JPH0737085U

JPH0737085U - 物干し器

Info

Publication number: JPH0737085U
Application number: JP7562193U
Authority: JP
Inventors: 治男小倉
Original assignee: 治男小倉
Priority date: 1993-12-17
Filing date: 1993-12-17
Publication date: 1995-07-11

Abstract

(57)【要約】【目的】角足と凸字形上部穴の装着により、本体枠が
バランス良く吊られ、せんたく挾みと、ハンガーホルダ
ーを本体枠に装着し、せんたく挾みに衣類を挾み、ハン
ガーホルダーにハンガーを掛けて、衣類を吊るし、干し
器全体がプラスチック材で、錆びることがない干し器具
を提供する。【構成】コの字形柄（３２）の中央上部に、柄穴（３
３）を設け、下部の両側に角足（３４）を設け、前記の
柄穴（３３）に竿掛フック（２４）を装着し、本体枠
（１７）部に、複数のフック掛溝（１８）と、中央の両
側に、凸字形突起部（１９）と、枠の内部に、横ボス
（２３）を両側に設け、複数個の穴を有するハンガーホ
ルダー（３５）を設け、横ボス（２３）部に、ハンガー
ホルダー（３５）を装着し、コの字形柄（３２）部の、
角足（３４）を凸字形穴（２０）に装着して、本体枠
（１７）を吊るし、せんたく挾み本体（１）部のフック
（１２）を、フック掛溝（１８）に装着することを特徴
とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、本体枠に、せんたく挾みと、ハンガーホルダーをつけた、物干し器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、フックを有する柄と、枠をクサリでつけて、枠を吊るし、その枠に、クサリをつけたせんたく挾みを吊るし、せんたく挾みに衣類を挾む、物干し器があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。（イ）枠をつないだクサリが、衣類又は、互いにからみ合ったり、手にあたり邪魔なことがあった。（ロ）枠を吊るしたクサリと、その枠に、せんたく挾みを吊るしたクサリが、からみ、はずすことで手間取り不便であった。本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

コの字形柄（３２）の中央上部に、柄穴（３３）を設け、下部の両側に、角足（３４）を設け、前記の柄穴（３３）に、竿掛フック（２４）を装着し、本体枠（１７）部に、複数のフック掛溝（１８）と、中央の両側に、凸字形突起部（１９）と、枠の内部に、横ボス（２３）を両側に設け、複数個の穴を有する、ハンガーホルダー（３５）を設け、横ボス（２３）部に、ハンガーホルダー（３５）を装着して吊るし、コの字形柄（３２）部の、角足（３４）を、凸字形穴（２０）に装着して、本体枠（１７）を吊るし、せんたく挾み本体（１）部のフック（１２）をフック掛溝（１８）に装着する。本考案は、以上のような構成よりなる物干し器である。

