JPH0737201Y2 - リフレクター可動型ヘッドランプにおけるバルブ挿着構造 - Google Patents

リフレクター可動型ヘッドランプにおけるバルブ挿着構造

Info

Publication number
JPH0737201Y2
JPH0737201Y2 JP11032489U JP11032489U JPH0737201Y2 JP H0737201 Y2 JPH0737201 Y2 JP H0737201Y2 JP 11032489 U JP11032489 U JP 11032489U JP 11032489 U JP11032489 U JP 11032489U JP H0737201 Y2 JPH0737201 Y2 JP H0737201Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflector
bulb
holding cap
valve
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11032489U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0350701U (ja
Inventor
英治 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP11032489U priority Critical patent/JPH0737201Y2/ja
Publication of JPH0350701U publication Critical patent/JPH0350701U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0737201Y2 publication Critical patent/JPH0737201Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connecting Device With Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はリフレクター可動型のヘッドランプに係り、特
にリフレクターの後頂部に形成されているバルブ挿着孔
にバルブを挿着する技術に関する。
〔従来技術〕
従来のバルブ挿着構造としては、第9図に示すようなも
のがある。これは特開昭64−2201に係るバルブ挿着構造
を示しており、符号2は内周面に光反射面が一体に形成
されている自動車用ヘッドランプのリフレクター・ラン
プボディユニットで、リフレクター・ランプボディユニ
ット2の後頂部に形成されているバルブ挿着孔3周りに
は筒状突出部4が形成されており、外周に複数個の爪6a
を有する保持キャップ6を前記突出部4にパッチン係合
し、鍔状突起7を有するバルブ8を保持キャップ6の開
口部6bから挿し込んで回転させると、筒状突出部端面4a
と保持キャップ6の開口周縁部6c間に鍔状突起7が挟持
されてバルブ8が固定される構造となっている。なお符
号9は筒状突出部4に突出形成された位置決め用のピン
で、保持キャップ6側の孔6dと係合させて保持キャップ
6の周方向取付位置が設定される。
第10図は他の従来技術であるリフレクター可動型ヘッド
ランプにおけるバルブ挿着構造を示すもので、バルブ66
は線ばね67によってリフレクター62のバルブ挿着孔63に
押圧固定されている。またランプボディ60のバルブ着脱
用の開口部61には、ランプボディ60内への雨水等の侵入
を防止するためのゴムカバー64が嵌着されている。
〔考案の解決しようとする課題〕
しかし第9図に示す従来技術においては、バルブの鍔状
突起7を挟持固定する保持キャップ6は、筒状突出部先
端の厚肉周縁端部4a1に係合するフック形状の爪6aが多
数形成された複雑な形状であり、一方、保持キャップ6
の装着されるリフレクター・ランプボディユニット側筒
状突出部4では位置決め用のピン9を突出形成する関係
上、成形用金型が複雑となる等、バルブ挿着部構成各部
品の製造コストがかさむという問題があった。また保持
キャップ6を装着する際には、位置決め用のピン9に係
合孔6dを位置合わせしなければならず、面倒であり、さ
らに一旦保持キャップ6を装着すると外すことが容易で
はないという問題もあった。
また第10図に示す従来技術では、ゴムカバー64とランプ
ボディ側開口部61との係合部は凹凸弾性嵌合により十分
な密着性が得られるが、ゴムカバー64とバルブソケット
