消弧筒によつて制限されるの
であまり太くできない。又、ヒューズエレメントの本数
を増やす方法は、その巻きピッチが小さくなるため、遮
断時に発生する溶融生成物が他のものに接触して遮断不
能に陥る。以上の理由により、従来の方法では定格電流
容量を大きくするにも限度があつた。本発明の目的は従
来ある碍子体の拡径部を有効に利用できるように絶縁筒
を、小径孔に挿嵌される小径部と拡径部に挿嵌される大
径部とから構成し、大径部内にはヒューズエレメントが
巻装される絶縁コアを挿着してヒューズエレメント長さ
を十分に確保できるようにすることにより、定格電流容
量を大きくするこてができる限流ヒューズを提供するこ
とにある。
以下、本発明を具体化した一実施例を説明する。
まず、筒状カットアウトスイッチ本体の概略を第1図に
基づいて説明すると、1は上端部から下端部へ小径孔2
が形成された筒状の碍子体であつて、その下部には段差
部3を介して拡径部4が小径孔2の下端に対し連続的に
形成されている。
5は碍子体1の上端開口部に挿着されたモールドコーン
であつて、その内部には上部口出線6が埋設されている
7はこの上部引出線6の内端に電気.一的に接続された
上部固定電極、8は同内端に対しスプリング9を介して
吊り下げられた消弧棒である。
10は前記碍子体1の段差部3に係止されるように拡径
部4に嵌着された下部固定電極フレームこであつて、そ
の上端部には電極支持板11が固設されている。
なお、この電極支持板11には下部固定電極11aが固
定されている。12は前記碍子体1の下部一側に挿着さ
れたモールドコーンであつて、その内部に埋設された下
部口出線13が4前記電極支持板11に電気的に接続さ
れている。
14は前記碍子体1の小径孔2に挿入された消弧筒であ
つて、その下端部が前記下部固定電極フレーム10上の
ストッパ15に支持され、上端部が前記消弧棒8の下部
外周を囲うように上部固定電極7の直下まで延設されて
いる。
16は前記碍子体1の拡径部4の下端開口部に挿着され
たはかま部材、17はこのはかま部材16に対し紐18
により吊り下げられた、透明な密閉栓であつて、前記は
かま部材16にはその下端開口部を密閉栓17で塞いだ
ときの止め金具19が取付けられている。
次に、本発明にかかる限流ヒューズFを第1,フ2図に
基づいて説明すると、20は小径部21と大径部22と
からなる絶縁筒、23はこの小径部21の上端開口部に
挿着された上部電極であつて、その上部には接触子24
が固着されている。
25は小径部21の基部外周に嵌着された下部電7極、
26は前記大径部22の下端開口部に挿着された中間電
極であつて、大径部22の外周に固着された導電部27
により前記下部電極25に電気的に接続されている。
なお、前記接触子24を除く絶縁筒20及び各電極23
,25,26及び導電部27を合わせてヒューズリンク
と称す。28は前記絶縁筒20の大径部22内にその内
端部から下端部にわたり挿着された絶縁コアであつて、
その内端部には内部電極29が固着され、下端開口部に
は前記中間電極26上に固着された動作表示機構の筒体
30が挿嵌されている。
31はこの筒体30内に挿嵌された表示棒であつて、ス
プリング32の付勢力により前記中間電極26を通つて
下方へ突出されるようになつている。
33は前記絶縁筒20の小径部21内を通して前記上電
極23と内部電極29との間を電気的に接続する第一ヒ
ューズエレメント、34は前記大径部22内の絶縁コア
28の外周に第1図に示すように巻装された第二ヒユー
ズエレメントであつて、前記内部電極29と中間電極2
6との間を電気的に接続している。
なお、この第二ヒユーズエレメント34の中程には、第
1図に示すように消弧チューブにて被覆された金属部3
4aが介在されている。35は前記絶縁コア28内を通
して前記内部電極29と中間電極26との間を前記動作
表示機構の筒体30を介して電気的に接続する抵抗線で
あつて、その下端が前記表示棒31に係止され、表示棒
31がスプリング32の付勢に抗して常には没入される
ようになつている。
すなわち、上部電極23→第一ヒユーズエレメント33
→内部電極29→第二ヒユーズエレメント34一中間電
極26一導電部27一下部電極25の順に接続されると
ともに、内部電極29→抵抗線35→筒体30→中間電
極26の順に接続され、第二ヒユーズエレメント34に
対して抵抗線35は並列接続になつている。
なお、絶縁筒20は上部電極23及び中間電極26によ
り密閉され、その内部には消弧剤36が充填されている
以上のように構成された限流ヒューズFは、第1図に示
すように、はかま部材16から碍子体1内に挿入され、
その上端部の接触子24が上部固定電極7と消弧棒8と
の間に挾持されるとともに、下部電極25が電極支持板
11の下部固定電極11aに挾持される。
又、絶縁筒20の小径部21は消弧筒14内に挿嵌され
るとともに、絶縁筒20の大径部22は碍子体1の拡径
部4内に挿嵌され、その下端部が密閉栓17の嵌合凹所
17aに挿入される。さて、過大電流が流れると、エレ
メント33,34が溶断し、アークに移行したとき、抵
抗線35はその両端に印加された電圧により瞬時に溶断
し、遮断が完了する。
この抵抗線35の溶断により、動作表示機構の表示棒3
1はスプリング32の付勢によつて突出し、溶断表示を
行う。一方、小電流が流れた場合には第二ヒユーズエレ
メント34の金属部34aで確実に溶断し同様に溶断表
示を行う。なお、前述した実施例において内部電極29
をなくし、第一ヒューズエレメント33と第二ヒクーズ
エレメント34を連続させて1本のエレメントにしても
よい。
以上詳述した本発明は、碍子体1の小径孔2)(挿嵌さ
