JPH0737031U - 洗浄機の筐体構造 - Google Patents
洗浄機の筐体構造Info
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- JPH0737031U JPH0737031U JP7355993U JP7355993U JPH0737031U JP H0737031 U JPH0737031 U JP H0737031U JP 7355993 U JP7355993 U JP 7355993U JP 7355993 U JP7355993 U JP 7355993U JP H0737031 U JPH0737031 U JP H0737031U
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- Japan
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- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 汚れが溜まることを防止して清潔に保ち、掃
除を容易にできるようにする。 【構成】 洗浄箱2の下端縁部に形成された水平な連結
板21が、液受け容器3の上端縁部に形成された水平な
連結板23上に載せられてボルト27により固定されて
いる。洗浄箱2の各辺の連結板21の内縁側には取付板
30が立設されている。各取付板30には、内下がりに
傾斜した傾斜板31の取付部32がビス35で固定され
ている。それにより、洗浄室5の下端側に下方に行くほ
ど狭まった内壁が構成される。洗浄後の汚物が傾斜板3
1上に付着してもその傾斜に従って速やかに流れ落ちて
溜まることがない。
除を容易にできるようにする。 【構成】 洗浄箱2の下端縁部に形成された水平な連結
板21が、液受け容器3の上端縁部に形成された水平な
連結板23上に載せられてボルト27により固定されて
いる。洗浄箱2の各辺の連結板21の内縁側には取付板
30が立設されている。各取付板30には、内下がりに
傾斜した傾斜板31の取付部32がビス35で固定され
ている。それにより、洗浄室5の下端側に下方に行くほ
ど狭まった内壁が構成される。洗浄後の汚物が傾斜板3
1上に付着してもその傾斜に従って速やかに流れ落ちて
溜まることがない。
Description
【0001】
本考案は洗浄室の下方に液受け容器が設けられている洗浄機の筐体構造に関す る。
【0002】
一般に、例えば食器用等の洗浄機は、洗浄室の下方に液受け部が位置した構成 で、洗浄室内に設けた洗浄ノズルから洗浄液を噴出させると共にその洗浄液を液 受け部で受け溜め、これを再び洗浄ノズルから噴出させて洗浄液を循環させるよ うになっている。 この種の洗浄機において、例えば大形トレイ等の大形の被洗浄物を洗浄するた めの洗浄機にあっては、洗浄室が大形になるため、洗浄室と液受け部とを例えば 金属板の絞り加工等によって一体構造で形成することが困難になる。そこで、従 来、このような場合には、基台内に上面を開口した液受け容器を設けると共に、 その上方に洗浄室を構成する洗浄箱を液受け容器の開口部に連結する筐体構造が 採用されていた。そのものにおいて、洗浄箱と液受け容器との連結部の具体的構 造は図6に示すようであった。
【0003】 すなわち、洗浄室を構成する洗浄箱aの下端縁部は、内側に水平に折り曲げら れた連結板bの内縁に垂下板cが形成された断面形状であり、一方の液受け容器 dの上端縁部は、外側に水平に折り曲げられた連結板eの外縁に垂下板fが形成 された断面形状であって、その垂下板fと面一に外装板gが張られた構造となっ ている。そして、洗浄箱aの連結板bを液受け容器dの連結板eの上に載せ、洗 浄箱aの連結板bに形成した挿通孔hに通した六角ボルトiを液受け容器dの連 結板eに形成したねじ孔jに螺合して締め付けることにより連結されるようにな っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら従来構造では、連結部分に水平な受け部分が形成されることにな るので、そこに洗浄後の汚れxが溜まりやすい欠点があった。しかも、洗浄箱a と液受け容器dとは強固に固定しないと本体強度が保てないため、大形の六角ボ ルトiを使用する必要があり、そのために掃除もしにくいという欠点があった。 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、従ってその目的は、洗浄箱と液受 け容器の連結部に汚れが溜まることを防止できる洗浄機を提供するところにある 。
【0005】
本考案の洗浄機は、基台内に上面を開口した液受け容器を設けると共に、基台 の上方に洗浄室を構成する洗浄箱を液受け容器の開口部に連結してなり、洗浄室 内に洗浄液を噴出させるノズルを設けた洗浄機の筐体構造であって、洗浄箱の下 端縁部と液受け容器の上端縁部との連結部を、その全周が洗浄室の内壁が下方に 行くほど狭まるように傾斜させたところに特徴を有する。
【0006】