部66a間の密着度は十分とはいえない。これは、リフレ
クター62のバルブ挿着孔63にバルブ60を挿着した後、ゴ
ムカバー64を装着するようになっており、即ち、ゴムカ
バー64のバルブ挿着孔65にバルブソケット部66aを挿通
する関係上、挿通部における密着度を犠牲にすることは
やむを得ないことである。従って、このゴムカバー64と
バルブソケット部66aとの付合せ面68から雨水等がラン
プボディ内部に侵入するおそれがあるという問題があっ
た。
本考案は前記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、
その目的は簡潔な構造にして、ランプボディ内への雨水
等の侵入を確実に防止することのできるリフレクター可
動型ヘッドランプにおけるバルブ挿着構造を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本考案に係るリフレクター
可動型ヘッドランプにおけるバルブ挿着構造において
は、ランプボディ内においてリフレクターが水平軸及び
垂直軸周りにそれぞれ傾動可能に支持されたリフレクタ
ー可動型ヘッドランプにおいて、 ランプボディのバルブ着脱用開口部の内側には、リフレ
クターの後頂部にバルブ挿着孔を形成する円筒形状の後
方突出部が前記開口周縁部から離間させて配置され、 ランプボディ側開口周縁部とリフレクター側後方突出部
間には、外周縁部を前記ランプボディ側開口周縁部に嵌
着させたバルブ着脱用開口部閉塞用のゴムカバーが介装
され、 このゴムカバーの内周縁部には、前記リフレクター側後
方突出部の周辺に周設された水平延出領域に密着するよ
うに内側に向けて延出する水平延出部が形成され、 頭頂部の開口された帽子形状の保持キャップがバヨネッ
ト係合により前記リフレクター側後方突出部に取着され
ることで、前記ゴムカバーの水平延出部が保持キャップ
の鍔部とリフレクターの前記水平延出領域との間に挟持
固定され、かつバルブのソケット部に形成された鍔状突
起がリフレクター側後方突出部先端面と保持キャップの
天井面との間に挟持固定されて、バルブがバルブ挿着孔
に固定保持されるように構成したものである。
〔作用〕
保持キャップは、バヨネット係合により、バルブ挿着孔
を形成する円筒形状の後方突出部に取着されるので、着
脱が容易である。また保持キャップは、バルブのソケッ
ト部に形成されている鍔状突起をリフレクターの後方突
出部突出端面に挟持固定してバルブをバルブ挿着孔に固
定保持するバルブ固定部材として作用するとともに、ゴ
ムカバーの内周縁部に形成された水平延出部をリフレク
ターの背面の水平延出領域に挟持固定するので、バルブ
の固定が確保されるとともに、ゴムカバーのリフレクタ
ーとの付合せ部における防水が確保される。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第8図は本考案の一実施例を示す図で、第1図
は自動車用のリフレクター可動型ヘッドランプの正面
図、第2図は同ランプの水平断面図(第1図に示す線II
−IIに沿う断面図)、第3図は同ランプの要部拡大縦断
面図(第1図に示す線III−IIIに沿う拡大断面図)、第
3図(a)は保持キャップの帯状リブと水平リブのばね
作用を説明する説明図、第4図はバルブ挿着孔周辺の分
解斜視図、第4図(a)は突出部に装着された保持キャ
ップの部分拡大断面図、第5図は保持キャップの拡大斜
視図、第6図は保持キャップの平面図、第7図は保持キ
ャップの縦断面図(第6図に示す線VII−VIIに沿う断面
図)、第8図は保持キャップ内周面に形成されている水
平リブの斜視図である。
これらの図において、符号12は放物面形状のリフレクタ
ーで、このリフレクター12は、容器状のランプボディ10
内において、1つの玉継手構造の揺動支点14と、エイミ
ングスクリューとナットとからなる2つのエイミング支
点15,16との3点によって支持されている。そしてリフ
レクター12は左右エイミング支点15、上下エイミング支
点16と揺動支点14とを通る水平軸Lxおよび垂直軸Ly回り
にそれぞれ傾動できるようになっている。なお符号15a
はエイミングスクリュー、符号15bはエイミングスクリ
ュー15aに螺合するナットで、リフレクター12の裏側に
突設されたブラケット15cに嵌着されている。なおエイ
ミング支点16の構成は図示しないが、エイミング支点15
と同様である。また符号18は、リフレクター12の右上コ
ーナ部上面壁12aに取着された直線型気泡管構造の水準
