JPH0737123Y2 - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JPH0737123Y2
JPH0737123Y2 JP1989032742U JP3274289U JPH0737123Y2 JP H0737123 Y2 JPH0737123 Y2 JP H0737123Y2 JP 1989032742 U JP1989032742 U JP 1989032742U JP 3274289 U JP3274289 U JP 3274289U JP H0737123 Y2 JPH0737123 Y2 JP H0737123Y2
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、数値制御装置本体を利用してシーケンス回路
のデバッグ作業を自動化した数値制御装置に関する。
「従来の技術」 従来、シーケンサ内蔵の数値制御装置においては、内蔵
シーケンサのシーケンス回路のデバッグ作業を行う際に
おいては、第6図に示すように、作業者が数値制御装置
20に付属された操作盤1のキーボード36によりトリガポ
イントの設定を手入力にて行っていた。そして、目的の
接点がON/OFFした時(トリガが発生した時)、作業者が
シーケンサをその状態でいったん停止して、トリガ発生
時の状態をCRT表示装置38の画面に表示させ、その都度
シーケンス回路および仕様に基づいて解析するようにし
ている。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、作業者がシーケンス回路のデバッグを行
うためには、シーケンス回路を接点とリレーコイルで表
した第7図図示のようなシーケンス回路(ラダー回路)
をを検討してどのようなトリガ設定を行うかを作業者が
考慮しなくてはならず、作業者がシーケンス回路を理解
していなければならなかった。また、例えば第7図図示
のシーケンス回路において接点Aが閉じてから目的の接
点Cが閉じるまでにワークを100個加工する条件がある
場合には、数値制御機械10により100個のワークが加工
される時間を待っていなければ、目的の接点Cが閉じた
時の状態を把握することができないので、作業者のつき
っきり動作が主となり、デバッグ作業時の作業者の依存
率が高いという問題点がある。
本考案は、上記の問題点を解決するためになされたもの
であり、シーケンス回路のデバッグ作業が作業者の手を
離れ、無人化により行うことができると共に、作業者が
シーケンス回路を理解しなくてもデバッグ作業を行うこ
とができる数値制御装置を提供することを課題とする。
「課題を解決するための手段及び作用」 しかして、上記課題を解決することを目的とした本考案
の数値制御装置は、数値制御装置本体との間でデータの
やりとりを行うシーケンサを内蔵し、NCデータに基づい
て数値制御機械を制御するようにした数値制御装置にお
いて、前記数値制御機械を制御する制御命令と前記シー
ケンサにトリガを発生させるためのトリガ命令とで構成
されるデバック用NCデータを記憶するNCデータ記憶手段
と、前記デバック用NCデータを順次読み込み、読み込ま
れたデバック用NCデータが前記トリガ命令であるか前記
制御命令であるかを判別する判別手段と、この判別手段
にてトリガ命令であると判別された場合には、前記トリ
ガ命令を前記シーケンサの回路上のトリガポイントを設
定するトリガ用データに変換する変換手段と、この判別
手段にて制御命令であると判別された場合には記制御デ
ータに基づいて前記数値制御機械を制御する制御手段
と、前記変換手段にて変換されたトリガ用データから前
記シーケンサにトリガポイントを設定する設定手段と、
前記シーケンサに設定されたトリガポイントでトリガが
発生した時、トリガ発生時の各種情報を外部出力機器に
出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、デバック用NCデータを数値制御装置
に入力すると、前記判別手段により、トリガ命令である
か制御命令であるかが判別され、トリガ命令であれば変
換手段によりシーケンス回路上のトリガポイントを設定
するトリガ用データに変換され、設定手段によりトリガ
用データに基づいてトリガポントが設定される。
また、制御命令であれば制御手段により通常の数値制御
機械の制御が行われるため、数値制御装置が実際に運転
され数値制御機械によりワークの加工が行われトリガを
発生される状態になるまでの間、作業者が数値制御装置
に付きっきりにならなくても、トリガが発生する。そし
て、トリガ発生時の各種情報、例えば目的の接点が閉じ