れる小径部21と碍子体1の拡径部4にト嵌される大径
部22とから絶縁筒20を構成し小径部21の内端部に
取着した上部電極23に↑気的に接続したヒューズエレ
メント33を小径?21内を通しさらに大径部22内の
絶縁コア2:の内端部からその外周に巻装して大径部2
2下聞の中間電極26に電気的に接続し、小径部21C
基部外周の下部電極25にこの中間電極26を一径部2
2の外周に沿う導電部27を介して電気(に接続したこ
とを特徴とする。
従つて、碍子体の拡径部4に挿嵌される絶縁筒20の大
径部2内において、絶縁コア28の外径を大きくするこ
とができるため、この絶縁コア28の外周に巻装される
ヒューズエレメント34の巻径を大きくすることができ
る。それに伴い、ヒューズリンクの全長を短くするこが
できる。又、絶縁筒20の大径部22の内径も大きくで
きるので、線径の太いヒューズエレメントの使用が可能
となり、これに伴い、同一定格電流容量のものでも限流
ヒューズの小形化、ひいては筒状カットアウトスイッチ
の小形化を図ることができる。これは従来ある碍子体1
の拡径部4を有利にすることがきるように絶縁筒20を
小径部21と大径部22とより構成したからこそ奏し得
る効果である。又、ヒューズエレメント全長の約75%
を大径部22内に配置することができるため、電流通電
時の限流ヒューズの温度分布を考えると、絶縁筒20の
小径部21の発熱量を全体の30%として、温度上昇を
低くおさえることができ、小径部21の外側の消弧筒1
4等の樹脂に熱影響を与えることがなくなる効果がある
この場合、絶縁筒20の大径部22は小径部21に比べ
て常に高い温度となるため、絶縁コア28外周の第二ヒ
ユーズエレメント34に金属部34aを介在させた場合
には、小径部21の温度上5昇が低い時点にこの金属部
34aで確実に溶断する。
なお、絶縁筒20の小径部21と大径部22を分離可能
にすれば、小電流遮断時の場合、大径部22側の金属部
34aで溶断するため、大径部22を取換えるだけでよ
く、小径部21は再利用ノOできる。又、定格電流容量
の小さい限流ヒューズては、大径部22のみ利用し、小
径部21は単なる導体にすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる限流ヒューズを備えた35筒状
カットアウトスイッチを示す断面図、第2図は本発明に
かかる限流ヒューズを示す断面図である。 碍子体・・・・・・1、小径孔・・・・・・2、拡径部
・・・・・・牡絶縁筒・・・・・・20、小径部・・・
・・・21.大径部・・・・・・2402、上部電極・
・・・・・23、下部電極・・・・・・25、中間電極
・・・・・・26、導電部・・・・・・27、絶縁コア
・・・・・・28、内部電極・・・・・・29、表示棒
・・・・・・31、第一ヒューズエレメント・・・・・
・33、第二ヒユーズエレメント・・・・・34、金属
部・・・・・34a1抵抗線・・・・・・35、消弧剤
・・・・・・36。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 小径部21と大径部22とからなる絶縁筒20の両
    端に上部電極23及び中間電極26をそれぞれ取着し、
    絶縁筒20の基部外周には下部電極25を取着し、前記
    上部電極23に電気的に接続。 したヒューズエレメント33,34を絶縁筒20の小径
    部21内を通し、さらに大径部22内に設けた絶縁コア
    28の端部からその外周に巻装して前記中間電極26に
    電気的に接続し、この中間電極26と前記下部電極25
    とを大径部22の外周に沿う導電部27を介して電気的
    に接続したことを特徴とする筒状カットアウト用限流ヒ
    ューズ。2 ヒューズエレメントは絶縁コア28の内端
    部に固着された内部電極29と上部電極23との間を絶
    縁筒20の小径部21内を通して電気的に接続する第一
    ヒューズエレメント33と、大径部22内の絶縁コア2
    8の外周に巻装されて前記内部電極29と中間電極26
    との間を電気的に接続する第二ヒューズエレメント34
    とからなる特許請求の範囲第1項に記載の筒状カットア
    ウト用限流ヒューズ。 3 絶縁コア28内には内部電極29と中間電極26と
    の間を電気的に接続して第二ヒューズエレメント34に
    対し並列接続になるように抵抗線35を挿通し、絶縁コ
    ア28の下端部に設けた動作表示機構の表示棒31に前
    記抵抗線35の下端を係止して常には表示棒31が動作
    表示機構内に没入するように構成した特許請求の範囲第
    2項に記載の筒状カットアウト用限流ヒューズ。
JP3564182A 1982-03-05 1982-03-05 筒状カットアウト用限流ヒュ−ズ Expired JPS6051230B2 (ja)

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JPS58152338A JPS58152338A (ja) 1983-09-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0737227Y2 (ja) * 1991-03-07 1995-08-23 株式会社中電工 ヒューズ内蔵型高圧バイパスケーブル
JP2874481B2 (ja) * 1992-09-30 1999-03-24 スズキ株式会社 車両用クラッチのパワーアシスト装置

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