器で、気泡管の気泡18aの基準点18bに対するずれ量から
リフレクター12の水平軸Lx回りの傾斜量、即ちヘッドラ
ンプの上下方向の照射角が適正か否か測定するためのも
のである。また符号19は、リフレクター12の左上コーナ
部上面壁12bに取着されたインジケータで、摺動ロッド
部材19aの基準点19bに対するずれ量からリフレクター12
の垂直軸Ly回り傾斜量、即ちヘッドランプの左右方向の
照射角が適正か否かを測定するためのものである。また
ランプボディ10の水準器18やインジケータ19に対向する
位置には、透明なのぞき窓(図示せず)がそれぞれ形成
されており、こののぞき窓からのぞいて水準器18の気泡
位置やインジケータ19の目盛の読取りを行なう。なおこ
れらの水準器18やインジケータ19は、既に出願されてい
る特願昭63−178033等において詳細に開示されており、
その説明は省略する。また符号17はランプボディ10の前
面開口部に組付一体化されている前面レンズ、符号17a
は前面レンズ17とランプボディ10とを機械的に保持する
クリップである。
リフレクター12の後頂部には、後方に突出する円筒形状
突出部21に囲まれたバルブ挿着孔20が形成されている。
このバルブ挿着孔20には保持キャップ30を介してバルブ
40が挿着固定されている。またランプボディ10にはリフ
レクター12のバルブ挿着孔20より一回り大きいバルブ着
脱用の開口部11が形成されており、この開口周縁部11a
とリフレクター側後方突出部21間にはこの開口部11を閉
塞するためのゴムカバー50が介装されている。
リフレクター側後方突出部21の先端部には、外周等分3
ヵ所において、後述する保持キャップ30の水平リブ34と
係合する係合突起22が形成されている。この突出部21の
先端面23には、基端面23aと、係合突起22形成位置にお
いて基端面23aよりわずかに盛り上がる突出端面23bとが
形成されており、この突出部21に後述する保持キャップ
30を装着したときに、第4図(a)に示されるように、
キャップ30の天井面36と基端面23a間に突出端面23bの突
出量相当の隙間tが形成されて、この隙間tに後述する
バルブソケット部44側の鍔状突起46が係合できるように
なっている。また基端面23aの突出端面23b近傍位置には
微小高さのストッパーリブ24が突出形成されており、突
起端面23bとストッパーリブ24間に前記バルブソケット
部側の鍔状突起46が係合すると、第4図(a)に示され
るように突出端面23bの立上り部23cとストッパーリブ24
とによって鍔状突起46の両側が拘束されて位置決めされ
る。
保持キャップ30は、天井面36がおむすび形状に開口(開
口部を符号31で示す)され、外周に鍔部30aが周設され
たプラスチック製の鍔付き帽子形状体である。保持キャ
ップ30の側壁には、リフレクター側の係合突起22に対応
する係合凹部32を形成する外方突出部33が形成されてい
る。さらに係合凹部32内には凹部32の周方向略半分の長
さの水平リブ34が形成されており、保持キャップ30の係
合凹部32の水平リブ34の形成されていない領域をリフレ
クター側の係合突起22に嵌めあわせて保持キャップ30を
時計回りに回動させると、係合突起22は保持キャップ30
の水平リブ34と天井面36とでクランプされて上下方向に
位置決めされる。水平リブ34には、第7図及び第8図に
示されるように、リブ延在方向に延びる溝35が形成され
ており、またこの水平リブ34に対応する天井面36には、
開口部31周縁の一部を形成する帯状リブ36aが形成され
ている。そして帯状リブ36aは両端支持梁として、水平
リブ34は片持梁としてそれぞれ作用し、係合突起22は両
リブ34,36によって上下方向に弾性的に挟持される。ま
た水平リブ34にはストッパー34aが突設されており、係
合突起22がストッパー34aを乗り越えて水平リブ34上に
入り込む(第7図参照)と、このストッパー34aが保持
キャップ30の回り止めとして作用し、係合凹部形成壁32
aと協働して係合突起22を拘束して周方向に位置決めす
る。即ち、保持キャップ30側の係合凹部32内に形成され
ているストッパー34a付き水平リブ34と、保持キャップ3
0の天井面36と、リフレクター側突出部21に形成されて
いる係合突起22とによって保持キャップ30を突出部21に
固定保持するバヨネット係合部が構成されている。
一方、係合突起22と係合状態の保持キャップ30を外すに