本考案の洗浄機によれば、洗浄箱の下端縁部と液受け容器の上端縁部との連結 部がその全周にわたり洗浄室の内壁が下方に行くほど狭まるように傾斜されてい るから、洗浄後の汚れ等が連結部に付着したとしても、その汚れは連結部の傾斜 に従って液受け容器内に速やかに流れ落ち、溜まることがない。
【0007】
すなわち、本考案によれば、洗浄箱と液受け容器の連結部に汚れが溜まること を防止できて、清潔に保つことができる。また、掃除をする場合にも、清掃液等 を流しやすくて、短時間で能率良く清掃することができるという効果がある。
【0008】
以下、本考案の一実施例を図1〜図4を参照して説明する。 本実施例の洗浄機は、図1及び図2に示されるように、基台1とその上方に設 けられた洗浄箱2とからなっている。 基台1は、内部にポンプ17等が収容される脚4付きの箱形をなし、その上部 側に上面を開口した液受け容器3が形成されている。洗浄箱2は下面と前面の一 部とが開口されており、その洗浄箱2の下端縁部と液受け容器3の上端縁部とが 連結されて、洗浄箱2内部に洗浄室5が構成される。 洗浄箱2の前面の開口部には、手前側へ回動して開閉し得る下扉6と、開口部 の左右の側縁に沿って昇降して開閉し得る上扉7とが設けられている。両扉6、 7は図示しないリンク機構を介して互いに連結されており、下扉6に設けられた 取手8を持って手前に開くとそれに連動して上扉7が上昇することにより全開し 、下扉6を閉じると上扉7が下降して全閉するようになっている。その扉6、7 の開閉を伴って、トレイ等の被洗浄物Aがラック10に載せられて洗浄室5内に 出し入れされる。
【0009】 洗浄室5の天井と液受け容器3の底面には、それぞれ洗浄ノズル11とすすぎ ノズル12とが噴出の反力を利用した回転自由に配設されており、洗浄室5内に 被洗浄物Aが収容されると、まず、上下の洗浄ノズル11から加熱された洗浄液 が洗浄室5内に噴出されて被洗浄物Aに付着した汚れが洗い流され、続いて、上 下のすすぎノズル12から加熱された清水が噴出されて付着した洗浄液が洗い流 されて洗浄が行われ、汚れや洗浄液等は液受け容器3に受けられる。 液受け容器3内に落ちた洗浄液は、その一側の底面側に設けられた洗浄タンク 14内にタンクフィルタ15を通して溜められ、さらにポンプフィルタ16を介 してポンプ17で汲み上げられて、洗浄配管18から洗浄ノズル11に供給され て洗浄液として循環利用される。 なお、洗浄室5の天井には、洗浄室5内が過度の圧力となることを防止するた めに、蒸気抜き19が設けられている。
【0010】 本考案は、上記した洗浄箱2の下端縁部と液受け容器3の上端縁部の連結部分 の構造に特徴を有しており、続いてその構造を図3及び図4によって説明する。 洗浄箱2の下端縁部は、内側に水平に折り曲げられた連結板21の内縁に垂下 板22が形成された断面形状となっている。液受け容器3の上端縁部は、外側に 水平に折り曲げられた連結板23の外縁に垂下板24が形成された断面形状であ って、その垂下板24と面一に外装板25が張られた構造である。その洗浄箱2 の連結板21が液受け容器3の連結板23の上に載せられ、洗浄箱2の連結板2 1に形成した挿通孔26に通した六角ボルト27を液受け容器3の連結板23に 形成したねじ孔28に螺合して締め付けることにより連結されている。
【0011】 それに加え、洗浄箱2の各辺の連結板21の内縁側には、それぞれ断面L字形 の取付板30が立設されている。そして、これら各取付板30に取り付けられる 傾斜板31が設けられており、この傾斜板31は、本体部分が内下がりに傾斜し ており、下縁には上記の取付板30に当てられる取付部32が、上縁には洗浄箱 2の内壁に当てられる当て部33がそれぞれ下向きに形成された断面形状となっ ていると共に、隣り合う傾斜板31同士が直角に突き合わされるように、長さ方 向の両端が45°で斜めに切断されている。 傾斜板31の取付部32の両端部には丸頭のビス35の挿通孔36が形成され ていると共に、取付板30の対応位置にはそのビス35が螺合するねじ孔37が 形成されている。そして、各傾斜板31の取付部32が対応する取付板30に当 てられて、取付部32の挿通孔36に通したビス35を取付板30のねじ孔37 に螺合して締め付けることにより固定され、当て部33が洗浄箱2の内壁に押し 付けられると共に、隣り合う傾斜板31同士の端部が整合して突き合わされ、そ れにより洗浄室5の下端側に下方に向かうほど狭まるように傾斜した内壁が全周 にわたって構成されている。
【0012】 本実施例はこのような構造であり、洗浄後の汚れが傾斜板31上に付着した場 合でもその傾斜に従って液受け容器3内に速やかに流れ落ち、内壁に溜まること がない。そのため頻繁に掃除をしなくても常に清潔に保つことができる。また、 掃除をする場合にも、傾斜板31上には従来の大形のボルトのような突起物がな いので、簡単に行うことができる。 また、傾斜板31によって大形の六角ボルト27が隠され、一方、傾斜板31 自体に加わる負荷は小さいためにその取付け用には上記のように小さな丸頭のビ ス35を使用すれば足りるから、見栄えが良くなり、また、掃除の邪魔にもなら ない。