た時に点灯すべき警報ランプが点灯しているか否かとい
う情報が外部機器に出力されるため、その外部機器例え
ばプリンタに出力された情報を作業者または設計者が解
析することにより、数値制御装置におけるシーケンス回
路のデバッグ作業が行われる。トリガ発生時の各種情報
の解析は、作業者よりもシーケンス回路を設計した設計
者が行う方が能率が良い場合が多いものであり、また、
作業者および設計者等の各種ノーハウを教え込んだトリ
ガ解析機を作製してトリガ解析も自動化するようにして
もよい。
「実施例」 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は本実施例の概要を示すブロック図であり、デバッグ
用NCデータ2は例えば、G×××P△△△Q□;などの
形のトリガ命令と数値制御機械(NCマシン)を制御する
制御命令とを有する。ここで、「G×××」の部分は内
蔵シーケンサ40への自動トリガ指令用のGコードであ
り、「P△△△」の部分はトリガ指定のデバイスNo.の
コードであり、「Q□」の部分はON/OFFでのトリガ指定
のコードである。デバッグ用NCデータ2を数値制御装置
20に入力すると、該数値制御装置20を介してデバッグ用
NCデータ2によるトリガポイントの設定3が自動的に行
われ、トリガ発生時に各種情報4が例えばプリンタによ
る外部出力機器5に出力される。また、操作盤1のキー
ボード36からシーケンサ40に手入力によるトリガポイン
ト設定6を行い、トリガ発生時に各種情報をCRT表示装
置38に表示するようにしてある。
更に詳細な実施例を第2図に示す。数値制御装置20には
シーケンサ40が内蔵されている。シーケンサ40はインタ
フェース50とシーケンサ本体60とで構成されている。数
値制御装置本体30は内蔵のシーケンサ40との間でデータ
のやりとりを行い、パルス発生器23およびインタフェー
ス29を介して数値制御機械(NCマシン)10を制御する。
数値制御装置本体30はCPU21,読込装置70を介して入力さ
れたデバッグ用NCデータが記憶されているRAM24,ROM25
などを有している。また、シーケンサ本体(以下PCとい
う)60も図示しないCPU,RAM,ROMなどを有している。前
述のごとく、手動によるトリガポイント設定はキーボー
ド36によりシーケンサ40に対して行い、シーケンサ40に
発生したトリガは表示制御回路37を介してCRT表示装置3
8に表示される。
すなわち、本実施例においては、キーボード36によりデ
バッグが指令されると、ステップSOでは、あらかじめ作
業者により入力され、数値制御装置20に記憶されたパラ
メータ7からトリガポイントの設定を操作盤1にて手入
力で行うかデバッグ用NCデータにて自動で行うかを判別
し、手動である場合はステップS1において手入力による
トリガポイントの設定処理を行い、自動である場合はス
テップS2においてデバッグ用NCデータによるトリガポイ
ントの設定処理を自動で行う。また、ステップS3におい
てトリガ発生と判別した際には、次のステップS4に移行
し、パラメータ7の判別処理によりその情報を単にCRT
表示装置38の画面に出すか、外部機器5に自動で出力す
るかを判別し、手動である場合はステップS6においてト
リガ発生時の各種情報の表示処理を行い、自動である場
合はステップS5においてトリガ発生時の各種情報の外部
機器出力処理を行う。
また、本実施例においては、デバッグ用NCデータ2が数
値制御本体30から、シーケンサ40に出力され、トリガが
発生した時に、プリンタなどの外部出力機器5にトリガ
時の各種情報を表示するようにしている。すなわち、デ
バッグ用NCデータ2を読込装置70を介して数値制御本体
30に読込むと、前記第2図図示のパラメータ7が自動に
設定され、数値制御装置本体30は第4図図示のごとくト
リガポイントの設定処理ルーチンを自動で行う。トリガ
ポイントの自動設定処理ルーチンが開始されると、ステ
ップS21ではトリガ命令であるか否かが判別され、肯定
(YES)と判別された場合は、ステップS22でトリガ用デ
ータに変換され、ステップS23ではシーケンサ40に出力
される。ステップS21の判別により否定(NO)と判別さ
れた場合は、ステップS24により、通常の数値制御機械
への制御命令として数値制御機械の通常制御が行われ
る。また、前記第2図図示のパラメータ7が変更され、
自動を示す値にデバッグ用NCデータにより設定されてい
れば、シーケンサ40は第5図図示のごとく外部機器出力
処理ルーチンを自動で行う。ステップS51ではPC60にト
リガが加えられ、ステップS52で返答があったと判別さ
れると、ステップS53ではトリガ発生時における各種情