は、保持キャップ30を押し込んで係合突起22と水平リブ
34のストッパー34aとの係合を外せば反時計方向に簡単
に回動でき、係合突起22を水平リブ34位置から外すこと
ができる。なお、帯状リブ36aと突出部33外側壁33a間に
は長孔36bが形成されており、係合突起22が水平リブ34
と帯状リブ36aとによって挟持された状態からこの挟持
状態を外す際に、この長孔36bが形成されているためこ
の挟持状態の解除が容易である、即ち、第3図(a)矢
印A1に示すように保持キャップ30を押込めば、長孔36b
があるため外側壁33aは矢印A2のように下方に変位し易
く、さらに水平リブ34も矢印A3のように下方に変位しや
すい。従ってストッパー34aも下方に変位し易く、係合
突起22からストッパー34aの係合を外すことは容易であ
る。さらに換言すれば、水平リブ34と帯状リブ36aを1
つのばねと考えると、長孔36bがばね定数を高めて両リ
ブの可撓性を高めるようにように作用して、水平リブ34
と帯状リブ36aによる係合突起22の挟持状態の解除を容
易ならしめている。
また保持キャップ30の天井面36に形成されている開口部
31は、バルブ40のソケット部44の鍔状突起46が挿入でき
る大きさとされており、保持キャップ30の天井面36とリ
フレクター側突出部基端面23a間には、既に説明したよ
うに、鍔状突起46の侵入できる隙間tが形成されてい
る。従って開口部31内に挿入させたバルブ40を時計回り
に回動させると、鍔状突起46が天井面36と突出部基端面
23の間の隙間tに侵入し、各々の鍔状突起46はストッパ
ーリブ24を乗り越えて突出端面23bの立上り部23cの当接
して止まる。また天井面36の帯状リブ36aの下面には戻
り止め用のストッパーリブ37(第4図(a),第6図参
照)が形成されており、鍔状突起46が前記基端面23a側
のストッパーリブ24を乗り越える際に、この保持キャッ
プ30側のストッパーリブ37も同時に乗り越えるようにな
っている。従って鍔状突起46は天井面36と突出部基端面
23aとによって上下方向に位置決めされ、突出端面23bの
立上り部23cとストッパーリブ24,37によって周方向に位
置決めされる。
符号50は、ランプボディ10の開口部11を閉塞するための
ゴムカバーである。ゴムカバー50は、中央部に開口部52
が形成された円盤体形状とされ、外周縁部にはランプボ
ディ10の開口部周縁厚肉部11aに嵌着されるフック部54
が周設されている。ゴムカバー50の開口部52を形成する
内周縁部には、保持キャップ30の鍔部30aとちょうど重
合できる水平延出部56が周設されている。またリフレク
ター12の後方突出部21回りには水平延出領域である平面
部領域26が周設されており、保持キャップ30をリフレク
ター側後方突出部21に装着した際に(保持キャップ30が
突出部21先端部にバヨネット係合されたときに)、保持
キャップ30の鍔部30aがゴムカバー50の水平延出部56を
リフレクター12の平面部領域26に圧接保持するようにす
るようになっている。したがって、ゴムカバー50とリフ
レクター12との付合せ部は密着状態に保持されるので、
ここから水等がランプボディ10内に侵入することはな
い。
バルブ40は、電球42と、電球42に一体化されたL字型の
バルブソケット部44とからなり、ソケット部44の焦点リ
ング45には3個の鍔状突起46が突出形成されている。符
号47(第2図、第3図参照)はソケット部外周に装着さ
れたシールリングで、バルブ40がバルブ挿着孔20に装着
された際にバルブ挿着孔20に圧接状態とされてここをシ
ールするためのものである。電球42内には2本の支柱43
a,43bが平行に延出されて両支柱間に発光源であるフィ
ラメント43cが支持されているが、支柱43a,43bの配列方
向とソケット部44の屈曲方向とが一致しており、バルブ
挿着孔20にバルブ40を挿着する際の目印となっている。
即ち、ソケット部44の屈曲方向が真下を向くようにバル
ブ40をバルブ挿着孔20に挿着すれば、ヘッドランプにお
けるフィラメント43cの配置が適正となるように設定さ
れており、バルブ40の挿着が非常に簡単化されている。
次ぎに、バルブ挿着手順を簡単に説明する。
先ずゴムカバー50の外周のフック部54をランプボディ10
の開口部周縁厚肉部11aに嵌着してゴムカバー50をラン
プボディ側開口部11に装着する。この時、ゴムカバー50
の内周側の水平延出部56はリフレクター側後方突出部21
周りの平面部領域26に当接状態となる。次いで保持キャ