【0013】 図5は本考案の他の実施例を示す。本実施例では、洗浄箱2の下端縁部の連結 板21aが内下がりに傾斜して形成されていると共に、液受け容器3の上端縁部 の連結板23aが、それに対応しては外上りに傾斜して形成されている。そして 、洗浄箱2の連結板21aが液受け容器3の連結板23aの上に載せられ、洗浄 箱2の垂下板22aと液受け容器3の側板とがボルト39及びナット40により 締結されて連結されている。 本実施例においても、前記実施例と同様に、洗浄後の汚れが連結板21a上に 付着した場合でもその傾斜に従って液受け容器3内に速やかに流れ落ち、溜まる ことがなく、また、連結板21a上には突起物がないので簡単に掃除できる。
【0014】 また、前記実施例に比べて構成部材が少なくて済むので、安価に製造し得る利 点がある。 なお、本考案は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、食器 用以外の他の洗浄機にも同様に適用できる等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変 更して実施することができる。
【図1】 本考案の一実施例に係る洗浄機の外観斜視図
である。
である。
【図2】 内部構造を示す一部切欠斜視図である。
【図3】 本実施例の洗浄箱と液受け容器の連結部分の
断面図である。
断面図である。
【図4】 傾斜板の斜視図である。
【図5】 本考案の他の実施例の洗浄箱と液受け容器の
連結部分の断面図である。
連結部分の断面図である。
【図6】 従来例の断面図である。
1…基台 2…洗浄箱 3…液受け容器 5…洗浄室
11…洗浄ノズル 12…すすぎノズル 21、23…
連結板 31…傾斜板 21a、23a…連結板
11…洗浄ノズル 12…すすぎノズル 21、23…
連結板 31…傾斜板 21a、23a…連結板
Claims (1)
- 【請求項1】 基台内に上面を開口した液受け容器を設
けると共に、前記基台の上方に洗浄室を構成する洗浄箱
を前記液受け容器の開口部に連結してなり、前記洗浄室
内に洗浄液を噴出させるノズルを設けた洗浄機の筐体構
造であって、前記洗浄箱の下端縁部と前記液受け容器の
上端縁部との連結部は、その全周が前記洗浄室の内壁が
下方に行くほど狭まるように傾斜していることを特徴と
する洗浄機の筐体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993073559U JP2604766Y2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 洗浄機の筐体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993073559U JP2604766Y2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 洗浄機の筐体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0737031U true JPH0737031U (ja) | 1995-07-11 |
JP2604766Y2 JP2604766Y2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=13521740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993073559U Expired - Fee Related JP2604766Y2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 洗浄機の筐体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604766Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020031793A (ja) * | 2018-08-28 | 2020-03-05 | リンナイ株式会社 | 食器洗浄機の外装ケース |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP1993073559U patent/JP2604766Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020031793A (ja) * | 2018-08-28 | 2020-03-05 | リンナイ株式会社 | 食器洗浄機の外装ケース |
Also Published As
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JP2604766Y2 (ja) | 2000-06-05 |
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