報の結果取込みが行われる。ステップS54では外部出力
か否かが判別され、肯定(YES)と判別されると、ステ
ップS55で外部出力機器5への外部出力が行われる。ス
テップS54で否定(NO)と判別された場合は、CRT表示装
置38への表示が行われる。
本実施例によれば、操作盤1におけるキーボード36によ
る手入力のトリガポイント設定機能を、デバッグ用NCデ
ータ2によるトリガポイントの自動化設定機能以外に数
値制御装置20に設けたことにより、手入力によるトリガ
ポイントの設定およびデバッグも可能であるという利点
がある。
「考案の効果」 以上述べたように、本考案の数値制御装置は、数値制御
装置本体との間でデータのやりとりを行うシーケンサを
内蔵し、NCデータに基づいて数値制御機械を制御するよ
うにした数値制御装置において、前記数値制御機械を制
御する制御命令と前記シーケンサにトリガを発生させる
ためのトリガ命令とで構成されるデバック用NCデータを
記憶するNCデータ記憶手段と、前記デバック用NCデータ
を順次読み込み、読み込まれたデバック用NCデータが前
記トリガ命令であるか前記制御命令であるかを判別する
判別手段と、この判別手段にてトリガ命令であると判別
された場合には、前記トリガ命令を前記シーケンサの回
路上のトリガポイントを設定するトリガ用データに変換
する変換手段と、この判別手段にて制御命令であると判
別された場合には記制御データに基づいて前記数値制御
機械を制御する制御手段と、前記変換手段にて変換され
たトリガ用データから前記シーケンサにトリガポイント
を設定する設定手段と、前記シーケンサに設定されたト
リガポイントでトリガが発生した時、トリガ発生時の各
種情報を外部出力機器に出力する出力手段とを備えたこ
とにより、数値制御装置が実際に運転され数値制御機械
が動作されトリガを発生される状態になるまでの間、作
業者が数値制御機械についている必要がなくなり、作業
の効率化を図るという優れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の概要を示すブロック図、第2
図は実施例の詳細を示すブロック図、第3図は実施例の
特徴を示すフローチャート、第4図はトリガポイントの
設定処理ルーチンを示すフローチャート、第5図は外部
機器出力処理ルーチンを示すフローチャートであり、第
6図は従来の手作業によるデバッグ作業を示すブロック
図、第7図はシーケンス回路を示すラダー回路図であ
る。 2……デバッグ用NCデータ、5……外部出力機器、7…
…パラメータ、10……数値制御機械、20……数値制御装
置、30……数値制御装置本体、36……キーボード、38…
…CRT表示装置、40……シーケンサ、50……インタフェ
ース、60……シーケンサ本体、70……読込装置、S21…
…判別手段としてのステップ、S22……変換手段として
のステップ、S55……出力手段としてのステップ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】数値制御装置本体との間でデータのやりと
    りを行うシーケンサを内蔵し、NCデータに基づいて数値
    制御機械を制御するようにした数値制御装置において、
    前記数値制御機械を制御する制御命令と前記シーケンサ
    にトリガを発生させるためのトリガ命令とで構成される
    デバック用NCデータを記憶するNCデータ記憶手段と、前
    記デバック用NCデータを順次読み込み、読み込まれたデ
    バック用NCデータが前記トリガ命令であるか前記制御命
    令であるかを判別する判別手段と、この判別手段にてト
    リガ命令であると判別された場合には、前記トリガ命令
    を前記シーケンサの回路上のトリガポイントを設定する
    トリガ用データに変換する変換手段と、この判別手段に
    て制御命令であると判別された場合には、記制御データ
    に基づいて前記数値制御機械を制御する制御手段と、前
    記変換手段にて変換されたトリガ用データから前記シー
    ケンサにトリガポイントを設定する設定手段と、前記シ
    ーケンサに設定されたトリガポイントでトリガが発生し
    た時、トリガ発生時の各種情報を外部出力機器に出力す
    る出力手段とを備えることを特徴とする数値制御装置。
JP1989032742U 1989-03-23 1989-03-23 数値制御装置 Expired - Fee Related JPH0737123Y2 (ja)

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