ップ30の係合凹部32とリフレクター側突出部の係合突起
22を整合させ、保持キャップ30を時計回りに回動して保
持キャップ30と係合突起22をバヨネット係合させる。こ
の時、保持キャップ30はリフレクター側突出部21に挟持
固定されて、鍔部30aがゴムカバー50の水平延出部56を
リフレクター側平面部領域26に押圧密着状態とする。次
いでバルブ40を保持キャップ30の開口部31から挿込み、
バルブ30を時計回りに回動して保持キャップ30の天井面
36とリフレクター側突出部基端面23a間の隙間tにバル
ブソケット部側鍔状突起46を挟持させてバルブ40をバル
ブ挿着孔20に固定する。
〔考案の効果〕
以上の説明から明かなように、本考案に係るリフレクタ
ー可動型ヘッドランプにおけるバルブ挿着構造によれ
ば、バルブ挿着孔を形成するリフレクター側円筒形状後
方突出部に、バルブを固定保持するための保持キャップ
がバヨネット係合により取着された簡潔な構造であるの
で、保持キャップの着脱が容易である。
また保持キャップは、バルブをバルブ挿着孔に固定保持
するとともに、ゴムカバーの内周縁部をリフレクターの
背面に挟持固定するので、ゴムカバーのリフレクターと
の付合せ部における防水が確実となる。
またバルブを固定保持する保持キャップはゴムカバー内
周縁部をリフレクター背面に圧接する働きもするので、
ゴムカバーをリフレクターに密着させるための別途手段
を設けなくてもよいという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるリフレクター可動型ヘ
ッドランプの正面図、第2図は第1図に示す線II−IIに
沿う断面図、第3図はバルブ挿着部の縦断面図、第3図
(a)は保持キャップの帯状リブと水平リブのばね作用
を説明する説明図、第4図はバルブ挿着部の分解斜視
図、第4図(a)はリフレクターの後方突出部に挿着さ
れた保持キャップの部分拡大断面図、第5図は保持キャ
ップの拡大斜視図、第6図は保持キャップの平面図、第
7図は保持キャップの縦断面図で、第6図に示す線VII
−VIIに沿う断面図、第8図は保持キャップ内に形成さ
れている水平リブの拡大断面図、第9図及び第10図は従
来のバルブ挿着部を示す図である。 Lx…水平軸、Ly…垂直軸、10…ランプボディ、11…ラン
プボディに形成されているバルブ着脱用開口部、12…リ
フレクター、20…バルブ挿着孔、21…バルブ挿着孔を形
成する円筒形状の後方突出部、22…バヨネット係合部の
一部を構成するリフレクター側係合突出部の係合突起、
23…後方突出部先端面、30…保持キャップ、30a…保持
キャップの鍔部、32…バヨネット係合部の一部を構成す
る保持キャップの係合凹部、34…バヨネット係合部の一
部を構成する保持キャップの水平リブ、36…保持キャッ
プの天井面、36a…バヨネット係合部の一部を構成する
保持キャップ天井面の帯状リブ、40…バルブ、46…鍔状
突起、50…ゴムカバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランプボディ内においてリフレクターが水
    平軸及び垂直軸周りにそれぞれ傾動可能に支持されたリ
    フレクター可動型ヘッドランプにおいて、 ランプボディのバルブ着脱用開口部の内側には、リフレ
    クターの後頂部にバルブ挿着孔を形成する円筒形状の後
    方突出部が前記開口周縁部から離間させて配置され、 ランプボディ側開口周縁部とリフレクター側後方突出部
    間には、外周縁部を前記ランプボディ側開口周縁部に嵌
    着させたバルブ着脱用開口部閉塞用のゴムカバーが介装
    され、 このゴムカバーの内周縁部には、前記リフレクター側後
    方突出部の周辺に周設された水平延出領域に密着するよ
    うに内側に向けて延出する水平延出部が形成され、 頭頂部の開口された帽子形状の保持キャップがバヨネッ
    ト係合により前記リフレクター側後方突出部に取着され
    ることで、前記ゴムカバーの水平延出部が保持キャップ
    の鍔部とリフレクターの前記水平延出領域との間に挟持
    固定され、かつバルブのソケット部に形成された鍔状突
    起がリフレクター側後方突出部先端面と保持キャップの
    天井面との間に挟持固定されて、バルブがバルブ挿着孔
    に固定保持されることを特徴とするリフレクター可動型
    ヘッドランプにおけるバルブ挿着構造。