【０００５】

【作用】

竿掛フック（２４）を、竿、ロープ等に掛けて、干し器を吊るし、本体枠（１７）に装着した、せんたく挾みに衣類等を挾み、ハンガーホルダー（３５）の穴に、ハンガー部のフック（４０）を通して、衣類等を掛けて吊るす。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。（イ）竿掛フック（２４）の内部に、ロープ穴（２６）と回転止め突起部（２５）と、下部の軸（２７）部に、回転軸（２９）と、その上部に、丸リブストッパー（２８）と、半球状ストッパー（３０）と、その中央部に、立て溝（３１）を設ける。（ロ）コの字形柄（３２）の中央上部に、柄穴（３３）と、下部に角足（３４）を両側に設け、角足（３４）の上部と、下部の端を丸く形成すると、凸字形下部穴（２２）内で、回転が容易になり、かつ凸字形上部穴（２１）にのぞき易くなる。（ハ）柄穴（３３）に、竿掛フック（２４）部の、半球状ストッパー（３０）を押圧し、丸リブストッパー（２８）と半球状ストッパー（３０）の間の、回転軸（２９）に装着する。（ニ）本体枠（１７）の中央部に、凸字形穴（２０）を有する凸字形突起部（１９）と、枠の内部に横ボス（２３）を両側に設け、枠部に、複数のフック掛溝（１８）を設ける。（ホ）ハンガーホルダー（３５）の両側に、横穴（３６）と、複数個の、ハンガー掛穴（３７）と、せんたく挾み止（３８）を設ける。（ヘ）本体枠（１７）部の凸字形下部穴（２２）に、角足（３４）を装着する。（ト）本体枠（１７）部の横ボス（２３）に、ハンガーホルダー（３５）の横穴（３６）を装着して吊るす。（チ）本体枠（１７）部のフック掛溝（１８）に、せんたく挾み本体（１）部のフック（１２）を装着して吊るす。本案は、以上のような構造で、これを使用するときは、コの字形柄（３２）部を、立てると、凸字形下部（２２）内の角足（３４）が回転し、凸字形上部穴（２１）に、角足（３４）部がのぞき、竿掛フック（２４）部を手でにぎり、もち上げると、コの字形柄（３２）と、本体枠（１７）が、引き合った状態となり、滑るように、凸字形上部穴（２１）に、角足（３４）が装着し、角足（３４）と、凸字形上部穴（２１）が、固定された状態となり、クサリ等で、本体枠（１７）を吊るすことを必要とせず、本体枠（１７）がバランス良く吊られる。竿掛フック（２４）を、竿に掛けると、回転止め突起部（２５）に、竿の面がまたがった状態で竿の面にあたり、弾力性の有るプラスチック材で、ややひなり、竿面を挾んだ状態で、滑り止めとなるロープに吊るすときは、竿掛フック（２４）部のロープ穴（２６）に吊るすとゆれが少ない。本体枠（１７）部の、フック掛溝（１８）に、せんたく挾み本体（１）部のフック（１２）を両手で開くと、容易にフック掛溝（１８）に装着でき、しかもフック（１２）部が棒状なのでからみ合うことがない。又せんたく挾みに衣類等を挾むときは、竿掛フック（２４）部に装着された、コの字形柄（３２）部の柄穴（３３）と、竿掛フック（２４）部の回転軸（２９）により、本体枠（１７）が、回転可能となり、必要に応じて、回転させ、せんたく挾みに挾んで吊るす。又、ハンガーホルダー（３５）のハンガー掛穴（３７）に、ハンガー（３９）部の、ハンガーフック（４０）を通し、衣類を掛けて吊るし、挾み止め（３８）に、せんたく挾みを止めておき、ハンガーに掛けた衣類を挾んで止める。本体枠（１７）に装着したせんたく挾み本体（１）部のフック（１２）を両手で開くと、はずすことが容易で、竿、ロープ等にフック（１２）を掛けて、せんたく挟みに衣類等を挾んで吊るすことができる。又、針金等の金属等も干し器に、取り付けることもできるが、干し器全体をプラスチック材に組合わせることにより、錆びることがなく、手、指等を針金で傷つけることがない。

【０００７】

【考案の効果】

本体枠（１７）部の凸字形上部穴（２１）に、コの字形柄（３２）部の角足（３４）を装着することで、固定された状態となり、本体枠（１７）がバランス良く吊られ、枠をクサリ等で吊るす必要がなく、せんたく挾みとハンガーで、必要に応じて、衣類を吊るすことができ、きわめて便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の本体枠の斜視図である。

【図２】本考案のコの字形柄の斜視図である。

【図３】本考案のハンガーホルダーの斜視図である。

【図４】本考案の竿掛フックの平面図である。

【図５】本考案のハンガーの平面図である。

【図６】本考案の分解斜視図である。

【符号の説明】

１せんたく挾み１２フック１７本体枠１８フック掛溝１９凸字形突起部２０凸字形穴２１凸字形上部穴２２凸字形下部穴２３横ボス２４竿掛フック２５回転止め突起部２６ロープ穴２７軸２８丸リブストッパー２９回転軸３０半球状ストッパー３１立て溝３２コの字形柄３３柄穴３４角足３５ハンガーホルダー３６横穴３７ハンガー掛穴３８挾み止め３９ハンガー４０ハンガーフック

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】コの字形柄（３２）の中央上部に、柄穴
（３３）を設け、下部の両側に角足（３４）を設け、前
記の柄穴（３３）に、竿掛フック（２４）を装着し、本
体枠（１７）部に、複数のフック掛溝（１８）と、中央
の両側に、凸字形突起部（１９）と、枠の内部に、横ボ
ス（２３）を両側に設け、複数個の穴を有する、ハンガ
ーホルダー（３５）を設け、横ボス（２３）部に、ハン
ガーホルダー（３５）を装着し、コの字形柄（３２）部
の、角足（３４）を、凸字形穴（２０）に装着して、本
体枠（１７）を吊るし、せんたく挾み本体（１）部のフ
ック（１２）を、フック掛溝（１８）に装着した物干し
器。