JP11032489U 1989-09-22 1989-09-22 リフレクター可動型ヘッドランプにおけるバルブ挿着構造 Expired - Lifetime JPH0737201Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11032489U JPH0737201Y2 (ja) 1989-09-22 1989-09-22 リフレクター可動型ヘッドランプにおけるバルブ挿着構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11032489U JPH0737201Y2 (ja) 1989-09-22 1989-09-22 リフレクター可動型ヘッドランプにおけるバルブ挿着構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0350701U JPH0350701U (ja) 1991-05-17
JPH0737201Y2 true JPH0737201Y2 (ja) 1995-08-23

Family

ID=31658863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11032489U Expired - Lifetime JPH0737201Y2 (ja) 1989-09-22 1989-09-22 リフレクター可動型ヘッドランプにおけるバルブ挿着構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0737201Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013161620A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Yazaki Corp バルブソケット及び照明装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7819562B2 (en) * 2008-05-09 2010-10-26 Osram Sylvania Inc. Integral reflector lamp assembly

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013161620A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Yazaki Corp バルブソケット及び照明装置
US9331403B2 (en) 2012-02-03 2016-05-03 Yazaki Corporation Bulb socket and lighting device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0350701U (ja) 1991-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5055980A (en) Automobile headlamp
JP2965849B2 (ja) 車両用灯具
JP3883339B2 (ja) 車両用灯具
US4760506A (en) Light bulb mounting structure in automotive lamp
JPH0737201Y2 (ja) リフレクター可動型ヘッドランプにおけるバルブ挿着構造
JP2555667Y2 (ja) 自動車用ルームランプ装置
JPH0793041B2 (ja) 車両用灯具
JPH079647U (ja) 車輌用灯具
JP3869019B2 (ja) 電球
US2218807A (en) Head lamp
JPH0345371Y2 (ja)
JPH0217365Y2 (ja)
JPH0345361Y2 (ja)
JP2535634Y2 (ja) 車両用灯具
JPH0323603Y2 (ja)
JPH046085Y2 (ja)
JPH057683Y2 (ja)
JPH0345363Y2 (ja)
JP3136461B2 (ja) 車輌用灯具
JPH05135603A (ja) 自動車用バルブ固定装置
JPH0999777A (ja) 車輌用標識灯
JPH0523302U (ja) リフレクター可動型ポジシヨンランプ内蔵自動車用ヘツドランプ
JPH0353938Y2 (ja)
JPH04282501A (ja) 車輌用前照灯の電球取付構造
JPH017921Y2 (ja)